- 格安SIM
- 更新日:2023年09月25日
iPhoneをお得に使えるおすすめ格安SIMを比較!乗り換え手順や注意点も
※当記事はPRを含みます。詳しくはこちら。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
「iPhoneとセットで使うのにおすすめの格安SIMが知りたい」「格安SIMで購入できるiPhoneが知りたい」
iPhoneを格安SIMを使いたいと考えている方の中には、このような疑問を持っている方も多いでしょう。
この記事では、iPhoneを使うのにおすすめの格安SIMを5社紹介します。
月額料金や通信速度・取り扱いiPhoneを詳しく解説するので、ぜひ最後までチェックしてください。
この記事でわかること
目次
iPhoneを格安SIMで使うメリット
格安SIMでiPhoneを使うメリットは5つあります。
- 月額料金が安く抑えられる
- iPhoneを安く購入できる
- 端末とのセット契約でお得なキャンペーンがある
- データ通信専用のSIMカードやeSIMを使える
- 乗り換えでお得なキャンペーンが豊富
格安SIMを使うと、月額料金が安い・iPhoneが安く購入できるといったメリットがあります。それぞれのメリットについて詳しく解説します。
1.月額料金が安く抑えられる
iPhoneで格安SIMを使うと、月額料金が安く抑えられます。以下の表は、大手キャリアと代表的な格安SIMの利用料を比較しています。
キャリア名 | 月額料金(税込) |
---|---|
ドコモ | eximo(~3GB):5,665円 eximo(3GB~無制限):7,315円 |
au | ミニプラン(~3GB):4,378円 使い放題MAX 5G/4G(無制限):7,238円 |
ソフトバンク | ミニフィットプラン(~3GB):5,478円 メリハリ無制限(無制限):7,238円 |
ahamo | 20GB:2,970円 100GB:4,950円 |
楽天モバイル | ~3GB:1,078円 無制限:3,278円 |
UQモバイル | ミニミニプラン(4GB):2,365円/月 トクトクプラン(~15GB):3,465円 |
IIJmio | 5GB:990円/月 20GB:2,000円 |
iPhoneを大手キャリアで使う場合、3GB程度でも5,000円ほど、それ以上だと7,000円以上の月額料金がかかります。
今使っているiPhoneをそのままで格安SIMに乗り換えると、月額料金が半額以下に抑えられる可能性があります。
大手キャリアでiPhoneを使っていて月額料金が高いと感じている方は、格安SIMへの乗り換えがおすすめです。
以下の記事では、キャリア・格安SIM各社の料金を詳しく解説しています。スマホの利用料を見直したい方はぜひ参考にしてください。
2.iPhoneを安く購入できる
大手キャリアでiPhoneを購入すると端末代金が高くなります。iPhoneを安く購入するなら、格安SIMでセット購入するのがおすすめです。
執筆時点で格安SIMでも取り扱いの多いiPhone SE(第3世代)の価格を比較しました。
iPhone SE(第3世代)64GB | |
---|---|
au | 70,935円 |
ドコモ | 73,370円 |
ソフトバンク | 73,440円 |
楽天モバイル | 62,800円 |
UQモバイル | 48,935円 |
ワイモバイル | 51,840円 |
mineo | – |
BIGLOBEモバイル | 66,528円 |
Apple Store | 62,800円 |
また、Apple Storeでは最新のSIMフリーiPhoneが大手キャリアよりも、2万円前後安く購入可能です。
SIMフリーのiPhoneを購入すれば、自分が好きな通信事業者を選べます。料金やデータ容量など、自分に合ったプランが選べるのでおすすめです。
ほかにも中古品でも問題ない方は中古スマホ販売店で購入すると、型落ち品などが安く手に入ります。
- キャリア
- 格安SIM
- Apple Store
- 家電量販店
- 中古スマホ販売店
3.端末とのセット契約でお得なキャンペーンがある
格安SIMではiPhoneと回線をセットで契約した方向けに、端末割引や端末代の一部をポイントで還元といったキャンペーンを行っています。
例えば楽天モバイルでは「iPhoneトク得乗り換えキャンペーン」を実施していて、iPhoneを購入すると最大19,000円相当のポイントが還元されます。
キャンペーンは随時更新されているので、最新キャンペーンをチェックしてみてください。
以下の記事では、格安SIMの端末セットキャンペーンについて詳しく解説しています。格安SIMで端末をお得に手に入れたい方はぜひご覧ください。
4.データ通信専用のSIMカードやeSIMを使える
格安SIMには、データ通信専用のSIMカードを提供しているサービスも多くあります。
データ通信専用のSIMカードは音声SIMより安く利用できるため、タブレットやセカンドスマホなど通話が不要な場合によりお得です。
一方で、ほとんどのキャリアではデータ通信専用SIMを提供していません。
デュアルSIMのサブ回線としてもおすすめできるので、データ通信専用SIMを使いたい方は格安SIMを検討してみましょう。
また、eSIMへの対応も進み、多くの格安SIMでもeSIMが利用できます。eSIMを利用したい方にとっても有力な選択肢となっています。
以下の記事では、データ通信専用のおすすめ格安SIMについてまとめています。データ通信SIMを検討する際はぜひ参考にしてください。
5.乗り換えでお得なキャンペーンが豊富
格安SIMでは、他者からの乗り換えで契約する方を対象に、ポイント還元や割引が受けられるお得なキャンペーンが多く開催されています。
例えばUQモバイルでは、のりかえ(MNP)でSIMのみ契約&増量オプションⅡに加入すると、最大10,000円相当のポイント還元が受けられます。
各社ともキャンペーンは随時更新されていて、お得なキャンペーンが続々登場します。最新のキャンペーン情報をチェックしましょう。
以下の記事では、格安SIMのキャンペーン情報をまとめています。格安SIMを検討している方はぜひご覧ください。
iPhoneを格安SIMで使うデメリット・注意点
iPhoneと格安SIMをセットで使うとたくさんメリットがありますが、デメリットもあります。
- 対応機種以外だと正常に動作しない場合がある
- 5Gに対応していない格安SIMがある
- APN設定を自分で行う必要がある
- 基本的に最新iPhoneの取り扱いがない
- SIMロック解除が必要な場合がある
格安SIMでiPhoneを利用する場合、対象機種以外は正常に動作しない・5Gに対応していないといったデメリットがあります。それぞれのデメリットについて詳しく解説します。
1.対応機種以外だと正常に動作しない場合がある
