10GBのおすすめ格安SIMを徹底比較！最安はどれ？

内容	10GBあたりの目安
動画視聴（512kbps程度の中画質）	約40時間
メール送信（写真付き）	約2万通
Webページの閲覧	約3万ページ
音楽再生（ダウンロードしていない場合）	約170時間
LINEの音声通話	約550時間
LINEのビデオ通話	約30時間

内容	使用料
毎朝晩の通勤時のYoutube視聴 （往復20分×20日：6.6時間/月）	約1.5GB
LINEでのビデオ通話 （ひと月累計：90分）	約1.5GB
帰宅後にNetflixの再生 （1日30分×30日：15時間/月）	約4GB
Instagramのリール動画視聴 （1日10分×30日）	約0.4GB
ゲームアプリのダウンロード （1本200MB×5本）	約1GB
音楽の再生 （1日1時間×30日：30時間/月）	約1.2GB
合計	約9.6GB

上記の例は動画視聴の割合が多い現代の社会人を想定したシミュレーション表です。

動画視聴の割合が多い人ほど、容量があっという間に消費されることが分かります。

ただし、自宅にWiFiがある人はNetflixの再生を自宅WiFiで接続していることが多いので、その場合はもう少し余裕が持てるでしょう。

データ利用量の確認方法

実際に自分がどの程度のデータ容量を消費しているのか、今お使いのスマホで確認してみましょう。

自分のリアルタイムの使い方を知ることで、今後格安SIMのプラン選択をするときに最適なプランが選べるようになります。

引用：au公式サイト

また、毎月の使用データ通信量を確認することも大切ですが、スマホ内部にダウンロードしている各アプリでどの程度の通信量がかかるのかを確認することもおすすめします。

とくにTikTokやInstagramなどの動画を見ることが多い人は想像以上に通信をしていることがあるので、今後の使い方を見直すための参考にすると良いでしょう。

以下の記事では、auとソフトバンクの通信量節約方法を紹介しています。データ消費を抑えたい方は、こちらもあわせてお読みください。

10GBプランの格安SIM料金比較

ここからは、10GBプランのある格安SIMの各社の料金についてご紹介します。

各社の詳細はこの後の項目でご説明しますが、音声通話SIM、データSIMそれぞれのプランを比較出来る表にまとめているので、まずはコスト面からチェックしましょう。

【音声通話SIM】10GBプランの格安SIM料金表

まずは音声通話SIMのプランから、月額料金が安い順でご紹介します。

なお、事業者によっては10GBジャストの料金プランを設けていない場合があるので注意事項も含めてご確認ください。

かけ放題プランについては事業者ごとに用意している選択肢が異なることが分かります。

通話量が多い方は、自分の平均通話時間を加味しつつ、かけ放題と合わせた月額料金を想定すると良いでしょう。

以下の記事では、かけ放題が安いおすすめの格安SIMを紹介しています。通話料を節約したい方は、ぜひ参考にしてください。

【データSIM】10GBプランの格安SIM料金表

続いて、データSIMの10GBプランの料金についてご紹介します。

先ほどご紹介した格安SIMではデータSIMプランを用意していないところもあるので、データ通信メインの方はこちらをチェックしてください。

どの事業者も、10GBプランなら音声通話付きSIMとほとんど変わらない料金設定のようです。

携帯電話番号を利用する可能性が少しでもあるなら、音声通話付きにしておいた方が安心かもしれません。

以下の記事では、データ通信専用のおすすめ格安SIM23選を紹介しています、こちらもあわせてお読みください。

10GB前後のおすすめ格安SIM

ここからは、先ほどご紹介した格安SIM事業者の詳細をご紹介します。

各社の特徴や平均通信速度、キャンペーン情報なども含めてまとめているので、最適な格安SIMを選択できるように参考にしてください。

日本通信SIM

日本通信SIMが提供しているプランは以下3つのみと、シンプルかつ明瞭な料金体系が魅力です。

10GBプランは「みんなのプラン」が該当します。良心的な価格ですが、メリットはそれだけではありません。

音声通話付きSIMなら、なんとかけ放題オプションを無料でつけることができます。

