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  • 更新日:2023年09月15日

Apple Watchが必要な人と必要ない人の違いとは?使える便利機能を徹底解説

Apple Watchが必要な人と必要ない人の違いとは?使える便利機能を徹底解説

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Apple Watchは、2015年に発売開始されたAppleのスマートウォッチです。

発売から7年以上が経ち、徐々に普及しつつあるApple Watch。具体的に何ができるのかわからず、購入するかどうか迷っている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、Apple Watchの便利な機能を紹介し、どのような人に必要で、必要ではないのかわかりやすく解説していきます。

また、最新のApple Watch Series 9を含めモデルごとの機能の違い選び方のポイントも解説するので、Apple Watchの購入を検討している方はぜひ最後まで参考にしてみてください。

【結論】Apple Watchをおすすめしたい人

Apple Watcheが必要なのは、iPhoneをより便利に使いたい人です。

iPhoneの電話やメールの通知を手元で確認したり、Suicaで決済したりと、iPhoneとセットで使うことで便利になる機能がたくさんあります。

具体的には、下記に当てはまる人にはApple Watchが必要と言えるでしょう。

  • iPhoneをより便利に使いたい
  • 買い物や交通機関の支払いを楽に済ませたい
  • 健康や運動を管理して生活習慣を改善したい

反対に、キャッシュレス決済を使わない方や、健康管理にあまり興味がない方にApple Watchは不要です。

これを見てもApple Watchが必要かどうかわからない方は、Apple Watchでできることを一緒に見ていきましょう。

Apple Watchでできること・便利に感じる機能

Apple Watchには日々の生活に役立つ、様々な機能が搭載されています。その中でも特に便利な機能を紹介していきましょう。

1.必要な通知だけすぐ受け取れる

「通知」はApple Watchの基本的な機能の1つです。メッセージの受信やカレンダーに登録した予定などiPhoneの通知をApple Watchで受け取れます。

iPhoneを鞄などから取り出す必要もなく、手元で通知を確認できるので、大切な連絡や予定の見落としを防ぐのに役立ちます。

また不要な通知をオフにして、必要な通知だけを受け取るように設定することも可能です。

2.電話やメッセージに簡単に応答・返信できる

iPhoneにかかってきた電話や届いたメッセージに応答・返信することも可能です。

Apple Watchには「セルラーモデル」と「GPSモデル」がありますが、セルラーモデルはキャリアと契約することでLTEを使ったモバイル通信が可能となります。

また、セルラーモデルなら単体で電話をかけたり、メッセージの送受信ができるのも特徴の1つです。

一方、GPSモデルでもiPhoneとペアリングしていれば同様の機能が使えます。音声入力や定型文でメッセージが送れるので、家族や友人への簡単な返信であれば問題ないでしょう。

3.Apple Payで簡単に支払いできる

「Wallet」アプリに登録したカードを使って、Apple Payで決済できます。

Apple PayとはiPhoneやApple Watchで使える決済サービスで、あらかじめクレジットカードやSuicaなどを登録しておけば、専用リーダーにかざすだけで支払いができる機能です。

Apple WatchでApple Payを使う方法は、サイドボタンをダブルクリックし後はカードを選ぶだけ。

例えば、コンビニや自動販売機などで少額の買い物をする際にも、財布やスマホを取り出す必要なく、片手をかざすだけで支払いが可能です。

4.iPhoneがどこにあるか探せる

ペアリングしたiPhoneがどこにあるかわからない場合「iPhoneを探す」機能を使って探すことが可能です。

Apple Watchのコントロールセンターから、iPhoneのアイコンをタップするとiPhoneからアラーム音が鳴り、どこにあるかわかります

またアイコンを長押しすれば、iPhoneのフラッシュライトを光らせることもでき、暗い場所や鞄の中を探す際に役立ちます。

5.音楽コントローラーとして使える

iPhoneで再生している音楽をApple Watchでもコントロールできます。曲やプレイリストの切り替え、音量の調節などが可能です。

また、あらかじめ同期をしておくことで、Apple Watch単体で音楽やオーディオブック、Podcastを楽しむこともできます。

6.健康を管理できる

Apple Watchは健康管理に役立つヘルスケア機能やアプリが充実しています。主な機能は次の通りです。

  • アクティビティ
    :運動量・消費カロリーを記録
  • ワークアウト
    :エクササイズによる運動量・消費カロリーを記録
  • ECG機能
    :心拍記録、不規則な心拍がないか確認
  • 呼吸アプリ
    :指示に合わせて深呼吸し、集中力を高められる
  • 心拍数の測定
    :心拍数を測定し、危険な場合はアラート通知が届く

