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[2022年5月]iPad種類の違い比較と選び方|iPad・Pro・Air・miniどれがおすすめか
![[2022年5月]iPad種類の違い比較と選び方|iPad・Pro・Air・miniどれがおすすめか](https://www.kashi-mo.com/media/uploads/2018/10/ipadIMGL1350_TP_V4.jpg)
外出先でサブのPCとして使ったり、大画面でYouTubeやNetflixの動画を見たりするのに便利なiPad。
2022年現在、iPad Pro・iPad Air・iPad(無印)・iPad miniとたくさんの種類があるため、どのiPadを選べばいいか悩んでしまいますよね。
まず最初に、iPadの種類と選び方を簡単にまとめたものをご紹介します。
モデル名をタップすると特徴の詳細を見ることができます。
モデル | こんな人におすすめ |
---|---|
iPad Pro | ・PCとしてがっつり使いたい人
・動画編集や絵を描く等重めの作業をしたい人 ・Face IDを使いたい人 |
iPad Air | ・音楽/動画/アプリ等のダウンロードをたくさんする人
・PC/タブレット両方で使いたい人 |
iPad | ・なるべく安いiPadが欲しい人
・スペックと価格のバランスがとれたiPadが欲しい人 |
iPad mini | ・持ち運び用に軽いiPadが欲しい人
・ネットサーフィンや読書・動画視聴等をしたい人 ・なるべく安いiPadが欲しい人 |
2022年最新iPadのモデルの見分け方や違いが知りたい方は、ぜひ記事を読み進めてみてください。なお、記事の内容は動画にまとめています。
iPadの種類・世代比較

最新iPad全種類
- 【NEW】iPad Air 10.9インチ(第5世代)
- iPad mini 8.3インチ(第6世代)
- iPad 10.2インチ(第9世代)
- iPad Pro 12.9インチ(第5世代)・11インチ(第3世代)
2022年最新のiPadには、上記4つのモデルと5つのインチ数があります。モデルごとのスペックや機能、特徴についてまとめました。
最新iPadスペック早見表で比較
それぞれの端末がどのような特徴を持っているのか、価格、サイズ、重さ、CPUなどで分け、表にまとめました。
特徴ごとに比較したい方はぜひお読みください。
【価格を比較】(税込)
iPad Air(第5世代)Wi-Fiモデルの価格 | ||
---|---|---|
販売元 | 64GB | 256GB |
Apple | 74,800円 | 92,800円 |
ドコモ | ー | ー |
au | ー | ー |
ソフトバンク | 74,800円 | 92,800円 |
iPad Air(第5世代)Wi-Fi + Cellularモデルの価格 | ||
---|---|---|
販売元 | 64GB | 256GB |
Apple | 92,800円 | 110,800円 |
ドコモ | 104,544円 | 124,630円 |
au | 100,080円 | 119,520円 |
ソフトバンク | 104,400円 | 124,560円 |
iPad(第9世代)Wi-Fi + Cellularモデルの価格 | ||
---|---|---|
販売元 | 64GB | 256GB |
Apple | 56,800円 | 74,800円 |
ドコモ | 60,984円 | 81,576円 |
au | 58,320円 | 76,320円 |
ソフトバンク | 63,360円 | 84,240円 |
iPad mini(第6世代)Wi-Fiモデルの価格 | ||
---|---|---|
販売元 | 64GB | 256GB |
Apple | 59,800円 | 77,800円 |
ドコモ | ー | ー |
au | ー | ー |
ソフトバンク | 59,800円 | 77,800円 |
iPad mini(第6世代)Wi-Fi + Cellularモデルの価格 | ||
---|---|---|
販売元 | 64GB | 256GB |
Apple | 77,800円 | 95,800円 |
ドコモ | 85,536円 | 103,752円 |
au | 79,200円 | 97,920円 |
ソフトバンク | 88,560円 | 108,720円 |
新型iPad Air 5iPad(第9世代)やiPad mini(第6世代)の価格を比較すると3キャリアのなかでは最もソフトバンクが全体的に安い金額となっています。
また、3キャリアの中でソフトバンクのみwi-fiモデルが購入可能です。wi-fiモデルの購入を検討している方はAppleかソフトバンクで購入しましょう。
ドコモは在庫なしの端末もありました。最新の情報は公式オンラインショップで確認できます。
【重さを比較】
WiFiモデル | WiFi+Cellularモデル | |
---|---|---|
iPad | 487g | 498g |
iPad Air | 461g | 462g |
iPad Pro (12.9インチ) |
682g | 684g |
iPad Pro (11インチ) |
466g | 468g |
iPad mini | 293g | 297g |
最も重いモデルは12.9インチiPad ProのWiFi+Cellularモデル、軽いモデルはiPad miniのWiFiモデルでした。
とにかく軽いモデルが欲しい方は、iPad miniのWiFiモデルを選ぶと良いでしょう。
WiFiモデルとWiFi+Cellularモデルで若干重さの違いがあります。
【画面サイズで比較】
インチ | |
---|---|
iPad | 10.2インチ |
iPad Air | 10.9インチ |
iPad Pro | 12.9インチ 11インチ |
iPad mini | 8.3インチ |
iPad Proの最新モデルはサイズが2種類あります。12.9インチと11インチの2種類があるため、高スペックで大画面モデルが欲しい方はiPad Pro(12.9インチ)を選びましょう。
最も画面サイズが小さいのはiPad miniの8.3インチでした。小さいサイズが欲しい方はiPad miniが良いでしょう。
iPhoneで最もインチ数が大きいiPhone 12 Pro MAXは6.7インチですので、それよりも少し大きい画面サイズです。
【ストレージで比較】
ストレージ | |
---|---|
iPad | 64GB 256GB |
iPad Air | 64GB 256GB |
iPad Pro | 128GB256GB 512GB 1TB 2TB |
iPad mini | 64GB 256GB |
iPadシリーズのストレージを比較すると、iPad Proのみ種類が豊富で128GB/256GB/512GB/1TB/2TBの5種類から選択できます。 大容量のモデルが欲しい方はiPad Proがおすすめです。
iPad Pro以外のiPad/iPad Air/iPad miniは64GB/256GBの2種類から選択できます。
iPad/iPad Air/iPad miniの3モデルは同じ要領のため、デザインやスペック・価格などの要素で選びましょう。
【CPUで比較】
CPU | |
---|---|
iPad | A13 |
iPad Air | M1 |
iPad Pro | M1 |
iPad mini | A15 |
もっとも高スペックなチップは、iPad Air/iPad Proに搭載されているM1チップです。
M1チップを搭載している新型iPad Air 5は2022年3月に発表されたばかりの最新モデルです。高性能なのにも関わらずiPad Proより軽く安いモデルのため、コスパを求める方やハイスペックモデルを持ち運びたい方はiPad Airがおすすめです。
iPad ProはiPad Airと同じチップなので処理性能などはさほど変わりませんが、圧倒的にストレージが大きいので大容量モデルがほしい方はiPad Proが良いでしょう。
【NEW】iPad Air(第5世代)

