ほぼ審査なしで契約できる格安SIM8選！審査に通りやすくするコツ・落ちた際の対処法も解説

「審査なしや審査が甘い格安SIMはある？」「携帯ブラックでも契約できる格安SIMはある？」

格安SIMを契約しようと考えている方の中には、このような疑問を持っている方もいるでしょう。

残念ながら、審査なしで契約できる格安SIMはありません。しかし、審査がゆるい・ほぼ審査なしで契約できる格安SIMはあります。

この記事では、ほぼ審査なしで契約できる格安SIM8選を紹介します。

審査に落ちる原因や対処法についても解説するので、最後までチェックしてみてください。

格安SIMの審査内容

審査なしで契約できる格安SIMを紹介する前に、格安SIMにはどのような審査があるのかについて解説します。

それぞれの審査内容について詳しく解説します。

契約審査

契約審査とは、新規契約・機種変更・MNP契約(乗り換え)の際に行われる審査のことです。

月額料金の支払い能力があるかどうかを調べる審査で、機種変更よりも新規契約やMNP契約の方が審査が厳しくなっています。

携帯キャリア間で共有されている、TCA(電気通信事業者協会)やTELESA(一般社団法人テレコムサービス協会)などの、不払い情報機関や個別信用情報機関に登録されている情報を確認して、支払い能力があるかを調査します。

過去に支払いを滞納したことがなければ、基本的には審査に通るでしょう。

分割審査

分割審査とは、端末代金を分割支払いする際に必要な審査のことです。

分割審査では、過去に端末代金の滞納やクレジットカードの強制解約などがないか調べます。

iPhoneの最新機種のように端末代金が10万円以上になると個別信用機関による審査が行われるので、審査は厳しくなります。

端末を一括払いすれば、分割審査はありません。また、10万円以下の端末であれば審査はゆるくなる可能性があります。

名義変更審査

名義変更審査とは、契約者を変更する際に必要な審査です。

名義変更後の契約者が審査の対象で、過去に携帯代金を滞納していないかやクレジットカードやローンの滞納がないかを審査します。

自分名義のまま格安SIMに乗り換える際には不要な審査ですが、乗り換え時に名義を変える場合に必要な審査です。

【結論】審査なしで契約できる格安SIMはない

格安SIMの審査内容について紹介しましたが、審査なしで契約できる格安SIMはありません。

どの格安SIMでも契約審査は必ず行います。さらに必要に応じて、分割審査や名義変更審査も行われます。

審査なしで格安SIMが契約できると不正利用や料金滞納者が増える可能性が高いので、格安SIMにとってはデメリットでしかありません。

そのため、今後も格安SIMの審査がなくなることはないでしょう。

格安SIMは審査なし・審査がゆるいと言われる理由

審査がない格安SIMはありませんが、ほぼ審査がない・審査がゆるい格安SIMはあります。

格安SIMを提供している会社は数多くあります。知名度がまだまだ低い会社もあるので、審査をゆるくしてユーザーを増やしたい意図があると考えられます。

そのため今は審査がゆるくても、今後審査が厳しくなる格安SIMも増えるでしょう。

【ほぼ審査なし】携帯ブラックでも契約できる格安SIM8選

携帯ブラックとは、携帯電話料金の滞納や短期解約を繰り返した結果ブラックリストに載ってしまった状態のことです。

携帯ブラックになると、滞納や短期解約の履歴が一定期間残ります。そのため、携帯電話の契約ができなくなる可能性が高いです。

ここでは、携帯ブラックでも契約できる格安SIMを8社紹介します。審査がゆるい理由や各社の月額料金・通信速度なども解説するので、格安SIM選びに迷っている方は選ぶ際の参考にしてください。