iPhoneと格安SIMをセットで使う場合、対応機種以外は正常に動作しない可能性があります。特に古いiPhoneの場合は、動作保証されていない可能性が高いので注意が必要です。
例えば楽天モバイルでは、自社で販売しているiPhone以外は動作保証していません。
格安SIMでiPhoneが問題なく使えるのか知りたい方は、格安SIMの公式サイト内で動作保証端末が確認できるのでチェックしてください。
2.5Gに対応していない格安SIMがある
5Gに対応しているiPhoneを持っていても、格安SIM自体が5G未対応であれば5G回線は使えません。
- iPhone 15シリーズ
- iPhone 14シリーズ
- iPhone 13シリーズ
- iPhone 12シリーズ
- iPhone SE(第3世代)
格安SIMの5G対応可否を一部下記にまとめたので、選ぶ際の参考にしてみてください。
LIBMO・QTモバイルなどの一部格安SIMでは、まだiPhoneの5G通信に対応していません。
ただし、5G対応の格安SIMは増えてきているので、今未対応でも今後対応する可能性はあります。
5Gの高速通信を利用したいのであれば、必ず5G対応可否を確認しましょう。また、5Gの利用にオプション料金がかかる場合もあるので、合わせて確認してください。
以下の記事では、5Gが使えるおすすめの格安SIMについて詳しく紹介しています。こちらも参考にしてください。
3.APN設定を自分で行う必要がある
APN設定とは簡単に言うとスマホでインターネットが使えるようにする設定のことで、大手キャリアでは自動的に設定されます。
しかし、格安SIMでは自分でAPN設定をしなければいけません。APN設定と聞くと難しい操作が必要だと思う方も多いと思いますが、手順通りに行えばスムーズに設定できます。
APN設定の手順は各格安SIMの公式サイト内で紹介されているので、気になる方はチェックしてみてください。
4.基本的に最新iPhoneの取り扱いがない
格安SIMでは、最新iPhoneを取り扱っていないことが多いです。そもそも格安SIMの多くは端末の販売を行っていません。
一部の格安SIMでは端末販売をしていますが、型落ちiPhoneを取り扱っていることがほとんどです。
最新iPhoneと回線をセットで契約したい方は、取り扱い情報をチェックする必要があります。
利用料を抑えつつ最新iPhoneがほしい方は、楽天モバイルをチェックしてみてください。楽天モバイルでは最新のiPhone 15シリーズも購入可能です。
以下の記事では、楽天モバイルでのiPhone 15の予約方法などをまとめています。最新機種が気になる方はこちらもチェックしてください。
5.SIMロック解除が必要な場合がある
2021年10月1日以前に発売された端末は、SIMロックがかかっている場合があります。
格安SIM、キャリアともに、他社のSIMロックのかかったスマホは使えません。利用したい端末に他社のSIMロックがかかっている場合、ロックを解除する必要があります。
SIMロック解除の手続きは、端末を購入したキャリアで行います。オンラインや電話での手続きが可能なので確認しましょう。
以下の記事では、SIMロックの状況を確認する方法を紹介しています。キャリアごとのSIMロック解除方法も紹介しているので参考にしてください。
iPhoneにおすすめの格安SIMを徹底比較
ここではiPhoneにおすすめの格安SIMを、さまざまな角度から徹底比較していきます。まずは主だった項目を表にまとめました。
表内の「キャンペーン」は、格安SIMへの加入、加入時の端末購入で利用できるキャンペーンをピックアップしています。
「実質金額」は、初期費用やキャンペーンを反映し、2年間利用した場合の月額料金です。
反映しているキャンペーンはSIMのみの契約で利用できるものです。新規・乗り換えなどの条件は異なるため、詳細は公式サイトのキャンペーン情報を確認してください。
格安SIM名 | 楽天モバイル | UQモバイル | ワイモバイル | ahamo | mineo | IIJmio | LIBMO | BIGLOBEモバイル | 日本通信SIM |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月額料金(税込) | 1,078円~3,278円 | 990円~3,278円 | 990円~2,970円 | 2,970円 | 1,298円~2,178円 | 850円~2,000円 | 980円~2,728円 | 1,078円~1,870円 | 290円~2,728円 |
データ容量 | 無制限 | ミニミニプラン:4GB トクトクプラン:1GB〜15GB コミコミプラン:20GB |
3GB 15GB 25GB |
20GB | 1GB 5GB 10GB 20GB |
2GB 5GB 10GB 15GB 20GB |
3GB 8GB 20GB 30GB |
1GB 3GB 6GB |
1GB 3GB(かけ放題含む) 10GB 20GB |
初期費用 | 0円 | 3,850円 | 3,850円 | 0円 | 3,300円 (SIMカード発行料 440円/枚) |
3,300円 (SIMカード発行手数料 433.4/枚~) |
3,300円 (SIMカード発行手数料 433/枚~) |
3,300円 (SIMカード発行手数料 433/枚~) |
3,300円 |
5G対応可否 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ |
平均通信速度 | 受信:79.79Mbps 送信:28.82Mbps |
受信:84.96Mbps 送信:13.48Mbps |
受信:83.47Mbps 送信:15.05Mbps |
受信:71.6Mbps 送信:9.62Mbps |
受信:41.02Mbps 送信:10.21Mbps |
受信:40.42Mbps 送信:8.91Mbps |
受信:36.55Mbps 送信:8.87Mbps |
受信:19.51Mbps 送信:8.24Mbps |
受信:44.25Mbps 送信:9.13Mbps |
iPhone取り扱い機種 | ・iPhone 15シリーズ ・iPhone 14シリーズ ・iPhone 13、13mini ・iPhone SE(第3世代) |
・iPhone SE(第3世代) ・iPhone 12、12mini ・iPhone 11 |
・iPhone SE(第3世代) ・iPhone 12、12mini ・iPhone 11 ・iPhone SE(第2世代) |
・iPhone 15シリーズ ・iPhone SE(第3世代) |
・iPhone 13 ・iPhone SE(第3世代) ・iPhone 12mini |
中古iPhone(iPhone SE(第3世代)など在庫による) | ・iPhone SE(第3世代) | ・iPhone SE(第3世代) | - |
