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携帯の乗り換え手順・必要なもの!お得なタイミング・おすすめキャンペーンは?

現在使っているスマホから他社へ乗り換えるとき、携帯乗り換えキャンペーンを活用することでお得に契約できます。
多くの格安SIMがお得な情報を公開していますが、どのタイミングで、どんな携帯会社を選べばよいか悩むこともあるでしょう。
この記事では、乗り換えにおすすめのタイミング・時期に加え、キャリアから格安SIMへの乗り換えでおすすめの会社を紹介します。期間限定のキャンペーンや、乗り換えの手順も詳しくまとめました。
目次
携帯の乗り換えがお得なタイミング・時期

まずは、携帯の乗り換えにおすすめのタイミングをご紹介します。解約時にかかる料金を考慮したタイミングだけでなく、キャンペーン情報もチェックしておきましょう。
タイミング1:月末
早急に乗り換える事情がないのであれば、月末のタイミングを狙って解約手続きを進めるのがおすすめ。大手キャリアでは、解約月に日割り計算ではなく、ひと月分の利用料金を請求するケースが多いためです。
一方で、新規契約時は日割り計算で計上するのが一般的。したがって、料金の締め日直前に解約し、続けて乗り換え手続きを済ませると節約になります。
ただし、乗り換えには数日を要することもあるため、契約中の端末の締め日を確認したうえで、計画的に進められると安心です。
キャリア | 料金締め日 |
---|---|
au | 月末 |
ドコモ | 月末 |
ソフトバンク | 毎月10日/20日/30日 (新規契約時に決定) |
タイミング2:キャンペーン開催中
乗り換え先の格安SIMでキャンペーンが開催されている場合は、恩恵を受けられる期間中に契約を進めたほうがよいでしょう。
詳細は会社によって異なりますが、月額基本料金がポイントとして還元されたり、新しいスマホが安く手に入ったりすることもあります。
月末の解約を優先すると、キャンペーンの期間が満了になってしまうかもしれません。終了時期が明確になっている場合は、少し早めに乗り換えて、キャンペーンを有効活用するのもおすすめです。
【キャリア別】携帯乗り換えにおすすめの会社
格安SIMへの乗り換えで契約先を検討中の方は、現在契約しているキャリアを前提に考えてみるとよいでしょう。au・ドコモ・ソフトバンクのキャリア別に、とくにおすすめの会社をご紹介します。
【楽天】楽天モバイル

- 月々のデータ消費量で料金が決まる
- 楽天回線エリアならデータ無制限
- 専用アプリを使えば国内通話が無料
Rakuten UN-LIMIT Ⅶ |
月額料金 (税込) |
---|---|
〜3GB | 1,078円 |
3〜20GB | 2,178円 |
20GB〜 | 3,278円 |
「楽天モバイル」は、月々のデータ消費量上限ではなく、使ったデータ量に応じた料金体系で利用できます。
3GBと20GBで料金が変わりますが、20GB以上であれば、楽天回線が使い放題で月3,278円(税込)です。
さらに、楽天モバイルの通話専用アプリから電話すると、時間無制限で電話し放題になります。インターネット利用だけでなく、通話時間が長い方でも節約できるでしょう。
パートナー回線エリアではau回線を利用可能です。ただし、楽天回線対応エリアの拡大に伴い、au回線でのサービス提供を終了しているエリアも増えています。
主に楽天回線を利用するサービスとなります。
【au】povo

