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  • 更新日:2023年06月21日

スマホは2台持ちの時代?メリット・デメリットと料金を解説

スマホは2台持ちの時代?メリット・デメリットと料金を解説

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スマホは2台持ちの時代?メリット・デメリットと料金を解説

最近では格安SIMや新料金プランにより毎月のスマホ代が低価格化しているため、2台持ちをする人も増えています。

スマホを2台持っていれば用途の使い分けや紛失時に備えた対策として安心できることでしょう。

今回のコラムでは、スマホを2台持ちするメリットとデメリットに加え、お得に契約する料金プランの組み合わせのコツなどを解説します。

これから2台持ちを検討している方はぜひ組み合わせなども参考にしてみてください。

スマホ2台持ちをする人はどのくらい?

MMD研究所が調査したデータによると、2台目のサブ端末を利用している人の割合が1割程度であることがわかりました。

通信4キャリア6サービスのシェアは89.6%、MVNOは10.4%、2020年11月と比べてMVNOは1.9ポイント低下

引用:MMD研究所

また、NTTドコモが調査したデータによると、2023年に携帯電話を保有している人のうちスマートフォンを保有している人の割合が96.3%でした。

同調査では、2010年の時点でのスマートフォン保有率が4%程度であったため、この十数年で急激に市場が広がっていることが分かると同時に、2台目のスマホを持っている人も増えていることが想定されます。(引用:NTTドコモ モバイル社会研究所調査結果)。

どういう人がスマホ2台持ちしている?

スマホの2台持ちしている人の年齢層や性別は様々ですが、使い分けをしたいという理由で2台持ちをしている傾向にあります。

特に多いのがキャリア層で、仕事用とプライベート用で使い分けをしたいという人が多いようです。

その他にも子供を持つ人やスマホヘビーユーザーなどがいますが、皆共通してシーンごとに使い分けをしているようです。

では、これらの人がどのようなシーンで2台目を使用しているのかを説明します。

フリーランス・自営業

フリーランスや自営業の人は、会社員のように社用携帯というものがありません。そのため、独立したら仕事用としてスマホを購入して2台持ちしている人も多いようです。

仕事用のスマホは「通話やビジネスチャットツールさえ使えれば良い」と思っている人も多いため、安価でシンプルな端末を購入している傾向にあります。

会社員

会社員は社用スマホが支給されているケースが多いですが、中小零細企業だと個人用のスマホを仕事と兼用して使っているところも少なくありません。

そういった企業は、社員に個人スマホを使ってもらうかわりに手当として3,000円〜5,000円程度を支給しているところもあります。

そのため、手当でまかなえる範囲でスマホを契約するために、格安SIMを利用している人も多いようです。

子供がいるママ・パパ層

小学生くらいまでの子供を持つママやパパは、「うちの子にはまだスマホは早い」と感じている人も多いようです。

しかし、子供が成長するにつれてスマホを触らせる機会も増えてきます

時期が来た時にいきなり渡してしまうと、SNSなどのトラブルに巻き込まれたりスマホ依存症になってしまうリスクもあるので、徐々に触らせて慣れさせていくという選択をしている人もいます。

そのため、「1台は自分用、2台目は子供用」として2台持ちをして、外出時など限定された時間だけ子供に渡して使い分けをしています。

スマホヘビーユーザー

SNSやスマホゲームの使用頻度が高い人も2台持ちしている傾向にあります。

スマホの容量がいっぱいになるくらいの写真を撮る人や、動画系SNSを利用していて動画保存数が多い人は、2台持ちをすることで容量が2倍になるというメリットがあります。