キャンペーン | ・iPhoneトク得乗り換えキャンペーン(最大19,000円相当ポイント還元) ・iPhone新規購入&下取りで最大10,000ポイント還元キャンペーン ・だれでも3,000ポイントプレゼント |
・au PAY残高還元+SIMのりかえキャンペーン(最大20,000円相当のau PAY還元) ・UQ mobile オンラインショップ限定 スペシャルセール(最大5,500円割引) |
・オンラインストアでSIMカード/eSIMご契約でPayPayポイントプレゼント(最大15,000円相当) | - | - | ・サマーキャンペーン 初期費用割引&MNP回線(SIMのみ)契約でギフト券 ・サマーキャンペーン スマホ大特価セール ・サマーキャンペーン データeSIM初期費用割引 |
・生活応援キャンペーン第2弾(最大10,560円相当ポイント還元) ・2.2万円還元プログラム(対象のスマホが割引) |
- | - |
実質月額料金 | 953円~ | 317円~ | 525円~ | 2,970円 | 1,453円~ | 895円~ | 695円~ | 1,233円~ | 427円~ |
速度出典:みんなのネット回線速度
2023年9月直近3か月に計測された通信速度の平均値を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。
iPhoneにおすすめの格安SIMを料金で比較
次におすすめの格安SIMを料金で比較します。表内の実質料金のまとめ方は、前述した通りです。
「最安値との比較」は、各社のもっとも安いプランの実質料金を比較しています。データ容量は同一ではないので、「もっとも安くスマホを使える」料金として参考にしてください。
格安SIM名 | 楽天モバイル | UQモバイル | ワイモバイル | ahamo | mineo | IIJmio | LIBMO | BIGLOBEモバイル | 日本通信SIM |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
月額料金(税込) | 1,078円~3,278円 | 990円~3,278円 | 990円~2,970円 | 2,970円 | 1,298円~2,178円 | 850円~2,000円 | 980円~2,728円 | 1,078円~1,870円 | 290円~2,728円 |
データ容量 | 無制限 | ミニミニプラン:4GB トクトクプラン:1GB〜15GB コミコミプラン:20GB |
3GB 15GB 25GB |
20GB | 1GB 5GB 10GB 20GB |
2GB 5GB 10GB 15GB 20GB |
3GB 8GB 20GB 30GB |
1GB 3GB 6GB |
1GB 3GB(かけ放題含む) 10GB 20GB |
初期費用 | 0円 | 3,850円 | 3,850円 | 0円 | 3,300円 (SIMカード発行料 440円/枚) |
3,300円 (SIMカード発行手数料 433.4/枚~) |
3,300円 (SIMカード発行手数料 433/枚~) |
3,300円 (SIMカード発行手数料 433/枚~) |
3,300円 |
キャンペーン | ・iPhoneトク得乗り換えキャンペーン(最大19,000円相当ポイント還元) ・iPhone新規購入&下取りで最大10,000ポイント還元キャンペーン ・だれでも3,000ポイントプレゼント |
・au PAY残高還元+SIMのりかえキャンペーン(最大20,000円相当のau PAY還元) ・UQ mobile オンラインショップ限定 スペシャルセール(最大5,500円割引) |
・オンラインストアでSIMカード/eSIMご契約でPayPayポイントプレゼント(最大15,000円相当) | - | - | ・サマーキャンペーン 初期費用割引&MNP回線(SIMのみ)契約でギフト券 ・サマーキャンペーン スマホ大特価セール ・サマーキャンペーン データeSIM初期費用割引 |
・生活応援キャンペーン第2弾(最大10,560円相当ポイント還元) ・2.2万円還元プログラム(対象のスマホが割引) |
- | - |
実質月額料金 | 953円~ | 317円~ | 525円~ | 2,970円 | 1,453円~ | 895円~ | 695円~ | 1,233円~ | 427円~ |
最安値との差額 | +636円 | 0円 | +208円 | +2,653円 | +1,136円 | +578円 | +378円 | +916円 | +110円 |
実質月額料金がもっとも安いのは、最大20,000円のポイント還元キャンペーンがあるUQモバイルでした。なお、この金額は、トクトクプランで1GBまでの利用の場合です。
利用プランを選ぶ際は、利用したいデータ容量で実質料金がいくらになるかをチェックしてみましょう。
iPhoneにおすすめの格安SIMを速度で比較
スマホ利用の快適さを左右する通信速度について、「みんなのネット回線速度(みんそく)」の投稿をもとにまとめました。
下り速度がもっとも速いのはUQモバイル、上り速度がもっとも速いのは楽天モバイルでした。
格安SIM名 | 楽天モバイル | UQモバイル | ワイモバイル | ahamo | mineo | IIJmio | LIBMO | BIGLOBEモバイル | 日本通信SIM |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
5G対応可否 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | × | ◯ | ◯ |
平均ダウンロード速度 | 79.79Mbps | 84.96Mbps | 83.47Mbps | 71.6Mbps | 41.02Mbps | 40.42Mbps | 36.55Mbps | 19.51Mbps | 44.25Mbps |
平均アップロード速度 | 28.82Mbps | 13.48Mbps | 15.05Mbps | 9.62Mbps | 10.21Mbps | 8.91Mbps | 8.87Mbps | 8.24Mbps | 9.13Mbps |
平均Ping値 | 51.94ms | 50.92ms | 45.17ms | 48.74ms | 66.41ms | 66.52ms | 49.34ms | 51.55ms | 52.53ms |
速度制限時の通信速度 | 通信制限なし | 200kbps 〜1Mbps |
128kbps 〜1Mbps |
1Mbps | 200kbps | 300kbps | 128kbps | 200kbps | 200kbps |
引用:みんなのネット回線速度
※上記は、2023年9月直近3か月に計測された通信速度の平均値を計算したものです。通信速度は場所・時間帯・通信環境によって変動するため、あくまでも目安として考えてください。
iPhoneで使うのにおすすめの格安SIMランキング
