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Apple Watchソフトウェア(OS)アップデートできない原因と対処法は?方法や時間も紹介


Apple Watchのソフトウェア(OS)をアップデートするときに、アップデートできない場合や準備中のままアップデートが始まらないことがあります。
今回は、Apple Watchのソフトウェア(OS)がアップデートできないときの対処法や、アップデートにかかる時間を解説します。
アップデート中に中断しても大丈夫かどうかも解説しているので、アップデート中にトラブルが生じてしまった方はぜひ参考にしてください。
目次
Apple Watchソフトウェア(OS)アップデート方法と平均的な時間は?

まずはじめに、Apple Watchのソフトウェア(OS)をアップデートする方法とかかる時間を紹介します。
Apple Watch OSのアップデート手順・方法
Apple Watchのソフトウェア(OS)をアップデートする方法は、2種類あります。1つ目は、Apple WatchとペアリングしているiPhoneからアップデートする方法です。
iPhoneからアップデートする
- アップデートが完了するまでApple Watchを充電しておく
- iPhoneで「Watch」アプリを開いて「マイウォッチ」タブをタップする
- 「一般」を選択して「ソフトウェア・アップデート」をタップする
- iPhoneのパスコードまたはApple Watchのパスコードを入力してアップデートのダウンロードをする
- 進行状況を示す回転するアイコンがApple Watchに表示される
2つ目は、Apple Watchで直接アップデートする方法です。
Apple Watch本体でアップデートする
- Apple WatchをWiFiに接続する
- Apple Watchの「設定」アプリを開く
- 「一般」を選択して「ソフトウェア・アップデート」をタップする
- ソフトウェアアップデートが提供されている場合は「インストール」をタップして、画面の指示に従ってインストールする
Apple Watchはアップデートが完了するまで充電器に載せておきましょう。アップデートが完了したら、Apple Watchが自動的に再起動するため、「Watch」アプリを終了しないように気を付けてください。
平均的な時間は?
WiFiの接続状況やApple Watchの利用状況にもよりますが、アップデートには数分から1時間ほどかかる場合があります。
そのため、Apple Watchのソフトウェア(OS)をアップデートする際には、時間に余裕を持って行うようにしましょう。
また、できるだけ早く終わらせるために、接続が不安定なフリーWiFiではなく、自宅などの安定したWiFi環境でアップデートを行ってください。
Apple Watchソフトウェア(OS)アップデートできない原因は容量不足?対処法は?

