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  • 更新日:2023年06月15日

AppleCare+(アップルケアプラス)を解説!料金はいくら?あとから加入できる?

AppleCare+(アップルケアプラス)を解説!料金はいくら?あとから加入できる?

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AppleCare+は、iPhoneやiPad、Macなど、Apple製品の保証サービスです。

いつもなんとなく加入しているけど、どういうサービスなのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

今回は、AppleCare+とはどういうものなのか、料金は月々いくらかかるのかなどを解説します。

AppleCare+が必要かどうか気になる方は、こちらの記事もあわせて参考にしてください。

AppleCare+(アップルケアプラス)とは?

AppleCare+は、Appleが運用するApple製品の保証サービスのことです。

Apple製品には、AppleCare+に加入しなくても、購入から1年間の製品保証と90日の電話サポートがついています。

追加でAppleCare+に加入することで保証期間の延長ができ、1年間の製品保証が2年、電話サポートも2年になります。

AppleCare+の保証範囲

AppleCare+に入ると修理や交換のときのサービスが安くなりますが、修理や交換を受けられる範囲は決まっています。

ハードウェア製品保証対象

  • iPhone本体
  • バッテリー
  • 付属のUSB-C – Lightningケーブル

iPhone、iPad、iPodなどの本体、そしてそのバッテリー、付属しているイヤホンなどのアクセサリーが適用範囲内です。

iPhoneの加入価格

機種によって料金が異なります。AppleCare+の加入料金は以下の通りです。

(税込) AppleCare+ 盗難・紛失プラン
月払い 2年間 月払い 2年間
iPhone 14 Pro
iPhone 14 Pro Max
1,480円 29,800円 1,600円 31,800円
iPhone 14 Plus 1,350円 26,800円 1,450円 28,800円
iPhone 14
iPhone 13
iPhone 13 mini
iPhone 12
1,180円 23,400円 1,280円 25,400円
iPhone SE(第3世代) 580円 11,800円 700円 13,800円

AppleCare+の修理価格

AppleCare+に加入していない場合は、iPhoneのモデルと修理内容で金額が変わります

しかし、AppleCare+に加入していると、モデルが違っても料金は均一に設定されています。

(税込) サービス料
画面または背面ガラスの損傷 3,700円
過失や事故によるそのほかの損傷 12,900円
盗難または紛失 12,900円

修理料金は利用する端末ごとに異なります。購入予定・利用中の端末の修理料金がいくらになるのか確認してください。

画面の修理料金

  • AppleCare+加入の場合の修理料金:一律3,700円(税込)
  • AppleCare+未加入の場合の修理料金:19,400円(税込)~56,800円(税込)
料金表を見る
(税込) 加入 未加入
iPhone 14 Pro Max 3,700円 56,800円
iPhone 14 Pro 3,700円 50,800円
iPhone 14 Plus 3,700円 50,800円
iPhone 14 3,700円 42,800円
iPhone 13 Pro Max 3,700円 50,800円
iPhone 13 Pro 3,700円 42,800円
iPhone 13 3,700円 42,800円
iPhone 13 mini 3,700円 34,800円
iPhone 12 Pro Max 3,700円 50,800円
iPhone 12 Pro 3,700円 42,800円
iPhone 12 3,700円 42,800円
iPhone 12 mini 3,700円 34,800円
iPhone 11 Pro Max 3,700円 50,800円
iPhone 11 Pro 3,700円 42,800円
iPhone 11 3,700円 28,800円
iPhone XS Max 3,700円 50,800円
iPhone XS 3,700円 42,800円
iPhone X 3,700円 42,800円
iPhone XR 3,700円 28,800円
iPhone 8 Plus 3,700円 24,400円
iPhone 8 3,700円 21,800円
iPhone 7 Plus 3,700円 24,400円
iPhone 7 3,700円 21,800円
iPhone 6s Plus 3,700円 24,400円
iPhone 6s 3,700円 21,800円
iPhone 6 3,700円 19,400円
iPhone SE(第3世代) 3,700円 19,400円
iPhone SE(第2世代) 3,700円 19,400円
iPhone SE 3,700円 19,400円
iPhone 5s 3,700円 19,400円

