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  • 更新日:2022年03月16日

iPadの買い替えタイミングは?お得に買う方法やデータ移行方法も解説

iPadの買い替えタイミングは?お得に買う方法やデータ移行方法も解説

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古くなってきたiPadは、いつ買い替えるのがよいのでしょうか。

今回は、iPadを買い替えるべき2つのタイミングと、お得に買い替える3つの方法をご紹介します。買い替えにおすすめなiPad4選と、買い替え前のデータ移行準備についても解説しますので、最後までお見逃しなく。

iPad を買い替えるべきタイミング

毎日使っているiPadが購入から数年経った場合、いつが買い替えに最適なタイミングなのでしょうか。

まずは、iPadを買い替える2つのタイミングから見ていきましょう。

iPadを買い換える2つのタイミング

  • 故障のサインが出始めたとき
  • 新しいiPadが発売されたとき

故障のサインが出始めたとき

使っていて「何だか調子が悪い」と感じ始めたら、それはiPadが故障しているサインかもしれません。

次のような故障のサインが出始めたら、それは買い換えるべきタイミングです。

iPadの故障のサイン

  1. アプリが強制終了する
  2. バッテリーの減りが早い
  3. ディスプレイの不具合が起こる
  4. 最新のiPadOSにアップデートできない

サイン1.アプリが強制終了する

アプリが急に落ちる、フリーズするといった現象が何度も起きていれば、それは故障のサインです。

ゲームアプリや写真編集アプリなど、iPadを使ううえで欠かせない各種アプリは、アップグレードされることがあります。

しかしiPadが古くなると、アップデートに対応できなくなる可能性があります。アプリのアップデートではバグの修正なども行われているため、対応できなければ何かしらの不具合が出て当然です。

アプリが強制終了することがある、という場合は買い替えを検討した方がよいでしょう。

サイン2.バッテリーの減りが早い

充電しているのにバッテリーが早く減ってしまう場合も、買い替えのタイミングです。

バッテリーには耐用年数がありますが、消耗具合はiPadの使い方や設定によって異なります。

しかし、何年も使い続けていれば、どんなにバッテリーが消耗しないように配慮しても劣化は防げません。

フル充電しても数時間でバッテリーが無くなる、アプリを使っていないのに減りが早いといった場合には、バッテリーが限界なのかもしれません。

自由に持ち運んで使うメリットを活かすためにも、買い替えを検討しましょう。

サイン3.ディスプレイの不具合が起こる

ディスプレイをタップしても反応しない、色合いがおかしいなどの不具合が見られる場合も、買い替えの時期と判断した方がよいでしょう。

表面的な傷であれば、保護フィルムを貼ったりカバーを付けたりすればある程度防げます。しかし、内部の不具合が原因であれば買い替えや修理するしかありません。

何度もディスプレイに不具合が起こっていたら、買い替えの時期にきていると考えましょう。

サイン4.最新のiPadOSにアップデートできない

端末としての性能が古くなれば、最新のiPadOSへのアップデートもできなくなります。最新のiPadOSが使えなければ、新しく開発されたアプリも使えません。

つまり、最新のiPadOSにアップデートできなくなったときも、買い替えのタイミングといえます。

最新のiPadOSにアップデートできなくても、それまでインストールしているアプリはそのまま使えます。

しかし、便利な機能が追加されたりバグが修正されたりした最新版は使えません。セキュリティ的にも問題があります。

そのまま放置すれば、大きな不具合が出てくる可能性も考えられます。iPadOSのアップデートができなくなったら、買い替えのタイミングと判断しましょう。

新しいiPadが発売されたとき

新機種が発売されたときも買い替えを検討したいタイミングです。

Appleがほぼ毎年開催しているイベントでは、iPadの新機種が発表されることがあります。通常、イベントが開催されるのは7月と秋です。2020年には7月、9月、10月、11月の計4回開催されました。

イベントがあれば必ずiPadの新機種が発表されるわけではありません。しかし、現行モデルの発売日から日にちが空けば、新機種が発表される期待は高まります。

現行モデルの発売日は以下の通りです。

モデル 発売日
iPad Air(第5世代) 2022年3月18日
11インチiPad Pro(第2世代) 2020年3月25日
12.9インチiPad Pro(第4世代) 2020年3月25日
iPad(第8世代) 2020年9月18日
iPad mini(第5世代) 2019年3月30日

直近の2021年4月のイベントでは、新型iPad Proが発表(発売予定は5月後半)されました。新機種に買い替えたい場合は、Appleのイベントに注目しましょう。