楽天モバイル

出典:みんなのネット回線速度

楽天モバイルは、無制限プランがあります。データ通信専用SIMであれば本人確認が不要なので最短3分で利用可能という審査の速さが特徴です。

クレジットカード支払いだけではなく、口座振替やデビットカード支払いに対応しています。

楽天モバイルは自社回線を使用しているので、格安SIMの中でも安定した高速通信が可能です。

即日利用開始したい方や、無制限プランの格安SIMを探している方は楽天モバイルの評判をチェックしてみてください。

Rakuten 最強プラン	月額料金 (税込)
〜3GB	1,078円
3〜20GB	2,178円
20GB〜	3,278円

【楽天モバイル公式】詳細はこちら

LINEMO

出典:みんなのネット回線速度

LINEMOはソフトバンクが運営するオンライン専用ブランドです。

端末販売を行っていないので分割審査がありません。実施される審査は基本的に契約審査のみです。

審査が1つだけなので、大手キャリアよりも審査に通りやすいでしょう。

クレジットカード支払いと口座振替に対応しているので、カードを持っていない方も契約できます。

LINEMOはソフトバンクの自社回線を提供しているので、安定した高速通信が可能なのも魅力です。

安定した通信速度を求めている方はLINEMOがおすすめです。LINEMOのメリット・デメリットを確認して契約しましょう。

【LINEMO公式】詳細はこちら

ahamo

出典:みんなのネット回線速度

ahamoはドコモのオンライン専用ブランドで、20GB：2,970円(税込)のワンプランのみ提供している点が特徴です。

ほかに大盛りオプションがあり、データ容量80GBを月額1,980円(税込)で追加できます。合計すると100GBを4,950円(税込)で利用可能です。

国内通話5分間無料オプションが基本料金に含まれているので、短い通話が多い方は追加料金なしで使えます。

ahamoはSIMカードのみの契約ができるので審査が契約審査だけになり、大手キャリアよりも審査に通りやすい可能性があります。

大容量プランの格安SIMを契約したい方は、ahamoのデメリットも確認して契約を検討してください。

ahamo注釈

※ahamoでは、一部ご利用できないサービスがあります。

※機種代⾦別途

※5分超過後は、22円/30秒の通話料がかかります。「SMS」、他社接続サービスなどへの発信は、別途料⾦がかかります。

※ご利⽤端末がドコモで提供している通信⽅式とは異なる通信⽅式のみに対応している機種の場合、またSIMロック解除がなされていない場合についてはahamoをご利⽤いただくことはできません。ご利⽤中の機種が対応しているかはahamoサイトにてご確認ください。

※MNP予約番号を取得のうえ、ahamoサイトからMNPによる新規お申込み⼿続きが必要です。

【ahamo公式】詳細はこちら

ワイモバイル

出典:みんなのネット回線速度

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドで、他の格安SIMと違って全国に実店舗を構えています。

SIMカードのみの契約もできるので審査が契約審査のみとなり、大手キャリアよりも審査に通りやすい可能性があります。

ワイモバイルの評判がよいのは、格安SIMの中では珍しく光回線とのセット割や家族割引サービスがあるからです。

家族でまとめて乗り換えを検討している方は、ワイモバイルがおすすめです。

※おうち割光セット・PayPayカード割適用時

【ワイモバイル公式】詳細はこちら

UQモバイル

※内容は記事更新日時点の情報です。最新の情報については必ず公式サイトをご確認ください。 出典:みんなのネット回線速度

UQモバイルはauのサブブランドで、データ容量に合わせて選べる3つのプランが特徴です。

UQモバイルも家族割引や光回線とのセット割が適用できるので、まとめて契約すれば月額料金が抑えられます。

SIMカードのみの契約可能で契約審査だけにすることもできます。

UQモバイルの評判でよく聞くのは、余ったデータ容量は翌月に繰り越せる点で、データを無駄なく使いたい方におすすめです。

【UQモバイル公式】詳細はこちら

IIJmio

出典:みんなのネット回線速度

IIJmioはプランが豊富で、SIMカードタイプや通話オプションを自由に選んで契約できる点が特徴です。

IIJmioはTCA未加入で滞納情報が共有されないため、審査がゆるいと考えられます。過去に他社で携帯料金の滞納があって、携帯ブラックの方も審査に通る可能性が高いです。

TCA(電気通信事業者協会)とは、携帯電話の不払い者情報を交換する機関のことです。過去に携帯料金の滞納があれば情報が他のキャリアに共有されるので、審査に通りにくくなります。

IIJmioは、自分の使い方に合わせて細かくプランを選択したい方におすすめです。IIJmioの評判もチェックして契約しましょう。

【IIJmio公式】詳細はこちら

イオンモバイル

出典:みんなのネット回線速度

イオンモバイルはプランの数が豊富で、格安SIMには珍しく店舗で契約や相談ができる点が評判です。

音声通話付きのプランだけでも15種類あり、0.5GB〜50GBまで使用するデータ容量に合わせて細かくプランが選べます。

イオンモバイルもTCA未加入なので、他の格安SIMや大手キャリアと比べて審査に通りやすい可能性があります。

自分にあったプランで無駄なく使いたい方や、毎月使用するデータ容量が異なる方はイオンモバイルがおすすめです。

【イオンモバイル公式】詳細はこちら

リンクスメイト

出典:みんなのネット回線速度

リンクスメイトは、ゲームユーザーに評判がよい格安SIMです。

対象ゲームと連携すれば連携特典がもらえたり、カウントフリーオプションの申し込むと対象ゲームやコンテンツのデータ容量が90％以上カウントされないといった特徴があります。