前述した方法でアップデートをしたとき、何らかの理由でアップデートできないことがあります。
ここでは、「残り時間を計算中」や「アップデートを準備中」などのメッセージが表示された場合の対処法を紹介します。
[残り時間を計算中]からアップデートが進まないとき
アップデート中に不具合が発生して「残り時間を計算中」というメッセージが表示されたままアップデートが進まないときは、以下の方法を試してみてください。
- 通信速度を確認する
- ストレージ容量の空きがあるか確認する
- OSのアップデートを一度削除する
- iPhone・Apple Watchを再起動してからアップデートする
それぞれの対処法について詳しく解説します。
通信速度を確認する
Apple Watchのソフトウェア(OS)をアップデートするときは、安定したWiFiに接続する必要があります。
不安定なWiFiに接続していると、途中でアップデートが途切れてしまったり、アップデートが進まなくなってしまいます。
そのような事態を防ぐためにも、アップデートを始める前にWiFiの接続状況を確認しましょう。
ストレージ容量に空きがあるか確認する
Apple Watchのストレージに空き容量がないと、ソフトウェア(OS)のアップデートはできません。アップデートをするためには3.1GB以上必要です。
ストレージ容量の不足が原因で「残り時間を計算中」のメッセージが表示された場合は、不要なアプリやデータを削除してからアップデートを行いましょう。
ソフトウェア(OS)のアップデートを一度削除する
ソフトウェア(OS)のアップデートをする際には、アップデートをApple Watch本体にダウンロードします。
アップデートが進まない場合は、ダウンロードしたアップデートを一度削除してから再インストールしてみましょう。
ダウンロードしたアップデートに何らかのトラブルが発生している場合は、この対処法を試すと解決することがあります。
iPhone・Apple Watchを再起動してからアップデートする
どうしてもアップデートが進まない場合、Apple WatchとペアリングしているiPhoneを再起動してみるのも1つの手です。
再起動すると端末がリセットされて、アップデートが正常に完了することがあります。
アップデート中に再起動をすると、まれにデータが消失・破損する場合があるので、重要なデータなどは常にバックアップをとっておくことをおすすめします。
[アップデートを準備中]からアップデートが進まないとき
Apple Watchのソフトウェア(OS)をアップデートしようとしたとき、「アップデートを準備中」というメッセージが表示されることがあります。
こちらも何らかのトラブルが発生している状態なので、以下の対処法を試してみましょう。
- iPhoneのOSが最新になっているか確認する
- WiFiに接続されているか確認する
- Apple Watchの充電があるか確認する
- Apple WatchとiPhoneの距離が離れすぎていないか確認する
以上の方法以外にも、ストレージ容量の空き容量を確保するなど前述した対処法も試してみてください。
iPhoneのOSが最新になっているか確認する
ペアリングしているiPhoneを使ってApple Watchのソフトウェア(OS)をアップデートする場合、iPhoneのOSが最新のものになっていないとアップデート中に不具合が起きることがあります。
iPhoneのOSは、「設定」アプリから「ソフトウェア・アップデート」をタップすると確認できます。最新のOSになっていない場合は、「ダウンロードしてインストール」をタップしてアップデートしましょう。
WiFiに接続されているか確認する
ソフトウェア(OS)のアップデートは、WiFiに接続されていないと始まりません。
また、不安定なWiFiに接続していると、途中で途切れてしまうなどのトラブルが発生することがあるので、安定したWiFiに接続しましょう。
ペアリングしているiPhoneでアップデートする場合は、iPhoneの接続状況も確認してください。
Apple Watchの充電があるか確認する
アップデート時にはバッテリーを大幅に消費するため、事前に半分以上充電しておくことをおすすめします。
充電が少ない状態でアップデートを始めると、途中で固まってしまったりアップデートが始まらないことがあるので注意してください。
Apple WatchとiPhoneの距離が離れすぎていないか確認する
ペアリングしているiPhoneでアップデートする際には、電波状況が良い場所に2台置いてアップデートを開始しましょう。
距離が離れすぎていると、不具合が発生してしまうことがあるので、近くに置いてアップデートをしてみてください。
もしものための備えにはモバイル保険がおすすめ