2022年3月9日(水)のAppleイベントにて最新iPad Air(第5世代)が発表されました。
- 【iPad Air(第5世代)の特徴】
- M1チップ搭載
- 5G対応
- 新色パープル登場
iPad Air(第5世代)の最大の特徴は上記3つです。また、詳しいスペック予想は以下の通りです。
iPad Air 5 | |
---|---|
デザイン | ![]() |
チップ (プロセッサ) |
M1 |
画面サイズ | 10.9インチ |
サイズ (高さ×幅×厚さ) |
247.6×178.5×6.1mm |
重さ | WiFi:461g セルラー:462g |
ディスプレイ | Liquid Retina ディスプレイ |
アウトカメラ | 広角:1200万画素 f/1.8 |
インカメラ | 1200万画素 f/2.4 |
カラー | スペースグレイ スターライト ピンク パープル ブルー |
コネクタ | USB-C |
ビデオ再生 最大時間 |
10時間 |
認証 | 指紋認証 |
5G対応 | ◯ |
Apple Pencil (第2世代) |
◯ |
Magic Keyboard |
◯ |
Smart Keyboard Folio |
◯ |
ストレージ | 64/256GB |
WiFiモデル Apple価格 (税込) |
64GB:74,800円 256GB:92,800円 |
セルラーモデル Apple価格 (税込) |
64GB:92,800円 256GB:110,800円 |
各項目については、以下にて解説します。
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iPad AirシリーズのM1チップ搭載

