格安SIMの最安はどこ？各社の月額料金を通話料＆データ通信量別に徹底比較

毎月のスマホ代を節約したいなら、断然「格安SIM」がおすすめ。

しかし、世の中にはたくさんの事業者で格安SIMを提供しているため、「最も安い格安SIMはどこ？」とお悩みの方も多いことでしょう。

今回ご紹介するのは、格安SIM事業者で設けている料金プランの最安についてです。

データ通信のみのプランから、データ通信＋通話プランの料金を徹底比較します。

また、各社の通信速度や最新のキャンペーン情報についてもまとめているので、これから格安SIMへの契約を検討している方はぜひ参考にしてください。

データSIMと音声SIMの違い

普段キャリアのSIMを使っているが、データSIMや音声SIMがどのようなものなのか分からない方もいるのではないでしょうか。

SIMの特徴や違いを知ることで自身に合う最適なSIM選びができるようになります。

ここでは、データSIMと音声SIMの特徴について解説いたします。ぜひ参考にしてみてください。

データSIMとは

データSIMとは、音声通話ができず、データ通信のみ可能なSIMカードです。

データ通信専用であるため、基本的にデータSIMには電話番号がありません。

データSIMにはSMS機能のついたものもあり、こちらにはSMS送受信専用の電話番号があります。ですが、データSIMは共通して音声通話ができません。

よって、データSIMの主な用途はインターネット接続となり、音声通話を利用しないタブレット端末や、サブのSIMカードとしての利用に適しています。

音声SIMとは

音声SIMは携帯電話回線を利用することで通話ができるSIMカードです。

また、音声SIMはデータ通信もできるため一般的には音声SIMが使われています。

しかし、データSIMに比べて基本料金が高い傾向にあるので音声通話を利用しない方はデータSIMをおすすめします。

ただ、キャンペーンなどを利用することで音声SIMでもお得に利用できる場合があります。

【データのみ】最安の格安SIMを比較

まずはデータ通信のみの契約の場合に安い格安SIMをご紹介します。

次にご紹介するのは、複数ある格安SIMの中から、コスパ・通信速度・使いやすさを基準におすすめしたい厳選した格安SIMです。

キャンペーン情報についてもご紹介していますが、期間限定のお得な情報なのでぜひお早めにチェックしておいてください。

IIJmio

データeSIMの2GBプランなら、なんと月額440円(税込)。

最大ギガ数の20GBのプランでも1,650円(税込)と、2,000円を大幅に切る超高コスパが叶います。

IIJmioの概要

IIJmioのキャンペーン情報

IIJmioは現在サマーキャンペーンを実施中。期間中に契約申し込みをすると、音声SIM2GBと5分かけ放題プランのセットが最大6ヶ月間月額940円(税込)になります。

さらに、MNP転入(SIM単体)なら1,000円分の選べるe-Giftがもらえます。

【IIJmio公式】詳細はこちら

HISモバイル

データのみ100MBまでのプランなら月額198円(税込)という破格のお値段で契約が可能！

WiFi環境下で使うことが多い方やサブスマホとして使いたいなら、100MBから契約できるプランはとてもありがたいのではないでしょうか。

また、2GBプランでも月額770円(税込)ですので、メインスマホとして利用したい方にとっても高コスパです。

HISモバイルの概要

HISモバイルのキャンペーン情報

海外WiFiレンタル料金が20%で利用可能という旅行会社ならではのお得なキャンペーンを実施中！海外出張や旅行が多い方におすすめです。

【HISモバイル】詳細はこちら

LIBMO

出典:LIBMO

3GBプランなら月額858円(税込)！さらに、余ったデータ通信量は翌月に繰り越せるので、無駄なくデータ通信を使用することができます。

なお、最も人気の20Gプランは1,991円(税込)と、大容量でも2,000円以下で契約することが可能です。

最大プランは30GBなので、普段テザリングや動画コンテンツを楽しむヘビーユーザーにもおすすめです。

LIBMOの概要

LIBMOのキャンペーン情報

今なら光セット割で、上記の月額料金からLIBMO1回線あたり毎月220円(税込)割引になります。

なっとくプランを例とすると下表のように料金がお得になります。

※データ通信専用SIMはLIBMO×光セット割の適用対象外です。

【LIBMO公式】詳細はこちら

【音声通話付き】最安の格安SIMを比較

続いて、音声通話付きプランの格安SIMの料金をご紹介します。

こちらも、コスパ・通信速度・使いやすさの3つの指標からおすすめしたい格安SIMをまとめました。ぜひ参考にしてください。

mineo

mineoは使用可能回線がドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアが揃っており、さらに対応可能端末が600機種以上という柔軟性が魅力の格安SIMです。

