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- 更新日:2024年02月29日
ソフトバンク回線の格安SIMおすすめ7選!乗り換え手順や注意点
※当記事はPRを含みます。詳しくはこちら。
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
スマホの大手キャリアであるソフトバンク。PayPayポイントが貯まりやすかったり、Yahoo!ショッピングでプレミアム会員になれたりと、契約者限定のさまざまな特典が受けられることで人気のキャリアです。
しかし、特典の恩恵を受けながらも毎月のスマホ代を安く抑えたいと考えている人は多いことでしょう。
今回の記事では、ソフトバンク回線を使ったおすすめの格安SIMをご紹介します。
ソフトバンクが提供している(または提携している格安SIM事業者)を集めたので、これから格安SIMを選ぶ際の参考にしてください。
目次
ソフトバンク回線の格安SIMの種類
まずは、世間にソフトバンク回線を使った格安SIMがどのくらいあるのか、主要な2つをご紹介します。
ソフトバンクが提供している格安プランと、格安SIM(MVNO)の2つのパターンに分けてご紹介するので、選択する際の目安にしてください。
ソフトバンクが提供する格安プラン
ソフトバンク社が提供している格安プランは2つ存在します。一つがLINEMO、もう一つがワイモバイルです。
LINEMOは2021年にソフトバンクの格安プランとしてリリースされたブランドで、ワイモバイルはソフトバンク社がYahoo!社と提携をしたことによってソフトバンクグループの格安プランになりました。
いずれもソフトバンクが提供していることもあり、ソフトバンクユーザー特典であるPayPayポイントのポイントバック率が高いことや、ヤフーショッピングでの会員グレードが高いことがメリットです。
各社の紹介はこの後の項目でもご紹介するので、ぜひお読みください。
ソフトバンク回線を使用するMVNO
ソフトバンク回線を使用した格安SIM(MVNO)には、先述した2つのブランド以外にもさまざまな事業者があります。
例えば、以下の格安SIM事業者が代表的です。
代表的な格安SIM事業者
- mineo
- HISモバイル
- 日本通信SIM
- NUROモバイル
- QTモバイル
これらはソフトバンクグループではないため、ソフトバンクユーザー特典の恩恵は受けられません。
しかし、先述した2つの格安プランに比べて月額利用料が安い傾向にあることがメリットです。
格安SIMを選ぶポイント
世の中にはさまざまな格安SIMが存在するため、選ぶ基準に迷う人は少なくありません。
単純にコスト面だけで選択してしまうと、通信環境が悪かったり使い勝手が合わなかったりと、デメリットにもなり得ます。
ここからは、格安SIMを選ぶ基準として知っておきたい3つのポイントについてご紹介します。
格安SIMを選ぶポイント
音声SIMかデータSIMか選ぶ
まず確認したいのが、SIMのタイプです。
格安SIMには「音声SIM」「データSIM」の2つのタイプが存在します。この2つの違いを簡単にお伝えすると、音声通話ができるか否かです。
音声SIMは電話番号を使った音声通話もデータ通信も可能なタイプのSIMで、データSIMはデータ通信のみです。
「090」「080」などから始まる自分の電話番号で音声通話をする必要がある人は、音声SIMを選ぶようにしましょう。
音声通話をLINEなどの通話アプリで利用する人は、データSIMでも良いでしょう。
以下の記事では、データ通信専用のおすすめ格安SIM23選を紹介しています。こちらもあわせてお読みください。
データ容量を決める
格安SIMにはデータ容量に応じたプランが存在します。
自分が毎月どのくらいのデータ容量を消費しているのかを確認した上で、無駄のないようにプラン選択をしましょう。
なお、選択できるプランは格安SIMによって異なります。1GBから用意しているところもあれば、3GB以上でないと契約ができないところもあります。
また、最大容量も格安SIMによって異なります。毎月大容量通信をする人が格安SIMに乗り換えることで、容量が足りなくなることも少なくありません。
乗り換える際は、できれば数ヶ月分のデータ容量の推移を確認して決めることをおすすめします。
