SIMロックは解除できない場合がある?|非対応機種の対処法

キャリア乗り換えや格安SIMをお得に利用するなら、SIMロック解除は欠かせません。しかし、機種によっては解除できない場合もあるため注意が必要です。ここではキャリアごとの解除の方法から非対応機種の乗り換え方法を紹介します。
Y!mobile1,080円~ SIMロックは解除できない場合がある?|非対応機種の対処法

スマホを他社乗り換えする際には、端末ごと買い替える人も多いでしょうが、これでは金銭的な負担が大きいです。そこでおすすめなのが、端末はそのままでSIMロック解除して、乗り換える方法です。

ロック解除してSIMカードだけの移行なら、大手キャリア同士はもちろん、格安SIMへの移行もさらにお得にできます。ただし、SIMロックは解除できない場合もあるため、対処法も含めて知っておくことが大切です。

SIMロック解除とは

SIMロック解除を簡単に説明すると、「端末にかけられたロックを解除して、他のキャリア、通信事業者でも使える状態にすること」です。スマホにはSIMカードと呼ばれるICチップが入っており、これに電話番号やキャリアの契約情報が記録されています。

大手キャリアで提供されている端末は、通常SIMロックがかかっており、同じ端末を使って別のキャリアのSIMカードを利用することはできません。しかし、一定の条件を満たすとロックは解除が可能で、解除すると別回線が提供するSIMカードに差し替え、利用が可能です。端末はそのままで他社に乗り換えができるため、大手キャリアで購入した端末を使い月額料金の安い格安SIMに移行して、スマホをさらにお得に使えます。

また、ロックを解除したSIMフリー端末は、海外の事業者が提供するSIMカードの利用も可能です。海外旅行の際には、短期契約できるものや、プリペイド式の海外SIMを購入し、国内で購入したスマホを自由に使えます。SIMロック解除することで、スマホの利便性はさらに高まり、お得に使いやすくなるでしょう。

キャリア別SIMロック解除の方法

スマホの大手三大キャリアである、au、docomo、SoftBankは、基本的に全ての端末でSIMロックがかかっています。

そのためSIMカードを差し替えたい場合はロック解除が必要ですが、方法はキャリアごとに異なります。それぞれの違いを知って、スムーズにSIMロックを解除しましょう。

auの場合

SIMロックを解除するには、まずは一定の条件を満たさなければなりません。auの場合は、以下の条件をクリアしているか確認しましょう。

  • 2015年4月23日以降に発売されたSIMロック解除機能対応の機種
  • 契約者本人が購入
  • ネットワーク利用制限中ではないこと
  • 機種購入日から101日目以降であること
  • 解約済みの場合は解約日から100日以内

これらの条件を満たしていないと、解除はできないため注意が必要です。ただし、購入期間の制限はあくまで分割購入の場合で、一括購入なら即日解除もできます。ただし、これにも条件があり、一括購入でも長期的な端末代の割引を適用している場合は、分割払いと同様の解除基準が適用されることもあります。

SIMロック解除の手続きは、「ネットから行う」か「ショップで行う」のどちらかです。ショップで行う場合は、手数料が税別3,000円が発生します。ネットから自身で行う場合は、まずはスマホの製造番号である、15桁のIMEI番号の確認が必要です。確認方法は、以下の3つです。

  • 電話発信画面で「*#06#」と入力
  • Androidの場合:設定→端末情報→端末の状態
  • iPhoneの場合:設定→一般→情報

IMEI番号を確認した後は、「My au」にアクセスし、IMEI番号を入力します。入力後はSIMロック解除可能か判定が出るため、解除可能なら「こちらのお手続き」から申請を進めましょう。移行画面の内容に沿って進め、「この内容で申し込む」をタップして終了です。

docomoの場合

docomoの場合も、au同様解除の条件がありますが、細部のポイントが異なります。

  • SIMロック解除対象機種である
  • 購入日から100日経過していること
  • 解約済みの場合は解約から100日以内
  • 契約者本人が購入
  • 利用料金を支払いが確認できる
  • おまかせロックやネットワーク利用制限にかかっていない

