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  • 更新日:2024年03月26日

データSIMのおすすめ6社比較!最安はどれ?選び方や注意点も紹介

データSIMのおすすめ6社比較!最安はどれ?選び方や注意点も紹介

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※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

データ通信専用のSIMは、iPadのようなタブレットに使ったりSIMフリーのWiFiルーターに利用したりとさまざまな使い道があります。

サブ回線として使うには最適で、格安SIMで契約すれば低価格でより多くのデータ通信が可能です。

しかし、データSIMは音声通話ができる通話SIMとは使い勝手が異なるため「契約時に重視すべきポイントがわからない」こともしばしば。

加えて、多くの格安SIMから提供されており、どれを契約すればよいか迷っている人もいるでしょう。

この記事では、おすすめのデータSIM契約先6社を紹介します。また、データSIMの選び方やメリット、デメリットについても解説します。データSIMを契約してより快適なデータ通信環境をつくりたい人は、ぜひ参考にしてください。

データSIMとは

スマホとSIMカード

データSIMとは、データ通信専用のSIMのことです。スマホ利用時に必須な音声SIMとは異なり、通話機能が搭載されていません。

その代わり料金が音声SIMよりも安く、スマホのサブ回線やWiFiルーターでの利用がおすすめです。一方で、電話番号を取得できないためメイン回線としてはやや使いにくいといえます。

データSIMと音声SIMそれぞれの特徴は以下のとおりです。

データSIM 音声SIM
通話機能 なし あり
電話番号 付与されない 付与される
NMPで引き継ぎも可能
料金 同じデータ量が使える音声SIMより安い 同じデータ量が使えるデータSIMよりも高い
eSIM 対応 対応

SIMを挿して使う機器やSIMの利用用途を考慮したうえで、どちらを契約するか決めましょう。

データSIMを選ぶポイント

データSIMを選ぶときは、以下の3つのポイントを重視しましょう。

1.容量を決める

データSIMの容量を決めておけば、契約すべきSIMが見えてきます。スマホでは、1GBのデータ容量があれば以下のことが可能です。

用途 1GBでできること
ブラウジング 約3,400ページ
メール送受信 約2,000通
SNS LINE:約3〜55時間
Instagram:約1〜2時間
X:約3.5〜4時間
音楽鑑賞 約250曲(1曲5分換算)
動画視聴 約2時間(YouTube・中画質)

通信障害時やデータ量を使い切ってしまったときの予備回線、仕事用などのサブ回線として使いたい場合は、3GBの小容量10GBの中容量程度の物を契約するのがおすすめです。

一方、ゲームやライブ放送の視聴など負荷がかかる作業専用の回線として活用したい人や、WiFi代わりとしてブラウジングや動画視聴、SNSなどさまざまなことをストレスなく行いたい人は20GB以上の大容量や無制限でデータ通信ができるSIMを選ぶとよいでしょう。

2.SIMの種類を決める

事前にSIMの種類を決めておくと、契約手続きがスムーズになります。カードタイプの物理SIMは多くの機種に対応しており、eSIMに対応できないタブレットやルーターなどで利用する際におすすめです。

eSIMはバーチャル組み込み型のSIMで、iPhoneをはじめ一部の端末が対応しています。SIMカードの郵送を待ったり差し込み作業をしたりする手間がかからないため、契約後即日で回線を利用開始できます。

スマホのサブ回線として契約する際に活用するのがおすすめです。

以下の記事では、eSIMのおすすめ13社を比較しています。デュアルSIMに向いた格安SIMも紹介していますので、こちらも参考にしてください。

3.通信速度をチェックする

通信速度をチェックすれば、契約先の格安SIMを快適に使えるかがわかります。格安SIMは大手キャリアと異なり回線を借りる形でサービスを提供しているため、会社ごとに通信速度が異なります。

オンラインゲームや仕事の打ち合わせなど、快適なネット環境が必須ななかでの作業をよくする人は、ぜひ通信速度をチェックしてください。

通信速度は、実測値での計測が重要です。一部の格安SIMの通信速度を一覧にしてまとめたので、参考にしてください。

◼️格安SIMの通信速度例

格安SIM名 下り平均通信速度
UQモバイル 108.84Mbps
ワイモバイル 90.83Mbps
QTモバイル 59.24Mbps
LIBMO 23.26Mbps
DTI SIM 20.56Mbps