物理SIMかeSIMかを選ぶ
当然ながら、SIMカードがなければスマホを利用することができません。
格安SIMが提供するSIMカードには「物理SIM」「eSIM」の2つが存在するので、いずれか最適な方を選びましょう。
物理SIMとはカード自体が存在するタイプで、従来のスマホ利用におけるSIMカードです。
SIMカードをスマホに差し込めば通信ができるようになります。
一方eSIMとは、カードが存在しないタイプです。
eSIMはスマホの端末自体に埋め込まれているタイプのSIMで、スマホ本体側で操作をすることでキャリアを切り替えることができます。
一見するとeSIMの方が楽なように感じられますが、eSIMを利用できない端末も少なくないため、自分が使っているスマホが対応しているか確認するようにしましょう。
以下の記事では、eSIMのおすすめ13社を比較しています。デュアルSIM向けのおすすめ格安SIMも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
ソフトバンク回線のおすすめ格安SIM
冒頭でもご紹介した、ソフトバンク回線が使用できる格安SIMブランドの詳細をご紹介します。
格安SIM | 音声SIM 月額利用料(税込) |
データSIM 月額利用料(税込) |
平均通信速度 | 使用できる回線 |
---|---|---|---|---|
mineo | 1,298円〜 | 880円〜 | 平均Ping値:63.03ms 平均下り速度:41.33Mbps 平均上り速度: 9.65Mbps |
ソフトバンク ドコモ au |
LINEMO | 990円〜 | – | 平均Ping値: 39.62ms 平均下り速度:70.65Mbps 平均上り速度:14.92Mbps |
ソフトバンク |
日本通信SIM | 290円〜 | – | 平均Ping値: 46.8ms 平均下り速度:72.86Mbps 平均上り速度:11.51Mbps |
ソフトバンク ドコモ |
HISモバイル | 290円〜 | 198円〜 | 平均Ping値: 52.37ms 平均下り速:149.86Mbps 平均上り速度:18.69Mbps |
ソフトバンク ドコモ |
NUROモバイル | 792円〜 | 627円〜 | 平均Ping値: 48.84ms 平均下り速度:62.0Mbps 平均上り速度:14.67Mbps |
ソフトバンク ドコモ au |
ワイモバイル | 1,078円〜 | – | 平均Ping値: 39.73ms 平均下り速度:94.88Mbps 平均上り速度:16.81Mbps |
ソフトバンク |
QTモバイル | 1,100円〜 | – | 平均Ping値: 57.5ms 平均下り速度:20.66Mbps 平均上り速度:1.08Mbps |
ソフトバンク ドコモ au |
以上各社の詳細は、この後の項目で順を追ってご説明します。
各社の特徴や特典なども含めてご紹介するので、自分の使用環境を想定しながら優先順位を決める参考材料にしてください。
mineo
mineoはソフトバンクをはじめ、ドコモ、auの回線から選べる格安SIMです。
特徴的なのが、料金プランの細かさ。データ容量に応じたプランが存在することはもちろん、最大通信速度に応じた料金プラン「マイそく」も選べます。
マイそくの契約をすれば、通信速度制限を気にすることなく無制限でデータ通信が可能です。
そのほかにも、24時間データ使い放題プランなどデータ通信メインで利用する人にはありがたいプランが多くあります。
格安SIM | 音声SIM 月額利用料(税込) |
データSIM 月額利用料(税込) |
平均通信速度 | 使用できる回線 |
---|---|---|---|---|
mineo | 1,298円〜 | 880円〜 | 平均Ping値:63.03ms 平均下り速度:41.33Mbps 平均上り速度: 9.65Mbps |
ソフトバンク ドコモ au |
また、mineoでは格安SIM事業者としては珍しい端末販売を行っていることも特徴。
人気のiPhoneシリーズからコスパの良いAndroid端末まで取り揃えているので、機種変更と同時に乗り換えを検討している人にもおすすめです。
以下の記事では、mineoの評判を紹介しています。特徴についてもまとめていますので、こちらもあわせてお読みください。
