おサイフケータイとApple Payの違い|Apple Payのメリット・使用方法・注意点

iPhoneでスマホ決済をするときはApple Payを利用しましょう。この記事ではおサイフケータイとApple Payの違い、またApple Payを利用するメリットや注意点など、Apple Payについて徹底的に解説していきます。
楽天モバイル20220722 おサイフケータイとApple Payの違い|Apple Payのメリット・使用方法・注意点

最近、スマホ決済をしている人を多く見かけるようになりました。

ただし、よく耳にする「おサイフケータイ」機能はiPhoneには搭載されていません。iPhoneユーザーは、必然的に「Apple Pay」を利用することになります。

Apple Payとは、簡単にいうと電子ウォレット機能をもつサービスのことです。

iPhoneやApple Watchをかざすだけで買い物ができたり電車やバスに乗ったりできるので、iPhoneが財布の代わりになります。

またApple Payは、現在もっているクレジットカードをiPhoneに登録するだけで利用を開始できるので、アプリをダウンロードするなどの手間は一切必要ありません。

これから、iPhoneのApple Payの全貌を7つの章に分けて解説していきます。Apple Payとはどのようなものなのかを、様々な視点から確認していきましょう。

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iPhoneではおサイフケータイを使えない

iPhoneでおサイフケータイを使用できません。おサイフケータイはそもそもAndroidスマホに搭載されている機能で、iPhoneには対応していないからです。

しかし、iPhoneでもおサイフケータイと似ているキャッシュレス決済のサービスが、2016年より開始されました。それが「Apple Pay」と呼ばれる機能であり、iPhone版のおサイフケータイなのです。

おサイフケータイとApple Payの違い

おサイフケータイはAndroidのスマホで使用できるサービスで、Apple PayはiPhoneで使えるサービスというのが2つのサービスの決定的な違いです。

その他、使える電子マネーの種類が異なっている点も、双方の違いとして挙げられます。Apple Payはサービス開始からの時間経過がおサイフケータイよりも短いため、使える電子マネーの種類がまだ少ないです。

おサイフケータイを使いたいであれば、Android端末が必要です。

iPhoneとAndroidの違いを詳しくまとめましたので、ぜひ合わせてご覧ください。

Apple Payが使えるiPhoneの機種

Apple Payのもつサービスは、大きく次の4つに分けられます。

  • 交通系ICカードとの連携
  • 街中の店舗での支払い
  • アプリケーション内での決済
  • ウェブサイトでの決済

これらのサービスをすべて利用できるのは、iPhone 7以降のiPhoneです。それでは、ApplePayを使える端末について詳しく見ていきましょう。

情報を次の表にまとめたので、チェックしてみてください。

  交通系ICカードとの連携 街中の店舗での支払い アプリケーション内での決済 ウェブサイトでの決済
iPhone 7/7 Plus以降
Apple Watch Series 2以降(※1) ×
Apple Watch Series 1/Apple Watch(第1世代)(※1) × × ×
  • iPhone 6s/6s Plus/6/6 Plus/SE
  • iPad Pro/iPad(第5世代)/iPad Air 2/iPad mini 4/mini 3(※2)
× ×
2012年以降に発売されたMac × × ×

(※1)Apple Watchは、iPhoneとペアリングしている必要があります。

(※2)iPhone 7以前のiPhoneやiPadは「Touch ID」を搭載している機種(iPhone 5s を除く)であれば、アプリケーション内での決済やウェブサイトでのオンライン決済を利用することが可能です。

歴代のiPhoneを比較したい方、ぜひこちらの記事を参考にしてください。

Apple Payが使える4つの電子マネー

Apple Payは「Suica」「PASMO」「iD」「QUICPay」の4類の電子マネーに対応しており、これらの電子マネーが使える店舗で使用できます。

なお、Apple Payに登録するカードにより、「iD」として搭載されるのか「QUICPay」として搭載されるのかが決まります。

それぞれの電子マネーに登録できるカードの種類を下の表にまとめました。ザっと目を通してみてください。

  交通系 「iD」として搭載されるカード 「QUICPay」として搭載されるカード
クレジットカード
  • 三井住友カード
  • イオンカード
  • dカード
  • ANAカード(VISA、MasterCard)
  • ポケットカード
  • ソフトバンクカード
  • オリコカード
  • リクルートカード
  • 楽天カード
  • AmericanExpressカード
  • クレディセゾン
  • JCBカード
  • JAL JCBカード
プリペイドカード
  • dカードプリペイド
  • メルペイ
au WALLETプリペイドカード
ICカード Suica
PASMO