※速度は2024年2月から直近3ヵ月にみんなのネット回線速度で測定された結果を参考とした。

以下の記事では、格安SIM24社の通信速度を比較しています。通信速度を重視する方は、こちらもあわせてお読みください。

データSIMのおすすめ6選

おすすめのデータSIMを一覧にまとめました。料金や通信速度、回線などから最適な物を選びましょう。

楽天モバイル IIJmio HISモバイル mineo LinksMate povo イオンモバイル NUROモバイル y.u mobile
料金 〜3GB:1,078円(税込)
〜20GB:
2,178円(税込)
20GB以降〜:3,278円(税込)
データeSIM
・2GB:440円(税込)
・5GB:660円(税込)
・10GB:1,100円(税込)
・15GB:1,430円(税込)
・20GB:1,650円(税込)

データSIM
・2GB:740円(税込)
・5GB:900円(税込)
・10GB:1,400円(税込)
・15GB:1,730円(税込)
・20GB:1,950円(税込)
SMS付きSIM
・2GB:820円(税込)
・5GB:970円(税込)
・10GB:1,470円(税込)
・15GB:1,780円(税込)
・20GB:1,980円(税込)
1GB:
440円(税込)〜490円(税込)
3GB:580円(税込)〜630円(税込)
7GB:880円(税込)〜930円(税込)
20GB:1,980円(税込)
50GB:4,980円(税込)
1GB:880円(税込)
5GB:1,265円(税込)
10GB:1,705円(税込)
20GB:1,925円(税込)
100MB〜1GB:165円(税込)〜
2GB〜4GB:418円(税込)〜
5GB〜9GB:858円(税込)〜
10GB:1,518円(税込)〜
12〜18GB:1,738円(税込)〜
20GB〜80GB:2,618円(税込)〜
100GB〜1TB:7,953円(税込)〜
1GB:390円(税込)
3GB:990円(税込)
20GB:
2,700円(税込)
60GB:6,490円(税込)
150GB:12,980円(税込)
データプラン
1GB〜50GB:528円(税込)〜5,038円(税込)
お試しプラン(0.2GB):330円(税込)
3GB:627円(税込)
5GB:825円(税込)
10GB:1,320円(税込)
15GB:1,625円(税込)
5GB:800円〜932円
20GB:
3,950円〜4,082円(税込)
回線 楽天
au
ドコモ
au
ドコモ ドコモ
au
ソフトバンク
ドコモ au ドコモ ドコモ
au
ソフトバンク
ドコモ
通信速度 90.57Mbps 49.5Mpbs 91.7Mbps 39.94Mbps 80.35Mbps 110.91Mbps 43.31Mbps 59.15
Mbps
58.15
Mbps
eSIM あり あり あり あり あり あり なし あり なし
データ追加料金 なし
※データ通信無制限
1GB:220円(税込) 1GB:200円(税込) 100MB:55円(税込) 1GB:550円(税込) 1GB:330円(税込)〜 1GB:528円(税込) 1GB:550円(税込) 1GB:330円(税込)
10GB:1,200円(税込)
支払方法 口座振替
クレジットカード
デビットカード
クレジットカード クレジットカード クレジットカード クレジットカード
専用ポイント
クレジットカード クレジットカード クレジットカード クレジットカード

通信速度は1月6日時点。みんなのネット通信速度を参考にした。

以下の記事では、おすすめの格安SIMをランキング形式で紹介しています。ぜひこちらもチェックしてみてください!

楽天モバイル

楽天モバイル バナー
料金 〜3GB:1,078円(税込)
〜20GB:
2,178円(税込)
20GB以降〜:3,278円(税込)
回線 楽天
au
通信速度 90.57Mbps
eSIM あり
データ追加料金 なし
※データ通信無制限
支払方法 口座振替
クレジットカード
デビットカード

楽天モバイルは、利用料に応じて料金が変わります。最大3,278円(税込)で無制限のデータ通信を利用可能です。3GBまでの利用であれば1,078円(税込)の負担で済むため、スマホのサブ回線としても活用できます。

楽天モバイルの回線は楽天とauの2つで、人口カバー率99.9%を誇ります。広範囲で高速通信が可能です。

加えて20GB以降はどれだけ使っても料金が3,278円(税込)のため、データSIMとして利用するには最適です。

料金は通常プランと変わりません。電話番号を持っておきたい人やキャンペーンを活用したい人は通常プランの契約もおすすめです。

【楽天モバイル公式】詳細はこちら

以下の記事では、楽天モバイルの評判を解説しています。こちらもあわせてお読みください。

IIJmio

IIJmio バナー
料金 データeSIM
・2GB:440円(税込)
・5GB:660円(税込)
・10GB:1,100円(税込)
・15GB:1,430円(税込)
・20GB:1,650円(税込)