iPhoneで利用するのにおすすめの格安SIM8社をランキング形式で紹介します。
- 1位:楽天モバイル
- 2位:UQモバイル
- 3位:ワイモバイル
- 4位:ahamo
- 5位:mineo
- 6位:IIJmio
- 7位:BIGLOBEモバイル
- 8位:日本通信SIM
各社の特徴などを見ていきましょう。
以下の記事では、おすすめの格安SIMについてまとめています。格安SIMの比較にこちらも参考にしてください。
1位:楽天モバイル
5G対応可否 | ○ |
---|---|
平均通信速度※ | 受信:79.79Mbps 送信:28.82Mbps |
取り扱いiPhone | ・iPhone 15シリーズ ・iPhone 14シリーズ ・iPhone 13、13mini ・iPhone SE(第3世代) |
楽天モバイルは無制限プランがある点が最大の特徴です。自社回線である楽天回線を利用しているので安定した高速通信ができ、5Gにも対応しています。
月額料金は、使用するデータ容量によって料金が変わる従量制プランを採用しています。20GB以上はどれだけ使っても月額3,278円(税込)なので、インターネットのヘビーユーザーにおすすめです。
格安SIMの中では珍しく、最新iPhoneの取り扱いがあります。
データ容量を気にせずインターネットを楽しみたい方は、楽天モバイルを検討してみてください。
Rakuten 最強プラン |
月額料金 (税込) |
---|---|
〜3GB | 1,078円 |
3〜20GB | 2,178円 |
20GB〜 | 3,278円 |
楽天モバイルのiPhone向けキャンペーン
楽天モバイルではiPhone購入者向けのキャンペーンを2つ開催しています。
- キャンペーン名:iPhoneトク得乗り換えキャンペーン
- 期間: 2023年9月12日~終了日未定
- 特典:楽天ポイント最大19,000ポイント還元
- 条件:
・楽天モバイル新規契約+対象製品購入
・iPhoneアップグレードプログラム加入
・対象iPhone下取り
- キャンペーン名:【ショップ限定】iPhone SE(第3世代)64GB 超おトクキャンペーン
- 期間:2022年10月21日〜終了日未定
- 特典:楽天ポイント最大34,691ポイント還元
- 条件:
楽天モバイル新規契約+対象製品購入
・iPhoneアップグレードプログラム加入
・「Rakuten Link」アプリを利用して10秒以上の通話
2位:UQモバイル
5G対応可否 | ○ |
---|---|
平均通信速度※ | 受信:84.96Mbps 送信:13.48Mbps |
取り扱いiPhone | ・iPhone SE(第3世代) ・iPhone 12、12mini ・iPhone 11 |
UQモバイルはauのサブブランドで、au回線を使っているので安定した高速通信ができる格安SIMです。
1GB~20GBまでデータ容量に合わせて料金が設定されているので、自分に合ったプランが選べます。
auの認定中古iPhoneを取り扱っているので、中古品でも問題ない方はiPhoneが格安で購入できる点もUQモバイルのメリットです。
原稿執筆時点では、以下の機種の取り扱いがあります。
- iPhone 12
- iPhone 12 Pro
- iPhone 11
低容量プランがあって、安定した高速通信を楽しみたい方は、UQモバイルがおすすめです。
プラン名 | ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン (10分かけ放題) |
---|---|---|---|
データ容量 | 4GB | 1~15GB | 20GB |
料金(税込) | 2,365円 | 3,465円 | 3,278円 |
割引適用後 料金 | 1,078円 | 2,178円 1GB以下:990円 |
3,278円 |
データくりこし | ◯ | ◯ | ◯ |
速度制限時 | 最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
以下の記事ではUQモバイルの評判やメリット・デメリットについてまとめています。UQモバイルについて詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。
3位:ワイモバイル
5G対応可否 | ○ |
---|---|
平均通信速度※ | 受信:83.47Mbps 送信:15.05Mbps |
取り扱いiPhone | ・iPhone SE(第3世代) ・iPhone 12、12mini ・iPhone 11 ・iPhone SE(第2世代) |
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドで、安心のソフトバンク回線が使える格安SIMです。格安SIMの中では珍しく、光回線とのセット割や家族割引サービスが使えます。
ソフトバンクの認定中古iPhoneが購入できるので、iPhoneを安く購入できます。
原稿執筆時点では以下の機種が販売されていて、例えばiPhone XRなら15,624円で購入できます。
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone XR
- iPhone XS
ワイモバイルは、家族でまとめて格安SIMへの乗り換えを検討している方におすすめの格安SIMです。
プラン名 | シンプル2S | シンプル2M | シンプル2L |
---|---|---|---|
データ通信容量 | 4GB | 20GB | 30GB |
月額料金(税込) | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
割引後 月額料金(税込)(※) |
1,078円 | 2,178円 (1GB以下の場合:1078円) |
3,278円 (1GB以下の場合:1078円) |
速度制限時の 通信速度 |
最大300Kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
※おうち割光セット・PayPayカード割適用時
以下の記事ではワイモバイルの評判などついてまとめています。ワイモバイルについて詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。
4位:ahamo
5G対応可否 | ○ |
---|---|
平均通信速度※ | 受信:71.6Mbps 送信:9.62Mbps |
取り扱いiPhone | ・iPhone 15シリーズ ・iPhone SE(第3世代) |
ahamoはドコモの料金プランの1つです。料金プランはシンプルでわかりやすく、ドコモ回線を手頃な価格で利用できます。
さらに大盛りオプションを利用すると、100GBが月額4,950円で利用できます。テザリングをしたいなど、大容量を使いたい人におすすめの格安SIMです。