また、通話頻度に合わせた幅広いプランを用意しているところも魅力。

短い通話が多い人には「10分かけ放題」、とにかく通話が多い方は「時間無制限かけ放題」と2つのプランから選ぶことが可能です。

mineoの概要

mineoのキャンペーン情報

通話頻度が高い方に嬉しい「10分かけ放題」「かけ放題サービス」が初月無料になります。

時間無制限の「かけ放題サービス」は通常価格1,210円(税込)のため、初月だけでも無料になるキャンペーンはとてもお得です。

【mineo公式】詳細はこちら

llJmio

IIJmioの音声付きプランは大容量の20GBプランでも2,000円ぴったりと、かなり安いことがわかります。

また、かけ放題プランも充実しており、5分・10分・無制限かけ放題と3つのプランから選ぶことができます。

5分のプランなら月額500円(税込)プラスするだけなので、短い時間の通話頻度が高い方におすすめです。

IIJmioの概要

IIJmioのキャンペーン情報

IIJmioは現在サマーキャンペーンを実施中。期間中に契約申し込みをすると、音声SIM2GBと5分かけ放題プランのセットが最大6ヶ月間月額940円(税込)になります。

さらに、MNP転入(SIM単体)なら1,000円分の選べるe-Giftがもらえます。

【IIJmio公式】詳細はこちら

楽天モバイル

楽天モバイルは、他の格安SIMとは違って独自の回線を保有していることが特徴です。

また、20GB以上使ってもデータ無制限で使用できることから、スマホヘビーユーザーに人気です。

通話においては「Rakuten Linkアプリ」を使用すれば通話料が無料になるなどのお得なオプションも用意しています。

楽天モバイルの概要

楽天モバイルのキャンペーン情報

楽天モバイルに初めて契約する方は、Webサイトからのお申込みで3,000ポイント、楽天モバイルショップで申込みをすると最大7,000円分の楽天ポイントがもらえます。

普段から楽天ショップでお買い物をしている方にとっては、スマホのお申し込みだけで最大7,000円分のお買い物ができることはとても大きいのではないでしょうか。

【楽天モバイル公式】詳細はこちら

用途別のおすすめ格安SIMはこれ

格安SIMは、「メインスマホとして使いたい」「仕事用に電話のみ使いたい」など人によって様々な使用目的があることでしょう。

こちらの項目では用途別におすすめしたい格安SIMをご紹介します。

これから格安SIMを契約したい方は、今からご説明する3つの指標をもとに優先順位を決めて検討していただくと選びやすいでしょう。

通話もするなら「IIJmio」

IIJmioはかけ放題プランが充実しており、さらに各プランが格安であることが特徴です。

2023年8月31日までのお申し込みなら、各かけ放題プランがさらにお安くなります。

5分かけ放題のプランなら、通常月額500円(税込)のところ90円(税込)になるので、通話頻度が高い方にとってはIIJmioが最安と言っても良いのではないでしょうか。

【IIJmio公式】詳細はこちら

速度も重視するなら「mineo」

今回ご紹介している格安SIMの中だと、下り平均通信速度については平均的な数値ですが、mineoはドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアから選べるため、お住まいの地域で強いキャリアを選べばサクサクと通信できることでしょう。