M1チップ搭載モデル
- 11インチiPad Pro(第3世代)/12.9インチiPad Pro(第5世代)
- MacBook Air/Pro/mini
- iMAC
2022年3月のAppleイベントにて発表された新型iPad Air 5にはM1チップがiPad Airシリーズで初めて搭載されました。
M1チップとは、Appleが独自開発したチップのことで、現行のiPad ProシリーズやMacbookシリーズ、iMacに搭載されている高スペックチップです。
新型iPad Air 5にM1チップを搭載することで、iPad Proシリーズより安価で軽量化されていたコスパの良いモデルの登場となりました。
パープルやピンクが加わり5色で登場

- スペースグレイ/スターライト/ピンク/パープル/ブルー
新型iPad Air 5は上記5色での登場となりました。パープルやピンクは2021年発売のiPad mini6でも採用されたカラーです。
新型iPad Air 5のカラーバリエーションは、iPad mini6の4色にブルーを追加した展開となっています。
5G対応

- 新型iPad Air 5は5G対応
新型iPad Air 5でも5G対応となりました。iPadではiPad Pro/iPad miniでも5G対応機種です。
現行のiPadの5G対応状況は以下の通りです。
5G対応 | |
---|---|
iPad Air 5 | ◯ |
iPad Pro 12.9インチ |
◯ |
iPad Pro 11インチ |
◯ |
iPad mini 6 | ◯ |
iPad 9 | × |
iPad(第9世代)以外のiPad全シリーズが5G対応となりました。通信速度にこだわりがある方は5G対応のモデルを選ぶと良いでしょう。
ただし、新型iPad Air 5は高周波帯のミリ波に対応するかは公式発表されていません。Sub-6のみの対応となる可能性があるため公式からの発表を待ちましょう。
iPad Proシリーズであればミリ波/Sub-6の両方対応しているので、ミリ波対応モデルが欲しい方はiPad Proシリーズがおすすめです。
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新型iPad Air 5に関しては以下の記事で紹介しているので、購入を検討している方はこちらもご覧ください。
iPad mini(第6世代)

- 【iPad miniの特徴】
- シリーズ最軽量の300g以下のボディ
- True Toneディスプレイ
iPadシリーズの中で最も小さく、運びやすさやが特徴のiPad mini。
iPad miniなら片手で楽々持てますし、バックにもスポっと入るサイズ感です。とにかく軽量でコンパクトなiPadが欲しい方におすすめですね。
iPad miniの最新モデルは、2021年9月24日発売のiPad mini(第6世代)です。持ち運びに便利なスリムサイズで、最新チップのA15 Bionicが搭載されています。
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iPad mini(第6世代)の特徴は以下の通りです。
iPad mini(第6世代) | |
---|---|
インチ数 | 8.3インチ |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 195.4×134.8×6.3mm |
重量 | ・293g(WiFi) ・297g(Cellular) |
プロセッサ | A15 Bionic |
オーディオ | 2スピーカーオーディオ(横向き) |
Apple Pencil | 〇 |
Smart Keyboard | ✕ |
ストレージ | ・64GB ・256GB |
カラー | ・パープル ・ピンク ・スぺースグレイ ・スターライト |
シリーズ最軽量の300g以下のボディ

iPad mini 6の魅力は、なんといってもコンパクトで持ち運びしやすい点です。最も画面が大きいiPad Pro(12.9インチ)が633gに対し、iPad mini5が293gなので、約1/2の重さとなっています。
片手で操作したり持ち歩いたりすることを考えると、本体は軽いに越したことはありません。ちなみにiPhone 11 Pro Maxは226gなので、iPhone+約70g程度の重さです。スマホ感覚で持ち歩けると考えると、かなり軽いですね。
目に優しい「True Tone」ディスプレイ

他のiPadに比べて画面が小さいiPad miniですが、小さいからといって画質には妥協しません。
たった7.9インチのディスプレイの中に、300万を超えるピクセルが詰め込まれているので、より本物に近い色を再現してくれます。さらに、iPad mini 6には「True Tone」という機能が搭載されています。
「True Tone」とは、環境に合わせてホワイトバランスを調整してくれる機能のことです。そのため、光の強い太陽光の下でも暗い室内でも、画像が自然に見やすくディスプレイに表示されます。
画面が見にくい、使いづらいと自然と使用頻度が下がってしまうので、ちょっとしたストレスを軽減してくれるiPad mini5はさすがの一言です。
2021年新型iPad mini 6の発売日や新機能は、こちらで詳しく解説しています。
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iPad Air(第5世代)と本機の違いは動画で紹介しています。
iPad(第9世代)

