レンタルポケット型WiFiのおすすめ6社！海外利用やレンタル以外の手段も紹介

海外旅行や出張でインターネットが使いたい、その際に便利なのがレンタルポケット型WiFiです。

本記事では、海外・国内のレンタルポケット型WiFiの選び方やおすすめの会社契約型との比較、注意点を紹介します。

本記事を読むことで、あなたにとって最適なサービスが見つかります。ぜひ参考にしてみてください。

レンタルポケット型WiFiを選ぶポイント

ここでは、レンタルポケット型WiFiの選び方を解説します。

対応エリアを確認する

レンタルポケット型WiFiは全ての国や地域で使えるものではないため、対応エリアを確認しましょう。

特に海外で使用したい場合、会社によって対象エリアが異なるので、公式サイトなどで確認することをおすすめします。

また、ポケット型WiFiは基本的に申し込んだ国でしか利用できません。

例えば、ベトナムで利用する目的でレンタルポケット型WiFiを契約した人が、日本国内でも利用したいという場合は、別途日本対応のプランを契約しなくてはいけませんので注意してください。

もし複数の国で利用したい場合は、周遊プランのある会社を選ぶと便利です。

利用期間で料金比較する

レンタルポケット型WiFiを選ぶ際は、利用期間に対する料金を比較しましょう。

特に海外用の場合、データ容量や回線の種類だけでなく、渡航先によっても料金が異なります。

グローバルWiFiを例に、料金がどう変わるのか見てみましょう。グローバルWiFiのプランと料金体系は以下の通りです。

では、下記の条件でレンタル期間ごとの金額を比べてみます。

表では、渡航期間1日・3日間・8日間の合計金額をそれぞれ記載しました。渡航期間1日だけなら2千円を切る金額で済みますが、1週間(8日間)だと1万円を超えてしまいます。

表では、データ使用量の最も少ないプラン(300MB/日)でシミュレーションしていますが、大容量プランであればさらに高額です。

出費を抑えたいのであれば、宅配ではなくて送料がかからない店舗受取を選択したり、早割りを利用したりする必要があります。

レンタル期間によって安い会社が異なることに注意

レンタル期間によって価格が安い会社が異なる点も覚えておいてください。

例えば、行先を韓国(1GBプラン)としてグローバルWiFiとjetfiを比べてみます。3日間のレンタルではグローバルWiFiは5,710円(税込)で、fetfiは2,286円(税込)となりjetfiの方がお得です。

一方30日間になると、グローバルWiFiは長期プラン利用で定額15,000円(税込)、jetfiは22,860円(税込)です。

長期割の有無によっても条件は異なりますが、レンタル期間によってお得な会社が変わるので注意しましょう。

データ容量を決める

レンタルポケット型WiFiを選ぶ際は、データ容量にも注目しましょう。データ容量には小容量(300MB/日など)から無制限まであります。

データ無制限であれば、通信量を気にせず使用できます。ただし、料金が高くなるので要注意です。

先ほどのグローバルWiFi(渡航先：韓国)を例に、データ容量の種類と料金を紹介します。

低容量の300MB/日では870円(税込)/日であるのに対し、4Gの容量無制限は2,070円(税込)/日、5Gの無制限では2,870円(税込)/日と高額です。

出費を抑えたいのであれば、300MB/日などの低容量プランを申し込むようにしましょう。データ容量の使用目安は以下の通りです。

もし渡航中に通信量が足りなくなった場合でも、グローバルWiFiであればデータ容量を途中追加できます。

途中追加できる海外用WiFiレンタルサービスはほとんどないので、心配であればグローバルWiFiを利用してみてください。

以下の記事では、安い・無制限で使えるモバイルWiFiを紹介しています。データ容量はたくさん使いたいけどできるだけ安いモバイルWi-fiを探している方は参考にしてください。

