デュアルSIMの使い方から活用法|選び方とおすすめ格安スマホ

格安SIMの話題でよく耳にする、デュアルSIMやデュアルスタンバイなどについてわかりやすく解説します。デュアルSIMのメリット・その特徴、選び方や使い方、おすすめのデュアルSIM端末もご紹介します。デュアルSIMを上手く使えばお得に、便利にスマホを利用できますよ。
BIGLOBEmobile20190724_desc デュアルSIMの使い方から活用法|選び方とおすすめ格安スマホ

格安SIMの話題で耳にすることのあるデュアルSIM。

一つの端末にSIMを2枚装着できる端末のことですが、どんな風に使うことができるのか、また、どんなメリットがあるのか分からない方もいるのではないでしょうか。

今回はデュアルSIMとはなんなのか、どんなメリットデメリットがあるのかを紹介していきます。デュアルSIMに興味のある方はぜひ参考にしてください。

デュアルSIMとは

まずはデュアルSIMとはなんなのか、どんな経緯で生まれたのか見ていきましょう。

デュアルSIMとは

デュアルSIMとはSIMを2枚装着することができる端末のことで「デュアルSIM端末」と呼ばれています。

通常国内で販売されているスマホ端末は1つの端末に1枚しかSIMを装着できませんが、海外製やSIMフリースマホの中にはデュアルSIMの端末が存在します。

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海外でのデュアルSIMの必要性

デュアルSIMは海外製のものが多いですが、それは海外での通信事情にデュアルSIMが必要な要因があったからです。

通信インフラの整っていない国では、まず2Gの通信網は国中に敷いたあと、3Gの通信網に切り替えていくという手法がとられます。

そのため3Gの通信網が一部にしか整備されていない時期があるため、2Gが使える地域と3Gが使える地域が混在する現象が起きるのです。

そんな際にも端末を変える必要がなく、一つの端末でどちらの通信網にも対応できるようにするため、デュアルSIMが作られたのです。

日本にも2Gから3Gの通信網に切り替える時期というものがありましたが、日本では3大キャリアが通信インフラや回線契約までを全てになっているため、スムーズに切り替えられたのです。