- 【iPad(第9世代)の特徴】
- A13チップ搭載で処理能力アップ
- 描くのが楽しくなる!想像力をそのまま残せるiPad
iPad Proほど高価なものは買いたくないけどiPadは欲しいという方におすすめなのが、スタンダードなiPad(無印)です。
2021年9月のAppleイベントで発表されたモデルです。
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iPad(第9世代)のスペックや特徴は以下の通りです。
iPad(第9世代) | |
---|---|
インチ数 | 10.2インチ |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 250.6×174.1×7.5mm |
重量 | ・487g(WiFi) ・489g(Cellular) |
プロセッサ | A13 Bionic |
オーディオ | 2スピーカーオーディオ |
Apple Pencil | ◯(※第1世代ApplePencilのみ) |
Smart Keyboard | 〇 |
ストレージ | ・64GB ・256GB |
カラー | ・シルバー ・スペースグレイ |
描くのが楽しくなる!想像力をそのまま残せるiPad

もちろん、Apple Pencilにも対応。思い浮かんだアイディアや、街中で見かけたおもしろい広告等、その時々にすぐさまiPadでメモや絵を残せるのが魅力です。Apple Pencilはスタイラスペンの中でも圧倒的にが筆圧感知いいので、紙に書く感覚でiPadに書き込むことができます。
PDFやスクリーンショットに注釈をつけたり、大切なところにマーカーを引いたり、仕事やプライベートでも大活躍してくれそうです。
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iPad Air(第4世代)

- 【iPad Airの特徴】
- A14チップによる圧倒的な処理性能
- フルディスプレイによって没入感ある映像が楽しめる
iPad Air 4は2020年9月16日のApple Eventで発表されたiPad Airの最新モデルです。
最新チップであるA14 Bionicが搭載されたほか、ホームボタン廃止・エッジ・トゥ・エッジのフルディスプレイや電源ボタンと指紋認証(touch ID)の一体化など、iPad Air 3から大きな変化を遂げた本モデル。
「グリーン」「スカイブルー」の新カラーも発表され、デザイン的にも優れたiPadです。
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iPad Air(第4世代)の特徴やスペックは以下の通りです。
iPad Air(第4世代) | |
---|---|
インチ数 | 10.9インチ |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 247.6×178.5×6.1mm |
重量 | ・458g(WiFi)
・460g(Cellular) |
プロセッサ | A14 Bionic |
オーディオ | 2スピーカー |
Apple Pencil | ◯ |
Smart Keyboard | ◯ |
ストレージ | ・64GB
・256GB |
カラー | ・シルバー
・スペースグレイ ・ローズゴールド ・グリーン ・スカイブルー |
A14チップによる圧倒的な処理性能

Apple製の最新チップ、A14。例年、iPhoneに最新プロセッサを搭載し、iPadにも転用するのが恒例でしたが、今年はなんとその流れが逆転。しかも、ハイエンドモデルであるiPad Proではなく、iPad Airでの採用となりました。
iPad Air 3に搭載されていたA12 Bionicチップと比較すると、CPUが40%高速化、GPUも30%高速化されています。画像・動画編集など、動作が重くなりがちなクリエイティブな作業も軽快にこなすことができるでしょう
フルディスプレイによって没入感ある映像が楽しめる

iPad Air 4はiPad Proのデザインに似た、ベゼルレスのフルスクリーンディスプレイになっています。
前面に配置されていたホームボタンが廃止され、指紋認証(touch ID)は端末上部のトップボタンに組み込まれました。そのため、10.9インチのフルスクリーンディスプレイが実現。2スピーカーとあわせて、没入感のある映像を楽しむことができます。
詳しいスペックについては新型iPad Air 4と3の違いを比較した記事で紹介しているのでぜひご一読ください。
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iPad Air(第5世代)と本機の違いは動画で紹介しています。
iPad Pro 12.9インチ(第5世代)・11インチ(第3世代)