取り扱い機種は多くありませんが、最新のiPhone 15シリーズを購入できるのも魅力です。
ahamo | |
---|---|
月額料金 | 2,970円(税込) |
データ容量 | 20GB/月 |
制限時速度 | 最大1Mbps |
5G通信 | 〇 |
テザリング | 無料 |
5分かけ放題 | 無料 |
24時間かけ放題 | 1,100円(税込) |
データ追加 | 550円(税込)/1GB |
最低利用期間 解約違約金 |
なし |
以下の記事ではahamoの評判などついてまとめています。ahamoについて詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。
5位:mineo
出典:mineo5G対応可否 | ○ |
---|---|
平均通信速度※ | 受信:41.02Mbps 送信:10.21Mbps |
取り扱いiPhone | ・iPhone 13 ・iPhone SE(第3世代) ・iPhone 12mini |
mineoは、au・ドコモ・ソフトバンクの回線が選べる点が特徴の格安SIMです。余ったデータ容量は翌月に繰越できて、家族や友人にシェアすることもできます。
mineoも5Gに対応しているので、追加料金不要で高速通信が利用できます。データ容量を無駄なく使いたい方は、mineoがおすすめです。
「マイピタ」月額料金
データ容量 (税込) |
デュアルタイプ (音声通話+データ通信) |
シングルタイプ (データ通信のみ) |
---|---|---|
1GB | 1,298円 | 880円 |
5GB | 1,518円 | 1,265円 |
10GB | 1,958円 | 1,705円 |
20GB | 2,178円 | 1,925円 |
「マイそく」月額料金
速度 (税込) |
デュアルタイプ (音声通話+データ通信) |
シングルタイプ (データ通信のみ) |
---|---|---|
プレミアム (最大3Mbps) |
2,200円 | |
スタンダード (最大1.5Mbps) |
990円 | |
ライト (最大300kbps) |
660円 | |
スーパーライト (最大32kbps) |
250円 | - |
以下の記事ではmineoの評判などついてまとめています。mineoについて詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。
6位:IIJmio
5G対応可否 | ○ |
---|---|
平均通信速度※ | 受信:40.42Mbps 送信:8.91Mbps |
取り扱いiPhone | 中古iPhone(iPhone SE(第3世代)など在庫による) |
IIJmioは2GBから20GBまで豊富な料金プランを提供する格安SIMです。小刻みにプランが設けられているので、自身の利用状況に合うプランが選べます。
最小プランの2GBは、音声SIMでも850円、eSIM(データ専用)であれば440円と手頃なのも嬉しいポイント。スマホの通信量を抑えたい方におすすめの格安SIMです。
新品のiPhoneの取り扱いはありませんが、未使用品や美品のiPhoneを多数扱っています。
取り扱い機種が多く、新品に比べて安いので、手頃な価格でiPhoneを使いたい人にもおすすめです。
(税込) | 音声SIM | SMS専用SIM | データSIM | eSIM (データ専用) |
---|---|---|---|---|
2GB | 850円 | 820円 | 740円 | 440円 |
5GB | 990円 | 970円 | 900円 | 660円 |
10GB | 1,500円 | 1,470円 | 1,400円 | 1,100円 |
15GB | 1,800円 | 1,780円 | 1,730円 | 1,430円 |
20GB | 2,000円 | 1,980円 | 1,950円 | 1,650円 |
以下の記事ではIIJmioの評判などついてまとめています。IIJmioについて詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。
7位:BIGLOBEモバイル
5G対応可否 | ○ |
---|---|
平均通信速度※ | 受信:19.51Mbps 送信:8.24Mbps |
取り扱いiPhone | ・iPhone SE(第3世代) |
BIGLOBEモバイルは、1~6GBの低容量プランを取り扱っている格安SIMです。
エンタメフリーオプションがあり、月額308円(税込)でYouTubeなどの対象コンテンツがデータ消費せずに使えます。
毎日YouTube動画を見てもデータ量が消費されないので、低容量プランでも十分インターネットが楽しめます。
BIGLOBEモバイルでは2022年3月から5Gに対応しているので、5Gエリアでは高速通信が可能です。
低容量プランを探している方や、YouTubeをよく見る方はBIGLOBEモバイルがおすすめです。
(税込) | 音声SIM | データSIM | |
---|---|---|---|
- | SMSあり | SMSなし | |
1GB | 1,078円 | - | - |
3GB | 1,320円 | 1,122円 | 990円 |
6GB | 1,870円 | 1,727円 | 1,595円 |
12GB | 3,740円 | 3,102円 | 2,970円 |
20GB | 5,720円 | 5,082円 | 4,950円 |
30GB | 8,195円 | 7,557円 | 7,425円 |
以下の記事ではBIGLOBEモバイルの評判などついてまとめています。BIGLOBEモバイルについて詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。
8位:日本通信SIM
5G対応可否 | ○ |
---|---|
平均通信速度※ | 受信:44.25Mbps 送信:9.13Mbps |
取り扱いiPhone | - |
日本通信SIMは、月額利用料の多くに無料通話が含まれているのが特徴の格安SIMです。
iPhoneをはじめ端末の販売をしていませんが、SIMフリーiPhoneを別途購入して料金プランが安いためデュアルSIMのサブ回線などに使うことで、端末セットの格安SIMと同等以下のコストで運用できます。
例えば、「合理的みんなのプラン」なら、10GBプラス70分の無料通話を月額基本料1,390円(税込)で利用できます。
また、無料通話なし、最小プランの1GBであれば月額290円と非常に手頃です。
通話をしたい方はもちろん、デュアルSIMのサブ回線など、とにかく安くSIMを使いたい人にもおすすめです。
iPhoneの取り扱いはありませんが、アップルストアなどでSIMフリーのiPhoneを購入すれば問題なく利用できます。
以下の記事では、9月22日(金)に発売した最新のiPhone 15をアップルストアで購入する方法について解説しています。こちらもあわせてお読みください。