身体に関する計測や記録をすることで、運動不足の解消や健康の改善につながります

腕につけているだけで簡単に計測や提案をしてくれるため、ヘルスケアをサポートする強い味方になってくれるでしょう。

これらはApple Watchでできる代表的な機能で、まだまだ他にもできることがたくさんあります。

また、次の項目で紹介している通り、シリーズを追うごとに新機能が追加されていることを考えると、今後も進化を続けることは間違いありません。

Apple Watchが本当に必要なのか悩んでいる方は、Apple Watchでできることや使いこなす方法をまとめた記事をご覧ください。

7.皮膚温センサー

皮膚温センサーはApple Watch Series 8から新機能として搭載されました。

眠っている間の皮膚温を記録するので、時間の経過による変化を確認できます。

周期記録アプリは皮膚温の記録から次の排卵のタイミングを推定できるため、予定や計画を立てる時に役立つでしょう。

心拍数や記録された周期のデータと組み合わせることで、月経周期の予測や把握に役立つので自身の体調管理がしやすくなります。

8.衝突事故検出

Apple Watch Series 8の新たな機能として、「衝突事故検出機能」が搭載されました。

これは重大な衝突事故などの際に自身の代わりに、Apple Watchが自動的に緊急通報サービスに知らせたり、位置情報を伝えてくれる便利な機能です。

自身で緊急通報ができない状態でもいち早く通報できるため、万が一事故があった場合に役立ちます

日常的に運転をしている方や、運送業をされている方には特に便利な機能です。

9.防塵性能IP6X等級

最新機種であるApple Watch Series 8において、IP6X等級の防塵性能がより強化されました。

また、耐水性能に関しても水深50mまでの耐水性能があるため、プールや海での使用も可能です。

これにより、環境を気にせずApple Watchを着用できます

しかし、スキューバダイビングやウォータースキー、高速水流または低水深を超える潜水を伴うその他のアクティビティには使用しないでおきましょう。

10.低電力モード

低電力モードは、バッテリー消費を抑えられる機能です。

これまでのApple Wacthでは、バッテリーが10%以下になった時に電力消費を抑える「省電力モード」しかありませんでした。

Apple Watch Series 8の低電力モードでは、普段から電力消費を抑えてバッテリーの持ち時間を伸ばすことが可能です。

今までバッテリーの消費が気になっていた方には嬉しい機能でしょう。

Apple Watchでできないこと・不便な点

便利な機能が数多く搭載されているApple Watchですが、できないことや不便な点もあります。

  • iPhone以外のスマホとの連携
  • ネット検索ができない
  • 動画配信サービスや電子書籍には非対応

Apple WatchはiPhoneとの連携を前提とした機器なので、iPhone以外のスマホとは連携できません

また、ネット検索したりウェブサイトを閲覧する機能はなく、Siriを使った簡単な検索やメールのリンクを開いて簡易ページの閲覧のみ可能となります。

もちろん、YouTubeやNetflixで動画を観たり、Apple BooksやKindleなどで本を読むこともできないため、iPhoneの代用品として購入することは避けましょう。

ただし、Apple Booksのオーディオブックには対応しています。再生速度の調節やトラックやチャプタの選択といった操作も可能です。

Apple Watchが必要な人・いらない人

ここまで解説してきたApple Watchでできること・できないことを踏まえて、Apple Watchはどのような人に必要か、必要ではないのかをまとめました。

Apple Watchが必要な人

Apple Watchは主に次のような人におすすめです。

  • iPhoneをより便利に使いたい
  • 買い物や交通機関の支払いを楽に済ませたい
  • 健康や運動を管理して生活習慣を改善したい

Apple WatchはiPhoneの機能をさらに便利に使うためのアイテムです。

通知を受け取ったり、電話やメールに応対したり、音楽の再生をコントロールしたり、普段iPhoneを使っている人の生活をより快適にするのに役立ちます。

日常的な買い物や交通機関の利用時に支払いがスムーズになるのも、便利なポイントです。

また、ヘルスケア機能が充実しているのも大きな特徴。効率的に生活習慣や健康状態を改善したい人にとっては、心強いアイテムとなってくれるでしょう。

初めての方におすすめのApple Watch

初めての方におすすめなのがApple Watch SEです。Apple Watch Series 3よりも値段が高くなりますが、チップが2倍高速でディスプレイも大きく非常に使いやすいモデルです。

シルバー・スペースグレー・ゴールドの3色展開で、GPS+セルラーモデル・GPSモデルの2種類から選べます。

価格はApple公式によると、32,800円(税込)~です。手が出しやすい価格なので、ぜひ検討してみましょう。

コスパのよいApple Watch

価格も機能も重視したい方には、Apple Watch Series 6がおすすめです!