- 【iPad Proの特徴】
- M1チップ搭載
- 5G対応
- Face ID対応の唯一のモデル
- iPad初のMagic Keyboard対応
- Apple Pencil(第2世代)対応の唯一のモデル
- 最大2TBの大容量ストレージ搭載
iPadシリーズの中で最もハイスペックなiPad Pro。
iPad Proは2015年に発売されて常に人気を得ているシリーズです。プロユースにも耐えるハイスペックと機能の高さが魅力とされています。
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iPad Proの特徴やスペックを大まかにまとめたので、1つずつ見ていきましょう。
iPad Pro | ||
---|---|---|
インチ数 | 12.9インチ | 11インチ |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 280.6×214.9×6.4mm | 247.6×178.5×5.9mm |
重量 | ・682g(WiFi) ・684g(Cellular) |
・466g(WiFi) ・468g(Cellular) |
プロセッサ | M1チップ | |
オーディオ | 4スピーカー | |
Apple Pencil | ◯(第2世代) | |
Magic Keyboard | ◯ | |
ストレージ | ・128GB ・256GB ・512GB ・1TB ・2TB |
|
カラー | ・シルバー・スペースグレイ |
新型iPad ProとiPad Air4を比較しています。 新型iPad Proの購入を検討している方はこちらをご覧ください。
M1チップ搭載

これまでのiPadシリーズはiPhoneと同じA〇〇チップでしたが、iPad ProではMacシリーズと同じM1チップが搭載されています。
M1チップは、最新のMacBookやiMacに搭載されているチップです。チップは端末の頭脳といえるものなので、パソコン並の処理性能を獲得したことになります。
具体的には処理速度が最大50%、グラフィック処理が最大40%高速化するとのこと。動画・画像の編集はもちろん、重いオンラインゲームもスムーズに動くでしょう。
5Gに対応

iPad Proは、iPadシリーズ初の5G対応です。
Apple製品で初めて5Gに対応したのは、2020年秋発売のiPhone 12シリーズです。iPhone 12と同時期発表のiPad Air4・iPad(第8世代)は5G未対応でしたが、こちらのiPad Proは5G対応となります。
今後どの端末においても5G対応が主流になると思われるので、タブレットも買い換えるなら5G対応が狙い目です。
5G対応となったことで、ダウンロード・アップロードのスピードが格段に速くなると予想されます。さらにタブレットの中でもより多くの5G周波数帯をカバーしているため、より多くの場所で5Gが使える見込みです。
また、Wi-Fi 6にも対応しており、WiFi接続においても次世代規格に対応しています。
Face ID対応の唯一のモデル

他のiPadにはない特徴として、Face IDに対応している点が挙げられます。
Face IDとは、登録した顔でロック画面の解除等ができる顔認証システムのことです。Touch IDに比べてセキュリティ面で優れている上、認証スピードが早くてかなり便利な機能になっています。
iPad初のMagic Keyboard対応

新型iPad Proと同時に発表された「Magic Keyboard」は、カバー付きなので折りたたみに便利です。Magic Keyboardは、MacBook Pro 16インチから搭載されたタイプのキーボードです。
これまでのSmart Keyboardに比べて、静音性が高いと話題になっています。1mmのストロークで、打ちやすいのも特徴です。
さらに注目していただきたいのが、トラックパッドが付いている点です。マウスなしでズームイン、ズームアウトができ、カーソル移動も簡単にできます。
動画編集やイラスト作業にもってこいのモデルです。
なおMagic Keyboardは、12.9インチの第3世代と第4世代、11インチ第1世代と第2世代と旧モデルにも対応しています。文字入力が多い方は、このタイミングでの買い替えてもよいかもしれません。
Apple Pencil(第2世代)対応モデル

Apple Pencil(第2世代)に対応しているのも、iPad Proならではの特徴です。第1世代対応のiPadはいくつかありますが、第2世代対応はiPad ProとiPad Air 4のみとなっています。
Apple Pencil(第2世代)は、iPadに磁石でくっつけて充電できたり、インスタントメモを起動してすぐにiPadでメモを取ったりできます。
すぐにメモを取りたいときにとても便利なので、仕事での使用を考えている方にはおすすめの機能です。
最大2TBの大容量ストレージ搭載
最大2TBの大容量ストレージが選べるのもiPad Proだけです。
iPad Air(第4世代)・iPad mini(第5世代)の最大容量は256GBなので、ストレージ容量の多いモデルが欲しい人はiPad Proがいいでしょう。
ストレージは、音楽・動画・アプリのインストールやダウンロード、写真の保存等で容量を使います。後からストレージ容量を拡張することはできないので、長くiPadを使い続けたい方にもおすすめです。
iPad Air(第5世代)と本機の違いは動画で紹介しています。
iPadおすすめの選び方