【海外】おすすめレンタルポケット型WiFi

海外利用でおすすめのレンタルポケット型WiFiを紹介します。下の表では、各社の料金や使用可能なデータ容量を比較しています。

料金は、韓国・台湾・ハワイでそれぞれ1GBと無制限の金額を比較しました。

料金、対応している国、オプション、サポート体制などがサービスによって全く異なることがわかります。

安さだけでなく、渡航先に対応しているか、サポート体制はどうかなど総合的に判断した上で選ぶようにしましょう。

以下の記事では、海外でも使えるWi-fiを紹介しています。海外用にモバイルWi-fiを探している方は参考にしてください。

WiFiBOX

WiFiBOXは、Webで予約し専用BOXでの貸出・返却で完結するレンタルサービスです。

出発当日でも予約や受取が可能で、渡航までの時間に余裕がなくてもサクッとWiFiを借りることができます。

端末はWiFiとモバイルバッテリーが一体となっているため、充電しながらWiFiを利用可能です。

自前のモバイルバッテリーを持っていく必要もなく、荷物も減らせます。

端末は、空港のほか、駅や宿泊場所など様々な場所で受取が可能。

どこからでもレンタル・返却ができるため、出国前や帰国後に立ち寄った場所でも手続き可能です。

WiFi BOX
詳細はこちら

フォートラベル GLOBAL WiFi

フォートラベル GLOBAL WiFiは、安い料金、幅広いサポートが特徴です。

200以上の国や地域で使えるため、観光地をはじめ様々な国を巡る際にも安心して利用できます。

また、24時間365日カスタマーセンターが受付してくれるため、海外旅行中のトラブルも安心です。

LINEでもサポートしてくれるため、気軽に問い合わせができます。

支払いでは請求書による後払いに対応しています。クレジットカードを持っていない人でも使いやすいレンタルサービスです。

フォートラベル GLOBAL WiFi
詳細はこちら

ZEUS WiFi for GLOBAL

” alt=”” />

ZEUS WiFi for GLOBALは、WiFiの受取や現地サポートなどが豊富なレンタルサービスです。

端末は出発日の8日前から受取可能で、忙しい方でも焦らずに手配可能です。

また、24時間365日現地での翻訳サポートがつきます。

通常1日500円かかるサービスですが、無料で利用可能です。(終了日未定)

初めて海外へ行く人には安心のサービスといえます。

ただし、端末を返却する際の送料だけ負担しなければならないため、料金でサービス比較する際は送料も考慮しましょう。

ZEUS WiFi for GLOBAL
詳細はこちら

【国内】おすすめレンタルポケット型WiFi

海外だけでなく、国内でおすすめのレンタルポケット型WiFiも紹介します。下の表を参考に、料金や選択できるデータ容量をチェックしてみてください。

国内向けレンタルポケット型WiFiの、1日あたりの料金は400円台が相場です。

WiFiレンタル本舗のように、1日の利用料金が220円(税込)のところもありますが、金額が安ければその分使用できるデータ容量が少ないため、安易に料金だけで決めてはいけません。

自分の目的に適したデータ容量を扱っているか、サポート体制は十分か、端末は選べるかなども確認しましょう。

例えば、WiFiレンタルどっとこむの端末数は21種類となっており最も多いです。選べるデータ量も豊富なので、自分の好みに適した製品が見つかる可能性が高いです。

WiFiレンタルどっとこむ

株式会社ビジョンが運営するWiFiレンタルどっとこむは、国内でも特に注目を集めるレンタルポケット型WiFiです。

インターネットで国内用のレンタルポケット型WiFiを検索すると、ほとんどのサイトで上位に入っています。人気の理由は下記の特徴があるためです。

WiFiレンタルどっとこむは、1日からレンタルできるのが魅力です。

レンタルポケット型WiFiの中には、1泊2日には対応していても、1日だけのレンタルは受け付けていないところも少なくありません。

WiFiレンタルどっとこむなら、日帰り旅行や出張で利用するのに便利です。その他、端末はコンビニでも受け取れます。

空港カウンターで受け取れるサービスは多いですが、コンビニで受け取れるレンタルポケット型WiFiは、WiFiレンタルどっとこむくらいです。

他にもWiFiレンタルどっとこむは、WiMAXやSoftBankの5Gに対応した製品や、クラウドSIMに対応した端末など種類が豊富なのも魅力でしょう。

例えば、WiFi東京レンタルショップでは3機種しか選べません。

製品によって最大速度やバッテリー持ちは異なるので、自分の好みに適した端末を選べるのはWiFiレンタルどっとこむのメリットです。

以下の記事では、WiFiレンタルどっとこむの評判・口コミやメリット・デメリットを紹介しています。WiFiレンタルどっとこむを検討している方は参考にしてください。

【WiFiレンタルどっとこむ】
詳細はこちら

NETAGE

株式会社モバイル・プランニングが運営するレンタルポケット型WiFiが、NETAGE(ネットエイジ)です。

NETAGEも1日からレンタルできるので、日帰り旅行などで利用したい場合に最適です。また、無制限を含むデータ容量の選択肢が豊富なのも魅力でしょう。

5GB/月の小容量から、100GB/月や無制限といった大容量まで目的に合わせてデータ容量を選択できます。

また、WiFiレンタルどっとこむと比較すると少ないですが、それでも15種類の端末が選べるのもメリットです。

その他、端末は宅配受け取りやバイク便の他、店頭受け取りにも対応しています。店頭受け取り(築地事務所)なら、インターネットからの申し込み後最短30分で受け取れます。