「ひと月70分まで無料」または「5分かけ放題」のいずれかのかけ放題オプションを選択することができるので、音声通話の頻度が高い人におすすめです。

以下の記事では、日本通信SIMの評判を紹介しています。各プランの速度の口コミを徹底解説していますので、ぜひ参考にしてください。

NUROモバイル

NUROモバイルは、インターネットの高速通信で有名なNUROが提供する格安SIMです。

料金プランは、音声通話付きSIM・データ通信＋SMS SIM・データ通信専用 SIMの3つから選ぶことができます。

さらに、それぞれ3GB〜40GBの幅広い容量を設けているため、ユーザーに合わせたぴったりのプランが選べます。

【NUROモバイル公式】詳細はこちら

以下の記事では、NUROモバイルの評判を紹介しています。口コミからわかるメリット・デメリットも解説していますので、ぜひ参考にしてください。

IIJmio

IIJmioは、eSIMとSIMカードいずれかによってデータSIMプランの料金が変わります。

従来のSIMカードで契約をすると、10GBの月額料金は1,400円（税込）ですが、eSIMにすればなんと1,100円（税込）と破格の料金です。

さらにIIJmioひかりとセットにすると毎月660円の割引が適用されます。

ご自宅のインターネット回線と同時にスマホを見直したい人におすすめです。

【IIJmio公式】詳細はこちら

以下の記事では、IIJmioの評判を紹介しています。料金や速度の口コミも紹介していますので、こちらもあわせてお読みください。

BIC SIM

BIC SIMは、大手家電量販店のビックカメラが提供する格安SIM。

月額料金が安いことはもちろん魅力的ですが、サポートが充実していることもおすすめのポイント。

一般的な格安SIM事業者の場合は手続きや相談の窓口はオンラインに限られますが、BIC SIMは全国のビックカメラ・コジマ・ソフマップに有人窓口を設けています。

スマホの初期設定や故障時にも相談できる窓口があるのは、格安SIM初心者にも安心できるポイントなのではないでしょうか。

QTモバイル

QTモバイルは、電力会社の九州電力が提供する格安SIMです。

通常料金は他社に比べると高く感じますが、九州電力が提供する各サービスとセットで契約をすると、圧倒的な安さになります。

例えば、自宅の電力を九州電力、インターネットをBBIQに契約をすれば、10GBプランが1,680円（税込）になります。

九州地方各県にはQTモバイルショップを設けているため、大手キャリア同様のサービスを受けながら格安SIMを利用できます。

【QTモバイル公式】詳細はこちら

以下の記事では、QTモバイルの評判を紹介しています。契約を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

HISモバイル

HISモバイルは大手旅行会社のHISグループが提供する格安SIM。

10GBプランは2,000円弱と他社よりも少し高く感じますが、7GBなら880円〜と圧倒的な安さになります。

また、価格的なメリットはもちろんですが、旅行会社ならではの他社にはない特典を受けられるのもポイント。

例えば、HISモバイルユーザーは海外WiFiをレンタルする際の料金が20％オフになります。

そのほかにも旅行時の優待特典が受けられるので、適度な頻度で遠方に行く人におすすめです。

【HISモバイル公式】詳細はこちら

以下の記事では、HISモバイルの評判を紹介しています。特徴やメリット・デメリットについて知りたい方は、こちらもあわせてお読みください。

イオンモバイル

イオンモバイルはショッピングモールでおなじみのイオンが提供する格安SIM。

料金プランは1GB〜50GBと幅広く用意しており、余った通信容量は翌月に繰り越すことが可能。

そのため、毎月の通信量に変動がある人におすすめです。

また、イオンモバイルは全国のイオン各店で窓口を用意しているので、大手キャリア同様のサービスも受けられます。

イオンモバイルのお申込みはこちら

以下の記事では、イオンモバイルの評判を紹介しています。端末の持ち込みについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