購入期間に関する定めはauと同じで、一括払いなら即日解除も可能です。SIMロック解除の方法は、ネットとショップ、さらにdocomoの場合は電話での操作もできます。ネット経由の場合は、IMEI番号を確認し、その後「My docomo」にアクセスします。確認方法は、以下の通りです。

  • 電話発信画面で「*#06#」と入力
  • Androidの場合:設定→端末情報→端末の状態
  • iPhoneの場合:設定→一般→情報

My docomoにアクセスした後は「docomoオンライン手続き」から「SIMロック解除」→「お手続きへ」と進みます。その後IMEI番号や必要事項の入力を行い、「手続きを完了する」をタップして終了です。

電話の場合は、docomo回線なら「151」、それ以外の回線からなら、「0120-800-000」に電話しましょう。音声案内に沿って進めることで、SIMロックの解除が可能です。この際にもIMEI番号は必要です。他にはネットワークの暗証番号も求められるため、事前に確認しておきましょう。

SoftBankの場合

SoftBankの解除手続きも、他のキャリアとは若干条件が異なるため注意しなければなりません。条件は以下の通りです。

  • 契約した本人が手続き
  • 2015年5月以降に発売された機種
  • 機種購入日から101日目以降
  • 解約済みの場合解約から90日以内
  • 各種の機能制限やネットワーク利用制限がかかっていない

基本的なポイントは同じで、他キャリア同様一括購入なら、即日解除も可能です。ただし、解約後に解除する場合の要件が、90日以内とやや短いため、この点には注意しなければなりません。

他のキャリアの日数と混同し、期限切れになる可能性もあるため、基本的には解約前に解除は済ませておくと良いでしょう。ロック解除の方法は、auと同様でネットかショップかの2つに分けられます。解除の際には、事前にIMEI番号を確認しておきましょう。

  • 電話発信画面で「*#06#」と入力
  • Androidの場合:設定→端末情報→端末の状態
  • iPhoneの場合:設定→一般→情報

IMEI番号確認後は、「My SoftBank」にログインし、手続きを進めますが、パソコンとスマホで操作画面が若干異なるため注意が必要です。パソコンの場合は料金プランから「オプションの確認・変更」→「SIMロック解除対象機種の手続き」で進みます。

スマホは「契約内容の確認・変更」から「SIMロック解除対象機種の手続き」と進めましょう。以降はIMEI番号や必要情報を入力して、手続きは完了です。

すべての機種がSIMロック解除できるわけではない

SIMロック解除をすると、スマホをさらに便利で、お得に利用できますが、全ての機種が対応しているわけではありません。SIMロック解除に対応した機種でないと解除できないため、非対応機種については確認しておきましょう。

iPhoneの場合

iPhoneでSIMロック解除に対応しているのは、以下の機種です。

  • iPhone 6s
  • iPhone 6s Plus
  • iPhone SE
  • iPhone 7
  • iPhone 7 Plus
  • iPhone 8
  • iPhone 8 Plus
  • iPhone X

基本的には新しい機種ならロック解除には対応しているため、ここ数年のうちに購入したものなら問題はないでしょう。非対応なのは「iPhone 5c」や「iPhone 5s」「iPhone 5」といったかなり古いモデルです。

これらの機種を使っている場合、そもそも端末自体が古いため、使い勝手が悪く、最新のバージョンアップに対応できないこともあるでしょう。SIMロック解除非対応の機種なら、そもそも端末を買い替えるのがおすすめです。

Androidの場合

Androidの場合は、「2015年5月以降に発売された機種」は、全てSIMロック解除が可能です。そのため、機種の発売時期に注意が必要で、購入したのがこれ以前なら、ロック解除はできないと考えましょう。