- 自由度の高いトッピングシステムを採用
- 使わない月は0円での運用も可能
- auかんたん決済が利用できる
(税込) | povo2.0 | |
---|---|---|
基本料金 | 0円 | |
データ容量 | 0円 | |
国内通話料金 | 22円/30秒 | |
データトッピング | 1GB(7日間) | 390円 |
3GB(30日間) | 990円 | |
20GB(30日間) | 2,700円 | |
60GB(90日間) | 6,490円 | |
150GB(180日間) | 12,980円 | |
使い放題(24時間) | 330円 | |
通話トッピング | 5分かけ放題 | 550円 |
通話かけ放題 | 1,650円 | |
コンテンツトッピング | DAZN使い放題パック | 760円 |
smash.使い放題パック | 220円 | |
サポートトッピング | スマホ故障サポート | 830円 |
「povo」はauが提供する格安プランです。一般的なスマホのプランと異なり毎月のデータ量が決まっておらず、必要に応じてトッピングして利用します。
トッピングは、上の表のように少量から使い放題まで幅広く、使用期限も様々です。状況に応じて調整できるので、うまく活用すると通信料金を節約できます。
月額基本料は無料なので、トッピングをしなければ月々のスマホ代を0円にできるのはpovoならではの魅力です。
au回線を使用するため、安定した通信で快適に利用できます。しかし、データ容量を使い切ったときの速度制限時の最大速度は128kbpsと遅めです。
auが提供する料金プランのため「auかんたん決済」も利用できます。auから格安SIMへの乗り換えを検討している方にとって、乗り換えやすいサービスといえるでしょう。
【au】UQモバイル

- 格安SIMの中でも安定した通信速度
- スマホの料金プランがシンプル
- auでんきなど対象サービスとセット割が可能
プラン名 | くりこしプランS +5G |
くりこしプランM +5G |
くりこしプランL +5G |
---|---|---|---|
データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
料金(税込) | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
速度制限時 or 節約モード時 |
最大300kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
「UQモバイル」はau傘下の格安SIMなので、auからの乗り換えがスムーズに進めやすいのが魅力です。キャリアと同じ回線で展開しており、スピーディな通信速度を発揮します。
基本プランは3GB・15GB・25GBの3パターンで、シンプルな料金体系から選べるのもうれしいポイント。余ったデータは翌月に繰り越せるので、月によってデータ消費量が変動する方でも無駄を減らせます。
また「auでんき」や対象のルーターサービスと組み合わせるとスマホ代が安くなる、セット割プランも豊富です。auのサービスを2つ以上利用している方にとっては、特にメリットの大きい乗り換え先といえるでしょう。
【ドコモ・au】IIJmio

- 5つのデータ通信量から選択できる
- SIM・eSIMの種類が豊富で自由度が高い
(税込) | 音声SIM | SMS専用SIM | データSIM | eSIM (データ専用) |
---|---|---|---|---|
2GB | 850円 | 820円 | 740円 | 440円 |
4GB | 990円 | 970円 | 900円 | 660円 |
8GB | 1,500円 | 1,470円 | 1,400円 | 1,100円 |
15GB | 1,800円 | 1,780円 | 1,730円 | 1,430円 |
20GB | 2,000円 | 1,980円 | 1,950円 | 1,650円 |
スマホの使い方に応じて、自分好みのプランにカスタマイズしたい方には「IIJmio(アイアイジェイミオ)」もおすすめです。データ量に応じた区分だけでなく、通話メインの「音声SIM」、メッセージメインの「SMS SIM」など、多くのSIM・eSIMから選べます。
電話やSMS、デザリングなどに対応した「音声eSIM」では、au回線が利用可能。au回線で自由度の高い格安SIMを探している方に適した格安SIM会社です。
【ドコモ】ahamo

- ドコモのオンライン限定プランなので乗り換えがスムーズ
- 100GBの大容量データプランが選べる
- 1回5分以内の通話料が無料
ahamo | |
---|---|
月額料金 | 2,970円(税込) |
データ容量 | 20GB/月 |
制限時速度 | 最大1Mbps |
5G通信 | 〇 |
テザリング | 無料 |
5分かけ放題 | 無料 |
24時間かけ放題 | 1,100円(税込) |
データ追加 | 550円(税込)/1GB |
最低利用期間 解約違約金 |
なし |
「ahamo」は、ドコモがオンライン限定のプランとして展開している格安SIMです。基本プランの20GBに加え、80GBの「大盛りオプション」を追加した100GBプランも提供しています。
最大100GBまで選択できるので、WiFi環境で利用する機会が少ない方や、4G・5Gで動画を視聴する時間が長い方にうってつけ。さらに、1回5分以内であれば、通話料が無料になるのも魅力的です。
【ドコモ】OCNモバイルONE