(税込) | 合理的 シンプル290プラン |
合理的 みんなのプラン |
合理的 20GBプラン |
合理的 かけほプラン |
---|---|---|---|---|
月額料金 | 290円 | 1,390円 | 2,178円 | 2,728円 |
データ容量 | 1GB | 6GB | 20GB | 3GB |
1GB追加 | 220円 | |||
無料通話 | なし | 70分/月まで無料 | 70分/月まで無料 | かけ放題 |
無料通終了 後の通話料 |
30秒11円 |
以下の記事では日本格安SIMの評判などついてまとめています。日本格安SIMについて詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。
iPhoneとセットで使う格安SIMの選び方
iPhoneとセットで使う格安SIMの選び方について、6つのポイントを解説します。
- 月額料金
- SIMのタイプ
- データ容量
- 通信速度
- サポート
- キャンペーン
iPhoneで使う格安SIMを選ぶ際には、料金や速度をチェックしましょう。それぞれの選ぶポイントを解説します。
1.月額料金
格安SIMによって月額料金は様々です。3GBで1,000円程度のプランもあれば、20GBが3,000円程度のプランもあります。
データ容量と料金のバランスを見ながら無駄のないプランを選ぶのがおすすめです。月額料金だけではなく、5Gオプションや通話オプションの料金も確認しておきましょう。
以下の記事では格安SIMの料金について詳しく紹介しています。よりお得な格安SIM選びにぜひ活用してください。
2.SIMのタイプ
適したSIMを選ぶことで、よりお得、便利に利用できます。以下のポイントをチェックして、自身に適したSIMを選びましょう。
音声通話SIMとデータSIM
格安SIMには、音声通話も可能な「音声通話SIM」だけでなく、データ通信のみ可能な「データSIM」を提供しているサービスがあります。
機能が限られるデータ通信SIMは、音声通話SIMに比べて月額利用料が安いのが特徴です。デュアルSIMで使うなど通話が不要な場合は、データSIMを選ぶとお得に利用できます。
SIMカードとeSIM
一般的なSIMカード以外に、多くの格安SIMでeSIMを提供しています。eSIMはスマホ内蔵型のSIMなので、SIMの情報をダウンロードするだけで開通できます。
そのためSIMが配送されるのを待つ必要がなく、オンラインショップでの契約完了後、5分~30分程度で利用を開始できるのがメリットです。
また、SIMカードと併用できるので、1台のスマホで複数の通信会社やプランを使いたいときにも便利です。
一方で、一般的なSIMカードより設定が複雑な点がデメリットです。多くの格安SIMのサイトで設定方法を紹介しているので確認してみましょう。
3.データ容量
格安SIMを選ぶ際には、自分に合ったデータ容量プランがあるか確認しましょう。
電話・メールぐらいしか使わない方は1GB〜3GBの低容量プラン、オンラインゲームをよくする方や動画をたくさん見る方は20GB以上の大容量プランがおすすめです。
4.通信速度
通信速度が遅いと動画の読み込みや画像送信に時間がかかるので、ストレスを感じます。各格安SIMの平均速度や実際の口コミを調べて、速度は問題ないかチェックしましょう。
おすすめの格安SIM8社の通信速度を比較してまとめました。
格安SIM | 平均受信速度 | 平均送信速度 |
---|---|---|
楽天モバイル | 79.79Mbps | 28.82Mbps |
UQモバイル | 84.96Mbps | 13.48Mbps |
ワイモバイル | 83.47Mbps | 15.05Mbps |
ahamo | 71.6Mbps | 9.62Mbps |
mineo | 41.02Mbps | 10.21Mbps |
IIJmio | 40.42Mbps | 8.91Mbps |
LIBMO | 36.55Mbps | 8.87Mbps |
BIGLOBEモバイル | 19.51Mbps | 8.24Mbps |
日本通信SIM | 44.25Mbps | 9.13Mbps |
5.サポート
格安SIMは実店舗を構えていない場合が多いので、どのようなサポートがあるのか事前にチェックしておくことも重要です。
電話・チャット・LINE・ビデオ通話など、格安SIMによって様々なサポート体制を用意しています。
格安SIMを初めて使う方は、サポート体制が充実している格安SIMを選ぶと安心です。
例えば、楽天モバイル・ワイモバイル・UQモバイルは実店舗があるので、わからないことがあれば直接スタッフに聞けます。
以下の記事では、格安SIM(スマホ)を比較しておすすめの格安SIMを紹介しています。気になる人はチェックしてみてください!
6.キャンペーン
多くの格安SIMで、さまざまなキャンペーンが開催されています。契約時にポイント還元や割引が受けられるキャンペーンも多くあります。
端末のセット購入だけでなく、SIMのみの契約で使えるキャンペーンも豊富です。スマホにかかる費用を検討する際は、キャンペーンを利用した場合の実質費用で比較しましょう。
各社とも公式サイトでキャンペーン情報を公開しているので、どのようなキャンペーンがあるか簡単にチェックできます。
以下の記事では、格安SIMのキャンペーン情報をまとめています。よりお得にスマホを利用するため、ぜひチェックしてください。
iPhoneで格安SIMに乗り換える手順
iPhoneで格安SIMに乗り換える手順を紹介します。
乗り換え時に格安SIMでiPhoneを購入するのはもちろん、すでに持っているものなど自身で用意したiPhoneでの乗り換えも可能です。
それぞれの手順を確認しておきましょう。
格安SIMでiPhoneを購入して乗り換える手順
乗り換えと同時に格安SIMでiPhoneを購入する場合の手順は次の通りです。
- 今使っているiPhoneのバックアップをとる
- 乗り換え元でMNP予約番号を発行する
- 乗り換え先でiPhoneを購入する
- MNP予約番号を使って転入する
- 新しいiPhoneにデータ移行する
- SIMカードを挿入して初期設定をする
1.今使っているiPhoneのバックアップをとる
SIMカードの差し替えやデータの移行など、機種変更時の操作でなんらかのトラブルが起こる可能性はゼロではありません。
事前にデータをバックアップしておくと、トラブル時に復元できて安心です。
パソコンを使うなど方法はいくつかありますが、こうした準備がなくてもiCloudに手軽にバックアップできます
iCloudへのバックアップ手順
- WiFiに接続する
- 「設定」を開き「[ユーザ名]」を選択する
- 「iCloud」→「iCloud バックアップ」をタップする
- 「今すぐバックアップを作成」をタップする