最新のSeries 9やSeries8よりも安く、性能に大きな差が見られないため非常にコスパがよいモデルと言えます。

健康管理の面では体に取り込まれた酸素レベルを確認できる「血中酸素ウェルネスアプリ」や、心電図が記録できる「心電図アプリ」も利用可能です。

Apple Watchがいらない人

一方で、次のような人にとってApple Watchはあまり必要でないと言えます。

  • 複数の機能を使い分けるのが難しい
  • 通知や充電を気にするのが面倒
  • 常に時計をつけていることに抵抗がある

Apple Watchにはたくさんの機能が搭載されており、うまく使いこなせる人にとっては便利です。

しかし「複数の機能を使い分けるのが難しい」「使いこなせるか不安」という人にとっては、かえって不便に感じられるかもしれません。

機種によっては通知や充電を気にする必要があるので、それを面倒に感じる人には向かないでしょう。

また、普段から腕時計をする習慣がない人や、常に時計をつけていることに抵抗があるという人にもあまりおすすめはできません。

Apple Watch購入前に確認!必要・不要なもの

Apple Watchはモデルによって搭載されている機能が異なります

ここでは、「この機能は必要か」「カバーや保護フィルムなどのアクセサリは必要か」など、気になる疑問について解説していきましょう。

カバー・保護フィルムは必要?

Apple Watchは基本的に腕につけた状態で使用するので、スマホと比べると落下の心配は少なく、保護フィルムやケースをつけなくても傷はつきにくいです。

また、ディスプレイには割れにくいIon-Xガラスという強化ガラスを採用しています。上位モデルであればさらに硬いサファイアクリスタルガラスが使われているので、傷がつきにくくなっています。

したがって「そのままのデザインで楽しみたい」という人は、ケースやフィルムは不要です。

ただし、絶対に傷がつかないという保証はないため、心配な人は購入しておきましょう。

GPSモデルよりセルラーモデルにすべき?

セルラーモデルは単体で通信ができるモデルです。iPhoneとペアリングをしなくても通話をしたり、メッセージを読んだり、簡単な返信ができます。

単体でできる機能が多い分セルラーモデルは本体価格が高く、別途通信契約も必要となるので覚えておきましょう。

Apple Watch単独での通話やメッセージの送受信が不要なら、セルラーモデルにする必要はありません

GPSモデルも、近くにペアリングしたiPhoneがあればセルラーモデルと同じように使えます。

常時点灯は必要?

常時点灯は常に画面を表示できる機能です。Series 4までは非対応で、特定の動作や操作をしないとディスプレイは点灯されませんでした。

Series 5以降の機種には新たに常時点灯機能が搭載され、常にディスプレイを表示できるようになったのはうれしい点です。

常時点灯機能は、荷物を持っていて手が離せないときや、すぐに時間を確認したい時に役立ちます

常にデザインが表示されるため、ファッション性にこだわる場合もおすすめの機能です。なお、常時点灯機能はオンオフの切り替えができますよ。

血中酸素濃度の機能は必要?

血中酸素濃度を計測する機能はSeries 6から新たに搭載されました。

血中酸素濃度とは、赤血球によって肺から全身に運ばれる血液の中にどれだけ酸素が取り込まれているかを示すものです。

正常値は95〜99%と言われており、これを把握することで健康状態を把握できます。

ただし、Apple Watchは医療用診断機器ではないため、測定結果はあくまでも目安の数値です。そのため、この機能の主な目的は、毎日計測することで身体のコンディションをチェックすることになります。

つまり、日々の血中酸素濃度を記録することを習慣づけている場合は必要な機能と言えますが、そうでなければなくても困らない機能と言えるでしょう。

Apple Watchを買うならどのモデルがおすすめ?