次に、IDとQUICPayの違いを具体的に見ていきましょう。

  iD QUICPay
提供元
  • ドコモ
  • 三井住友カード
JCB
クレジットカード一体型 あり あり
専用カード あり あり
おサイフケータイ ドコモのみ 可能
コイン型 なし あり
キーホルダー型 なし あり
nanaco一体型 なし あり
利用可能店舗数

以上をふまえたうえで、IDとQUICPayでは次のような違いがあります。

  • 支払い先として連携できるクレジットカードが異なる
  • 使用できる店舗が異なる
  • コイン型やキーホルダー型、nananco一体型電子マネーカードなどはQUICPayのみ利用できる

4つの電子マネーのなかでどれががおすすめ?

ここでは、「Suica」「PASMO」「iD」「QUICPay」の特徴やおすすめポイントを比較していきます。

  Suica
PASMO
ID QUICPay
特徴1 先払い 後払い 後払い
特徴2 電車やバスなど公共交通機関で利用できる交通ICカード 提携店舗数が多い JCBと提携している店舗で使うことが可能
おすすめポイント
  • 改札をそのまま通過できる
  • 交通系電子マネーなのに買い物にも使える
  • 定期券を持ち歩く必要がない
  • 全国に80万台以上設置されている
  • 主要な店舗や商業施設なら大半使える
  • 先払いも選べる
  • JCB提携店舗ならどこでも使える
  • クレジットカードのポイント還元率がそのまま反映されるのでお得

交通ICカードのSuica・PASMOはさておき、iDとQUICPayはどちらを選んだらよいか迷ってしまう人も多いと思います。

そんなときには、iDとQUICPayの両方が1枚のカードに搭載されているクレジットカードをもつのが得策です。

特におすすめするのは「オリコカード」のなかでも、年会費が無料でポイント高還元率の「オリコカードザポイント」です。

iDとQUICPay両方の良いとこ取りができるうえ、Google Pay楽天ペイも利用できるなどメリットが非常に多いカードとなります。

【こんな人におすすめ】

  • iDとQUICPay両方を使いたい
  • 年会費が無料の高還元率カードがほしい
  • ポイントの使い道がたくさんあってほしい
  • Amazonをよく利用する

ApplePayを利用する4つのメリット

それでは、Apple Payを利用して得られるメリットについて詳しく見ていきましょう。メリットはたくさんあるのですが、ここでは4つの事項にポイントを絞り込んで解説していきます。