それでは、現行iPadの特徴や値段、スペックなどを機種別でご紹介します。
それぞれのスペック面・価格面を考慮し、自分にぴったりのiPadを選んでみましょう。
こちらの記事でも、iPadおすすめモデルと選び方を解説しているので、ぜひご覧ください。
iPad miniがおすすめな人
- 【iPad miniがおすすめな人】
- 持ち運び用に軽いiPadが欲しい人
- ネットサーフィンや読書・動画視聴等をしたい人
- なるべく安いiPadが欲しい人
- 【iPad miniの価格】
- WiFi 64GB:59,800円(税込)
- WiFi 256GB:77,800円(税込)
- Cellular 64GB:77,800円(税込)
- Cellular 256GB:95,800円(税込)
最後にご紹介するのはiPad miniです。発売当初から、コンパクトさとスペック面・機能面のバランスが長けていると評価されてきました。
iPad miniに向いているのは、毎日タブレット端末を持ち歩きたいという人でしょう。通勤中に保存した動画を見たり、電子書籍アプリで本を読んだりしたい人におすすめです。
鞄に入れてもスペースを取らず片手で持てるので、機動性・利便性も抜群。持ち歩き前提かつ娯楽目的でiPadを使いたいなら、iPad miniが最もベストでしょう。
iPad mini 6を最速で手に入れたい方は、各社の予約方法をまとめた記事をご覧ください。
iPad(無印)がおすすめな人
- 【iPad(無印)がおすすめな人】
- なるべく安いiPadが欲しい人
- スペックと価格のバランスがとれたiPadが欲しい人
- 【iPad(無印)の価格】
- WiFi 64GB:39,800円(税込)
- WiFi 256GB:57,800円(税込)
- Cellular 64GB:56,800円(税込)
- Cellular 256GB:74,800円(税込)
※Apple公式の価格です。
iPad(無印)の価格がこちら。iPad Proに比べるとかなり抑えられた価格設定です。10万円を超えてくるiPad Proに対し、1番高価なモデルでも6万円台と、リーズナブルさが何よりの魅力ですね。
iPad(無印)がおすすめなのは、現在持っているPCとは別でサブデバイスが欲しい方です。
絵を描くのが趣味の方や、ゲームアプリを楽しみたい方にぴったりです。プライベートユース・娯楽目的のユーザーとマッチする機種といえます。
iPad AirとiPad(無印)のどちらかで悩む人が多いですが、仕事で使う機会や最新スペックにこだわりがないのであれば、iPad(無印)でも十分でしょう。比較的低予算でiPadを手に入れたい人は、ぜひスタンダードなiPadを検討してみてください。
iPad Airがおすすめな人
- 【iPad Proがおすすめな人】
- 音楽/動画/アプリ等のダウンロードをたくさんする人
- PC/タブレット両方で使いたい人
- 【iPad Air 4の価格】
- WiFi 64GB:69,080円(税込)
- WiFi 256GB:87,780円(税込)
- Cellular 64GB:85,580円(税込)
- Cellular 256GB:104,280円(税込)
現在、iPadの中では最も高性能のチップを搭載しているiPad Air 4。
メインPCとしてがっつり使うわけでなければ、PCとしてもタブレットとしても何不自由無いスペックを搭載しています。
iPad(無印)と迷っている方は、Smart Keyboardを使うかどうか、音楽や写真の保存をどの程度するかで決めてみてはいかがでしょうか。
Smart Keyboardに対応しているため、外出先でPCとして使うのに便利です。また、256GBの容量まで選ぶことができるので、容量が足りなくなることはまずないでしょう。
iPad Proがおすすめな人
- 【iPad Proがおすすめな人】
- PCとしてがっつり使いたい人
- 動画編集や絵を描く等重めの作業をしたい人
- Face IDを使いたい人
iPad Pro 12.9インチ (税込) |
128GB | 256GB | 512GB | 1TB | 2TB |
---|---|---|---|---|---|
Apple WiFiモデル |
129,800円 | 141,800円 | 165,800円 | 213,800円 | 261,800円 |
Apple Cellularモデル |
147,800円 | 159,800円 | 183,800円 | 231,800円 | 279,800円 |
ドコモ | 147,312円 | 159,192円 | 183,744円 | 231,264円 | 279,576円 |
ソフトバンク | 157,680円 | 170,640円 | 196,560円 | 247,680円 | 299,520円 |
au | 148,320円 | 160,560円 | 184,320円 | 232,560円 | 280,800円 |
iPad Pro 11インチ (税込) |
128GB | 256GB | 512GB | 1TB | 2TB |
---|---|---|---|---|---|
Apple WiFiモデル |
94,800円 | 106,800円 | 130,800円 | 178,800円 | 226,800円 |
Apple Cellularモデル |
112,800円 | 124,800円 | 148,800円 | 196,800円 | 244,800円 |
ドコモ | 112,464円 | 124,344円 | 148,104円 | 196,416円 | 244,728円 |
ソフトバンク | 120,240円 | 133,200円 | 159,120円 | 210,240円 | 262,080円 |
au | 113,040円 | 125,280円 | 149,040円 | 197,280円 | 245,520円 |
文字通り、プロ仕様にまとまっているiPad Pro。最大12.9インチという大型ディスプレイをはじめ、至るところに最新技術が盛り込まれています。
iPad Proの販売価格は上記の通りです。他のiPadに比べると、大分強気の価格設定に感じられますが、スペックの高さを考慮とすると頷けるでしょう。
iPad Proに向いているのは、iPadを使って仕事をする機会がある人です。
普通のPCとして使えるレベルの処理性能を備えているので、仕事でヘビーに使いたい方や、メインのPCとして使いたい方に向いています。唯一Face IDに対応しているため、仕事関係の情報をしっかり守りたい方のセキュリティ保護もばっちりです。
また、性能が上がったApple Pencil(第2世代)を使うことができるので、iPadで絵を描くイラストレーターの方にもおすすめです。
一方、普段からPCを使う機会がない人や、動画を見たりアプリでゲームを楽しんだりしている人には、ややオーバースペックかもしれません。ビジネスユースならおすすめですが、プライベートユースならiPad Air・iPad(無印)・iPad Miniでも十分です。
iPad購入前の悩みポイント
iPadは高価な電子機器の一つです。何度も買い替えできるようなものではありません。
だからこそ、購入後に後悔しないように納得感を持って購入したいという方が多いでしょう。
多くの方がiPad購入前に悩むポイントをまとめて解説しましたので、買う前にぜひお読みくださいね。
WiFiモデルとWiFi+Cellularどっちがいい?
iPadには、WiFiが飛んでいるエリアのみインターネットを利用できる「WiFiモデル」と、スマートフォンなどと同様に、WiFiスポット以外でも通信できる「WiFi + Cellularモデル」の2モデルが存在します。
どちらが優れているのか一概には言えませんが、出先でiPadを使う人ならWiFi+Cellularモデルがおすすめです。
一方、そこまで外にタブレットを持ち出さず料金を安く抑えたいなら、WiFiモデルでもこと足りるでしょう。購入する機種を決めたら、どちらのモデルにするか一度検討してみてください。
第3の選択肢!iPad + WiMAX
非常に便利な反面、価格・料金が気になってくるWiFi + Cellularモデル。ランニングコストを含めて考えると、決して安いとはいえません。
それでも出先でiPadを使いたいなら、iPadはWiFiモデルを購入し、モバイルWiFiルーターのWiMAXと組み合わせる選択肢があります。
プロバイダーによっては、iPadとWiMAXをセット販売しているので、こちらもチェックしておきましょう。併用するメリットは以下の通りです。
- 「使い放題プラン」なら速度制限に悩まされない
- スマホでもWiFiが使える
- スマホのデータ通信量を節約できる
- 多くの場合、通信速度はWiMAXの方が優れている
これからWiMAXの契約を考えるのであれば、WiMAXプロバイダーの1つであるカシモWiMAXがおすすめです。