LINEMO
LINEMOは、ソフトバンクから2021年3月17日にサービス開始された格安プランです。
コミュニケーションアプリとして誰もが使っているLINEを提供しているNAVERグループが、ソフトバンク社の合併子会社になったことをきっかけにリリースされました。
LINEMOのメリットとしてあげられるのは、LINEを利用する際の通信量がノーカウントであることと、LINEプレミアム会員費用が無料になることです。
格安SIM | 音声SIM 月額利用料(税込) |
データSIM 月額利用料(税込) |
平均通信速度 | 使用できる回線 |
---|---|---|---|---|
LINEMO | 990円〜 | – | 平均Ping値: 39.62ms 平均下り速度:70.65Mbps 平均上り速度:14.92Mbps |
ソフトバンク |
LINEMOはソフトバンクが直に提供している格安プランのため、キャリア決済にも対応しています。
今でソフトバンクを使用していた人なら、乗り換えをしても何かしら支障が出ることは少ないでしょう。
以下の記事では、LINEMOのメリット・デメリットを解説しています。契約前に注意点や評判をチェックしておきましょう。
日本通信SIM
日本通信SIMは、なんと月額290円(税込)〜スマホが使える格安SIMです。
料金プランは、音声SIMの3GB/10GB/30GBの3つのみとシンプルですが、とにかくコスパが良いのでサブスマホや子ども向けのスマホを購入したい人におすすめです。
格安SIM | 音声SIM 月額利用料(税込) |
データSIM 月額利用料(税込) |
平均通信速度 | 使用できる回線 |
---|---|---|---|---|
日本通信SIM | 290円〜 | – | 平均Ping値: 46.8ms 平均下り速度:72.86Mbps 平均上り速度:11.51Mbps |
ソフトバンク ドコモ |
なお、日本通信SIMの10GBプランからは音声通話がお得になる2つの無料オプションを選択することができます。
音声通話オプション
- 月間累計70分までが無料
- 通話5分かけ放題が無料
とくにかけ放題オプションは、他社だと有料オプションになる場合が大半なので、無料で付けられるのはありがたいのではないでしょうか。
以下の記事では、日本通信SIMの評判を紹介しています。プランや速度の口コミが気になる方は、ぜひ参考にしてください。
HISモバイル
HISモバイルは、旅行会社大手のHIS社が提供している格安SIMです。
月額利用料は、データSIMだと198円〜という高コスパで、とにかくスマホ代を安くしたい人におすすめです。
また、旅行会社が提供している格安SIMということもあり、旅行時に特典が受けられるのも特徴。
例えば、海外でのレンタルWiFi料金が安くなったり、旅行特別優待が受けられるなどの特典です。
とくに海外で使用するレンタルWiFiは国内よりも高くなることが大半なので、頻繁に海外に行く人にはありがたい特典なのではないでしょうか。
格安SIM | 音声SIM 月額利用料(税込) |
データSIM 月額利用料(税込) |
平均通信速度 | 使用できる回線 |
---|---|---|---|---|
HISモバイル | 290円〜 | 198円〜 | 平均Ping値: 52.37ms 平均下り速:149.86Mbps 平均上り速度:18.69Mbps |
ソフトバンク ドコモ |
また、HISモバイルはコスパだけでなくサポート面で充実していることも特徴。
他社だと1,000円程度する端末補償サービスが税込550円で契約ができます。
しかも、対象端末は契約しているスマホだけではなく、パソコンやタブレットなども含まれます。
リモートワーカーなど、複数のデバイスの使用頻度が高い人にもおすすめです。
以下の記事では、HISモバイルの評判を紹介しています。特徴やメリット・デメリットも解説していますので、こちらもあわせてお読みください。
NUROモバイル
NUROモバイルは、光回線事業者として有名なNUROが提供する格安SIMです。
NUROモバイルのメリットは、高頻度でスマホを使う人にありがたいオプションが豊富である点です。
例えば、NEOプランを選択すればLINEやInstagram、TikTokなどのSNS通信が無料。