4つのメリットの中でも、クレジットカードよりも簡単かつスピーディに決済できる点は見逃せない大きな魅力です。

Apple Payを利用して会計をすれば、サインや暗証番号の入力をする面倒なひと手間が省けます。

現金がなくてもiPhoneでキャッシュレス決済ができる

Apple Payを利用すれば、日常の支払い時に現金を使う必要がなくなります。

小銭を扱う煩わしさから解放される上、利用しているクレジットカードや電子マネーをアプリのなかに搭載できるので、複数のカードを持ち歩かなくて済みます。

すべてのカード情報をスマホ1つのなかに電子データで一括管理できるApple Payは、いわば「財布」の役割をしてくれるサービスなのです。

クレジットカード決済がよりスピーディになる

Apple Payなら、サインの記入や暗証番号の入力が不要です。そのため、それらの作業が必要なクレジットカード決済よりもスピーディに支払うことが可能です。

また、Apple Payで商品を購入する場合、送付先を一度入力すれば他のサイトやアプリで改めて入力する必要がありません。

もちろんクレジットカードの情報を入力する手間も省けるので、実に簡単に購入・送付できます。

セキュリティやプライバシーが万全なので安心

Apple Payにはセキュリティ機能がデバイスのハードウェアとソフトウェア両方に組み込まれており、これにより利用者の取引を保護しています。

さらに、Apple Payを使いはじめるときにあらかじめデバイスにパスコードを設定するので、他人に使用される心配がありません。

必須ではないものの、Face IDやTouch IDを設定することでより安全性を高めることもできます。

利用するごとにポイントが貯まる

利用するごとにクレジットカードのポイントが得られるのも、メリットの1つとして挙げられます。

そして、クレジットカードによっては定められたポイントを受け取れる他、様々なキャンペーンの特典も受けられる場合があります。

そのため、できるだけポイント還元率が高く、お得なキャンペーンの多いクレジットカードを登録して使用するようにしましょう。

Apple Payに登録できるカードとおすすめのカード

Apple Payに登録できるカードは、「4つの電子マネーのなかでどれがおすすめ?」の章で大まかに解説しました。

ここではさらに掘り下げ、「Apple Payで使うのにおすすめのカード」について紹介していきます。

Apple Payに登録できるカード

Apple Payは、様々な種類のクレジットカードに対応しています。ただし、使用できるクレジットカードでも国際ブランドによっては、ネットショッピング等ができないことがあります。

そのためクレジットカードを登録する際には、必ずそのカードの国際ブランドを確認してください。

なお、「JCB」および「Mastercard」は、実店舗のみならずネットショップ、そしてモバイルSuicaのチャージに対応しています。

しかし「VISA」に関しては、実店舗で利用できるものの、ネットショッピングやモバイルSuicaのチャージには利用できません。

つまり、どこでも気にせずに使用できる点に重きを置く場合は、「JCB」もしくは「Mastercard」を選ぶとよいのです。

Apple Payの登録におすすめのクレジットカード

Apple Payに登録するのにおすすめのクレジットカードのなかでも、特に推奨したいカードを選りすぐりました。次に紹介する「JCB CARD W」と「ビューカード」にはそれぞれに、際立った特長があります。

今なら20%還元中の「JCB CARD W」がお得

JCB CARD Wは、年会費が無料で通常還元率は1.0%、また「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」のセブン・イレブンやAmazonなどでは還元率2.0%になるお得なカードです。

さらに、スターバックスでは還元率が3.0%になる点も見逃せません。しかも大手カード会社のクレジットカードだけあって、ポイントの汎用性も抜群です。

今なら、新規入会しアプリにログインした後5月31日までにApple Payに登録して支払うと、利用金額の20%が還元されるというお得なキャンペーンを実施しています。

ただし、18〜39歳入会限定のカードなので、この年齢区間にあてはまらない人は申し込みができません。年齢制限がある点だけが惜しまれるカードです。

【JCB CARD Wの詳細】

電子マネー QUICPay
国際ブランド JCB
ポイント還元率 1.0~3.0%
年会費 無料
その他 18〜39歳入会限定

Suicaのオートチャージをしたいなら「ビューカード」

「ビューカード」は、JR東日本グループである株式会社ビューカードが発行しているクレジットカードです。Suica機能やオートチャージ機能がついているところが、他のクレジットカードとの大きな違いになります。

通常のSuicaを使用するよりも快適かつお得になるビューカードは、電車をよく利用するのであれば持っておきたいカードです。

【ビューカードのおすすめポイント】

  • 改札でオートチャージができる
  • オートチャージでポイントが3倍になる
  • 多くの種類のカードから選べる

公式サイトでは、複数あるビューカードのなかで「ビュー・スイカ」カード・「ビックカメラSuicaカード」・「ルミネカード」がおすすめとして紹介されています。

ここでは、「ビュー・スイカ」カードに焦点をあてて見ていきましょう。

【「ビュー・スイカ」カード】

年会費は通常477円とされていますが、「Web明細サービス」を登録すると年間240ポイント(600円相当)がもらえるため、実質年会費は無料です。

利用金額に応じたボーナスポイントがあるのが特徴で、年70万円以上の利用なら還元率は0.67%・年100万円以上なら0.77%・年150万円以上になると0.87%まで上がります。