データSIM
・2GB:740円(税込)
・5GB:900円(税込)
・10GB:1,400円(税込)
・15GB:1,730円(税込)
・20GB:1,950円(税込)

SMS付SIM
・2GB:820円(税込)
・5GB:970円(税込)
・10GB:1,470円(税込)
・15GB:1,780円(税込)
・20GB:1,980円(税込)
回線 ドコモ
au
通信速度 49.5Mpbs
eSIM あり
データ追加料金 1GB:220円(税込)
支払方法 クレジットカード

IIJmioはデータ容量のラインナップが幅広く、多くの人がデータSIMを利用できる格安SIMです。

eSIMとカードSIM、SMS付きSIMの3つの形態から契約ができますが、eSIMが最も料金が安くお手軽にデータSIMを導入できます。eSIM対応機種を使っている人におすすめです。

小容量のデータSIMを使いたい人は2GB、5GB、中容量を使いたい人は10GB、15GB、大容を利用したい人は20GBを選ぶとよいでしょう。いずれも2,000円以下で利用できるため家計の負担も最小限で済みます。

一方で、20GB以上の容量プランがないため、SIMフリーのルーターでWiFi代わりとして利用するにはやや心許ないです。

【IIJmio公式】詳細はこちら

以下の記事では、IIJmioの評判を解説しています。通信品質についても詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

HISモバイル

HISモバイル バナー
料金 1GB:
440円(税込)〜490円(税込)
3GB:580円(税込)〜630円(税込)
7GB:880円(税込)〜930円(税込)
20GB:1,980円(税込)
50GB:4,980円(税込)
回線 ドコモ
通信速度 91.7Mbps
eSIM あり
データ追加料金 1GB:200円(税込)
支払方法 クレジットカード

HISモバイルは、1GBから利用できる格安SIMで、ラインナップが幅広いのが特徴です。SMS付データSIMも契約できるため、SMS認証を使う機会がある人には使いやすいSIMといえます。

ただし、SMS付のSIMのラインナップは1GB、3GB、7GBの3つです。20GBや50GBのプランにはSMS付SIMがありません。

料金も最安440円(税込)とリーズナブルですが、利用の仕方によっては音声SIMのほうが安くなる場合があります。音声SIMの1GBプランはデータ利用料が100MB未満の場合に料金が290円(税込)に割り引かれます。

一方、データSIMは割引適用されません。もしものときの予備回線としてHISモバイルを使うのであれば、使い方次第で料金が安くなる音声付きプランのほうを契約することも検討しましょう。

【HISモバイル公式】詳細はこちら

以下の記事では、HISモバイルの評判を解説しています。HISモバイルの特徴も紹介していますので、こちらもあわせてお読みください。

mineo

mineo バナー
料金 1GB:880円(税込)
5GB:1,265円(税込)
10GB:1,705円(税込)
20GB:1,925円(税込)
回線 ドコモ
au
ソフトバンク
通信速度 39.94Mbps
eSIM あり
データ追加料金 100MB:55円(税込)
支払方法 クレジットカード

mineoは、ドコモ、au、ソフトバンクの3つの回線が使える格安SIMです。回線は契約時に選べるため、自分が住んでいるエリアや使い勝手などから好きな物を選びましょう。

プランは1GB、5GB、10GB、20GBの4つです。1GB以外のプランは最大1.5Mbpsで無制限のデータ通信ができる月額385円(税込)のオプション「パケット放題 Plus」を追加できます。

10GB、20GBは無料で追加できるため、1,000円台で実質無制限のデータ通信を実現できます。

ただし、料金が他社に比べてやや割高です。予算や家計負担を確認したうえで契約するのをおすすめします。また、通信速度が39.94Mbpsと決して速くはありません。

日常生活では十分快適に使える速度ですが、高速通信を求める人はほかの格安SIMの契約を検討したほうがよいでしょう。

【mineo公式】詳細はこちら

以下の記事では、mineoの評判を解説しています。こちらも参考にしてください。

リンクスメイト
料金 100MB〜1GB:165円(税込)〜
2GB〜4GB:418円(税込)〜
5GB〜9GB:858円(税込)〜
10GB:1,518円(税込)〜
12〜18GB:1,738円(税込)〜
20GB〜80GB:2,618円(税込)〜
100GB〜1TB:7,953円(税込)〜
回線 ドコモ
通信速度 80.35Mbps
eSIM あり
データ追加料金 1GB:550円(税込)
支払方法 クレジットカード
専用ポイント