- 500MG~100MGの少量料データプランが安い
- 月500MG以下なら、10分かけ放題が付いて550円(税込)
データ容量 | 音声対応SIM (税込) |
SMS対応SIM (税込) |
データ通信専用SIM (税込) |
---|---|---|---|
500MB | 550円 (無料通話最大10分相当/月) |
- | - |
1GB | 770円 | - | - |
3GB | 990円 | 990円 | 858円 |
6GB | 1,320円 | 1,320円 | 1,188円 |
10GB | 1,760円 | 1,760円 | 1,628円 |
ドコモ回線を提供している「OCN モバイル ONE」は、月500MBや1GBといった小容量データから契約できるのが特徴的な格安SIMです。
月500MB以下のデータ消費であれば、1回10分以内の通話料金が無料になるオプションも付いて、月額550円(税込)で利用できます。
基本プランのデータ量は最大10GBなので、WiFi環境でインターネットを利用する方や、電話メインでスマホを使う方に適した格安SIMといえるでしょう。
【ソフトバンク】LINEMO

- ソフトバンクと同じ高速通信
- ラインのトークや通話がギガフリーで使い放題
- 5G通信は追加料金なしで利用できる
(税込) | LINEMO | |
---|---|---|
データ容量 | 3GB | 20GB |
月額料金 | 990円 | 2,728円 |
制限時速度 | 300kbps | 1Mbps |
「LINEMO」では、月3GBの「ミニプラン」と、月20GBの「スマホプラン」の2種類のシンプルなプランを展開しています。
ソフトバンクの料金プランなので、キャリアからの乗り換えでも高品質な通信クオリティを維持できるのが魅力。
また、LINEアプリのトークやビデオ通話など、多くの機能がギガフリーで使える点は、LINEMOならではのメリットです。LINEアプリの利用頻度が高い人には、とくにおすすめできます。
【ソフトバンク】ワイモバイル

- 家族以外でも適用可能な割引サービス
- 割引があれば月額990円(税込)~から利用できる
プラン名 | シンプルS | シンプルM | シンプルL |
---|---|---|---|
データ通信容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
月額料金(税込) | 2,178円 | 3,278円 | 4,158円 |
割引後 月額料金(税込)(※) |
990円 | 2,090円 | 2,970円 |
速度制限時の 通信速度 |
最大300Kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
※家族割引サービス適用時
「ワイモバイル」は、ソフトバンクのサブブランドとして登場した格安SIM会社です。ソフトバンクのネットワークを利用しているため、高速データ通信で接続できます。
ワイモバイルの最大の特徴は、2回線目から9回線まで毎月1,188円(割引)になる、家族割引サービスを提供している点。サービス名に反して、同居していない家族や親戚、パートナーにも割引が適用されます。
基本プランのみであればLINEMOのほうが安価ですが、家族向けの割引を組み合わせると、月額990円(税込)で利用可能可能です。
【キャンペーン】携帯乗り換えにおすすめの会社
初期費用を抑えたり、新しい端末のコストを下げたい方は、各携帯会社のキャンペーン情報もチェックしてみましょう。乗り換え限定のお得な特典もあります。
【IIJmio】スマホが最安500円〜

- 期間:2023年4月1日~2023年5月31日
- 特典:対象端末を特別価格で販売
- 条件:他社からの乗り換えで対象機種を購入する
IIJmioでは、2023年5月31日までの期間限定で、他社からの乗り換えを対象にしたものなど複数のキャンペーンを実施しています。
「ギガ増量!スタートキャンペーン【スマホ大特価セール】」は、MNP転入と同時に対象端末を購入すると特別価格が適用されるキャンペーンです。
豊富なラインアップが揃っています。最安値のOPPO A55s 5Gであれば、通常価格が19,500円(税込)のところ、500円(税込)で購入できます。
格安SIMへの乗り換えとともに、スマホの買い替えも検討している方にとっては、特にメリットの大きいキャンペーンです。
その他にも、期間中に対象のプランを申し込むと、初期費用の3,300円(税込)が1,650円(税込)になるキャンペーンなどがあります。
【楽天】最大14,000円相当ポイント