素早く全国のインフラを整備したあと、それぞれのユーザーに新しい規格への端末に切り替えさせることができたため、日本ではデュアルSIMが必要なかったのです。

そのため今でも回線の契約と端末をセットで、という文化が根強く残っています。

格安SIMの台頭で脚光を浴びるデュアルSIM

では今になってなぜ、日本でもデュアルSIMが注目を浴びるようになってきたのでしょうか。それは格安SIMが普及してきたことによります。

格安SIMが台頭することにより、それまで一体化して考えられていたSIMと端末が分離して考えられるようになったのです。

それまでは端末を購入したキャリアで回線を契約するのが当たり前でしたが、端末はキャリアで買ったものでも、SIMは格安SIMでというのが普通になってきました。

そんな中で一つの端末に別々のSIMを入れるデュアルSIMも受け入れられるようになり、日本ならではのメリットのある使い方も出てきました。

また、それまではデュアルSIMは海外の製品を個人輸入するしかなかったのが、「技的マーク」を受けて正式に国内で使える端末も続々リリースされています。

デュアルSIMの選び方

日本人には馴染みの薄いデュアルSIMですが、実はデュアルSIMにも種類があります。

ここではどのようにデュアルSIMを選べばいいの紹介していきます。

LTEに対応しているかどうか

今のご時世であればほぼすべての端末がLTEに対応していますが、デュアルSIMの場合はしっかり確認しなければなりません。

片方のSIMはLTEに対応しているけど、もう片方のSIMは対応していない端末も存在します。

デュアルSIM端末を購入する際はしっかりどちらのSIMもLTEに対応していることを確認してから買いましょう。

同時に2枚のSIMをスタンバイできるか

デュアルSIMには大きく「シングルスタンバイ」、「デュアルスタンバイ」、「デュアルアクティブ」という種類があります。

デュアルSIMは2枚のSIMを差し込むことができますが、同時に2枚のSIMを使えるとは限りません。

シングルスタンバイでは、2枚のSIMを挿しながらスタンバイさせておけるのは1枚だけです。

そのためどちらのSIMを利用するのかを設定画面から手動で切り替える必要があります。

デュアルスタンバイとは、2枚のSIMを挿して2枚ともスタンバイさせておくことができることを指します。

そのため1枚のSIMを通話用、もう1枚を通信用にしておけば手動で切り替えなくても自動で使い分けてくれます。

ただし、電話を受けている最中に同時にもう一枚のSIMで通信を行うことはできません。

デュアルアクティブとは、デュアルスタンバイに似ていますがデュアルスタンバイではできなかった、2枚のSIMを同時に使うということができます。

1枚のSIMで電話を続けながらもう一枚のSIMを使って通信サービスが使えます。

デュアルSIMの使い方とメリット

デュアルSIMについて少し分かってもらえたと思いますが、実際にどのように使ってどんなメリットがあるのかまだ想像しづらいかもしれませんね。

使い方によって得られるメリットも変わるため、どんな使い方があるのか見ていきましょう。

キャリアのSIM+格安SIMのデータプラン

まだ魅力的な通話プランのない格安SIMを上手く使いこなせる方法です。

キャリアのカケホーダイを使いながら、データ通信だけ格安SIMを使えば月のスマホ代を大幅に抑えることができます。

よく電話はするけど通信量は安くしたい人におすすめの使い方です。

大容量データ通信SIM+大容量データ通信SIM

あまりに大きい容量の大容量格安SIMを1枚契約するよりも、それより小さいプランを2つ契約した方が安くなる場合もあります。

また月間で使える通信容量が大きくても「3日で○Gまで」といった短期での制限もあるため、2枚使いで制限を避けることができます。

プライベートと仕事用で使い分けられる

これまでもプライベートと仕事用の電話を使い分けるために、通信用のスマホと電話用のガラケーと言ったように2台持ちをしている人もいました。

デュアルSIMであれば、2台持たなくても1台のスマホで使い分けられます。これならわざわざ2台持ち歩く必要もありませんね。

国内用と海外用のSIMを使い分けられる

海外では海外用のSIMが必要になりますが、海外出張が多い人にとってはいちいちSIMを切り替えるのは面倒かもしれませんね。

デュアルSIMに常時、国内用と海外用をさしておけば設定の切り替えだけで海外でもスムーズに使えます。

デュアルSIMのデメリットと注意点

一見便利そうに見えるデュアルSIMですが、使い方や選ぶ際に注意が必要な場合もあります。

1枚のSIMを使っている時にもう1枚が使えない

デュアルSIMの種類を紹介しましたが、日本で売られているほとんどがシングルスタンバイのデュアルSIMです。

そしてシングルスタンバイには大きなデメリットがあります。それが1枚のSIMを使っている時はもう1枚のSIMが使えないことです。

例えば通話用のSIMと通信用のSIMを挿していた場合、データ専用のSIMをスタンバイしている時は通話用のSIMは圏外になってしまうのです。

自分から電話する時にSIMを切り替える分にはいいのですが、相手からかかってきた電話をとることができません。

SIMを切り替えなければならないのも1つのデメリットですね。

そんなことにならないよう、通話用SIMの電話番号に転送用のサービスをかけておきましょう。

通話用のSIMにかかってきた電話をもう一枚の通信用のSIMのIP電話(ネット回線を使った電話)に転送するようにしておけば、受け取る時は通信用のSIMで受けられます。

もちろん相手の電話番号も表示されるので、誰からの電話かも分かります。

IP電話は通常の電話に比べて通話の質が悪く、会話がしづらいかもしれませんが、その時は一度きってSIMを切り替えて掛けなおせば問題ありません。

この方法ならデュアルSIMのうまみを存分に味わうことができると思います。

SIMカードのサイズにも注意

SIMカードには「nanoSIM」「microSIM」「標準SIM」とサイズによって3つの種類が存在します。

デュアルSIM端末を選ぶ際には、自分が使うSIMと照らし合わせて選ばなければなりません。

2枚のSIMが入れられても1枚1枚違う規格のSIMがセットされるようになっている場合もあるので、事前にどのサイズのSIMなら入るのか確認する必要があります。

また場合によってはSIMのスロットがメモリーカードと併用になっている場合もあります。つまりメモリーカードを使うと1枚しかSIMが挿さらないのです。

普段メモリーカードを利用している人は、併用ではないデュアルSIM端末を選ぶようにしましょう。

おすすめのデュアルSIM端末

デュアルSIMのメリットデメリットを説明したところで、実際にどんなデュアルSIM端末があるのか見ていきましょう。

ZenFone 4 Max

ASUS(エイスース)が2017年12月に発売した機種です。

nanoSIMカード2枚とmicroSDカードが同時に挿せるデュアルSIM仕様になっています。

高いスペックはもちろんのこと、特筆すべきはバッテーの性能です。4100mAHの大容量バッテリーも驚きですが、付属のUSB・ACアダプターの急速充電がとりわけ特徴的です。

大容量バッテリーながらも約3.5時間でフルに充電できるほか、15分の充電で約2時間通話できるのも嬉しいですね。

Mate 10 Pro

こちらは日本のSIMフリースマホでトップシェアのHUAWEI(ファーウェイ)のハイエンドモデルです。

デュアルSIM・デュアルVoLTEに国内で初めて対応しています。

これまではデュアルSIMでも、片方は3G待ち受けとなっていました。しかしこちらの機種は両方ともVoLTEでの待ち受けになります。

今後デュアルSIM・デュアルVoLTEの端末は増えていくとおもいますが、その先駆けとなる端末です。

デュアルSIMでスマホの可能性がぐんと広がる

格安SIMのおかげでプランの選び方は大きく広がりましたが、「通信料金は納得だけど、電話料金が不満」など細かい要望がある方もいたのではないでしょうか。

デュアルSIMならプランを1つに絞るのではなく、2つのプランの組み合わせで楽しむことができます。

携帯の2台持ちが面倒という人も、1つのスマホで2つのSIMを持つことで使い分けがずっと楽になるでしょう。

Y!mobile1,080円~

公開日時 : 2018年07月26日

鈴木光平 ― ライター
鈴木光平 ― ライター

フリーのライター、趣味は料理とダンス。たまに公園で踊ってます。見かけたら声かけてください。喜びます。結婚してからは料理男子。妻の美容と健康のために頑張ったらハワイでモテる身体に近づけてしまいました。

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