Apple Watchのソフトウェア(OS)がアップデートできない原因として、Apple Watchの故障も考えられます。
このようなもしものときに備えて、スマホのようにApple Watchも端末保証サービスに加入しておきましょう。
Apple Watchの保証サービスとしては、モバイル保険がおすすめです。モバイル保険とは、さくら少額短期保険が提供している保険で、スマホやApple Watch以外にもパソコン・ゲーム機なども対象にしています。
月額700円で3端末まで保険をかけることができて、年間最大10万円までなら何度でも補償してくれます。端末を買い替えた場合でも、古い端末から新しい端末へ登録を切り替えるだけで引き続き補償対象になる保険です。
ただし、ディスプレイの破損や本体の故障などは補償の対象となりますが、バッテリーの消耗など自然劣化による補償は対象外となるので、注意してください。
Apple careと比べたモバイル保険のメリット
- リーズナブルな価格・非課税
- 月額の支払いで初期費用の負担が少ない
- 同一契約で3端末まで補償
- 補償期間が半永久的で端末を買い替えても保証が継続
- 端末を購入してから1年以内なら加入できる
- 全損・盗難の場合も補償がある
Apple careと比較したときモバイル保険のメリットとして挙げられるのは、リーズナブルな価格です。
例えば、Apple careの場合iPhone 11 Proで加入すると2年で25,080円(税込)かかります。対してモバイル保険は、月々700円(非課税)なので24か月で16,800円です。
また、前述したように3端末まで加入できるため、スマホやApple Watch、普段使用しているワイヤレスイヤホンなどすべてこの価格で保険をかけることができます。
どちらも加入するには端末を購入してからの期間に制限がありますが、Apple careは購入してから30日なのに対して、モバイル保険は1年以内なら加入が可能です。
保険への加入を忘れてしまっていても、モバイル保険なら期間に余裕があるので安心です。
さらに、端末ごとに保険をかけなければならないApple careとは異なり、モバイル保険は端末を買い替えてもネット上で登録内容を変更するだけで補償が継続されます。再加入してする手間がないことも嬉しいポイントです。
モバイル保険と比べたApple careのメリット
- 海外での補償が可能
- 修理時にはキャッシュレス決済が可能
モバイル保険と比較したときのApple careのメリットは、上記の2つが挙げられます。
モバイル保険は日本国内のみの保険のため、補償を受けられるのも日本に限られます。対してApple careは、海外でもしものことがあったときでも、日本同様の補償が受けられます。
そのため海外に行くことが多い方は、Apple careがおすすめです。
また、Apple careを利用して修理を行った場合、後ほど製品と一緒に請求書が届くため、その場で支払いをする必要があありません。
キャッシュレス決済が可能なので、普段現金を持ち歩かない方に向いています。
新型Apple Watchは性能もコスパも大幅アップ
2020年9月18日にAppleからApple Watchの新モデルとして、「Apple Watch Series 6」と「Apple Watch SE」が発売されました。
Apple Watch Series 6は前モデルから大幅に進化したハイエンドモデル、Apple Watch SEは低価格でコストパフォーマンスに優れたモデルです。
Apple Watch Series 6とApple Watch SEの違いやスペックについては、以下の記事を参考にしてください。
Apple Watch Series 6|2020年モデル

Apple Watchはシリーズごとに搭載チップが進化しているため、Series 6では前モデルよりも性能が向上した「S6チップ」が搭載されました。
S6チップはiPhone 11シリーズに搭載されたA13 Bionicをベースとしており、最大20%もの高速化を実現しています。
主な機能はSeries 5とあまり変わりませんが、いくつか新機能が追加されました。
例えば、新機能の「血中酸素飽和度(SpO2)センサー」は、血中酸素濃度を計測することで、呼吸器系や心臓に潜むリスクをユーザーに通知することができるセンサーです。
他にも、心拍数を計測してメンタルヘルスの異常を検知する機能や、1台のiPhoneで複数のApple Watchを利用できるファミリー共有設定など、様々な新機能が登場しています。
価格は、GPSモデルが47,080円(税込)~、GPS+セルラーモデルが59,180円(税込)~です。
Apple Watch SE|2020年モデル

Apple Watchは、2019年に発売されたSeries 5と同じチップを搭載したモデルです。
GPSモデルは32,780円(税込)~、GPS+セルラーモデルは47,080円(税込)~と比較的低価格ですが、Series 6と同じ新機能もいくつか追加されているため機能性も抜群です。
ただし、Series 6で採用されている常時表示ディスプレイや血中酸素濃度の測定など、一部使用できない機能もあります。
そのため、スペックや新機能を重視するならSeries 6、コスパを重視するならSEと言えるでしょう。
まとめ

今回は、Apple Watchのソフトウェア(OS)がアップデートできないときの原因や対処法について解説しました。
アップデートできないときは、原因を突き止めて今回紹介した方法を試してみましょう。
Appleでは現在、Apple Watch Series 6・SE・Series 3の3つのモデルが発売されています。
Apple Watchの購入を検討している方で、どのモデルにしようか迷っている場合は、Apple Watchの選び方について紹介しているこちらの記事をご一読ください。
公開日時 : 2020年11月03日

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