- 期間:2023年2月15日~終了日未定
- 特典:最大14,000円相当分の楽天ポイント還元
- 条件: (1)楽天モバイルに初めての申し込み・プラン利用開始 (2)Rakuten Linkで10秒以上通話 (3)対象製品の購入 (4)楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム適用
楽天モバイルでは、他社からの乗り換えや新規契約者向けのキャンペーンを多数用意しています。
特にお得感が強いのは、「iPhoneトク得乗り換えキャンペーン」です。乗り換え時に対象のiPhoneを購入すると、最大14,000円相当の楽天ポイントが還元されます。
対象機種は、最新のiPhone 14シリーズから、iPhone SE(第3世代)、iPhone 13シリーズ、iPhone 12シリーズと豊富です。
また、Androidスマホが欲しい方には、最大9,000円相当のポイント還元がある「スマホ/WiFi トク得乗り換え」がおすすめです。
楽天モバイルオリジナルスマホの「Rakuten Hand 5G」なら、実質1円で手に入ります。
【UQ】最大13,000円相当のau PAY残高

- 期間:2021年9月2日~終了日未定
- 特典:最大13,000円相当分のau PAY残高還元
- 条件:MNP転入でSIMのみ契約
UQモバイルでは、他社からの乗り換えと対象オプションの利用で、最大13,000円の還元が受けられます。auが運営する決済サービスの「au PAY」の残高に還元される特典です。
適用条件 | au PAY残高還元 (不課税) |
|
---|---|---|
eSIMで契約 | 3,000円相当 | |
乗り換えで SIMのみ契約 |
増量オプションⅡ加入 | 10,000円相当 |
増量オプションⅡ未加入 | 6,000円相当 |
3,000円相当が適用されるのはeSIMで契約した場合です。通常のSIMカードの場合、この3,000円は還元されません。
「増量オプションⅡ」とは、基本データ容量を最大5GBまで追加できるオプションサービスです。通常月額550円(税込)ですが、無料キャンペーンの適用で7ヵ月間無料になります。
キャンペーン中の解約も可能なので、13,000円の還元を受けたい方は、オプションの加入を念頭に置いておきましょう。
なお、au PAY残高還元適用キャンペーンは、au・povoからの乗り換えは対象外です。auからUQモバイルへの乗り換えを検討中の方は、ほかのキャンペーン情報をチェックしてみてください。
【LINEMO】最大10,000円相当のポイント

- 期間:2021年6月5日~終了日未定
- 特典:最大10,000円相当のPayPayポイントプレゼント
- 条件:
(1)スマホプランに乗り換えまたは新しい番号で契約
(2)開通月の4ヵ月後に同じプランを継続していること
LINEMOでは、他社からの乗り換えを対象にした「PayPayポイントあげちゃうキャンペーン」が利用できます。月20GBの「スマホプラン」へ加入すると、10,000円相当のPayPayポイントが付与される特典です。
また、月3GBの「ミニプラン」加入者向けに、月額990円(税込)の基本料金が実質6ヵ月間無料になる特典もあります。
希望のプランに合わせて、お得なキャンペーンを選べるのが魅力です。
通話オプションやLINE MUSICの加入を検討している方は、LINEMOのほかのキャンペーンとあわせて契約内容を決めるとよいでしょう。
【ワイモバイル】合計最大23,000ポイント