- 業界最安級の月額料金
- お客様満足度が高い
- 固定回線並みの通信速度
カシモWiMAXは、業界最安級の月額1,408円(税込)から利用できるWiMAXプロバイダです。月額料金の安さはもちろん、お客様満足度94.2%という高い評価を得ているWiMAXとなっています。
データ容量は実質無制限に使え、通信速度は光回線並の最大2.7Gbpsです。
さらに現在、期間限定・当サイト経由限定でAmazonギフト券20,000円が必ずもらえます!
受け取りは、開通月の3ヶ月後までに届くギフトコードを入力するだけです。
通信制限を気にせず、思いきりiPadを使いたい方におすすめのWiFiです。
他のWiFiサービスも見てみたい方は、おすすめポケットWiFiを徹底比較した記事もご覧ください。
購入場所はApple?キャリア?格安SIM?
iPadはAppleの公式ストアだけでなく、ドコモ・au・ソフトバンクや家電量販店、格安SIMのショップなど多くの場所で購入できます。
価格がそれぞれ異なるため、Appleの公式サイトの価格との差をチェックすることをおすすめします。
WiFiモデルとWiFi+Cellularモデル別で買える場所をまとめました。
WiFiモデル | WiFi+Cellularモデル | |
---|---|---|
Apple公式サイト | ○ | ○ |
3キャリアショップ | × | ○ |
Amazon | ○ | × |
Amazon以外の ネットショップ |
○ | △ 取り扱いがない場合あり |
家電量販店 | ○ | × |
中古ショップ オークションサイト |
○ | ○ |
おすすめの購入先は?
- WiFi+Cellularモデル
→単体購入したい場合はApple公式、キャリアショップはセット購入可能 - WiFiモデル
→学割や補償を付けたい場合はApple公式、安さを求める場合はネットショップ
Celllarモデルが欲しい方はキャリアまたはApple公式で購入しましょう。
格安SIMでiPadを使う場合は、公式でWiFi+Cellularモデルを購入し、格安SIMショップでSIMを契約することをおすすめします。
ネットショップで購入する場合は、正規価格を上回っていないかと販売店の評価をチェックするようにしましょう。
AmazonではAppleとの連携のもとApple製品を販売しているため、安心して購入できます。
中古ショップやオークションサイトで購入する場合はアクティベーションロックに注意しましょう。
また個人間取引になる場合は、取引に関するトラブルに気を付けてください。
格安SIMで安くiPadが使える
格安SIMを利用することで、iPadが安く使える場合があります。
格安SIMはスマホだけと思われている方も多いですが、実はiPadでも利用することができます。
また、格安SIMによってはiPadと格安SIMをお得にセット購入できる場合があります。
iPadを安く使いたい方は、格安SIMも検討しましょう。
以下の記事では、iPadにおすすめの格安SIMを比較しています。 ぜひ参考にしてみて下さい。
iPadの見分け方のコツは?
現在iPadを持っている方は、どのモデルなのかわからないこともあるでしょう。
特に最新の端末はなかなか見た目での判別が難しいです。
端末の裏側にモデル番号が記載してあります。モデル番号を検索すれば、どの世代のものなのかがわかります。
「Model A○○○○」と書かれているので、Apple公式サイトなどで確認できます。
次のiPadが発売されるのはいつ?
購入してからすぐに新しい世代のiPadが発売されると、なんとも言えない気持ちになりませんか?
せっかく買うなら最新のものがよい!という方は、次のiPadのモデルがいつ発売されるのか、情報をチェックしておきましょう。
最新モデルのiPad(第9世代)とiPad mini(第6世代)は2021年9月のAppleイベントで発表されました。
2021年春にAppleイベントを開催していることから、2022年も3月~4月頃に新しいiPadが発表される可能性があります。
iPadを購入したら保険に加入しよう
iPadが故障・破損をすると、高額な修理費用が発生します。もちろん故障しないことが一番ですが、万が一に備えて保険に加入しておくことも重要です。
今回は、iPadで加入するおすすめの保険として「モバイル保険」を紹介します。
おすすめは「モバイル保険」