Apple Watchには様々なモデルがあります。ここでは目的別におすすめのApple watchを紹介していきます。

コスパ重視なら「Apple Watch SE」

出典:ドコモ
Apple Watch SEのポイント
  • 圧倒的コスパ
  • 必要最低限の機能が揃っている
  • 初めてのApple Watchに最適

現在販売中のApple Watchのモデルは複数ありますが、中でもおすすめなのがApple Watch SEです。

Apple Watch SEはSeries 5と同レベルの性能を持ちながら、32,780円(税込)〜とコストパフォーマンスに優れたモデルと言えるでしょう

「高心拍数と低心拍数の通知」や「転倒検出・緊急SOS」、コンパス機能などApple Watchを利用する上で必要最低限の機能も揃っているため、初めてApple Watchを使う人にも最適なエントリーモデルです。

Apple Watch SE
サイズ 40mm/44mm
価格 GPSモデル:32,780円(税込)~
GPS + Cellularモデル:38,280円(税込)~
搭載チップ S5
心拍数の通知
転倒検出
皮膚温センサー ×
衝突事故検出 ×
常時表示ディスプレイ ×
緊急SOS ×
バッテリー最大時間 18時間
カラー ブルー
(PRODUCT)RED
グラファイト
ゴールド
チタニウム
スペースブラック

新機能が気になるなら「Apple Watch 9」

Apple Watch 9のポイント
  • ダブルタップ機能搭載
  • 緊急SOS機能搭載
  • 2倍明るくなったディスプレイ

2023年9月13日のAppleイベントで発表された最新のApple Watch 9には、新機能として「ダブルタップ」が搭載されました。

この機能は、画面を触ることなく人差し指と親指をタップするだけでApple Watchを操作できるものです。

音楽の再生・停止やカメラの遠隔シャッター、通話の接続・切断など様々なアクションをダブルタップで行えます。

また、サイドボタンを長押しするだけで、電波の届かない場所でもApple Watchが緊急SOSを発信してくれるようになりました。

現行モデルと同じく衝突事故検出や転倒検出の機能も備わっているので、Apple Watchを身につけているだけで安心できるでしょう。

ディスプレイも現行モデルより明るくなり、小さい画面ながら見やすさ、使いやすさともに進化しています。

Apple Watch 9
サイズ 41mm/45mm
価格 GPSモデル:59,800円(税込)~
GPS+Cellularモデル:75,800円(税込)~
搭載チップ S9 SiP
心拍数の通知
転倒検出
皮膚温センサー
衝突事故検出
常時表示ディスプレイ
緊急SOS
ダブルタップ
バッテリー最大時間 36時間
カラー ステンレススチール:
ピンク
ミッドナイト
スターライト
シルバー
(PRODUCT)RED

アウトドアで使うなら「Apple Watch Ultra 2」

Apple Watch Ultra 2のポイント
  • Apple Watch最高の機能性
  • ハイレベルな耐水・防塵
  • アウトドアやワークアウトにぴったり

Apple Watch Ultra 2は2023年9月13日に発表された最新のApple Watchのモデルです。

同時に発表されたApple Watch 9に比べて、アウトドアやワークアウトをする人に向けたモデルとなっています。

心拍数の記録や皮膚温センサーの他に、心電図や血中濃度を測ることもできるため、スポーツをする人にもおすすめです。

耐水は100メートル、水深40メートルまで潜れます。IP6X等級の防塵も備えているので、海でも山でも利用ができます。

転倒検出や衝突事故検出、そして電波のないところでも使える緊急SOS機能も揃っているので、アウトドアの最中にアクシデントがあっても安心です。

本体のカラーは1種類ですが、ランナー向けの「トレイルループ」、登山向けの「アルパインループ」、ダイバー向けの「ブオーシャンバンド」の3種類からバンドを選べます。

Apple Watch Ultra
サイズ 49㎜
価格 GPS + Cellularモデル:128,800円
搭載チップ S9 SiP
心拍数の通知
転倒検出
皮膚温センサー
衝突事故検出
常時表示ディスプレイ
緊急SOS
血中酸素濃度
バッテリー最大時間 72時間
カラー

こちらの記事では最新のApple Watchを比較しています。Apple Wacthのご購入を迷われている方はぜひ最新のApple Wacthも検討してみてください。

Apple Watchが必要な人と必要ない人まとめ

この記事ではApple Wacthの機能を紹介し、必要な人と必要でない人について解説しました。

日ごろから健康管理に気を付けている方は、新型のApple Wacthを選ぶ方がより便利な機能を利用できるでしょう。

決済を楽に済ませるだけで十分な方や健康面などの細かな性能が不要な方には、Apple Wacth SE等といった比較的安価でコスパのいいものを選ぶことをおすすめします。

Apple Wacthの機能が必要か不要かを確認し、性能や価格などからより最適なApple Wacth選びをしましょう。

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
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