- 期間:終了日未定
- 特典:最大23,000円相当のPayPayポイント還元
- 条件:
(1)新規またはMNPで契約する
(2)契約後の3~4ヵ月後の月にPayPayを利用する
大量のPayPayポイントを獲得できるキャンペーンです。3つの特典を利用できます。
「SIMご契約特典」は、ワイモバイルオンラインストア ヤフー店で利用可能な特典です。ほかからの申込みでは適用できませんので注意しましょう。
「新どこでももらえる特典」では、申し込みから4ヵ月後の月にPayPayを利用すると、最大20%が還元されます。
「SIM PayPayポイント20%上乗せ特典」は、3ヵ月後の月に利用したPayPayに対して適用される特典です。
料金プランや契約方法によって、獲得できるポイント数は異なります。それぞれの特典を利用した場合の合計ポイントは、以下の通りです。
(1)SIMご契約特典 (2)新どこでももらえる特典 (3)SIM PayPayポイント20%上乗せ特典 |
他社からの乗り換え | 新規契約 (19歳以上) |
新規契約 (5~18歳) |
---|---|---|---|
シンプルM/L | 最大
23,000円相当 (1)10,000円相当 (2)最大6,000円相当 (3)最大7,000円相当 |
最大
12,000円相当 (1)6,000円相当 (2)最大6,000円相当 (3)対象外 |
最大
23,000円相当 (1)10,000円相当 (2)最大6,000円相当 (3)最大7,000円相当 |
シンプルS | 最大
3,500円相当 (1)3,000円相当 (2)最大500円相当 (3)対象外 |
最大
500円相当 (1)対象外 (2)最大500円相当 (3)対象外 |
最大
500円相当 (1)対象外 (2)最大500円相当 (3)対象外 |
5~18歳の方を除き、他社からの乗り換えでシンプルM/Lに加入するのが最もお得です。3~4ヵ月後の月にまとめ買いをすると、ポイントを多く貯められます。
携帯をお得に乗り換える方法・手順
それでは、実際に携帯を乗り換えるときの手順を見ていきましょう。なお、細かい手順は乗り換え先によって異なるため、大まかな流れを5つのポイントに分けて解説します。
携帯乗り換えの大まかな流れ
- 機種変更か今のスマホを使うか決める
- MNP予約番号を発行する
- 乗り換え先の携帯会社に申し込む
- SIMの入れ替え・MNP開通手続きを行う
- 機種変更の場合はデータを移行する
まずは現在使っている機種を継続利用するか否か決め、電話番号を引き継ぐためのMNP転出を行います。乗り換え先での申し込みが完了したら、SIMの入れ替えや開通手続き、端末のデータ移行などに進めるのが一般的な流れです。
手順1.機種変更か今のスマホを使うか決める
まずは、現在使っている端末を乗り換え後も使うかどうか、明確にしておきましょう。そのまま使う場合は、SIMロックの解除手続きが必要になるためです。
また、端末の分割支払いが継続中であれば、機種変更をしても引き続き請求が発生します。契約時に分割払いを選択した方は、残債がないかチェックできると安心です。
手順2.MNP予約番号を発行する
端末の継続利用可否が決まったら、契約中の携帯会社でMNP予約番号を発行します。現在使っている電話番号を、乗り換え後にも続けて利用するために必要な手続きです。
Webサイトでのオンライン手続きが可能で、基本的には24時間いつでも発行できます。複雑な操作は不要ですが、各キャリアの手順を確認しておきましょう。
auのMNP予約番号発行手順
- My au TOPにアクセス・ログイン
- 上部「スマートフォン・携帯電話」を選択
- 「ご契約内容/手続き」の画面に移動
- 「お問い合わせ/手続き」を選択
- 「MNPご予約」で予約手続きを行う
ドコモのMNP予約番号発行手順
- My docomoにアクセス・ログイン
- 「その他のお手続きはこちらから」を選択
- ドコモオンライン手続きページに移動
- 「携帯電話番号ポータビリティ予約(MNP)」を選択
- 「解約お手続き」をクリックして続きを進める
ソフトバンクのMNP予約番号発行手順
- My SoftBankにアクセス・ログイン