画面が割れたり傷ついたりした場合の修理費用は、一律3,700円(税込)です。

Apple Care+に未加入の場合は、モデルによって修理料金が異なります。

バッテリーの交換料金

  • AppleCare+加入の場合のバッテリー交換費用:0円〜14,900円(税込)
  • AppleCare+未加入の場合のバッテリー交換費用:10,500円(税込)~14,900円(税込)
料金表を見る
(税込) 加入 未加入
iPhone 14 Pro Max 0円 14,900円
iPhone 14 Pro 0円 14,900円
iPhone 14 Plus 0円 14,900円
iPhone 14 0円 14,900円
iPhone 13 Pro Max 0円 12,800円
iPhone 13 Pro 0円 12,800円
iPhone 13 0円 12,800円
iPhone 13 mini 0円 12,800円
iPhone 12 Pro Max 0円 12,800円
iPhone 12 Pro 0円 12,800円
iPhone 12 0円 12,800円
iPhone 12 mini 0円 12,800円
iPhone 11 Pro Max 0円 12,800円
iPhone 11 Pro 0円 12,800円
iPhone 11 0円 12,800円
iPhone XS Max 0円 12,800円
iPhone XS 0円 12,800円
iPhone X 0円 12,800円
iPhone XR 0円 12,800円
iPhone 8 Plus 0円 10,500円
iPhone 8 0円 10,500円
iPhone 7 Plus 0円 10,500円
iPhone 7 0円 10,500円
iPhone 6s Plus 0円 10,500円
iPhone 6s 0円 10,500円
iPhone 6 0円 10,500円
iPhone SE(第3世代) 0円 10,500円
iPhone SE(第2世代) 0円 10,500円
iPhone SE 0円 10,500円

バッテリーの容量が80%未満になった場合は、AppleCare+に加入していれば無料でバッテリー交換してもらえます。

AppleCare+未加入の場合やバッテリー容量が80%以上ある場合は、機種によって10,500円〜14,900円(税込)の交換費用が発生します。

背面ガラスの修理料金

  • AppleCare+加入の場合の修理料金:一律3,700円(税込)
  • AppleCare+未加入の場合の修理料金:25,900円(税込)~82,800円(税込)
料金表を見る
(税込) 加入 未加入
iPhone 14 Pro Max 3,700円 82,800円
iPhone 14 Pro 3,700円 75,800円
iPhone 14 Plus 3,700円 29,800円
iPhone 14 3,700円 25,900円
iPhone 13 Pro Max 3,700円 75,800円
iPhone 13 Pro 3,700円 67,800円
iPhone 13 3,700円 53,800円
iPhone 13 mini 3,700円 44,800円
iPhone 12 Pro Max 3,700円 75,800円
iPhone 12 Pro 3,700円 67,800円
iPhone 12 3,700円 53,800円
iPhone 12 mini 3,700円 44,800円

背面ガラスの修理が必要な場合、AppleCare+に加入していれば修理費用は、一律3,700円(税込)です。

AppleCare+に未加入の場合は、25,900円〜82,800円(税込)の修理費用がかかります。

古い端末は部品の調達が難しいことから、最新端末よりも高い修理費用がかかる場合があるためご注意ください。

中には新しく買い替えたほうが安くなる可能性もありますので、修理を出す前に機種変更を検討しましょう。

iPhoneを安く買う方法をまとめた記事がありますので、ぜひ参考にしてみてください。

その他損傷の修理料金

「その他損傷の修理」と、画面の損傷・バッテリーの劣化以外の修理を指します。

  • AppleCare+加入の場合の修理料金:一律12,900円(税込)
  • AppleCare+未加入の場合の修理料金:37,400円(税込)~107,800円(税込)
料金表を見る
(税込) 加入 未加入
iPhone 14 Pro Max 12,900円 107,800円
iPhone 14 Pro 12,900円 99,800円
iPhone 14 Plus 12,900円 92,400円
iPhone 14 12,900円 83,800円
iPhone 13 Pro Max 12,900円 92,400円
iPhone 13 Pro 12,900円 83,800円
iPhone 13 12,900円 68,800円
iPhone 13 mini 12,900円 59,400円
iPhone 12 Pro Max 12,900円 92,400円
iPhone 12 Pro 12,900円 83,800円
iPhone 12 12,900円 68,800円
iPhone 12 mini 12,900円 59,400円
iPhone 11 Pro Max 12,900円 92,400円
iPhone 11 Pro 12,900円 83,800円
iPhone 11 12,900円 59,400円
iPhone XS Max 12,900円 92,400円
iPhone XS 12,900円 83,800円
iPhone X 12,900円 83,800円
iPhone XR 12,900円 59,400円
iPhone 8 Plus 12,900円 59,400円
iPhone 8 12,900円 42,800円
iPhone 7 Plus 12,900円 48,200円
iPhone 7 12,900円 42,800円
iPhone 6s Plus 12,900円 46,800円
iPhone 6s 12,900円 42,800円
iPhone 6 12,900円 42,800円
iPhone SE(第3世代) 12,900円 44,000円
iPhone SE(第2世代) 12,900円 37,400円
iPhone SE 12,900円 37,400円
iPhone 5s 12,900円 37,400円

