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  • 更新日:2023年03月23日

iPhone 12の5G設定方法|対応エリアなのに5Gにならない・繋がらない原因は?

iPhone 12の5G設定方法|対応エリアなのに5Gにならない・繋がらない原因は?

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「5G」とはスマホの通信規格を指す言葉で、1世代前の4G・LTEに比べて高速・大容量の通信が低遅延で使えるのが特徴です。

各キャリアで5Gサービスの提供が始まっており、大都市圏を中心にサービスエリアが拡大しています。

そのため、「最新の5G通信をぜひ使ってみたい!」と考えている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、iPhone12で5G設定する方法を紹介します。ぜひこの記事を参考にして設定を進めてください。

iPhone 12での5G設定方法

まずiPhone 12での5G設定方法を紹介します。

設定の流れは以下の通りです。

iPhone 12での5G設定手順

  1. 「設定」→「モバイル通信」をタップ
  2. 利用したい回線を選択
  3. 「音声電話とデータ」をタップ
  4. 「5Gオン」「5Gオート」のいずれかをタップ

まず5Gと4Gの違いを知りたい方は、一度以下の記事を参考にしてみてください。

設定から[モバイル通信]

待ち受け画面にある歯車模様の「設定」というアイコンをタップし、「モバイル通信」をタップします。

利用したい回線を選択する

「モバイル通信プラン」に表示される回線の中から、5Gで利用したい回線をタップします。

下の画面では楽天モバイルとpovoが表示されていますが、ここでは楽天モバイルをタップしています。

[音声電話とデータ]をタップ

「音声通話とデータ」をタップします。

[5Gオン][5Gオート]のどちらかで5G通信が可能

「音声通話とデータ」を開くと「5Gオン」「5Gオート」「4G」と3つの項目が出てきます。

5G通信をする場合は5Gオン・5Gオートのいずれかを選択します。なお、どちらを選択しても5G通信自体は可能です。

5Gオン

5Gオンとは、「5G通信を積極的に使うモード」です。5Gオンにした状態で5G通信が可能なエリア内にいると、常に5G通信を行います。

とにかく5Gで通信することを優先する場合、5Gオンがおすすめです。

「5Gオート」

5Gオートとは、「5G通信よりもバッテリーの節約を優先するモード」です。

5Gオートをオンにした状態で5G通信が可能なエリア内にいても、通信速度がそこまで速くならないこともあるでしょう。

その場合、5G通信をせずに自動的に4G通信に切り替わるので、バッテリーやデータ通信量を節約できます。

5G通信使用時の3種類のデータモード

次に、iPhone 12で5G通信を行う際に設定する「データモード」について紹介します。

データモードは、以下の3つの中からいずれかを選択します。

3種類のデータモード

  • 5Gでより多くのデータを許容
  • 標準
  • 省データモード

データモードの設定をするには、「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プラン」で利用したい回線を選択し、「データモード」をタップします。

すると「5Gでより多くのデータを許容」「標準」「省データモード」が選択できるようになっています。

「5Gでより多くのデータを許容」モード

「5Gでより多くのデータを許容」を選択すると、5G回線に接続している際により高品質の以下のコンテンツの曲やビデオが利用できるようになります。

  • FaceTime
  • Apple TV
  • Apple Music

データ通信量は多くなりますが、通信品質を重視したい場合は「5Gでより多くのデータを許容」モードを選択しましょう

「標準」モード

「標準」は、「5Gでより多くのデータを許容」と異なり、FaceTimeやビデオなどの品質は制限されます

つまり、画質の品質は多少落ちるということです。その分データ通信量も節約されます。

通信品質よりデータ通信量の節約を重視する場合は、「標準」モードがおすすめです。

「省データ」モード

「省データ」モードは、標準の設定に加えてアプリやOSの自動アップデートや、バックグラウンドでアプリがタスクを動かすことを一時停止します。

そのため、標準よりも更にデータ通信量の節約が可能です。

ただし自動アップデートやタスクが一時停止しますので、アプリが最新の状態に保たれない可能性があるなどの点に注意しましょう。

何よりもデータ通信量の節約を最重視する場合、「省データ」モードがおすすめです

iPhone 12での5Gが使えない原因

「5Gエリア内なのに5Gにならない」「5G対応機種なのに繋がらない」と困っている方もいるのではないでしょうか。

ここでは、iPhone 12で5Gが使えない原因を解説します。

5G向けの料金プランに変更していない

iPhone 12で5Gを使う場合、各キャリア(格安SIM)で5G向けの料金プランを契約する必要があります

4G向けの料金プランのままのSIMカードをiPhone 12に入れても、5G通信を行うことはできません。

現在4G向けの料金プランを契約している人は、必ず5G向け料金プランへ契約変更してください。

最新のスマホのプランはこちらの記事で詳しく解説しています。

5G対応エリア外で使っている

現在は、各キャリア共に5Gサービスの提供エリアがかなり限定されています

サービスエリアマップを確認すると、東京23区内でも5G対応エリアは「まだら模様に点在している」状況です。

iPhone 12で5Gを使いたい場合、スマホを使う場所が5G対応エリアになっているかを事前によく確認しておきましょう。

各社の5G対応エリアについては、具体的にまとめている記事を紹介していますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

eSIMがiOS 14.5以上のバージョンが必要

デュアルSIMで使いたい場合はiOS 14.5以上にアップデートする必要があります。iPhone 12は、物理SIMとeSIMのデュアルSIMでの利用が可能です

iPhone 12のバージョンが14.5以前なら、アップデートを済ませておきましょう。

なお、iPhoneのiOSアップデートの方法はこちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

iPhone 12で快適な5G通信を使ってみよう!

以上、iPhone 12での5G設定方法と3種類のデータモード、iPhone 12で5Gを使う際の注意点を紹介しました。

iPhone 12で5Gを使う際の最大の注意点は、やはり「データ使用量が膨大になってしまう危険がある」点です。

そのためデータ使用量をコントロールするには、「5Gオン」「5Gオート」の選択、データモードの選択が鍵を握ります。

ahamoLINEMOのように、月のデータ通信量に上限のある料金プランを契約している人は、これらの設定に十分注意をするようにしましょう。

また、iPhone 12で思う存分5G通信を使いたいなら、データ通信を無制限に使える料金プランを契約するのがよいでしょう。

谷口稜 ― ライター
谷口稜 ― ライター

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