- メインメニュー画面を表示
- 「携帯電話番号ポータビリティ」を選択
いずれのキャリアも電話窓口・店頭でMNP予約番号発行手続きを受け付けています。対応時間は会社によって決まっているため、余裕を持って進められると安心です。
MNP予約番号には有効期限がある
MNP予約番号の発行は無料ですが、利用期限があるため注意しましょう。au・ドコモ・ソフトバンクいずれも、予約当日を含めて15日間に手続きを済ませる必要があります。
乗り換えの前に期限を迎えても、違約金等のペナルティはありません。再度発行手続きを行えば取得できますが、スムーズな乗り換えのためにも、1回で済ませられるよう計画的に進めるのがおすすめです。
手順3.乗り換え先の携帯会社に申し込む
MNP予約番号を取得したあとは、乗り換え先の携帯会社で申し込み手続きを行います。店頭・オンラインの両方で受け付けている会社であれば、どこで申し込むか決めておきましょう。
申し込みに必要なもの
- MNP予約番号
- 本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
- 支払い情報(クレジットカードやキャッシュカード)
上記は一例ですが、店頭申し込みでは印鑑が必要になることもあります。電話番号を引き継ぐMNP予約番号は必須なので、控えたものを備えておきましょう。
また、利用したいキャンペーン情報を把握しておくことも大切です。新規購入する端末が対象に含まれているか、選びたいプランでも特典が適用されるか決めておくと、スムーズに手続きできます。
手順4.SIMの入れ替え・MNP開通手続きを行う
au・ドコモ・ソフトバンクの端末にはSIMロックがかかっているケースが多いため、SIMロック解除の手続きを行います。
SIMフリー端末を使っている場合は不明ですが、ロック状況がわからない場合は電話などで直接問い合わせてみるとよいでしょう。
大手3社のキャリアでは、いずれもMy au、My docomo、My SoftBankにてSIMロック解除のオンライン手続きが可能です。
具体的な解除方法はキャリアによって異なるため、サイト内手続きが難しい場合は電話で問い合わせるか、店舗で解除する手段もあります。
SIMロック解除後のMNP開通手続きは、届いたSIMカードに同封されている解説書や、乗り換え先の公式サイトを確認しながら進めていきましょう。
手順5.機種変更の場合はデータ移行をする
乗り換えとともに機種が変わった場合は、古い端末から新しい端末へデータ移行を行います。モデルによって移行手順は異なりますが、アプリやクラウドサービスで事前にバックアップを取り、新しい端末に移行する方法がほとんどです。
また、iPhoneからiPhoneの別シリーズへのデータ移行や、AndroidOS同士のデータ移行など、OS・シリーズによって最適な方法も変わります
LINEやSuicaは個別にデータ移行が必要
LINEやSuicaなど一部のアプリは、個別でデータ移行の操作が必要です。バックアップアプリでのデータ移行では対応できないため、注意しましょう。
たとえばLINEの場合、アカウントの引継ぎをすれば、新しい端末でログインするとデータ移行が可能です。ただし、トーク履歴はすべて消えるため、事前にアプリ内でトークのバックアップを取る必要があります。
各アプリでメールアドレスや電話番号を使った同期操作を行うため、古い端末のデータを完全消去する前に、正常に同期・移行できているか確認しましょう。
メールアドレスの引き継ぎは有料
現在契約中のキャリアメールをそのまま使いたい方は、別途「メール持ち運びサービス」の契約で継続利用が可能です。ただし、ひとつのメールアドレスにつき、月額または年額料が発生します。
キャリア | 1メールアドレスの 料金(税込) |
---|---|
au | 月額330円 |
ドコモ | 月額330円 |
ソフトバンク | 月額330円 年額3,300円 |
いずれのキャリアも、回線を解約した日から1ヵ月以内が申し込み期限です。仕事などでキャリアメールが必要な方は、乗り換えの手続きとあわせてアドレスの利用申し込みも進めておきましょう。
携帯を乗り換えるときの注意点