AppleCare+に加入していれば、修理費用は一律12,900円(税込)です。

AppleCare+未加入の場合は、上記の費用を上限とした修理費用がかかります。

あくまでも上限なので、全ての修理でこの修理費用がかかるわけではありません。

AppleCare+に加入した方が得なのか

AppleCare+に入ったほうがお得なケース

  • 最新機種の場合:1回以上修理をする
  • 無印のiPhoneや旧機種の場合:2年で2回以上修理をする

最新のiPhoneのProやPro MAXを購入する場合は、無印のモデルに比べて高額な修理費用がかかります。

端末本体も高額で気軽に買い替えできるものでもないため、念のためにAppleCare+に入っていたほうがよいでしょう。

その他の端末であれば、2年間で2回以上修理する場合、AppleCare+に入っていたほうがお得です。

型落ちiPhoneの場合は?

AppleCare+に入っていれば、どのモデルも一律料金で修理を受けられます。

AppleCare+に入っていなくても、基本的に型落ちのiPhoneは現行のモデルに比べて安い価格で修理できるので、お得感はあまりありません。

しかし、修理内容によっては、最新モデルよりも高額な修理費用がかかることもあります。その場合は新しいiPhoneに買い替えたほうがいいかもしれません。

iPhoneを安く買う方法をまとめた記事がありますので、ぜひ参考にしてみてください。

iPhoneを0円で修理する裏ワザは?

前項では、AppleCare+に加入した場合と加入しない場合との修理費用を比較しました。

実は、AppleCare+に加入するよりも安くお得にiPhoneを修理する方法もあるのです。

モバイル保険では、年間最大10万円までなら何回でも補償してくれるため、iPhoneの修理費用が一切かかりません。

しかも、月々700円(非課税)で年間8,400円しか保険料がかからないため、AppleCare+より安く保険に入れます。

モバイル保険のおすすめポイント

  • 年間10万円まで補償
  • 1契約で3台まで加入できる
  • 2年以上保険に加入できる

モバイル保険であれば修理回数の上限がないため、iPhoneを落としてよく画面を割ってしまう人でも安心です。

モバイル保険を申し込む

モバイル保険について詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひ参考にしてください。

AppleCare+を利用する方法

AppleCare+を利用するということは、iPadやiPhoneに故障やひび割れが起きているということでしょう。

まずは、落ち着いて購入したときの契約書や申込書を確認して、加入しているか調べましょう。

加入しているかわからない場合は、こちらに端末のシリアル番号を入力すると調べることができます。

また、自分が持っているiPhoneのシリアル番号は「設定」→「一般」→「情報」から調べることができます。

店頭に持ち込む

GPSを使って、最寄りの修理対応可能なAppleの正規サービスプロバイダーもしくはApple StoreのGenius Barを予約できます。

Apple Genius Bar(ジーニアスバー)の来店予約方法はこちらを参考にしてください。

ピックアップ&デリバリーを利用する

オンラインで申し込みをすると、Apple指定の宅配業者がiPhoneを引き取りに来てくれます。修理が完了すると自宅まで郵送してくれます。

AppleCare+の対象となる修理なら、送料もAppleが負担してくれます。修理に店頭まで持参する時間がないという方におすすめです。

エクスプレス交換サービスを利用する

早く修理したいけど、手元にiPhoneがないのは不便で困るから修理に出せないという方もいるでしょう。

AppleCare+に加入している方は、エクスプレス交換サービスを利用してみてください。

これはAppleが修理する端末を引き取りにくるときに、新品もしくは新品同等のiPhoneの代替機を持ってきてくれるというサービスです。

修理が完了したら、代替機と元のiPhoneをまた交換します。日を空けることなくiPhoneを使い続けることができます。

iPhoneの故障を防ぐ方法は?

