- 格安SIM
- 更新日:2023年03月10日
格安SIMの機種変更方法|データ移行のやり方やおすすめのiPhone・Androidも
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SIMロック解除により格安SIMのユーザーも増えています。機種変更がしやすくなりましたが、最新機種では10万円を超えるケースもあるので費用面が気になるでしょう。
既に格安SIMを利用している場合は乗り換えしやすいので、別の格安SIMに乗り換えて新しい端末を入手するという方法もあります。
本記事では、格安SIM利用者におすすめの機種変更の方法を解説していきます。格安SIMに機種変更を検討している方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
まだ変更する機種が決まってない方は、Androidスマホ・iPhoneおすすめ機種ランキングを解説した記事をご覧ください。
目次
格安SIMで機種変更する3つの方法
機種変更する場合、最新だと費用が高いので数年かけて支払う分割払いを選択しがちです。しかし、端末代を分割払いすると他のキャリアに乗り換えしにくくなります。
この項では、格安SIMユーザーが機種変更を行う場合の3つの方法を順に解説していきます。チェックしておきましょう。
方法1.利用中の格安SIMで端末を購入する
格安SIMユーザーが機種変更する場合、大手キャリアと同様に利用している格安SIMの事業者が販売している端末の中から、自分の好きな機種を選んで購入する方法が一般的です。
ただし格安SIM会社によっては、SIMカードとのセット購入を条件としており、端末単体で購入できない場合があるので注意が必要です。
方法2.SIMフリー端末を購入する
格安SIMの機種変更時に、あらかじめ自分の欲しい端末が決まっていることもあるのではないでしょうか。この場合は、メーカーや家電量販店で新品端末を購入しましょう。
公式オンラインショップで販売しているところもあります。人気の端末は販売直後に売り切れる可能性があるので、頻繁にチェックすることをおすすめします。
なお家電量販店の場合、複数のSIMフリー事業者が同じフロアに各スペースを持っています。実際に様々な端末を見比べて検討してみてください。
方法3.中古端末を購入する
機種変更する場合、中古端末を購入するのも一つです。スマホの中古販売業者やネットオークションで新品よりも安く入手できます。
しかし、人気の端末は中古でも販売直後に売り切れる可能性があります。またスマホ本体や出品者側とのトラブルに発展する恐れもあるので注意が必要です。
このように中古端末の購入は、メーカーや家電量販店で端末を購入するよりもリスクが高いです。購入する際は、こうした注意点を心得ておくようにしましょう。
方法4.格安SIMを乗り換えて端末を購入する
他社の格安SIMに乗り換えて端末をセット購入するという方法もあります。
乗り換えキャンペーンが適用されると、キャッシュバックなどの特典が受けられてお得です。また大手キャリアよりもスマホの月額料金が安くなる可能性があります。
機種変更できる格安SIMおすすめ3社
契約中に機種変更できるおすすめ格安SIMをまとめました。
ahamo
- シンプルなプラン
- 時間帯による速度制限なし
- 公式サイトから24時間申し込み可能
ahamo | |
---|---|
月額料金 | 2,970円(税込) |
データ容量 | 20GB/月 |
制限時速度 | 最大1Mbps |
5G通信 | 〇 |
テザリング | 無料 |
5分かけ放題 | 無料 |
24時間かけ放題 | 1,100円(税込) |
データ追加 | 550円(税込)/1GB |
最低利用期間 解約違約金 |
なし |
ahamoの料金プランは1つです。20GB/月額2,970円(税込)が基本プランですが、「ahamo大盛り」オプションにより100GB/月額4,950円(税込)になります。
データ消費量が多い方も気にせずに利用できるのではないでしょうか。20GBを使い切ったあとは最大1Mbpsの速度で通信できるので、通信速度にストレスを感じないでしょう。
またahamoは国内通話は5分かけ放題なので、普段はあまり電話をかけず、連絡手段はLINEなどのアプリがメインという方におすすめです。
UQモバイル
※内容は記事更新日時点の情報です。最新の情報については必ず公式サイトをご確認ください。- 大手キャリアの回線で安定した通信速度
- シンプルで安い料金プラン
- 節約モードでデータ消費量ゼロ
プラン名 | ミニミニプラン | トクトクプラン | コミコミプラン (10分かけ放題) |
---|---|---|---|
データ容量 | 4GB | 1~15GB | 20GB |
料金(税込) | 2,365円 | 3,465円 | 3,278円 |
割引適用後 料金 | 1,078円 | 2,178円 1GB以下:990円 |
3,278円 |
データくりこし | ◯ | ◯ | ◯ |
速度制限時 | 最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
CMで有名なUQモバイルは、auのサブブランドという位置づけです。そのため格安SIMでありながらauとほぼ同等の通信速度でインターネットを使うことができます。
iPhoneやXperia、Galaxyの取扱いもあり、端末の選択肢も豊富です。乗り換えと同時にスマホを買い替えたい方や、iPhoneを安く購入したい方にもおすすめできます。
また節約モードにするとデータ量を消費しません。音楽や動画を視聴する時は高速通信、TwitterなどのSNSを利用する時は節約モードなど柔軟に使い分けできます。
楽天モバイル
- シンプルな料金プラン
- 端末の種類が豊富
- 自社回線により安定した通信速度
Rakuten 最強プラン |
月額料金 (税込) |
---|---|
〜3GB | 1,078円 |
3〜20GB | 2,178円 |
20GB〜 | 3,278円 |