また、新機種が発売されれば過去のモデルは型落ち品となり価格が安くなります。型落ち品といっても性能が大きく劣るわけではありません。

より安く買い替えたい場合は型落ち品も検討してみましょう。

新しいiPadにお得に買い替える方法

買い換えるべきタイミングが分かったところで、次はお得に買い換える方法をご紹介します。定価で購入するより安く手に入れる方法ですので、ぜひ試してみてください。

iPadをお得に買い替える3つの方法

  • アプリが強制終了する
  • バッテリーの減りが早い
  • ディスプレイの不具合が起こる
  • 最新のiPadOSにアップデートできない

使っていたiPadを下取りに出す

Appleや大手キャリアでは、今まで使っていたiPadを買い取ってくれる「下取りプログラム」を実施しています。

各種「下取りプログラム」を利用すれば、新機種の購入代金から下取り額分が割引されたり、ポイントが還元されたりします。

下取りプログラムの内容
特典
Apple 最大58,000円(税込)の割引
ドコモ 最大55,200円(税込)の割引
au 最大55,000円(税込)の割引
ソフトバンク 最大56,160円(税込)の割引 or 最大55,200円相当のPayPayボーナス

下取りプログラムを上手に活用して、お得にiPadを買い替えましょう。

型落ちしたモデルを購入する

最新機種にこだわらない方には、型落ちモデルがおすすめです。

動画視聴やネットサーフィン程度であれば、型落ちモデルでもストレスなく使えます。

「動画編集メインで使いたい」「RAW現像したい」という場合は性能にこだわったほうがよいでしょう。しかし、それ以外であれば型落ちモデルで何ら問題ありません。

型落ちモデルを購入するのであれば、Appleの「認定整備済製品」がおすすめです。「認定整備済製品」とは、店頭展示品や初期不良で返品された製品を、再度整備して販売しているものです。

外装やバッテリーは新しいものに交換されていますし、定価の最大15%OFFで購入できます。

お得に買い替えたい方は、Appleの「認定整備済製品」もぜひ検討してみてください。

割引キャンペーンを利用する

Appleやソフトバンクでは、お得な割引キャンペーンを実施しています。

iPadの割引キャンペーン

  • Appleの学生・教職員割引
  • ソフトバンクのトクするサポート+

Appleの学生・教職員割引

大学生や高等専門学校および専門学校生、それらに進学が決定している生徒、その両親、教育機関の教職員であればiPadをはじめとしたApple製品を特別価格で購入できます。

お子さんがiPadをほしいという方などは、ぜひ活用してみてください。

ソフトバンクのトクするサポート+

「トクするサポート+」とは、ソフトバンクで販売している端末を割引価格で購入できる仕組みです。

実質、半額でiPadを購入できるので、スマホなどをソフトバンクと契約中の方は、ぜひ利用してみましょう。

中古のiPadを購入する

新品にこだわらないという方は、中古iPadの購入がおすすめです。

発売から時間が経過したiPadだと、2万円台から購入できることもあります。

とにかく安くiPadが欲しいのであれば、中古iPadは要チェックです。

おすすめの中古iPad取扱サイトはこちら

買い替えにおすすめなiPad4選

ここからは、現在お使いのiPadの代わりとなるおすすめ機種を4つご紹介します。

買い替えにおすすめな4機種

  • コスパ抜群の「iPad Air(第5世代)」
  • 最新ハイスペックモデルの「iPad Pro11インチ(第3世代)」
  • 3万円代で買える「iPad(第8世代)」
  • 持ち運びに便利な「iPad mini(第5世代)」

コスパ抜群の「iPad Air(第5世代)」

出典:Apple

iPad Air(第4世代)の後継モデルとして、2022年3月に登場した「iPad Air(第5世代)」。発売日は2022年3月18日(金)で、Apple・ドコモ・au・ソフトバンクなどで購入できます。

iPad Air(第5世代)には、最新のiPad ProやMacBook Airに搭載されている「M1チップ」が搭載されています。

前モデルに比べて最大60%速いので、マルチタスクをこなしたい方やクリエイティブな作業を楽しみたい方におすすめです。また、効率的に動作することにより、長時間のバッテリー持ちも実現しました。

ホームボタンがないので、本体いっぱいに広がる10.9インチのLiquid Retinaディスプレイを遮るものがありません。指紋認証(Touch ID)は、トップボタン(電源ボタン)に内蔵されています。

日常使いとしてはもちろん、高負荷な作業にも対応するモデルなので、コストパフォーマンスに優れたモデルです。

iPad Air(第5世代)
Apple販売価格(税込) 74,800円~
ディスプレイ 10.9インチ
サイズ 247.6mm×178.5mm×6.1mm
容量 64GB・256GB
カラー スペースグレイ
スターライト
ピンク
パープル
ブルー

新型iPad Air 5の価格・スペックなどについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をあわせてご一読ください。

最新ハイスペックモデルの「iPad Pro11インチ(第3世代)」

出典:Apple

2021年4月21日に発表された最新モデルです。Macと同じApple M1チップが搭載されており、演算スピードが50%、グラッフィクス性能は40%向上しています。

iPadで本格的な動画編集や画像編集をしたい方におすすめです。

iPad Pro11インチ(第3世代)
価格 94,800円(税込)~
ディスプレイ 11インチ
サイズ 247.6×178.5×5.9 mm
容量 128GB・256GB・512GB・1TB・2TB
カラー シルバー・スペースグレイ