LinksMateは、スマホでゲームをする人におすすめの格安SIMです。データSIMの契約でも音声SIM契約時と同様にゲームとの連携や特典の受け取りなどができます。

月額550円(税込)のカウントフリーオプションに加入すれば、ゲームやAbema、ニコニコ動画などの動画視聴コンテンツのギガカウントを90%以上OFFにできます。

頻繁にゲームや動画視聴をする人は、自分に合うデータ容量のSIMを契約すれば快適なネット環境を構築可能です。

プランラインナップも最大1TBと幅広いです。ただし、データ容量が大きくなるにつれて金額が高くなります。自分が日々ゲームでどれだけのデータ通信を利用するか事前に確かめておくと、契約すべきプラン容量が見えてくるでしょう。

【LinksMate公式】詳細はこちら

以下の記事では、LinksMateの評判を紹介しています。こちらもあわせてお読みください。

povo

povo バナー
料金 1GB:390円(税込)
3GB:990円(税込)
20GB:
2,700円(税込)
60GB:6,490円(税込)
150GB:12,980円(税込)
回線 au
通信速度 110.91Mbps
eSIM あり
データ追加料金 1GB:330円(税込)〜
支払方法 クレジットカード

povoは、月額基本料0円で利用できる格安SIMです。トッピング形式で自由に通信データ量を決められるため、自分だけのオリジナルプランでデータ通信を使えます。

povoはトッピング形式でプランを決めるため、通常プランのように電話番号を取得し通話やSMSが利用できます。そのため、会員登録やSMS認証などでサブの電話番号が必要になったときにも便利です。

容量は1GBから150GBと幅広いため、使い方に合わせて自由にプランを決められます。迷ったら小容量で予備回線として使える3GBや、1ヶ月ストレスなく使えるデータ量の20GBがおすすめです。

ただし、月額基本料0円で利用できるのは180日間までです。180日間に1回有料でトッピングを購入しないと、利用停止や契約解除となる場合があるため注意しましょう。

以下の記事では、povoの評判を解説しています。口コミからわかるメリット・デメリットも紹介していますので、こちらも参考にしてください。

データSIMを利用する際の注意点

データSIMを利用する際は、以下の2点に注意してください。

データSIMを利用する際の注意点

契約して後悔しないよう、事前に注意点をおさえて契約するかどうか決めましょう。

通話・SMSが使えない

データSIMでは電話アプリでの通話や電話番号を宛先にして使うメッセージサービスであるSMSが利用できません。

SNSや各種サービスの会員登録時に電話番号やSMSによる認証ができないため、メイン回線で必ず電話番号を保持するようにしておきましょう。

どうしてもデータSIM回線で通話をしなければならない場合は、LINE通話や050で始まるネット電話サービスのIP電話を活用するとよいです。

また、格安SIMによってはSMSのみ利用できるデータSIMも存在します。SMSでの認証が必要なサービスをよく使う人は、SMS付きプランの契約がおすすめです。

キャンペーン対象か確認する

キャンペーンを使って乗り換えや新規契約をする場合、データSIMの契約が対象となるかどうか事前に確認しておきましょう。

たとえば、楽天モバイルでは楽天カードや楽天銀行の同時申込でポイントが受け取れるキャンペーンを行っていますが、条件達成には楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」の通常プランの契約が必要です。データプランは対象外で、キャンペーンに参加できません。

一方で、LinksMateで行われている新生活応援キャンペーンでは、データSIM、音声SIMに限らずすべてのプランで料金割引を受けられます。

割引キャンペーンを上手に使えば、少ない負担でデータSIMを使い始められるため、非常にお得です。

格安SIMのキャンペーンはには声SIMのみ対象となっているものとデータSIMでも対象となるものがあります。キャンペーンを使う際は必ず達成条件を確認して、適用できるかどうかチェックしたうえで契約手続きをしましょう。

以下の記事では、格安SIMのキャンペーンを比較しています。最新のお得な情報をまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。

まとめ

おすすめのデータSIM契約先6社やデータSIMの選び方、メリット、デメリットについて解説しました。

データSIMは音声SIMとは使い勝手が異なるため、データ通信専用回線として割り切った使い方が求められます。使いやすい格安SIMを選ぶには、各社のデータ容量や料金、通信速度などのサービス内容をよく比較し、自分の使い方に合った物を選ぶのが重要です。

データSIM選びでは「本当に通話機能が必要ないか」「利用できるキャンペーンはあるか」をチェックするのも忘れないようにしましょう。

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター

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