【NETAGE】
詳細はこちら

WiFiレンタル屋さん

WiFiレンタル屋さんは、株式会社ジェイフィールドが提供する国内向けのレンタルポケット型WiFiです。WiFiレンタル屋さんには次の特徴があります。

WiFiレンタル屋さんは、空港や郵便局の他にも店頭受け取りに対応しています。店頭受け取り(秋葉原店)であれば、注文したその日に端末が手に入ります。

また、店頭受け取りであれば端末送料の550円(税込)がかかりません。端末を使い終わった後は、店舗に返却すれば返送時の料金も無料です。

その他、WiFiレンタル屋さんはスピード配送に対応しているのも魅力でしょう。17時までに申し込めば、当日中に端末を発送してくれます。最短で注文日の翌日午前中に届くため助かります。

なお、WiFiレンタル屋さんは、レンタル実績100万件を達成した信頼できるレンタルポケット型WiFiです。

リピート希望率も98.8％を達成しています。(※WiFiレンタル屋さんによるアンケート結果)

実績のある会社でレンタルしたい方は、WiFiレンタル屋さんを検討してみてください。

【WiFiレンタル屋さん】
詳細はこちら

レンタルポケット型WiFi以外のおすすめサービス

ここでは、レンタルポケット型WiFiにこだわらず、海外・国内で利用できるおすすめのサービスを紹介します。

レンタルポケット型WiFiとの料金や、使い勝手を比較しているので参考にしてください。

海外ローミング対応の格安SIM

まずは海外ローミングに対応した格安SIMを紹介します。

海外ローミングとは、契約しているキャリアの電波が届かない地域で、提携している現地の電話会社のネットワークを利用し通信することです。

インターネット上では、楽天モバイルやahamoなどの海外ローミングサービスが注目を集めています。海外ローミング対応の格安SIMには下記の特徴があるので解説します。

海外ローミング対応の格安SIMであれば、別途WiFiルーターを用意する必要がありません。普段自分が使用しているスマホ(楽天モバイルなど)があれば、それだけで十分です。

また、WiFiルーターや、現地でSIMを購入する際の手続きを省けるのもメリットです。

ただしレンタルポケット型WiFiと比較して、料金が高い、また利用できる国が少ない点はデメリットでしょう。下の表で比較しているので確認してください。

例えば楽天モバイルは、ひと月に2GBまでは無料ですが、それ以降は1GB追加の度に500円(税込)かかります。2GB無料なのはメリットですが、人によっては数日で消費してしまう可能性があります。

また、ahamoの海外ローミングはひと月20GBまで2,980円(税込)ですが、これは国内と海外の合算です。つまり国内の使用量が多ければわずかしか利用できません。

なお、データ容量を追加する際は550円(税込)/1GBの料金が発生します。一方、レンタルポケット型WiFiであれば、例えばWiFiBOXのように1日無制限で990円(税込)/日です。

データ通信を頻繁にする人、また短期間の渡航の人であれば、WiFiBOXのように無制限が安く利用できるレンタルポケット型WiFiがお得です。

また、レンタルポケット型WiFiは、海外ローミング対応の格安SIMと比較して対応国数が多いのも魅力でしょう。

海外ローミング対応の格安SIMでは、国によっては利用できない可能性もあるので、その点注意してください。

お試し期間付きのポケット型WiFi

国内でレンタルポケット型WiFiの利用を検討しているなら、お試し期間付きのポケット型WiFiもおすすめです。お試し期間を活用すれば実質格安でレンタルできます。

例えばWiMAXプロバイダの5G CONNECTには、30日間お試しモニターがあります。下記の条件を満たすことで、返却事務手数料の1,100円(税込)だけで利用できるのがメリットです。