携帯を乗り換える際に、特に注意したいポイントを紹介します。事前に確認し、トラブル回避に役立てましょう。
メール持ち運びサービスの申し込み期限に注意
キャリアから格安SIMへの乗り換えでは、メール持ち運びサービスを利用することでキャリアメールを使い続けられます。
便利なサービスですが、申し込み期限を過ぎると手続きできなくなるので注意しましょう。
メールの持ち運びサービスは、利用しているメールのキャリアで申し込みが必要です。申し込み期限は、ドコモ・au・ソフトバンクともに自社回線の解約後31日以内となっています。
キャンペーンの対象機種を確認する
乗り換えでの加入者を対象に、端末がお得に購入できるキャンペーンは多く提供されています。
初期費用を抑えて新しいスマホが手に入る嬉しいキャンペーンですが、対象機種が限定されている場合も珍しくありません。
欲しい機種がキャンペーンの対象になっているか、適用後の割引価格はいくらか、しっかり確認してから手続きしましょう。
端末を替える場合はLINEの引継ぎをする
機種変更時、新しいスマホへのデータ移行方法や範囲はアプリによって異なります。LINEの場合、新しいスマホでLINEにログインすることでアカウントを引き継げます。
その際、電話番号とパスワード、またはメールアドレスとパスワードが必要です。パスワードの設定は元のスマホで行うので、済ませてから新しい端末へ移行しましょう。
また、新旧双方のスマホが手元にある場合、LINEの提供する「かんたん引き継ぎQRコード」も利用できます。
元の端末にQRコードを表示し、新しい端末で撮影すれば引き継ぎできます。
引き継ぎの際に特に注意したいのは、トーク履歴の移行です。単にアカウントを引き継いだだけでは、トークの履歴が引き継ぎされないので注意しましょう。
トーク履歴を新しい端末で表示するには、アカウントの引き継ぎ前にトークのバックアップが必要です。以下の方法で簡単にバックアップできます。
- LINEアプリで設定画面を開く
- 「トークのバックアップ」をタップする
- 「いますぐバックアップ」をタップする
- 初回バックアップ時のみPINコードを設定する
携帯乗り換えのよくある質問
乗り換えを検討中の方から寄せられやすい質問と、その回答2つをまとめました。
乗り換えのタイミングはいつがおすすめ?
携帯電話の乗り換えには、料金の締め日となる月末がおすすめ。ただしキャンペーンの申込期限が迫っているのであれば、早めに乗り換えたほうがお得になることもあります。
とくに端末割引キャンペーンを開催している場合、売れ行きによっては期限までに終了したり、欲しい端末が売切れたりといった可能性も。
初期費用割引・基本プラン料金割引など各キャンペーンをチェックして、総合的にメリットが大きい時期を見極めることが大切です。
携帯乗り換えに必要なものは?
携帯電話の乗り換えでは、一般的に本人確認書類・支払い情報の提示を求められます。加えて、電話番号を引き継ぐためのMNP予約番号も必要です。
必要なもの | |
---|---|
電話番号引継ぎ | MNP番号 |
カード払い | クレジットカード |
口座振替 | 引き落とし口座情報 (キャッシュカードなど) |
本人確認書類 | 運転免許証 パスポート マイナンバーカード 健康保険証と補助書類 療育手帳 など |
店頭・オンラインなどの手続き方法や、契約者の年齢によって変わることもああります。支払い情報など事前準備が必要なものは、早めに備えられると安心です。
乗り換えにかかる費用や違約金は?
乗り換え先のサービスに支払う費用には、以下のようなものがあります。
- 契約事務手数料
- SIMカード発行手数料
- 端末代(乗り換え先で一括購入する場合)
契約事務手数料は、3,000円程度が一般的です。サービスによっては、契約事務手数料を設けていない場合もあるので確認しましょう。
SIMカード発行手数料も同様に、サービスによって設けている場合といない場合があります。設けている場合、1枚あたり400円程度の手数料がかかるのが一般的です。
この他に、転出元に対して違約金など以下の支払いが生じる場合があります。- 端末代の残債(分割払いで支払いが残っている場合)
- 違約金/契約解除料
- MNP転出手数料
- SIMロック解除費用
契約期間に縛りのあるプランは、解約すると違約金や契約解除料がかかる場合があります。
支払いの有無をはじめ、条件や金額はサービスやプランによって異なるので、解約前に確認しておきましょう。
MNP転出手数料は、MNP予約番号取得時にかかる費用です。店頭や電話を使って手続きする場合、1,100円ほどの手数料がかかる場合があります。
多くのサービスがオンラインの取得は無料となっているので、オンラインでの手続きがおすすめです。
SIMロックの解除費用もオンラインの場合は無料です。店頭で手続きする場合は、3,300円程度の手数料がかかることが多くあります。
なお、2021年10月以降に発売された機種は、原則として最初からSIMロックが設定されていません。SIMロック解除が必要かどうかは最初に確認しましょう。
携帯をお得に乗り換える方法まとめ
- キャリアからの乗り換えは月末がおすすめ
- キャンペーンが終わりそうなら開催中の乗り換えがお得
- MNP予約番号発行などの乗り換え手順も把握しよう
携帯電話の乗り換えは、料金の締め日直前がおすすめです。乗り換え先のキャンペーンをうまく活用すると、乗り換えたあとの基本料金を抑えたり、希望のスマホをお得に購入できたりします。
手続きをスムーズに完了させるためには、大まかな手順を把握したうえで準備を進めることも大切。ご紹介した携帯乗り換えキャンペーンを参考に、自分に合った乗り換え先を見つけてください。
公開日時 : 2023年05月11日

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