なお、キャリア別にみた平均速度は以下の通りです。

3キャリアとも大きな差はないですが、ソフトバンク回線が最も良好なことがわかります。

【IIJmio公式】詳細はこちら

無制限プランなら「楽天モバイル」

楽天モバイルは20GB超過後もデータ無制限で使えることが特徴。

今回ご紹介した格安SIMの中では唯一データ無制限プランを用意している格安SIMです。

データ高速無制限プランは月額3,278円(税込)ですが、使わなかった月は月額料金が自動的に下がる仕組みです。

3GBまで使用しなかった月は月額1,078円(税込)になるので、月によって使用頻度に差がある方も無駄なく安心して使うことができます。

【楽天モバイル公式】詳細はこちら

以下の記事では、格安SIMを徹底比較しておすすめの格安SIMを紹介しています。

ここで解説した格安SIM以外も検討したい人は是非チェックしてみてください！

最安の格安SIMに乗り換える手順

まだ格安SIMへの契約をしたことがない方向けに、格安SIMに乗り換える手順をご説明します。

細かい契約方法については事業者によって様々ですが、一般的な流れをご紹介するので参考にしてください。

1.事前の確認事項

まずは現在契約中のキャリアの更新月を確認しましょう。

更新月とは、たとえば「2年縛り」「3年時縛り」などのプランに契約していた場合に解約金のかからない月です。

縛りのあるプランでの契約ですと、本来は契約期間中に解約をすることができません。

しかし、更新月なら解約金が発生しないため、縛りが設けられている場合は更新月に乗り換えをすることをおすすめします。

なお、最近では2年縛り・3年縛りなどのプランを撤廃しているキャリアがほとんどなので、よほど古い契約がない限りは問題なく乗り換えできることでしょう。

また、端末をそのままお使いになる場合は、乗り換え先で対応可能な端末かも確認しましょう。

使用可能端末の情報は、各事業者のホームページで確認ができます。

なお、使用可能端末か確認できてもSIMロック解除をしていないと仕様できない場合があります。そちらも合わせてご確認ください。

＊SIMロックとは

特定のSIMカードを差し込んだ場合にのみ通信機能が動作するよう、スマートフォンなどの通信端末に施される制限。

2.MNP番号の取得

次に、現在のキャリアからMNP番号を取得します。

乗り換えの際はMNP番号を取得した上で新しいキャリアへ転入手続きをする必要があるので、忘れてしまうと乗り換えをすることができません。

なお、MNP番号の取得はショップの窓口かキャリアのマイページから取得することが可能です。参考までに、各キャリアのMNP番号取得の窓口をご紹介します。

3.契約に関する準備物

MNP番号が取得できたら、新しく乗り換える先で新規契約手続きをするために必要な書類を準備します。

新規契約においては、以下の書類が必要です。

4.乗り換え先へのお申し込み手続き

準備物が用意できたらあとはお申し込み手続きをするのみ。

基本的には乗り換え先の格安SIM事業者の公式サイトからお申し込みが可能です。

なお、今回ご紹介した格安SIM事業者については、以下よりお申し込みできます。

なお「楽天モバイル」については、楽天モバイルショップでお申し込みをすると、最大7,000円分の楽天ポイントがもらえます。

足を運ぶ機会が作れるようでしたらショップでのお手続きをおすすめします。

5.新しいSIMの受け取り

SIMカードが手元に届いたら、端末にSIMカードを入れてMNP転入の手続きを行います。

基本的に操作は簡単で、SIMカードと同封されている書類に記載の電話番号に電話をかけるだけです。

問題なく電話ができれば音声指示に従って手続きをすれば完了。おおよそ5分程度の作業です。

6.動作確認

続いて、端末の動作確認を行います。

もともと使っていたスマホをそのまま使う場合は、新しいSIMでも問題なく動くか入念にチェックしておきましょう。

確認しておきたい項目は以下です。

もし何かしらの不具合があった場合は再起動をしてみるか、各事業者のサポートセンターへ電話をして相談することをおすすめします。

最安の格安SIMに関するよくある質問

最後に、最安の格安SIMに関してよくある質問についてお答えします。

格安SIMに初めて乗り換えを検討しているほとんどの方がお持ちの疑問なのでぜひ参考になさってください。

まとめ

今回は、数ある格安SIMの中でも最安と言われている事業者をご紹介しました。どこが最安かはプランによって若干異なります。

選ぶプランがデータ通信のみか、音声通話付きかで異なるので、用途に合わせて選択することをおすすめします。

また、端末を同時に購入される方は、端末代金が安くなるキャンペーンを利用するなどをして初期費用を抑えられる工夫をすると良いでしょう。