リンクスメイトもTCA未加入なので、携帯ブラックの方でも審査に通る可能性があります。

スマホでよくゲームをする方は、リンクスメイトがおすすめです。

※料金プランは100MBから1TBまであり、一部を抜粋して記載しています。各データ容量の料金詳細は公式サイトをご確認ください。

【LinksMate公式】詳細はこちら

格安SIMの審査に落ちる3つの原因

格安SIMの審査に落ちる3つの原因について解説します。

それぞれの原因について詳しく解説します。

原因1：本人確認書類の不備

格安SIMの審査に落ちる原因として一番多いのが、本人確認書類の不備です。

本人確認書類とは、顔写真があり住所や氏名が乗っている書類のことで、運転免許証やマイナンバーカードなどが該当します。

結婚・離婚によって氏名が変わった場合や引越しして住所が変わった後に、本人確認書類を最新情報に変更していないと不備になります。

本人確認書類の有効期限が切れている場合も書類不備となり、審査に落ちるので注意しましょう。

原因2：申し込み情報の不備

申し込み時に入力した氏名や住所などの情報が間違っていたり、入力漏れなどが原因で審査に落ちてしまいます。

本人確認書類の内容と、申し込み情報に入力した内容が一致していない場合も不備になります。

原因3：過去に携帯電話の強制解約や料金滞納したことがある

過去に携帯電話の強制解約や料金滞納したことがある場合も、格安SIMの審査に落る可能性が高いです。

携帯電話だけではなく、クレジットカードやローンの支払い滞納がある場合も、同じように格安SIMの審査にひっかかる可能性があります。

過去に携帯電話の料金滞納や支払いが滞ったことで強制解約されたことがあると、今後の支払い能力が疑われるため審査に落ちてしまうのです。

また短期解約の場合は、不正利用や特典目的の申し込みだと思われて審査に通らない可能性があります。

契約から180日以内に解約すると短期解約と判断されて、ブラックリストに載る可能性が高いと言われています。

格安SIMの審査に落ちた場合の対処法3つ

格安SIMの審査に落ちた場合の対処法を3つ紹介します。

格安SIMの審査に落ちた場合は、不備を修正して再申し込みすれば解消することがほとんどです。それぞれの対処法について詳しく解説します。

対処法1：不備を修正して再申し込みする

格安SIMの審査に落ちるほとんどの原因は、本人確認書類や申し込み内容の不備です。そのため、不備を修正して再申し込みしましょう。

最近引越しや結婚・離婚した方は、本人確認書類の情報が最新のものになっているか確認しましょう。

申し込み前には必ず入力した内容に不備がないかチェックしてから、申し込むようにしてください。

対処法2：プリペイドの格安SIMを契約する

どうしても格安SIMの審査に落ちる場合は、プリペイドの格安SIMを契約するのがおすすめです。

プリペイドの格安SIMは料金を前払いして使うので、審査がありません。

そのため、携帯ブラックで審査に通らない方でも契約できます。

一方でプリペイドの格安SIMには、下記のようなデメリットもあります。

プリペイドの格安SIMはSIMカードのみの販売なので、SIMフリー端末を自分で準備しなければいけません。初期費用を少しでも抑えたいのであれば、中古などで安く購入する方法もあります。

また、基本的に音声通話機能がついていないため、プリペイド格安SIMでの通話はLINE通話などを利用しましょう。

プリペイドSIMを取り扱っている格安SIMを紹介するので、参考にしてみてください。

必要最低限のネット閲覧しかしない方は、mineoのプリペイドSIMが安くておすすめです。

対処法3：家族名義で契約する

格安SIMの審査に通らない場合は、家族名義で契約するのも1つの方法です。申し込む家族に料金滞納などがなければ、家族名義で契約できます。

自分名義では何度申し込んでも審査に落ちる方は、一度家族名義で申し込みしてみましょう。

格安SIMの審査に通りやすくする方法

格安SIMの審査に通りやすくする方法があります。

格安SIMの審査に通りやすくしたい方は、クレジットカードでの申し込みや機種代金を一括で購入すると通りやすくなります。なぜ通りやすくなるのか詳しく解説しましょう。

方法1：クレジットカードで申し込む

クレジットカードが契約できているということは、すでに個別信用機関による審査をクリアしているので審査に通りやすくなります。

口座振替やコンビニ支払いで申し込むよりも、クレジットカード支払いの方が審査に通りやすいので、クレジットカードを持っている方は試してみてください。

方法2：SIMカードのみを契約する

SIMカードのみで契約すると、分割審査がなく契約審査のみです。

端末とSIMカードをセットで契約すると分割審査・契約審査の2つをクリアする必要がありますが、SIMカードのみであれば審査が1つなのでハードルが下がります。

審査に通りにくい方はSIMフリー端末を自分で用意して、SIMカードのみで契約するのがおすすめです。

方法3：機種代金を一括で購入する

機種代金を一括購入すれば、分割審査がなくなり契約審査だけが行われます。

SIMカードのみの契約と同じように、審査が1つになってハードルが下がるので審査に通りやすくなるのです。

最新機種を一括で購入すると、10万円以上かかる場合もあるでしょう。機種代金を少しでも抑えたい方は、中古スマホや型落ちスマホの購入を検討してみてください。

審査なしの格安SIMに関するよくある質問

審査なしの格安SIMに関するよくある質問に答えます。

ほぼ審査なしで契約できる格安SIMはある

完全に審査なしで契約できる格安SIMはありませんが、ほぼ審査なし・審査がゆるい格安SIMはあります。

少しでも審査に通りやすくしたいのであれば、クレジットカード支払いや機種代金を一括で支払う方法がおすすめです。

携帯ブラックでなかなか審査に通らないと悩んでいる方は、紹介した格安SIMを試してみてください。