以下の記事では、iPhoneのバックアップについて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
2.乗り換え元でMNP予約番号を発行する
利用している電話番号をそのまま利用するには、MNP転入を行います。乗り換え先での手続きの前に、乗り換え元でMNP予約番号を発行しましょう。
発行の方法はサービスにより異なりますが、オンラインや電話、店頭で発行できます。多くの場合、オンラインでの取得は手数料がかからないので、オンラインの利用がおすすめです。
MNP予約番号には有効期限(発行から15日)あります。期限に余裕をもって転入手続きできるタイミングで取得しましょう。
MNP予約番号の発行にかかる日数はサービスにより異なり、4~5日かかるサービスもあるので事前に確認しておきましょう。
MNP予約番号が不要な場合
なお、2023年5月に始まったMNPワンストップという方式を使うと、MNP予約番号なしでのMNP転入が可能です。
以下の条件に当てはまり、MNPワンストップを利用する場合は、MNP予約番号を発行せずに転入手続きを開始できます。- 転出元のサービスがMNPワンストップでの転出に対応している
- 転出先のサービスでMNPワンストップでの転入手続きが可能
MNPワンストップを利用したい場合は、転出元、転出先の双方で対応を確認しましょう。
3.乗り換え先でiPhoneを購入する
乗り換え先でiPhoneを購入する場合、契約の申込みと同時に端末を購入します。
申し込みには、本人確認書類、支払いに利用するクレジットカードや銀行口座が必要です。
利用可能な本人確認書類や支払い方法を公式サイトで確認し、事前に準備してから手続きを始めるとスムーズです。
手続きの詳細は各社異なりますが、一般的には最初に端末を選びます。公式サイトや公式オンラインショップで購入したいiPhoneを選び、カラーや容量を指定しましょう。
4.MNP予約番号を使って転入する
電話番号はそのままに他社から乗り換えるには、MNP予約番号を使って転入します。手続きの詳細や順序は各社異なりますが、多くが以下のような流れです。
購入したいiPhoneを選んだら、画面にある購入手続き開始用のリンクを押して先に進みましょう。
- 格安SIMの公式サイト、公式オンラインショップを開く
- 購入したいiPhoneを選ぶ
- 購入・申し込み手続きを開始する
- 申し込み方法でMNP転入を選ぶ(MNP予約番号を入力する)
- プランやSIMのタイプ、オプションなどを選ぶ
- 個人情報や支払い方法を登録する
- 本人確認書類をアップロードする
5.新しいiPhoneにデータ移行する
購入から数日でiPhoneとSIMカードが送られてきます。古いiPhoneから新しいiPhoneにデータを移行しましょう。
以下のような方法が利用できます。
- クイックスタート(Appleのデータ移行機能)を使う
- iCloudのバックアップを復元する
- パソコン内のバックアップを復元する
中でもおすすめはクイックスタートです。パソコンが不要で、設定など多くを移行できるおすすめの方法です。
新・旧双方の端末でiOS 12.4以降のOSが必要なので、旧端末のOSが古い場合はアップデートしましょう。
クイックスタートを使ったデータ移行方法
- 古いiPhoneをWiFiにつなぎ、Bluetoothをオンにする
- 新しいiPhoneと古いiPhoneを並べて置く
- 新しい端末の電源を入れ、画面の指示に従って初期設定を進める
- 古いiPhoneに新しいiPhoneの設定について表示されるので先へ進める
- 新しいiPhoneに表示されるアニメーションを古いiPhoneのカメラに写す
- 新しいiPhoneに古いiPhoneで利用しているパスワードを入力する
- 新しいiPhoneにFace IDまたはTouch IDを設定する
- 画面の指示に従いデータの転送を開始する
なお、この機能は、新端末のセットアップ時に利用します。すでにセットアップをしてしまった場合は、一度初期状態に戻すと利用できます。
6.SIMカードを挿入して初期設定をする
新しいiPhoneにSIMカードを挿入して、初期設定を行います。SIMカードの挿入時は、iPhoneの電源を切って作業しましょう。
必要な初期設定や方法は、利用するサービスによって異なります。端末に同梱されている資料や、各社の公式サイトを参考に手続きしましょう。
iPhoneを持ち込んで格安SIMに乗り換える手順
使用中のiPhoneや他社で購入したものなど、自身で用意したiPhoneを使う場合の手順を確認しましょう。
- 持ち込むiPhoneが乗り換え先の対応機種か確認する
- 乗り換え元でMNP予約番号を発行する
- 乗り換え先でiPhoneを購入する
- MNP予約番号を使って転入する
- SIMカードを挿入して初期設定をする
1.持ち込むiPhoneが乗り換え先の対応機種か確認する
利用する格安SIMで購入したiPhone以外を使う場合、用意したiPhoneが対応機種かどうかを確認する必要があります。
格安SIMの公式サイトでは、自社のサービスで利用可能な対応機種を公開しています。利用予定のiPhoneがそのサービスで利用できるかしっかり確認しましょう。
2.乗り換え元でMNP予約番号を発行する
利用中の電話番号をそのまま使って乗り換える場合、MNP転入するのは端末を同時購入する場合と同じです。
「格安SIMでiPhoneを購入して乗り換える手順」の「2.乗り換え元でMNP予約番号を発行する」の要領で、MNP予約番号を取得しましょう。
3.MNP予約番号を使って転入する
電話番号はそのままに他社から乗り換えるには、MNP予約番号を使って転入します。手続きの詳細や順序は各社異なりますが、多くが以下のような流れです。
申し込みには、本人確認書類、支払いに利用するクレジットカードや銀行口座が必要です。
利用可能な本人確認書類や支払い方法を公式サイトで確認し、事前に準備してから手続きを始めるとスムーズです。
- 格安SIMの公式サイト、公式オンラインショップを開く
- 申し込み手続きを開始する
- SIMのみの契約を選択する
- 申し込み方法でMNP転入を選ぶ(MNP予約番号を入力する)
- プランやSIMのタイプ、オプションなどを選ぶ
- 個人情報や支払い方法を登録する
- 本人確認書類をアップロードする
4.SIMカードを挿入して初期設定をする
申し込みから数日でSIMカードが届きます。SIMカードのサイズや種類に間違いがないか確認しましょう。
用意したiPhoneにSIMカードを挿入して初期設定を行います。SIMカードの挿入時は、iPhoneの電源を切って作業しましょう。
必要な初期設定や方法は、利用するサービスによって異なります。端末に同梱されている資料や、各社の公式サイトを参考に手続きしましょう。
iPhoneで格安SIMを使うときによくある質問
iPhoneを格安SIMで使うことに関するよくある質問に答えます。
iPhoneで格安SIMを使うには?