AppleCare+は必要ないと思って加入しなかったけど、あとから「加入しておけばよかったかも」と後悔することもあるでしょう。

AppleCare+は購入から30日以内であれば購入後の加入が可能ですが、30日を過ぎてしまうと後戻りはできません。

ここでは、AppleCare+に加入しなかった方向けに、iPhoneをできるだけ壊さない方法を紹介します。

  • 画面割れ対策
  • 水没対策
  • バッテリー消耗の対策

画面割れ対策

iPhoneの故障で一番多いのが画面の損傷です。iPhoneの画面を保護するには、画面にガラスフィルムを貼り付けるのが1番簡単で安価な方法です。

世間で売られているものの中では保護フィルムが一般的ですが、落下による破損防止を考えるなら、保護ガラスの購入がおすすめです。

特に9Hといった高い硬度のガラスを貼ると、下しても直接本体が割れるのを防ぐことができます。

購入の際は、指の滑りが良いものを選ぶと後悔がありません。

タップしたりフリックしたりするときに指が滑りにくいと、入力スピードも下がりますし、iPhoneを使うたびに煩わしくなり、しまいには保護ガラスを剥がしたくなってしまいます。

保護ケースを買うなら、バンパー形状のiPhoneケースをつけるとより壊れるリスクを減らせます。

出っ張ったデザインが好きでない方もいますが、逆にそれがiPhone 6のカメラ部分や液晶ガラス面をきちんと保護するので、落下しても壊れにくくなります。

画面割れはそのまま放置して使い続けている方を見かけますが、実は身体にも端末にとっても悪影響を及ぼし、iPhoneの寿命を短くする要因になります。

iPhoneの画面割れを放置するとどうなるのか、また画面割れしてしまったときの修理の出し方も解説しています。

水没対策

iPhoneは精密機械であるため、水没させると使えなくなってしまうことがあります。

お風呂やトイレでiPhoneを使っていてうっかり落としてしまった、ズボンのポケットに入れたままで洗濯してしまったという方は、以下の方法を試してみてください。

直ることは保証できませんが、故障のリスクを軽減できます。

  1. 電源が入っている場合は、すぐに切る
  2. カバーを外して水分を取る
  3. 水が溜まりやすいコネクタ部分などの水分を拭きとる
  4. SIMカードを取り外して水分を取る
  5. デバイス一緒に乾燥剤を入れた袋を密封する
  6. 乾燥したら電源を入れる

水没時にやってはいけないこともありますので、以下の内容もあわせて覚えておきましょう。

  • ドライヤーで乾かす
  • 充電する
  • 水を切るために振る

特に濡れた状態で電源を入れることは壊れて起動しなくなる原因になりますので、絶対にやらないでください。

なお、iPhoneが水没した時の応急処置の方法は、こちらの記事に詳しく解説しています。

バッテリー消耗の対策

iPhoneに限らずどのスマホにもいえますが、バッテリーが少しずつ消耗してきて、段々と電池切れまでの時間が短くなってきます。

これはバッテリーの経年劣化で、蓄えることのできる電気の量が減っていることが原因です。上手くセーブしながら長く使うためには、使わない機能をオフにしておきましょう。

たとえば、BluetoothやWiFiの機能を使わないときはオフにし、画面の明るさを抑えてあげるだけでも電池の持ちは向上します。

さらに、AirdropやiCloud機能も使わないときはオフにすると、電池を節約することができます。

なお、iPhoneバッテリーの寿命について解説した記事がありますので、あわせて参考にしてみてください。

AppleCare+についてのまとめ

AppleCare+は、iPhoneやiPadを購入したときに必ず誰もが検討する保証サービスといえるでしょう。

購入時に加入するのを忘れたという方も、購入日から30日以内であればオンラインや電話で申し込みできます。

過去にスマホを落として壊した、ケースやカバーをつけずに裸で持ち歩いているという方は、AppleCare+に加入しておくと安心です。

なお、購入する端末や修理の頻度によっては、AppleCare+に加入するよりも通常料金で修理にだしたり買い替えたほうがお得な場合もあります。

月額制で気軽に入れるモバイル保険なども検討しながら、自分にあったものを選びましょう。

【モバイル保険】サービス詳細はこちら

菅野 辰則 ― ライター
菅野 辰則 ― ライター

最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。

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