さらに、定期券を購入した場合やSuicaのチャージ分は還元率1.5%となり、モバイルSuicaの年会費(1,000円)が無料になります。Suicaユーザーは必携の1枚です。

【「ビュー・スイカ」カードの詳細】

電子マネー QUICPay
国際ブランド
  • JCB
  • Master
ポイント還元率 0.5~1.5%
年会費 477円

Apple Payに登録できないカード

Apple Payに対応しているクレジットカードの中には、ごく一部ですがApple Payに登録できないものがあります。

自分の持っているカードがApple Payに対応しているかどうかが気になるときは、そのカードの発行元に問い合わせてみてください。

Apple Payにカードを登録する方法

Apple Payを使用しはじめるには、まずカードを登録する必要があります。もしかすると、その方法がその難しそうだと尻込みしているため、Apple Payをまだ試せずにいる人もいるかもしれません。

Apple PayにクレジットカードおよびSuicaやPASMOを登録する方法は、実は想像以上に簡単です。

Apple Payにクレジットカードを登録する方法

Apple Payにクレジットカードを登録する方法を、次のリストを見ながら確認していきましょう。最初に、iPhoneにデフォルトで搭載されている「Wallet」というアプリケーションを開いておいてください。

  1. 画面中央部に記載されている「追加」をタップ
  2. 説明文下部の「続ける」をタップ
  3. カードの種類を選択する画面で「クレジットカード/プリペイドカード」を選択
  4. 登録履歴のあるカードの情報が出てくる。そのカードを登録するなら画面右上の「次へ」を、他のカードを登録したいなら画面中央部の「ほかのカードを追加」をタップ

【登録履歴のあるカードの登録】

  1. セキュリティコードを入力して右上の「次へ」をタップ
  2. 利用規約画面の右下部の「同意する」をタップ
  3. 画面右上の「完了」をタップすれば登録完了

【他のカードを登録する場合】

  1. 「カードを追加」の画面で枠内にカードを置く
  2. 読み取り後、カードの名前を入力して右上の「次へ」をタップ
  3. セキュリティコードを入力して右上の「次へ」をタップ
  4. 利用規約画面の右下部の「同意する」をタップ
  5. 画面右上の「完了」をタップすれば登録が完了

なお、新たにカードを追加する際は、「Wallet」アプリケーションの最初の画面上部にある「+」をタップすれば登録できます。

Apple Payに交通系ICカードを登録する方法

プラスチックカードのSuicaやPASMOをApple Payに登録する方法は、次の通りです。

  1. 画面中央部に記載されている「追加」をタップ
  2. 説明文下部の「続ける」をタップ
  3. カードの種類を選択する画面で「Suica」もしくは「PASMO」を選択
  4. カードの裏面に記載されているカード番号の下4桁を「ID番号」欄に入力
  5. 生年月日を入力
  6. 「次へ」をタップして利用条件を読み、「同意する」をタップ
  7. iPhoneの上部をカード中央部の上に置く
  8. 転送完了
  9. 画面右上の「完了」をタップすれば登録が完了

しばらく経つと、SuicaやPASMOの預り金(デポジット)500円分が、Apple Payの残高に追加されます。なおApple Payの登録ができたら、SuicaやPASMOのプラスチックのカードはもう使用できません。

Apple Payの使用方法

Apple Payを使用するシチュエーションで多いのは、実店舗での支払い時です。あとは交通機関で使うときと、アプリケーション内やウェブサイトでの決済時が挙げられます。

これから、それぞれの場面でのApple Payの使用方法を紹介していくので、1つずつ見ていきましょう。

お店で使う場合

まずは、実店舗で使う場合についてチェックしてください。

Apple Payが使えるお店は

Apple PayはApple Payマーク・iDマーク・QUICPayマーク・Suicaマーク・Felicaマークがあるところで使えます。

なお、「Felica」とは、ソニーが開発した非接触型ICカード技術方式のことです。Apple Payはこの技術を使ってレジとやり取りをします。

Apple Payを利用できる店舗は次の通りです。

スーパー
  • アピタ
  • ピアゴ
  • イオン
家電用品店
  • エディオン
  • ヨドバシカメラ
飲食店
  • すかいらーく
  • すき家
  • マクドナルド
薬局
  • ココカラファイン
  • マツモトキヨシ
コンビニエンスストア
  • セブンイレブン
  • ファミリーマート
  • サークルK
  • サンクス
  • ローソン
  • ミニストップ
その他の店
  • ユニクロ
  • ENEOS
  • TSUTAYA

