- スマホ
auからpovoに乗り換えるメリット・デメリット|乗り換え方法や注意点を解説

※当記事はPRを含みます。詳しくはこちら。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
使いたいデータ容量だけトッピングができる「povo」。auの既存プランよりも月額料金が安いため、乗り換えを検討している方も多いのではないでしょうか。
本記事では、auからpovoに乗り換える手順やメリット・デメリットを詳しく解説しています。povoへの乗り換え手続きを行う前に、こちらを読んで確認しておきましょう。
目次
auからpovoに乗り換える4つのメリット

はじめに、auからpovoに乗り換えるメリットを紹介します。 auからpovoに乗り換えることで様々なメリットがあります。
auからpovoに乗り換えるメリットは以下の通りです。
- auの高速回線を安く利用できる
- データ量やコンテンツを自由にトッピングできる
- 違約金や手数料がかからない
- プラン変更手続きだけで乗り換えられる
各項目については以下で詳しく解説します。
▼記事の内容は動画でも解説しています。
1.auの高速回線を安く利用できる
povoの最大の特徴として、auの既存プランよりも月額料金が安いことが挙げられます。
多くのauユーザーは、povoに乗り換えるとスマホ代が安くなるので、この機会に契約状況の見直しをしてみましょう。
料金が安くなるからと言って、通信速度が遅くなったり使用できるエリアが制限されたりするわけではありません。auの安定した通信回線をそのまま利用でき、対応エリアに関してもauと同じです。
実際にauからpovoに乗り換えた場合、どのくらい安くなるのでしょうか。auの料金プランとpovoの料金プランを比較してみました。
スマホミニプラン 5G/4Gの場合
(税込) | au スマホミニプラン 5G/4G |
povo | 差額 |
---|---|---|---|
~1GB | 3,465円 | 2,700円 | 765円 |
~2GB | 4,565円 | 1,865円 | |
~3GB | 5,665円 | 2,995円 | |
~4GB | 6,215円 | 3,515円 |
「スマホミニプラン 5G/4G」は、データを使った分だけ支払う従量制プランです。4GBまで4段階に分けられ、データ使用量が少ない月ほど料金が抑えられます。
しかしこのように比較してみると、どのデータ容量でもpovoの方が安くなることがわかりました。
例えば毎月1GB~4GB使う場合、povoに乗り換えると月間3,515円(税込)安くなります。そのため年間計算で48,444円(税込)安くなります。
また、月額料金が安くなる上に使えるデータ容量も増えるので、スマホミニプラン 5G/4Gでは足りないという方にもおすすめです。
使い放題MAX 4G/5Gの場合
(税込) | au 使い放題MAX 5G/4G |
povo | 差額 |
---|---|---|---|
~3GB | 5,588円 | 990円 | |
無制限 | 7,238円 | – |
「使い放題MAX 4G/5G」は、auの大容量プランです。無制限なのでデータ容量を気にせず利用できます。
povoには、24時間限定330円(税込)のプランしかないため、比較できませんが1日単位でデータ容量を気にせず、大容量のデータを使用したいならpovoが圧倒的にお得です。
また無制限はないものの、60GBや150GBといった大容量トッピングもあります。
2.データ量やコンテンツを自由にトッピングできる
povoは「トッピング」と呼ばれるオプションサービスを追加することで、より利用しやすいプランにカスタイマイズできます。
povoのトッピングの詳細は以下の通りです。
povoのトッピング
- データ使い放題(24時間):330円(税込)
- データ追加1GB(7日間):390円(税込)/回
- データ追加3GB(30日間):990円(税込)/回
- データ追加20GB(30日間):2,700円(税込)/回
- データ追加60GB(90日間):6,490円(税込)/回
- データ追加150GB(180日間):12,980円(税込)/回
- DAZN 使い放題パック(7日間):760円(税込)/回
- smash 使い放題パック(24時間):220円(税込)/回
- 5分以内通話かけ放題:550円(税込)/月
- 通話かけ放題:1,650円(税込)/月
- スマホ故障サポート:830円(税込)/月
povoでは、データトッピング・コンテンツトッピング・通話トッピング・サポートトッピングの4種類のトッピングが可能です。
月々のデータ容量を増やしたい方は、データトッピングを利用しましょう。
中でも「データ使い放題24時間は、330円(税込)で24時間データ容量が無制限になるので、「基本20GBで足りるが日によってデータ容量をたくさん使いたい」という方に適しています。
また、利用用途に合わせた「5分以内通話かけ放題オプション」「通話かけ放題オプション」の2種類の通話オプションを用意しています。 通話の利用時間に合わせて選びましょう。
3.違約金や手数料がかからない
携帯会社を乗り換える際には、違約金や契約事務手数料、MNP手数料などの費用が発生します。
しかし、auからpovoへの乗り換えは、違約金・契約事務手数料・MNP手数料・プラン変更手数料などがかかりません。そのため、他社に乗り換えるよりも安く、手軽に乗り換えられます。
ただし、auからpovo間の手続きにおいて、当面の間は契約事務手数料・番号移行手数料・契約事務手数料が一度請求されます。なお、翌月以降の利用料金から同額が減額されるので安心してください。
4.プラン変更手続きだけで乗り換えられる
現在、auでスマホを契約している人はプラン変更手続きだけで利用が可能です。
他社ユーザーの場合、申し込み前に端末のSIMロック解除を行うなど手間がかかります。それに対してauでスマホを契約している人は、povo契約後、SIMを差し替えるだけですぐにpovoが利用可能になります。
また、eSIM対応端末を使用している人は、申し込み後にQRコードを読み込むだけでpovoが利用可能になります。
よりスピーディーな開通をしたい人はこちらの方法がおすすめです。
auからpovoに乗り換える3つのデメリット