リンクスメイト

リンクスメイトは、エンタメ系コンテンツを楽しむ方におすすめの格安SIMです。

カウントフリーオプションを適用すれば、対象のコンテンツの通信量を90％削減。

さらに対象のゲームと連携すれば、ゲーム内での特典が受けられます。

人気の『ウマ娘　プリティーダービー』や『シャドウバース』はゲーム連携特典を用意しているので、スマホゲームのヘビーユーザーは必見です。

【LinksMate公式】詳細はこちら

以下の記事では、LinksMateの評判を紹介しています。契約を検討している方は、こちらもお読みください。

mineo

mineoは価格的なメリットはもちろん、ユーザーファーストな通信環境を提供していることも特徴です。

選べる回線はドコモ・au・ソフトバンクの3社で、お住まいの環境にぴったりの回線が選べます。

また、1回198円の「24時間データ使い放題」に契約すれば1日中データ使い放題。

日によって通信量にメリハリがある人におすすめです。

【mineo公式】詳細はこちら

以下の記事では、mineoの評判を紹介しています。特徴についてもまとめていますので、こちらもあわせてお読みください。

LIBMO

出典:LIBMO

LIBMOが提供しているプランに10GBはありませんが、8GBプランが1,320円（税込）〜という高コスパであることが魅力です。

また、LIBMOは大手キャリアのドコモと提携している格安SIMのため、全国のドコモショップで申し込みが可能です。

ドコモショップはスタッフの高レベルな接客と知識量に定評があるため、スマホに関するあらゆるお悩みを相談できます。

【LIBMO公式】詳細はこちら

楽天モバイル

楽天モバイルは、大手キャリア同様に独自の回線を保有しているキャリアです。

その対応範囲は全国的に網羅しており、大手キャリアに引けをとりません。

また、価格的には他社よりも高いですが、変動制のため毎月の使用量に大きく差がある方におすすめです。

月額料金は音声通話付きSIMもデータSIMも変わらない価格で、3GBまでなら月額1,078円（税込）。

そして3GB超過後は20GBまで2,178円（税込）、20GB以降はどれだけ使っても3,278円（税込）です。

通信量に制限はないため、速度制限がかかって低速になる心配もありません。

他社の格安SIMに比べると通信速度が圧倒的に速いことも魅力なので、コスパと使い勝手の両軸からメリットを得たい方におすすめです。

【楽天モバイル公式】詳細はこちら

以下の記事では、楽天モバイルの評判を紹介しています。メリット・デメリットも解説していますので、ぜひ参考にしてください。

irumo

irumoは、ドコモが提供する格安スマホの新ブランドです。

ドコモユーザー同様にドコモショップでのサポートが受けられることはもちろん、一般的な格安SIMでは対象外になる家族割やドコモひかりセット割が適用されることもメリットです。

また、毎月の支払いをdカードにすればポイント還元率が1％（※1）になるため、まさにドコモユーザーが乗り換えるにはもってこいの格安SIMです。

なお、10GBの用意はなく9GBですが、home 5G セット割/ドコモ光セット割とdカード払いによる割引が適用されれば、2,090円（税込）です。

※1…dカードGOLDの場合

【irumo公式】詳細はこちら

以下の記事では、irumo(イルモ)について詳しく解説しています。ahamoやeximoとの違いも解説していますので、こちらもあわせてお読みください。

10GBで足りなかった場合は？

10GBではさまざまなことが楽しめるとは言っても、利用頻度に変動がある人は容量オーバーで通信制限がかかってしまうことも想定されます。

万が一10GBでも足りなかった場合の対策も検討しておきましょう。

データの追加購入をする

もし10GBで通信制限がかかってしまった場合は、追加でデータ容量を購入しましょう。

購入できる最低容量は格安SIM事業者によりますが、例えばHISモバイルなら1GB220円〜で追加購入ができます。

mineoの場合は24時間使い放題オプションを1回198円で購入可能なので、1日単位で追加購入したい人にもおすすめです。

デュアルSIMにする

デュアルSIMとは、1台の端末で複数のネットワークを切り替えて使えるSIMです。

今使っているスマホにSIMカードを2枚挿入する形になるので、メインでeSIMを契約した上で新たにデュアルSIMを挿入するイメージです。

デュアルSIMを利用するには各社の規定によって異なりますが、例えばpovoなら基本料金0円で使えるため、必要なときだけデータ追加を希望する際に便利です。

以下の記事では、デュアルSIM最強の組み合わせを紹介しています。お得にデュアルSIMを使いたい方は、ぜひチェックしてみてください。

まとめ

スマホのデータ通信量は、外出が多い学生や会社員などの場合10GB前後利用することが一般的です。

そのため、10GBプランを提供している格安SIMはかなりの数が存在します。

今回ご紹介した通り、どの格安SIMを選ぶかのポイントとしておすすめなのがまずは月額料金です。

さらに、通信の安定性やサポート内容で自分にあった格安SIMを選択するようにしましょう。

以下の記事では、格安SIMのおすすめ比較ランキングを紹介しています。安くて速い格安SIMを選びたい方は、こちらもあわせてお読みください。