格安SIMではありませんが楽天モバイルもシンプルで安い料金プランなのでおすすめです。データ消費量により料金が変動するので賢く使えば安く抑えられます。
自社で回線設備を持っているので回線が混みやすい時間帯も大手キャリアのように通信速度が安定しています。また最新機種も販売されているのも特徴です。
GalaxyやXperiaなどのAndroidスマホも取り扱っています。キャンペーンを利用するとお得に乗り換えられるでしょう。
数ある中から、格安スマホを比較しておすすめを解説した記事もぜひ参考にしてください。
格安SIMで機種変更する方法・手順
格安SIMで機種変更する場合、アプリや電話帳のデータをきちんと引き継がなければ機種変更後に利用できません。格安SIMで機種変更する際の手順を知っておきましょう。
アプリや電話帳のデータを移行する
現在はアプリの利用が主流となっており、非常に多くのアプリがリリースされています。どのアプリもきちんと引き継げば、これまで同様に楽しむことができます。
ただし引継ぎコードの発行や番号、パスワードを控えておく必要があるので要注意です。また連絡先や画像の移行はクラウドへのアップロードやアプリで共有すると引き継げます。
新しい端末にSIMカードを入れ替える
古い端末からSIMカードを抜き取り、新しい端末に差し込む作業が必要です。そのあとは新しい端末を起動するだけで自動で初期設定が行われるので、指示通りに入力しましょう。
大手三大キャリアで機種変更をする場合、初期設定などのために時間を要することも多いです。店頭が混み合っている場合には数時間も待つケースがあります。
格安SIMは、SIMカードの入れ替えだけで簡単に機種変更の設定ができるので、面倒な手続きや待ち時間に悩まされることはないでしょう。
APN設定を忘れずに行う
APN設定はインターネットのサーバーに接続するために必要な設定です。格安SIMは大手キャリアの回線を借りており、APN設定をしないとインターネットに接続できません。
この設定は新しい端末の初期設定が終わった後に行います。しかし、購入した端末によっては既に設定してある場合とそうでない場合があるので確認が必要です。
APN設定していない端末の場合、SIMカードを挿入しても自動的にAPN設定が行われることはありません。契約先の公式サイトからプロファイルをダウンロードします。
その後、「設定」からインストール作業をしてAPN設定をしていきます。APN設定がうまくいかない・分からなくなってしまった時はサポート店を利用しましょう。
特におすすめのお店は、総務省の登録修理業者であるiCracked(アイクラックト)の「iTechサポート」を紹介します。
iCracked
出典: iCracked- 格安SIMへの乗り換え方法がよくわからない
- データのバックアップを行いたいが、どうすればよいかわからない
- 機種変更をしたのでLINEアカウントやトークの引き継ぎをしたい
このような相談に関してiCrackedの「iTechサポート」ではサポート料金1回3,300円(税込)で引き受けてくれます。
サポート内容はスマホ・SNSアプリの初期設定からLINEやトークの引き継ぎ、機種変更時のデータ移行・バックアップなど様々です。修理でも高い評判を得ています。
液晶やボタンなどに不調が出ている時もiTechサポートでチェックしてもらいましょう。
格安SIMで機種変更するときの注意点
格安SIMで機種変更する場合、APN設定がされていなくても手順通りに進めば問題なく設定できます。
しかし機種変更の際には、以下のような点に注意する必要があります。
SIMカードのサイズを確認する
SIMカードには、標準SIM・microSIM・nanoSIMの3種類があります。機種によってサイズが異なるので注意しましょう。
格安SIMで機種変更する際、現在使っているSIMカードのサイズが新しい端末に対応しているか確認してください。合わない時はMVNOに連絡してSIMカードを交換します。
変換アダプターを自分でカットするのは、動作の保証がないのでおすすめできません。
回線に対応している端末か確認する
格安SIMで機種変更したい端末が自分の使っている格安SIMの回線に対応していないと使用できません。対応していることを確認した上で端末を購入しましょう。
自分の使いたい端末の動作確認は、格安SIM事業者の公式ホームページで調べることも可能です。事前に確認しておくと安心です。
SIMロックとネットワーク利用制限を確認する
大手三大キャリアの中古端末を使用して格安SIMに機種変更する場合は、SIMロックが解除されていることを確認してください。
2021年10月以降に発売された端末はSIMロック状態で販売することが禁止されています。しかし、それ以前に販売されていた中古端末はSIMロックが解除されていません。
そのため、SIMロック解除する必要があるのです。SIMロックがかかったままでは格安SIMのSIMカードが使用できないので注意しましょう。
また、大手三大キャリアの中古端末はネットワーク制限がかけられていることもあります。この制限がかかる条件の一つが端末代の滞納です。
端末代を分割で支払うことができますが、前の利用者が端末代を滞納していると、そのスマホにインターネット制限がかかって使用できなくなってしまうのです。
インターネットに接続できないだけでなく、通常の通話もできなくなるという事態に陥る可能性もあります。そのため、中古の端末を選ぶ際は注意が必要です。
格安SIMで気軽に機種変更をしよう
格安SIMは、大手三大キャリアよりも月々の利用料金が安く、複数年契約などの縛りが緩いので他社に乗り換えしやすいのがメリットです。また、機種変更の手続きも簡単です。
しかし、いくつかの注意点があるので、格安SIMで機種変更を検討している方は、その注意点も把握しておく必要があります。
SIMロックの解除やネットワーク制限などに気をつけて、自分好みの端末に気軽に機種変更してみてはいかがでしょうか。
iPhoneやAndroidスマホがセット購入できるおすすめ格安SIMをまとめています。ぜひ参考にしてみてください。
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