ここまでメリットを紹介してきましたが、auからpovoに乗り換えるデメリットはあるのか疑問に思う方もいるでしょう。
以下にauからpovoに乗り換えるデメリットをまとめてみました。
- auの一部サービスが利用できない
- auの割引が適用されない
- オンラインでしかサポートを受けられない
各項目については以下で詳しく解説します。
1.auの一部サービスが利用できない
povoでは、auで利用していたサービスの一部が利用できません。以下のサービスを契約している場合、事前に解約またはプラン変更を行わないとpovoへ移行できないので確認しましょう。
キャリアメール、留守番電話サービス、データお預かりサービスの3つのサービスはpovoへの移行と同時に自動解約されます。
解約に伴いデータが自動削除されるので、必要に応じてバックアップを取るようにしましょう。
2.auの割引が適用されない
povoは基本料金が安いためか、auで実施中の一部割引サービスが適用されません。
適用されない割引サービスをまとめたので確認しましょう。
- auスマートバリュー
- 家族割プラス
- au PAY カードお支払い割
- スマイルハート割引
- 家族間通話料・SMS利用料の割引(家族割)
- auまとめトーク
- auまとめラインなど
しかし、これらの各種割引サービス適用後の料金プランとpovoを比較しても、povoの方がお得になる場合があります。
例えば、ピタットプラン 4G/5Gを契約中に1GB~4GB使った場合、家族割プラス(3回線以上)とauスマートバリューが適用された料金は3,278円(税込)です。
また、同じ割引条件で使い放題MAX 4G/5Gを利用している場合は、月額料金が5,038円(税込)。povoの料金プランは2,728円(税込)なので、どちらの場合もお得になることがわかります。
つまり、月のデータ使用量が1GB以下で各種割引サービスが適用される場合は、auの料金プランの方が安くなりますが、1GB以上使うユーザーはpovoの方がお得です。
3.オンラインでしかサポートを受けられない
povoは新規申し込みや各種手続きなど、すべてオンライン上で完結するシステムです。つまり、auショップやau取扱店、電話でのサポートは受けられません。
店舗スタッフに直接相談しながら決めたい方や、自分で手続きをすることが難しい方にとっては、デメリットに感じるでしょう。
しかし、povoと同時期に提供開始するキャリアの新プランや格安SIMの多くは、基本的にオンラインのみの受付となっています。
そのため、この機会にオンライン専用プランを試してみてはいかがでしょうか。
auからpovoへの乗り換えがおすすめのタイミング
auからpovoに乗り換えたいけれど、乗り換えるタイミングがわからないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、乗り換えるおすすめのタイミングを紹介します。auからpovoへ乗り換えるおすすめのタイミングは以下の通りです。
- auの期間限定割引が終了したとき
- auで月のデータ容量を使い切ったとき
各項目については以下にて解説します。
auの期間限定割引が終了したとき
auからpovoへ変更するタイミングとして、期間が決まった割引が終了して料金が高くなるタイミングがおすすめです。
期間の決まった割引には以下のようなものがあります。
- スマホスタートプラン:60歳以上でガラケーや他社からの乗り換えをした場合、翌月から1年間、月額料金1,078円(税込)ので、「ピタットプラン 4G LTE(s)/5G(s)」が利用可能
- auでんきスタート割:auのスマホとでんきの両方の利用で、最大12カ月間利用料金を毎月1,000円割引
上記の割引を受けている場合は、割引期間が終了するタイミングでの乗り換えがおすすめです。
auで月のデータ容量を使い切ったとき
auからpovoへ乗り換えをした場合、auで余ったデータ容量をpovoへ引き継ぐことはできません。
そのため、povoへの乗り換えはデータ容量を使い切ったタイミングがおすすめです。
auのデータ容量を使い切ってから乗り換えると無駄がなく、povoのデータ容量の購入も少なく済みます。割引期間がない場合、auのデータ容量を使い切った月末などのタイミングが乗り換えにおすすめです。
auからpovoへの乗り換え方法