このように、全国で展開している店舗が勢ぞろいしています。毎日のように利用するお店で使えるのでとても便利です。

お店でApple Payを使う方法

まず、レジで使いたい電子マネー(iDもしくはQUICPay)の種類を店員に伝えてください。そして店員の準備が整ったあと、リーダーにiPhoneの上部をかざせば精算が完了します。

ただし、リーダーにiPhoneをかざすときには認証が必要です。自分のiPhoneに対応した方法で決済を行いましょう。

  • Touch ID:指紋認証/ホームボタンに指を乗せる
  • Face ID:顔認証/サイドボタンをダブルクリックし、iPhoneに視線を向ける

支払いが正常に完了したら、画面上に「完了」の文字とチェックマークが表示されます。しかし、決済端末から音がするまでは、かざした状態から離さないでください。

その後、決済音が鳴ったら支払いは完了です。

交通機関で使う場合

Suicaが使える交通機関であれば、使用可能です。

使い方はいたって簡単、改札入口の「IC」部分に認証しながらiPhoneをかざすだけで、改札を通過できます。ロック解除やWalletアプリケーションの起動は不要なのです。

なお、2枚以上のSuicaを使い分けている人にぜひおすすめしたいのが「エクスプレス設定」です。こちらは、Touch IDやFace IDの認証なしで自動改札機を通過できるサービスになります。

一番使用頻度が高いSuica1枚のみに設定できないのですが、一部買い物にも利用できたりする非常に便利な設定です。気になる人は、次の方法で登録してみてください。

  1. 「設定」・「WalletApとApple Pay」の順にタップ
  2. 「エクスプレスカード」をタップ
  3. 設定したいSuicaを選択
  4. Face ID・Touch ID・パスコードのいずれかで認証

Web上で使う場合

支払い方法を選択する画面に「Apple Pay」ボタンが表示されていれば、どのサイトでもApple Payは利用できます。次に、Apple PayをWeb上で使う方法をリストでまとめたので確認してください。

  1. 「Apple Pay」ボタンをタップ
  2. 請求先・配送先・連絡先の情報が正しいことを確認
  3. 必要な場合は請求先・配送先・連絡先の情報を入力
  4. 準備ができたら購入し、自分のiPhoneに対応した方法で支払いを済ませる
  • Touch ID:指紋認証/ホームボタンに指を乗せる
  • Face ID:顔認証/サイドボタンをダブルクリックし、iPhoneに視線を向ける

支払いが正常に完了したら、画面上に「完了」の文字とチェックマークが表示されます。

Apple Payを使うときの注意点

これから、Apple Payの利用を開始する前にチェックしておきたい3つの注意点を解説していきます。特に「利用できる店舗が限られている」ことはしっかりと把握しておいてください。

Apple Payに対応している店舗は数えきれないほど実在していることに間違いはないのですが、同時に日本国内にはApple Pay決済に対応していない店舗も数多くあるのです。

利用できる店舗が限られている

おサイフケータイに対応している決済システムは数多くあるものの、Apple Payには対応システムが少ないです。Suica・PASMO・iD・QUICPayの4つの電子マネーでの決済にしか対応していません。

おサイフケータイやGoogle Payのように「楽天Edy」「nanaco」「WAON」といった前払い式の電子マネーには対応していないので、不便だと感じる人が少なくないようです。

それに伴い利用できる店舗が限られてしまうため、完全なキャシュレスにはできないのが現状です。しばらくの間は、これからの拡大対応を待つしかありません。

iPhoneの電源が入っていないと使えない

Apple Payは、支払いのときにパスコード・Touch ID・Face IDのいずれかによる本人認証が必要になります。そのため、iPhoneの電源が入っていないと使えません。