30日間お試しモニターは、ひと月20GBまでと決まっています。とはいえ、ahamoの2,980円(税込)/月(20GB)と比較するとお得です。

一方で、申し込みから30日以内に専用解約フォームから解約すること、また付属品を含む端末一式を返却しなくてはいけない点は注意しましょう。

専用解約フォームは契約書にURLが記載されています。

また、MONSTER MOBILEもお試し期間付きのポケット型WiFiです。契約から14日以内であれば送料分の1,100円(税込)のみで利用できます。

ただし、下記の条件が設けられているので注意してください。

起算日を含む14日以内に、解約の申告(Web or 電話)および機器の返却(発送)をおこないましょう。

例えば、機器発送日が12月1日であれば、12月14日までに手続きを済ませてください。

また、お試し期間中は2GBを超えないよう注意してください。2GBを超えてしまうと、通常の月額料金を請求されます。

それぞれ注意すべき条件が設けられていますが、活用すればお得に使えるので試す価値はあります。

以下の記事では、無料お試し期間があるおすすめポケットWiFiを紹介しています。無料お試し期間の利用を検討している方は参考にしてください。

レンタルは本当にお得？契約型との料金比較

ここでは、レンタルポケット型WiFiと通常の契約型ポケットWiFiの料金を比較します。

この後詳細をお伝えしますが、レンタル型は契約型よりも月々の料金が高くなります。下の表を見てください。

レンタル型のWiMAXレンタルどっとこむは、1日などの短期利用であれば金額が抑えられます。しかし、1ヶ月間のレンタルだと7千円を超えてしまいます。

特にWiFi東京は、1ヵ月で8千円を超えるため高額です。そのため、長期利用を検討しているなら契約型をおすすめします。

無制限使いたいのであれば、カシモWiMAXをはじめとしたWiMAXプロバイダを、ひと月100GBで十分であれば、どこよりもWiFiなどがおすすめです。

レンタルポケット型WiFi申し込みの注意点

国内・国外問わず、レンタルポケット型WiFiを申し込む際の注意点を解説します。特に長期利用や端末紛失時に支払う金額は大きいので注意してください。

長期利用なら契約型も視野に入れる

レンタルポケット型WiFiは、長期利用の場合金額が高くなるため注意しましょう。

例えば、カシモWiMAX(契約型)とWiFiレンタルどっとこむ(レンタル型)の金額を比較したので見てください。

4ヵ月目に解約した場合、WiFiレンタルどっとこむの支払額は35,081円(税込)となっており、カシモWiMAXの30,228円(税込)を超えてしまいます。

つまり、4ヵ月以上ポケット型WiFiを利用するのであれば、契約型の方がお得ということです。なお、カシモWiMAXの端末代は36回払いで実質無料です。

それ以降は毎月4,818円(税込)しかかかりません。半年など長期利用を検討しており、最新のWiMAXを利用したい場合はカシモWiMAXの申し込みも検討してみてください。

【カシモWiMAX公式】
詳細はこちら

故障や紛失時の費用が高い

レンタルポケット型WiFiは、故障や紛失時の費用が高額なので注意してください。例えば、グローバルWiFiの弁済金(再調達代金)を一部紹介します。

安心補償オプションに加入していない場合、最大15,000円(税込)(端末本体)の弁済金を請求されます。

端末を収納するコンパクトなポーチでさえ、破損や紛失してしまうと最大1,000円(税込)のペナルティです。

なお、グローバルWiFiには3タイプの安心補償オプションが用意されており、種類によって負担する弁済金の額が異なります。

いずれにしても、端末の破損や紛失は高額なので、心配であれば申し込み時に安心補償オプションに加入しておきましょう。

【グローバルWiFi公式】
詳細はこちら

レンタルポケット型WiFiの申し込みから返却までの流れ

最後に、ポケット型WiFiのレンタル申し込みから返却までの流れを解説します。

例として、海外用WiFiレンタルサービスのグローバルWiFiの申し込み方法をお伝えしますが、他社でも基本的な流れは同じなので参考にしてください。

1.申し込み～決済まで

申し込みページより渡航日程と渡航先を選択し、利用プラン(データ容量)を選びましょう。

また、安心補償オプションの追加や、場合によってはモバイルバッテリーなどの付属品も選択してください。

安心補償オプションは契約時にしか加入できないので注意してください。渡航中急に契約したいと思っても受け付けてくれません。

次に決済方法も選択します。ほとんどの場合、クレジットカード払いしか認められませんので注意してください。(※グローバルWiFiは帰国後にコンビニなどで後払いも可能)

2.機器の受け取り

端末の受け取り場所を指定しましょう。基本的に空港カウンターや自宅での受け取りが選べます。グローバルWiFiであれば、現地での受け取りも可能です。

なお、端末は基本的にケーブルやアダプターなどとセットで届きます。グローバルWiFiのレンタルセットの中身を紹介します。

中身を紛失したり破損したりすると、弁済金を請求されるので大切に扱いましょう。

3.現地での利用

渡航先に着いたら、端末の電源を入れパスワードを入力しましょう。

なお、グローバルWiFiの端末を利用する際は、出国前にスマートフォンにてIDおよびパスワードを設定しておく必要があります。

4.機器の返却

端末は、国内の空港カウンターで返却できる他、宅配便も使用できます。その他、グローバルWiFiは現地での返却も可能です。

【グローバルWiFi公式】
詳細はこちら

まとめ

今回は、海外・国内で利用できるおすすめのレンタルポケット型WiFiを紹介してきました。

レンタルポケット型WiFiは短期の旅行や出張に便利です。一方で、利用する期間が長くなると支払い負担が大きくなるので注意しましょう。

長期間利用するのであれば、契約型のポケット型WiFiも検討してみてください。国内であれば、データ量無制限のカシモWiMAXなどがおすすめです。ひと月1,000円台から利用できます。

自分の目的に合わせて、お得に使えるポケット型WiFiを選びましょう。

以下の記事では、カシモWiMAXの評判・口コミを紹介しています。カシモWiMAXを検討している方は参考にしてください。