次に、auからpovoに乗り換える手順を解説します。
前章で紹介した内容を踏まえた上で、乗り換えを希望する方は、以下を参考にしながら申し込み手続きを行ってください。
手順1.手続きに必要なものを用意する
povoサービス開始当初、端末とのセット販売は行われません。そのため、povoに対応している端末を自分で用意する必要があります。
対応している端末は、公式サイトの対応機種・端末よりご確認いただけます。
auスマホやSIMフリースマホはSIMロック解除をせずに、そのままpovoで利用できます。
対応する端末に加えて、以下のものが手続きに必要となるため用意しておきましょう。
- 現在のau契約に紐付いているau ID
- 支払い用のクレジットカード情報
povoは、人気の最新モデルや手に入れやすい低価格なモデルまで、幅広い端末に対応しています。詳しくは、povo対応機種やおすすめ端末を解説した記事をご覧ください。
手順2.povo公式サイトから申し込む
▼povo公式サイトの「お申し込みはこちら」をタップします。

▼「auからpovo2.0へ変更」をタップします。
▼「auからの変更手続き」をタップします。

▼注意事項にチェックを入れ、「申し込む」をタップをします。

▼「次へ」をタップします。

▼「auID」をタップします。

▼au IDにログインする画面が出てきます。携帯番号・メールアドレス・au IDいずれかを入力し、「次へ」をタップしてください。

あとは画面の案内に従い、「契約内容の入力」→「契約内容・同意事項の確認」→手続き完了という流れです。
au IDで本人情報が引き継がれるため、本人確認書類は不要です。
手順3.SIMの開通手続き・初期設定を行う
povoへの申し込みが完了したら、開通手続きや初期設定を行います。
SIMカードの交換が必要な場合は、iPhone・Android別にSIMカードの入れ替え方法を解説している以下の記事を参考に、SIMカードを入れ替えてから手続きを行ってください。
auからpovoへ乗り換える場合の注意点

ここでは、auからpovoに乗り換える前に確認したい注意点を紹介します。
スムーズに乗り換え手続きするためにも、事前に確かめておきましょう。
auからpovoに乗り換え時の注意点は以下の通りです。
- キャリアメールが使うには費用がかかる
- 乗り換えた月のauのデータ量は引き継げない
- スマホとのセット販売はない
- 支払いはクレジットカードのみ
各項目については以下で詳しく解説します。
キャリアメールが使うには費用がかかる
学校・会社の連絡網やネットバンキングの取引など、重要な場面で活用されるキャリアメール。
auを契約すると、キャリアメール(@ezweb.ne.jp)を無料で利用できますが、引き続きpovoで使用するには月額使用量330円(税込)の費用がかかります。現在キャリアメールを使っている方は、注意が必要です。
乗り換えた月のauのデータ量は引き継げない
auからpovoに移行する場合、データ容量の引き継ぎができないので、ご注意ください。
auで使っていたデータ容量がどれだけ残っていてもそれを引き継ぐことはできず、povoで新たに購入や契約をする必要があります。
例えば、乗り換える際にauのデータ容量の残りが5Gあったとしても、povoに乗り換えると、この5G分のデータ容量は使えません。
auからpovoに移行する場合はデータ容量の残量にご注意ください。
スマホとのセット販売はない
povoでは、スマホとのセット販売はありません。
auのプランからpovoへ乗り換えるのと同時に機種変更も行いたい場合は、乗り換える前にauのプランの状態で機種変更を済ませておくのがおすすめです。
既にpovoに既に乗り替えてしまった人は、auオンラインショップ経由で端末のみの購入の可能です。
オンラインショップを活用する際は「スマホトクするプログラム」も適用して購入できるので、利用しましょう。
支払いはクレジットカードのみ
povo2.0ではクレジットカード以外の支払い方法はありません。
auの従来のプランでは、支払い方法に口座振替やクレジットカードなどを選択できましたが、支払い方法を引き継ぐことはできません。
口座振替などは選択できないので、注意しましょう。
povoで利用可能なクレジットカードは以下のものです。
- VISA
- MasterCard
- JCB
- American Express
povo2.0への乗り換えを検討している人で、上記のクレジットカードを持っていない人はスムーズに契約するためにも事前に準備しておきましょう。
auからpovo乗り換えに関するQ&A