しかし、キャリアによっては、2015年5月以前に発売されたものでも、一部ロック解除に対応している場合があります。古い機種を使っているからといって、必ずしも解除できないとは限らないため、一度キャリアに問い合わせてみるとよいでしょう。

またAndroidもiPhoneと同じで、SIMロック解除に対応していない古い機種は、そもそも使い勝手が良くないため、端末を買い替えるのもおすすめです。

SIMロック解除できない機種で格安SIMを使う方法

SIMロック解除ができないと、大手キャリアから格安SIMへのさらにお得な移行ができませんが、実はロック解除できない機種でも、格安SIMを使う方法はあります。

一部機種では、ロックがかかったままでも格安SIMに乗り換えが可能です。SIMフリー端末より自由度は下がるものの、組み合わせ次第ではSIMロック端末でも使えることは覚えておきましょう。

端末と同じ通信回線を使う格安SIMを選ぶ

そもそもSIMロックは、同じキャリアでしか使えないという制限ではなく、同じ通信回線でしか使えないという制限です。つまり契約先の事業者が変わっても、使用している通信回線が同じなら、SIMロック端末でも乗り換えはできます。

大手キャリアはそれぞれ独自の通信回線を持っているため、ロックがかかった端末で他社のSIMカードは使えませんが、格安SIMは別です。

格安SIMは、大手のように自社で回線を持っておらず、キャリアの回線をレンタルし、通信サービスを提供しています。つまり、auならau回線、docomoならdocomo回線、SoftBankならSoftBank回線を利用する格安SIMを選ぶことで、ロック端末でも乗り換えが可能です。

ただし、格安SIMとの組み合わせに問題がなくても、端末自体が古すぎると格安SIMの乗り換えに対応できない場合もあるため、注意しましょう。

au回線の格安SIM

au回線を使用している格安SIMは、以下の5社です。

選択肢はそれほど多くないものの、ロック端末でも利用できる場合があるのが大きな強みです。端末ごとに細かい条件は違うため、ロックがかかったまま乗り換えるなら、本当に使えるかどうか、事前に確認しておきましょう。

docomo回線の格安SIM

docomo回線を使用している格安SIMは、以下の10社です

  • OCN モバイル ONE
  • BIGLOBEモバイル タイプD
  • IIJmio タイプD
  • b-mobile
  • U-mobile
  • 楽天モバイル
  • LINEモバイル
  • NifMo
  • mineo Dプラン
  • nuroモバイル docomo回線

他のキャリアと比べて、選択肢が多いのが魅力でしょう。ただし利用できる契約内容は限定されていることが多いため、この点には注意しなければなりません。

SoftBank回線の格安SIM

SoftBank回線を使用している格安SIMは、以下の7社です。

  • Y!mobile
  • リペアSIM
  • U-mobile
  • LINEモバイル
  • mineo
  • b-mobile
  • nuroモバイル

他のキャリアと違うのは、SoftBankのサブブランドである、Y!mobileという存在です。通常格安SIMは、キャリアの回線をレンタルしているため、通信速度や安定性が低い場合が多いです。

しかし、Y!mobileの場合、SoftBankとほぼ同等の条件で利用でき、格安な料金プランで、充実したサービスが利用できる点が魅力でしょう。

格安SIMでスマホをお得に使おう

SIMロック解除をするには、条件があったり、対応機種は決められていますが、仮に解除できなくても、ロックありの状態で格安SIMへ乗り換えることもできます。特に性能が高い大手キャリア提供の端末と、料金の安い格安SIMの組み合わせはおすすめです。

組み合わせ次第でスマホは自由に使えるため、SIMロック解除ができなくても諦める必要ははなく、自分に合った方法を探してみてください。そしてより、便利に、お得にスマホライフを楽しみましょう。

【公式】カシモWiMAX

公開日時 : 2019年04月22日

おっきー ― ライター
おっきー ― ライター

物心ついた頃からiPhoneがあるスマホネイティブ世代。SNSから最新情報を取得するのが日課。趣味はダンス。

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