- 年間最大10万円まで修理費用を補償
- 月700円(非課税)で3台まで補償可能
- 幅広い修理に対応
モバイル保険は、月額700円(非課税)で加入できる保険サービスです。条件を満たしていればモバイル端末全般を補償してくれるので、もちろんiPadも加入対象となっています。
端末の保険は購入時すぐに加入しなければならないサービスが多いですが、モバイル保険は購入してから1年未満であれば加入することが可能です。
修理費用の補償額は、なんと年間最大10万円。修理不能・盗難の場合も最大25,000円補償してくれるため、iPadの故障・破損が心配な方は加入しておくことをおすすめします。
また、モバイル保険は1契約で3台まで契約できることも嬉しいポイントです。iPadだけでなく、お手持ちのiPhoneやスマートウォッチ、ゲーム機器などもあわせて登録しましょう。
▼モバイル保険のサービスについて詳しく知りたい方は、モバイル保険の評判・口コミを紹介している以下の記事を参考にしてください。
種類豊富なiPadからぴったりのモデルを!

iPadの具体的な特徴や、種類による違いなどをご紹介しました。
iPadは種類によって使い勝手が異なるため、まずは店頭で触れることをおすすめします。
家電量販店などに足を運べば実機を触れますので、自分の用途に合った一台を探してみましょう。
公開日時 : 2022年05月02日