3万円代で買える「iPad(第8世代)」

出典:Apple

手頃な価格が魅力のモデルです。第7世代では「A10 Fusionチップ」だったプロセッサが「A12 Bionicチップ」に変更されたことが大きな違いです。

ネットサーフィンや動画視聴、ゲームといった用途では、快適な操作を楽しめます。

価格重視という方は、ぜひこちらを検討してみてください。

iPad(第8世代)
価格 38,280円(税込)~
ディスプレイ 10.2インチ
サイズ 250.6×174.1×7.5 mm
容量 32GB・128GB
カラー シルバー・スペースグレイ・ゴールド

持ち運びに便利な「iPad mini(第5世代)」

出典:Apple

片手で持てるほどのコンパクトサイズが魅力のモデルです。子どもでも持ちやすい軽さ(300.5g)に設計されており、電子書籍リーダーとしても使いやすいサイズ感です。

外出先には常にiPadを持ち歩きたい、そんな方は「iPad mini(第5世代)」に買い替えてはいかがでしょうか。

iPad mini(第5世代)
価格 50,380円(税込)~
ディスプレイ 7.9インチ
サイズ 203.2×134.8×6.1 mm
容量 64GB・256GB
カラー シルバー・スペースグレイ・ゴールド

iPad買い替え前のデータ移行準備

最後は、買い替え前にやっておきたいデータ移行の準備について解説します。

データ移行の方法もご紹介しますので、買い替え前後にぜひ役立ててください。

買い替え前にやっておきたい準備

  • LINEのデータ引継ぎ準備
  • アプリのデータ引継ぎ準備
  • 写真などのデータ引継ぎ準備

LINEのデータ引継ぎ準備

LINEアカウントを引継ぐには、まず引継ぎ元のiPadでメールアドレスとパスワードの登録が必要です。

メールアドレスとパスワードの登録方法

  1. 「設定」を開く
  2. 「アカウント」を開く
  3. メールアドレスとパスワードを登録する

アカウントを引継ぐには「アカウント引継ぎ設定」も必要です。

「アカウント引継ぎ設定」のやり方

  1. 「設定」を開く
  2. 「アカウント引継ぎ」を選ぶ
  3. 「アカウントを引継ぐ」をONにする

トーク履歴も引継ぎたい場合は、バックアップを取っておきましょう。

トーク履歴のバックアップ方法

  1. 「設定」を開く
  2. 「トーク」を開く
  3. 「トーク履歴のバックアップ」を選ぶ

以下はアカウントの移行方法とトーク履歴の復元方法です。

アカウントの移行方法

  1. 引継ぎ先のiPadでLINEを開く
  2. ログイン画面でメールアドレスとパスワードを入力する

トーク履歴の復元方法

  1. 「設定」を開く
  2. 「トーク」を開く
  3. 「トーク履歴をバックアップから復元」を選ぶ

アプリのデータ引継ぎ準備

アプリのデータ引継ぎには「クイックスタート」機能が便利です。

「クイックスタート」でのデータ引継ぎ方法

  1. 旧iPadと新iPadを並べて置く
  2. 新iPadの電源を入れる
  3. 旧iPadにクイックスタート画面が表示される
  4. 旧iPadに表示された「続ける」をタップする
  5. 新iPadにアニメーションが表示される
  6. 旧iPadで新iPadのアニメーションを撮影する
  7. 新iPadに旧iPadのパスコードを入力する
  8. 新iPadでFace ID or Touch IDを設定する
  9. 新iPadにAppleIDのパスワードを入力する
  10. 新iPadで「復元する前にバックアップをアップデート」を選ぶ
  11. バックアップが終了したらクイックスタートが進む
  12. 自動で再起動されれば完了

ただし一部アプリではアプリ単体でデータのバックアップが必要なものもあります。この場合、アプリごとの設定に従ってバックアップを行うようにしてください。

写真などのデータ引継ぎ準備

写真などを引継ぐ場合は、iCloudを使う方法がおすすめです。

iCloudを設定すれば、複数の端末から撮影した写真や動画を閲覧できます。

旧iPadと新iPadの両方で設定しましょう。

iCloudの設定方法

  1. 「設定」を開く
  2. 「ユーザ名」を選ぶ
  3. 「iCloud」を選ぶ
  4. 「写真」を選ぶ
  5. 「iCloud 写真」をONにする

ただし、iCloudを無料で使えるのは5GBまでです。それ以上は有料となるため注意してください。

ベストタイミングでお得にiPadを買い替えよう

iPadを買い換えるべきタイミングは、故障のサインが出始めたときと、新しいiPadが発売されたときです。古くなったiPadを下取りに出したり、型落ちしたモデルを購入したりすれば、出費を抑えながら新しいiPadを手に入れられます。

新しいiPadに買い替えて、より快適なネット環境を楽しみましょう。

iPad・Pro・Air・miniの比較や選び方に迷っている人は、以下の記事もチェックしてみてください。自分にぴったりのiPadがきっと見つかります。

yonewan ― ライター
yonewan ― ライター

山形在住のフリーライター。現在使用しているスマホはiPhone7。機種変更するならAndroidもいいなと検討中。格安SIMや格安スマホの情報を初心者にもわかりやすい表現でお届けします。春~秋には農業(米作り)もやっています。