さらにアップロードが無制限になります。3ヶ月ごとに15GBプレゼント特典もあるため、通信容量オーバーに悩む必要はありません。
格安SIM | 音声SIM 月額利用料(税込) |
データSIM 月額利用料(税込) |
平均通信速度 | 使用できる回線 |
---|---|---|---|---|
NUROモバイル | 792円〜 | 627円〜 | 平均Ping値: 48.84ms 平均下り速度:62.0Mbps 平均上り速度:14.67Mbps |
ソフトバンク ドコモ au |
なお、NUROモバイルはNEOプランのほかにバリュープランも存在します。
バリュープランはとにかくコストを安くしたい人に適したプランで、月額627円(税込)〜契約が可能です。
また、バリュープランはデータ容量がオーバーしてしまっても、3日間は通信制限がかかりません。
以下の記事では、NUROモバイルの評判を解説しています。リアルな口コミも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
ワイモバイル
ワイモバイルは、ソフトバンクグループの子会社であるワイモバイル社が提供する格安プランです。
ソフトバンクグループであることから、ソフトバンクユーザーと同等の特典が得られるのがメリットです。
例えば、ヤフーショッピングでお買い物をすると、ソフトバンク・ワイモバイルユーザー特典として、付与されるポイントが最大12%還元されます。
PayPayポイントとして還元されるため、たまったポイントを毎月の生活費にあてるのも良いでしょう。
格安SIM | 音声SIM 月額利用料(税込) |
データSIM 月額利用料(税込) |
平均通信速度 | 使用できる回線 |
---|---|---|---|---|
ワイモバイル | 1,078円〜 | – | 平均Ping値: 39.73ms 平均下り速度:94.88Mbps 平均上り速度:16.81Mbps |
ソフトバンク |
なお、ワイモバイルは単独でショップを設けていることも特徴。
他社の格安SIMはオンライン型での手続きが中心ですが、ワイモバイルはショップでも相談ができます。
端末購入も可能なので、大手キャリア同様のサービスを受けたい人にもおすすめです。
以下の記事では、ワイモバイルの評判を紹介しています。どんな人におすすめかも解説していますので、参考にしてください。
QTモバイル
QTモバイルは、九州電力が提供する格安SIMです。
自宅の電力を九州電力にしている方と、インターネットをBBIQで契約している方におすすめです。
九州電力とのセットなら「九電まとめて割」が適用されるため、月額料金が毎月110円割引されます。
さらにBBIQとセットなら、最大330円が割引になります。
格安SIM | 音声SIM 月額利用料(税込) |
データSIM 月額利用料(税込) |
平均通信速度 | 使用できる回線 |
---|---|---|---|---|
QTモバイル | 1,100円〜 | – | 平均Ping値: 57.5ms 平均下り速度:20.66Mbps 平均上り速度:1.08Mbps |
ソフトバンク ドコモ au |
なお、QTモバイルは九州地方各県にショップを設けています。
機種変更やプラン変更など、大手キャリアと同等のサービスが受けられるので、九州エリアにお住まいの方にはとくにおすすめです。
以下の記事では、QTモバイルの評判を紹介しています。メリット・デメリットを知りたい方は、こちらもあわせてお読みください。
ソフトバンク回線の格安SIMに乗り換える手順
ソフトバンク回線の格安SIMに乗り換える手順は、どの事業者を選択するかによって若干異なります。
ここからは、格安プラン(LINEMO、ワイモバイル)とMVNOに分けて乗り換え手順をご紹介します。
初期設定までセルフで行わなければならないことがほとんどなため、ミスを防ぐ意味でも参考にしてください。
格安プラン(LINEMO・ワイモバイル)への乗り換え
LINEMOやワイモバイルなど、ソフトバンクグループが提供する格安プランへ乗り換える場合は、二つのパターンが存在します。
一つがショップでの手続き、もう一つがオンラインショップでの手続きです。
それぞれの手順をご紹介します。
ショップでの手続きの場合
