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WiMAXのアンテナが立たないのはなぜ?原因別の対処法とコツ


WiMAXを使えば高速回線でネット通信を利用できますが、使用環境によってはアンテナが立たないこともあります。
また、アンテナが立たないだけではなく、電波が弱くなり、通信速度が落ちてしまうこともあるでしょう。
そこで本記事では、WiMAXのアンテナが立たない場合の対処法を紹介します。WiMAXのアンテナに関する困りごとがある方は、ぜひ参考にしてください。
目次
WiMAXのアンテナが立たない時にすべきこと

WiMAXのアンテナが立たない時にすべきことを解説します。
対処法を5つ紹介していくので、それぞれ詳しくみていきましょう。
方法1.ルーターを再起動する
ルーターは普通に使っているだけでもトラブルが起きることがあり、電波が入らないのも本体の不具合による可能性が高いです。
そんな時はルーターを再起動してみましょう。ルーターを再起動するだけで直る場合も多いです。
また、ルーターだけではなく受け手の通信機器に問題があることも多いため、こちらも再起動しておきましょう。通信機器とルーターの両方を再起動すれば、大抵のトラブルは解消できます。
方法2.ルーターの置き場所を変える
遮蔽物によってアンテナが立たないことは多いので、障害物の影響を少なくするために、ルーターを移動してみましょう。
置き場所の例
- 窓側(より薄い窓ガラスの近く)
- 高さのある場所(机の上や棚の上など)
- 家の中心
窓ガラスは壁よりも薄く電波を通しやすいため、ルーターを窓側に近づけてみてください。
周囲の物や建物が、遮蔽物となって電波が邪魔されている可能性が高いため、周りに物が少なく高い場所に移動するのがおすすめです。
また、WiFiは端末から円状に発信されるため、家の中心に置くことで改善される可能性があります。
方法3.上の階に移動してみる
戸建てでWiMAXを使用している場合は、上の階に移動することで通信が復活する可能性があります。WiMAXの電波は1階よりも2階の方が繋がりやすく、上に行くほど電波の通りは良くなります。
建物に電波が遮られている場合でも、ルーターの位置はそのままで、上階に移動するだけで電波が入ることも多いです。
少し移動するだけで電波の入り方は違うので、上階でも窓際に移動すれば、さらに電波は掴みやすくなるでしょう。
方法4.クレードルを使う
再起動してもなかなか電波が掴めない場合は、クレードルを使いましょう。
アンテナ内蔵のクレードルを装着すると、全方向の電波をキャッチできるようになります。
また、クレードルにはLANポートが搭載されているため、有線接続が可能です。
WiMAXの契約プランによってはクレードルを無料でもらえることもあるので、アンテナ内蔵のクレードルを利用してみましょう。
方法5.アンテナを自作する
普段の利用時からWiMAXの電波が弱く通信環境が不安定な場合は、アンテナを作って電波を強化するのも1つの手です。
アンテナといっても、建物の屋上に取り付けるような大げさなものではなく、室内にも設置できる簡素なものです。
自作のアンテナでも上手に作って正しい場所に設置すれば、通信環境が劇的に改善することもあります。
しかし持ち運びができず使い勝手が悪いうえ、電波改善の保証ができないため、あまりおすすめの方法とは言えません。
対処法でもアンテナが立たない場合は

対処法をすべて試しても電波が回復しない場合、ルーターが故障している可能性があります。
故障が疑われる場合は、契約しているプロバイダーのサポートセンターに問い合わせましょう。ルーター自体が故障していれば、どんな方法を試しても通信が回復することはありません。
サポートセンターに問い合わせれば通信環境改善の方法を教えてくれたり、周辺での工事状況を教えてくれたりするので、あわせて確認しておきましょう。
故障は放置していても直らないため、早めに連絡して対処してもらうことが大切です。
WiMAXでアンテナが立たない時の対処法まとめ

対処法
- 方法1.ルーターを再起動する
- 方法2.ルーターの置き場所を変える
- 方法3.上の階に移動してみる
- 方法4.クレードルを使う
- 方法5.アンテナを自作する
WiMAXを利用していてアンテナが立たない場合の対処法は、上記の5つです。
とくに1~4の方法は、手軽にできるのでぜひ試してみてください。
また、これらの方法を試してもアンテナが立たないときは、故障している可能性があります。
故障している場合は、サポートセンターに問い合わせて早めに対処してもらいましょう。
公開日時 : 2022年02月04日