最後に、auからpovoへの乗り換えに関する質問をまとめました。
SIMカードはそのままでよい?
auからpovoに乗り換える場合、原則SIMカードの変更は不要です。ただし、au Nano IC Card 04 LEまたはau Nano IC Card 04以外のSIMカードを利用している場合は変更する必要があります。
au Nano IC Card 04 LEは主にiPhone、au Nano IC Card 04は主にAndroidスマホに発行されるSIMカードです。
具体的な交換方法については、別途公式から案内が行われる予定なので、上記のSIMカード以外を使用している方は、お知らせを待ちましょう。
SIMロック解除は必要?
auからpovoに乗り換える際、SIMロックの解除は不要です。
ソフトバンクからLINEMOへの移行などの際にはSIMロック解除が必要ですが、auからpovoへの移行ではSIMロックの解除は不要です。
しかし、auからpovoへの移行の場合でもSIMカードの入れ替え等が必要になるので、移行の際には申し込むタイミングに注意が必要です。
月の途中で乗り換えた場合は日割り計算される?
月の途中でpovoに乗り換えた場合、auとpovoの両方の料金を日割り計算したものが請求されます。
つまり、月初から乗り換え日までのauのプランの日割り料金と、povoの契約日から月末までのpovoの日割り料金を支払うことになります。
ただし、日割りとならずに月額を支払う必要があるサービスもありますので、公式サイトをよく確認しましょう。
分割機種代金は引き継げる?
auスマホを分割で購入し、支払金が残っている場合も、そのままpovoに移行できます。分割払いに関する契約条件等に変更はありません。
ただし、上記プログラムの特典を利用できるのは2021年夏以降のため、早めに特典を利用したい場合は、事前に機種変更を済ませてからpovoに乗り換えましょう。
短期の契約変更でブラックリストに載るって本当?
auの契約後すぐにpovoに乗り換えた場合ブラックリストに載る可能性があります。
ブラックリストに入ってしまうと、次回のau加入時の審査で契約不可になる場合があるので注意しましょう。
auからpovoへ乗り換えがおすすめな人
ここまでを踏まえ、乗り換えがおすすめな人を以下にまとめてみました。
- データ容量を自分好みにカスタマイズしたい人
- オンライン手続きでも問題がない人
- auの期間限定割引が終了する人
まずは移行のメリットの1つである、データ容量をカスタマイズしたい人におすすめです。自分に合った「トッピング」を選択して、自分好みのカスタマイズにしましょう。
次に、オンライン手続きでも問題がない人におすすめです。povoへの移行のデメリットとして、手続きがオンラインでしか行えない点があります。
オンライン上での手続きでも問題がない人は乗り換えをおすすめします。
最後にauの期間限定割引が終了する人です。auでんきスタート割など、期間の決まった割引期間が終了して料金が高くなる人は、乗り換えるおすすめのタイミングです。
上記に当てはまる人はauからpovoへの乗り換えを検討しましょう。
auからpovoへの乗り換えで料金を安くしよう
この記事ではauからpovoへ乗り換えるメリットやデメリット、方法などを解説してきました。
auからpovoに乗り換えるメリット・デメリットについては以下でおさらいしましょう。
- メリット.auの高速回線を安く利用できる
- メリット.データ量やコンテンツを自由にトッピングできる
- メリット.違約金や手数料がかからない
- メリット.プラン変更手続きだけで乗り換えられる
- デメリット.auの一部サービスが利用できない
- デメリット.auの割引が適用されない
- デメリット.オンラインでしかサポートを受けられない
上記の通りauからpovoに乗り換えることで、auの高速回線を安く利用できます。 また、自分好みのカスタマイズができるので自分に合ったプランで無駄なくスマホが使えます。
auのキャリアメールは持ち運び可能ですが、月額330円(税込)費用がかかります。
auからpovoへの乗り換えは注意点をしっかり理解すれば、安くスマホを利用できるのでおすすめです。
公開日時 : 2023年11月07日