- ソフトバンクショップ(LINEMO)またはワイモバイルショップ(ワイモバイル)に来店する
- 乗り換え手続き
- SIMカード受け取り(またはeSIM)
- その場で動作確認
- 開通
なお、ショップに来店する場合は本人確認書類と毎月の支払いに設定するクレジットカードまたはキャッシュカードが必要です。
必ず手元に用意しておきましょう。
オンラインショップでの手続きの場合
なお、オンライン上で乗り換え手続き場合は「eSIM」の選択ができません。
eSIMを希望している方はソフトバンクショップでの手続きをおすすめします。
ソフトバンク回線のMVNOへの乗り換え
MVNOへ乗り換える場合、基本的にはオンラインで手続きを完結させる必要があります(QTモバイルはショップでも可能)。
格安SIM事業者によって細かな違いはあるものの、以下の手順に従って手続きを行うのが一般的です。
物理SIMかeSIMかによって流れが異なるので、チェックしておきましょう。
<オンライン手続き方法>
物理SIMの場合
- 各社公式サイトにアクセス
- 申し込みボタンをクリックし、必要事項を入力
- SIMカードが到着
- 回線切り替え依頼(オンラインまたは電話受付)
- SIMカードの装着
- スマホ本体で設定
- スマホ本体を再起動
eSIMの場合
- スマホ本体であらかじめSIMロック解除を行う
- 各社公式サイトにアクセス
- 申し込みボタンをクリックし、必要事項を入力
- eSIMの申し込みが完了
- スマホ本体で回線切り替え設定
- スマホ本体を再起動
ソフトバンク回線の格安SIMのデメリット・注意点
ソフトバンク回線の格安SIMはコスパが良く、各社でさまざまな特典を用意していることがメリットです。しかし、注意点が2つあります。
ソフトバンクのような家族割やセット割がないことと、格安SIMとしてはドコモやauに比べて選択肢が少ないことです。
契約後に後悔しないよう、これら2つのデメリットについてもよく理解しておくことをお勧めします。
家族割や光セット割がない
ソフトバンクなどの大手キャリアでは、当たり前のように家族割や光セット割が存在します。
しかし、ソフトバンク回線の格安SIMの場合はそれらのセット割が適用されません。
あくまで毎月のコストが安いという点にだけフォーカスするとメリットが大きいですが、家族全員で同じキャリアを使うことでスマホ代の節約をしている人は注意した方が良いでしょう。
また、光セット割もほとんどの事業者で適用されません。
今回ご紹介した7社の場合、光セット割を設けているのはNUROモバイルとQTモバイルのみです。
いずれにしても大手キャリアのセット割に比べると割引額が劣るので、仮に対象であるとしてもコスパの良さを感じにくいかもしれません。
以下の記事では、家族割があるおすすめの格安SIMをまとめています。家族の通信費を節約したい方は、こちらもあわせてお読みください。
ドコモやauの格安SIMより選択肢が少ない
ソフトバンク回線が使用できるMVNOは、ドコモやauに比べると事業者が少ないこともデメリットです。
本来ならごまんとある格安SIM事業者なので、今回ご紹介した7社以外にも自分にぴったりの格安SIMはあるはずです。
「ソフトバンク回線」にのみこだわってしまうことで選べる幅が少なく、後悔してしまうかもしれません。
選択肢を広げるためにもソフトバンク以外の格安SIMも視野に入れることをおすすめします。
ソフトバンク回線以外のおすすめ格安SIM
ソフトバンク回線の格安SIMで迷っている方におすすめしたいのは、今回ご紹介した7社だけではありません。
今回おすすめしたい格安SIMは、楽天モバイルとIIJmioの2社です。
それぞれの特徴とおすすめの理由をご紹介するので、ぜひこちらの2社も検討してみてください。
楽天モバイル
楽天モバイルは格安スマホの分類ではあるものの、独自の回線を持っていることが特徴です。
楽天の回線は大手キャリアにも劣らないほど全国的に網羅しており、エリアによっては大手キャリア回線の格安SIMよりも繋がりやすいことも想定されます。
そして魅力的なのが、高速通信が無制限であることです。
月額利用料は3GBで1,078円(税込)からですが、その後20GBまで2,178円(税込)、20GBを超えたら3,278円(税込)で無制限で通信が可能です。
格安SIM | 音声SIM 月額利用料(税込) |