多くの格安SIMがiPhoneに対応しています。iPhoneで格安SIMを利用するには、以下の2つを用意しましょう。
- 利用したいサービスのSIM
- 利用するiPhone
iPhoneは、利用する格安SIMで契約と同時に購入してもよいですし、すでに使っているものなど自分で用意しても構いません。
自分で用意する場合は、使用する格安SIMの対象機種か、SIMロック解除の必要性などを確認しましょう。
iPhoneのSIMフリーはどのモデルから?
2021年10月1日以降に発売された端末は、基本的にSIMフリーです。iPhoneの場合、2021年9月24日発売のiPhone 13シリーズからこのルールが適用されています。
そのためiPhone 13以降のシリーズは、中古端末であってもSIMロックはかかっていません。
それ以前のシリーズは、SIMロックがかかった状態で販売されていた時期があるため、中古端末の場合SIMフリーじゃない可能性もあります。
ただしほとんどの場合、2021年10月1日以降は、iPhone 12などもSIMロックを解除した状態で販売されています。
iPhoneのSIMロックの状態は、「設定」の「一般」>「情報」>「SIMロック」で確認できるのでチェックしてみましょう。
UQモバイルではiPhoneを販売している?
UQモバイルではiPhoneの販売を行っています。原稿執筆時点では、以下の機種を購入できます。
- iPhone SE(第3世代)
- iPhone 12、12mini
- iPhone 11
iPhoneで格安SIMへ乗り換える前にやることは?
利用している電話番号をそのまま使いたい場合は、格安SIMにMNP転入します。MNP予約番号を用意しましょう。
SIMカードの差し替えなどの操作に伴うトラブルに備え、データのバックアップもとっておきましょう。
iPhoneで格安SIMへ乗り換えるときの注意点は?
iPhoneを販売している格安SIMもありますが、その多くが最新の機種は販売していません。そのためiPhoneで格安SIMを使う場合、他社で購入した端末を利用することが多くあります。
動作が保証されている対応機種はサービスによって異なります。利用したい機種が使用する格安SIMの対応機種に含まれているかはしっかり確認しましょう。
その他、一般的に格安SIMは、キャリアと比べて以下のようなデメリットがあることを理解しておきましょう。
- キャリアと比べて通信が安定しない、速度が遅い
- オンライン対応のみで店舗がない
- 購入できる端末の種類が少ない
- キャリアメールの利用がオプションになり費用がかかる
- 年齢確認ができずLINEのID検索などができない
- 初期設定(APN設定)を自身で行う
これらのデメリットはすべての格安SIMに当てはまるわけではなく、キャリアメールや店舗が利用できる格安SIMもあります。
自身の求める条件を明確にし、それに対応しているかを事前にチェックしましょう。
以下の記事では、格安SIMのデメリットを紹介しています。格安SIMへの乗り換えを検討している方は、事前にチェックしておきましょう。
iPhoneはどこで買うのがお得?家電量販店はどう?
契約時の端末購入で割引やポイント還元などのキャンペーンを提供しているキャリア・格安SIMは多くあります。
こうしたキャンペーンを活用すると、オンラインでもiPhoneをお得に購入できます。
一方、家電量販店をはじめとした店頭でも、独自のキャンペーンが実施されています。
年度の終了間際や新機種の発売時期など、タイミングによっては実質1円など非常にお得に購入できる場合もあります。
ただし、こうした店頭のキャンペーンは不定期なうえ、公式サイトではあまり告知されません。店頭や店舗ごとのX(旧Twitter)などをチェックしてみましょう。
以下の記事では、iPhoneを安く買う方法を紹介しています。少しでも購入費用を抑えたい方はこちらもあわせてお読みください。
今使っているiPhoneをそのまま格安SIMで使える?
SIMフリーのiPhoneであれば、基本的にそのまま格安SIMで使えます。
しかし、機種によって動作保証されていない場合もあるので、各格安SIMで動作確認済み端末かどうかチェックしておきましょう。
SIMロックがかかっている場合はSIMロック解除が必要です。
格安SIMでiPhoneのキャリア決済は使える?
基本的に、格安SIMではiPhoneのキャリア決済が使えません。キャリア決済が使えるのは大手キャリアの端末のみです。
しかし、ワイモバイルやLINEMO、楽天モバイルなどの一部格安SIMではキャリア決済が使えます。
分割払いの残債があるiPhoneでも乗り換えできる?
機種代金が残っているiPhoneも格安SIMへ乗り換えできます。ただし、残っている機種代金は継続して支払いが必要です。
乗り換えと同時に新端末を分割で購入する場合、残っている機種代金と新しい端末の代金の両方を支払うことになる点に注意しましょう。
iPhoneを格安SIMで使うと月額料金が安くてお得
今回は、iPhoneを使うのにおすすめの格安SIMを紹介しました。
この記事でわかったこと
- iPhoneを格安SIMで使うと月額料金が抑えられる
- 動作対象外の端末は正常に動作しない可能性もあるので事前に確認が必須
- iPhoneで使うのにおすすめの格安SIMは楽天モバイル
iPhoneを格安SIMで使う最大のメリットは、キャリア利用に比べて月額料金が安くなる点です。
大手キャリアの月額料金は、3GB程度で5,000円ほど、それ以上だと7,000円以上です。
これに対して格安SIMは、3GBであれば1,000円程度のサービスも多く、楽天モバイルであれば無制限でも3,278円(税込)です。
一方で、格安SIMによっては対応機種以外のiPhoneが正常に動作しない・5Gに対応していないといったデメリットがあるのも事実です。
動作確認ができているiPhoneかどうか、5Gに対応しているかは、事前に必ずチェックしておきましょう。
iPhoneで利用するのにおすすめの格安SIMは楽天モバイルです。楽天モバイルは月額料金の安さに加え、最新iPhoneも取り扱っています。
さらにiPhoneがお得に買えるキャンペーンもあるので、格安SIMへの乗り換えを検討している方はぜひチェックしてみてください。
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