サイフをもたずにApple Payだけで日々の支払いをしていきたいのであれば、充電切れには十分に注意しましょう。

なお、SuicaやPASMOを利用している際、iPhoneの充電が切れてしまうと面倒な事態になってしまいます。改札から出られなくなることはないものの、改札出口の係員に申し出て改めて精算しなければなりません。

それではせっかくのスマートな精算が台無しになってしまうので、乗車中に充電残量が怪しくなってきた場合は、低電力モードに切り替えるなりしてできるだけ電源を維持するようにしてください。

クレジットカードよりポイントの還元率が下がってしまうことがある

クレジットカードをスキャナーに通して支払うよりも、Apple Payで決済したほうがポイントの還元率が下がってしまうことがあります。

そのためクレジットカードを登録する際には、そのカードでApple Payを利用したときの情報を必ず確認するようにしましょう。メリットだけではなく、デメリットにも目を向けるようにしてください。

例えば、ビックカメラ店頭でApple Payを使用した場合、ビックカメラSuicaカード使用時よりも還元率が2%下がります。

Apple Payで支払うと電子マネーでの決済となるため、ビックカメラSuicaカードで決済していると認識されず還元率が8%に下がってしまうのです。

またJALカードSuicaでApple Payを利用すると、通常ならマイルが2倍になる特約店で使用しても2倍になりません。ただし、次の特約店であれば、Apple Pay決済でもマイルが2倍もらえます。

  • ENEOS
  • ロイヤルホスト
  • アドベンチャーワールド(和歌山県西牟婁郡)
  • スカイアドベンチャー(滋賀県守山市)
  • 白い恋人パーク(北海道札幌市)
  • ルスツリゾートスキー場(北海道虻田郡留寿都村)
  • ルスツリゾートホテル&コンベンション(北海道虻田郡留寿都村)

Apple Payについてよくある疑問

この章では、Apple Payについてよくある疑問をQ&A形式で紹介していきます。

中でも「圏外で使える」点は、建物の地下など電波の届きにくい場所でよくApple Payを使うユーザーにとって大きなメリットです。

圏外でも使える?

圏外でも使えます。ただチャージはできないので、前払いのSuicaやPASMOを使うときは残金不足に注意するようにしましょう。

もしも圏外でSuicaやPASMOを利用することが想定できるのであれば、事前に残高に余裕をもたせておく必要があります。

支払うときに取引エラーになったらどうしたらよい?

利用状況などにより使用できない場合があります。カード発行会社に連絡せざるを得なくなった場合は、Apple Payに設定したクレジットカードの裏面に記載されている問い合わせ先に電話をすることになります。

その際には、Walletアプリケーションを開いて対象カード選択を選択し、右下の「…」マークをタップする方法を試してみてください。そうすれば、利用中のiPhoneでカード発行会社に直接連絡できます。

カード型やおサイフケータイでiDを利用しているがApple Payも利用できる?

利用できます。ただしApple Payを利用するには、iPhoneでWalletアプリケーションを開き、利用しているIDのクレジットカードを設定する作業が必要になります。

なお、そのクレジットカードをApple Payに設定した後でも、現在利用している支払い方法(カード型もしくはおサイフケータイ)はそのまま利用することが可能です。

iPhoneでApple Payを使ってみよう

iPhoneのApple Payは、現金がなくてもキャッシュレス決済ができたり、クレジットカードよりも決済がスピーディになったりなど、多くのメリットを持つサービスです。

また、登録するクレジットカードによっては、Apple Payを利用すると還元率がアップするものがあります。

Apple Payをよりお得に使いたい人は、「JCB CARD W」をぜひチェックしてください。今なら新規入会しアプリにログインした後5月31日までにApple Payに登録して支払うと、利用金額の20%が還元されます。

このようにApple Payは、使わなければ損をするといっても過言ではないサービスです。iPhone 7以降のモデルを使っている人は、早速Apple Payを試してみましょう。

機種変更の際のApple Payの引継ぎ方法と注意点などついて、「Apple Payの引継ぎ方法|iPhoneへ機種変更後の注意点」で解説していますのであわせてご覧ください。

公開日時 : 2020年10月06日

菅野 辰則 ― ライター
菅野 辰則 ― ライター

最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。

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