データSIM 月額利用料(税込) |
平均通信速度 | 使用できる回線 |
---|---|---|---|---|
楽天モバイル | 1,078円〜 | – | 平均Ping値: 49.7ms 平均下り速度:106.92Mbps 平均上り速度:33.07Mbps |
楽天モバイル |
楽天モバイルは他の格安SIMに比べると圧倒的な高速通信ができることもあり、とくに大手キャリアから乗り換える方のストレスなくスマホ利用ができるでしょう。
以下の記事では、楽天モバイルの評判を紹介していますので、契約の参考にしてください。
IIJmio
IIJmioはシンプルな料金プランを設けつつも、SIM機能とデータ量に応じた自由な組み合わせができるのが特徴です。
コスパ重視の方におすすめなのが、eSIMのデータプラン。
物理SIMの場合は2GB税込740円からのプランですが、eSIMを選択すると税込440円という高コスパです。
格安SIM | 音声SIM 月額利用料(税込) |
データSIM 月額利用料(税込) |
平均通信速度 | 使用できる回線 |
---|---|---|---|---|
IIJmio | 850円〜 440円〜 |
– | 平均Ping値: 20.4ms 平均下り速度:319.08Mbps 平均上り速度:267.1Mbps |
ドコモ au |
また、IIJmioは光回線「mioひかり」も提供しているため、光セット割が適用されることがメリット。
セット割なら毎月最大660円が割引になるため、最大割引を適用すれば他社よりも圧倒的なコスパになることはお分かりでしょう。
以下の記事では、IIJmioの評判を紹介しています。料金や速度に関する実際の口コミを、ぜひチェックしてみてください。
以上のように、今回ご紹介した格安SIMは2社ですが、そのほかにもおすすめの格安SIMが複数あります。
「格安SIM(スマホ)おすすめ比較ランキング!安くて速いのはどこがいい?」の記事では、格安SIM(スマホ)の14社を比較した内容をまとめています。こちらもぜひ参考にしてください。
ソフトバンク回線の格安SIMに関するQ&A
最後に、ソフトバンク回線の格安SIMへ乗り換えを検討している人からよくある質問にお答えします。
無制限で使える格安SIMはある?
残念ながら、ソフトバンク回線に限るありません。
通信制限後も1Mbpsで使えるものはありますが、かなり低速になることは覚悟した方が良いでしょう。
なお、楽天モバイルは無制限で通信が可能なので、通信速度制限が心配な方にはおすすめです。
格安SIMにかけ放題はある?
かけ放題オプションは各社で用意しています。今回ご紹介した格安SIMだと以下の通りです。
- mineo:時間無制限かけ放題1,210円、10分かけ放題500円
- LINEMO:時間無制限かけ放題1,650円、10分かけ放題550円
- 日本通信SIM:ひと月70分無料通話0円
※合理的シンプル290プランの場合は700円、時間無制限かけ放題1,600円 - HISモバイル:時間無制限かけ放題1,480円、5分かけ放題500円
- NUROモバイル:時間無制限かけ放題1,870円、10分かけ放題1,320円、5分かけ放題930円
- ワイモバイル:時間無制限かけ放題1,980円、10分かけ放題880円
- QTモバイル:時間無制限かけ放題1,600円、10分かけ放題880円
乗り換えのタイミングはいつがいい?
月が切り替わるタイミングでの乗り換えをおすすめします。
なぜなら、元のキャリアの基本料が日割りにはならないことが多いためです。
乗り換え後のキャリアでは基本料が日割りになることが大半ですが、月途中で乗り換えをするとダブルでかかってしまうことになります。
少しでもコストを抑えるためにも、月初を目安にして下さい。
まとめ
ソフトバンク回線を使用した格安SIMは、ソフトバンクグループの各社をはじめとして複数の事業者が提供しています。
ソフトバンクの基本料金よりも圧倒的に安い月額利用料で契約できることに加えて、選択した格安SIMによってはソフトバンクユーザーの特典が受けられます。
それぞれの事業者ごとに用意している特典や料金体系が異なるので、自分の使用スタイルに合った格安SIMを見つけてみてください。
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