そして、いわゆるゲーマーと言われる人は、iOSとAndroid両方のゲームアプリを楽しむために使い分けをしている人もいるようです。

スマホ2台持ちのメリット

スマホを2台持ちすることで得られるメリットは主に3つあります。

【メリット】

  • 2台持ちの方が料金が安くなる場合がある
  • 使える回線エリアが広範囲になる
  • 用途に合わせて使い分けることができる

それぞれの具体的理由について、1つずつ説明します。

2台持ちした方が料金が安くなる場合がある

特に格安SIMなどを契約することで、2台持ちをした方がお得になる場合があります。

格安SIMは通話料の安さに強みのあるキャリアもあれば、データ専用プランの安さに強みのあるキャリアもあります。

上手に組み合わせをすることで、1台持ちよりもコストを抑えられる可能性が高くなります。

もし組み合わせがうまくいかなくても、大手キャリア1台分の料金より格安SIM2台分の料金の方が安くなる傾向にあるので、格安SIMはかなりお得です。

以下の記事では、格安SIM(スマホ)おすすめ比較ランキングうぃ紹介しています。どの格安SIMが自分に合っているかわからない人は、ぜひチェックしてみてください。

使える回線エリアが広範囲になる

遠方に行った時に「このエリア、なんだか電波の入りが悪いな」と思う経験もあるのではないでしょうか。

それは、キャリアによって電波の届く範囲に差があるからです。

ドコモ・au・ソフトバンクの大手3大キャリアの提供する電波は、日本全国のエリアを網羅しています。

しかし、人口の少ない地域などでは「この地域はドコモが強いけどauは弱い」など差が出てくることもあります。

そこで安心なのが2台持ちです。

キャリアの違う2台を持っていれば、もし電波が入りにくい土地に行ってもつながりやすく、広範囲で使用することができるのです。

用途に合わせて使い分けすることができる

先ほど説明したスマホ2台持ちの人の理由の通り、「仕事用+プライベート用」「子供用+自分用」など使い分けができればとても便利です。

使い分けをしていないと、プライベート中に仕事のことを考えなければならなかったり、データ容量がいっぱいになってしまったりと困ることも多くなります。

使い分けをすれば仕事用にスマホを使う人もノンストレスですし、通信制限にビクビクすることもなくなります。

スマホ2台持ちのデメリット

スマホを2台持つことはメリットが多いですが、注意した方が良いデメリットもあるので、購入前の判断材料として参考にしてください。

【デメリット】

  • 料金が高くなるケースもある
  • スマホに入れている情報を管理しづらくなる

それぞれの具体的理由を解説します。

料金が高くなるケースもある

先ほどメリットとしてあげた「料金が安くなる可能性がある」ことは間違いありませんが、組み合わせによっては高くなってしまうケースもあります。

例えば、「1台目は大手キャリア、2台目も大手キャリア」という組み合わせだと単純に2倍ほどの料金になってしまいます。

格安SIMや新料金プランを上手に組み合わせていかないと、毎月のコストをひっ迫して2台持ちを後悔することになります。

スマホに入れている情報を管理しづらくなる

スマホを2台持ちする場合、用途をしっかり使い分けないと情報が煩雑化して「あのデータはどっちのスマホに入れたんだっけ」などと混乱してしまうことも想定されます。

そうなるとせっかく2台持ちした意味がなくなってしまうので、用途はもちろん入れるアプリの種類などもルール決めしておく必要があります

スマホ2台持ちのオススメの組み合わせと使い方

スマホの2台持ちは組み合わせが重要ですが、どこを重視して組み合わせをするかの指標となるのが以下の3つです。

組み合わせの指標

  • 回線の利用しやすさ
  • 料金の安さ
  • 端末本体のの利便性

重きを置くポイントごとに、オススメの組み合わせをご紹介します。

回線の利用しやすさ

大手キャリア×大手キャリア

格安SIMを含めた組み合わせに比べると料金が高くなりますが、大手キャリアの方が回線速度が速い傾向にあるので、特に過疎地に行くことが多い人はおすすめです。

大手キャリア×格安SIM

大手キャリア2台持ちだと経済的にきついという方は、格安SIMをサブ端末にすればコストが抑えられます。

なお、大手キャリアは同じグループ会社で格安SIMを提供していることが多いので、2台目のサブ端末を格安SIMにする場合は別キャリアのものを選ぶようにしましょう

例えば、1台目のメイン端末がソフトバンクだったとしたら、2台目のサブ端末をau傘下のUQモバイルにするなどです。

そうすることでソフトバンクの回線もauの回線も使えることになるので便利です。

料金の安さ

格安SIM×格安SIM

格安SIMは大手キャリアよりも圧倒的に安い料金プランを用意しているため、この組み合わせが最もお得です

また、どの格安SIMも大手3大キャリアの回線を利用しています。

料金の安さに加えて回線の利用しやすさも重視したい人は、使用回線の異なる格安SIMを組み合わせてお得に利用することがオススメです。

通話&データ通信可能なスマホ×データ通信専用のスマホ

データ通信量が多い人は、データ通信専用に格安SIMを持っておくとお得です

格安SIMを提供するキャリアの中には、「データ通信専用プラン」というものを提供しているところもあります。

通話料も含めた料金プランよりも圧倒的に安いので、大手キャリアの最大容量プランを契約して1台持ちするよりも、格安SIMを入れて2台持ちをした方がお得です。

以下の記事では、データ通信専用のおすすめ格安SIMを紹介しています。データ通信専用プランが気になる方はぜひチェックしてみてください!

端末の利便性

iPhone×Android

スマホのOSはiOSとAndroidの2種類があり、それぞれ利用できるアプリの種類が異なります。

アプリの数でお伝えすると、iOSのアプリでは約160万種類あり、Androidのアプリは約320万種類です。

「端末はiPhoneの方が好きだけど、使いたいアプリがApp Storeにない!」という煩わしさに嫌気が差している人は、異なるOSを2台持ちしておくと便利でしょう。

参考までにそれぞれの特徴と違いを以下の表にまとめたので、端末購入の際に参考にしてください。

iphone Android
・セキュリティが強い
・エアドロップなどApple独自のサービスが使える
・国内シェア率が高い
・アップデート保証期間が長い
・Macとの同期がしやすい。
・スマホケースなど専用アクセサリーの種類が豊富
・アプリの種類が多い
・iphoneに比べて端末代金が安い
・ホーム画面のカスタマイズがしやすい
・テレビを見ることができる端末もある
以下の記事では、iPhoneとAndroidを比較して解説しています。iPhoneとAndroidの違いが気になる方はぜひチェックしてみてください!

総論|格安SIMを取り入れた組み合わせが最もオススメ

以上まで様々な組み合わせをおすすめしましたが、スマホの2台持ちで最も得策な組みあわせは格安SIMを取り入れることです

格安SIMは月々1,000円程度から利用できるため、どの組み合わせに取り入れても金銭的な痛手を感じにくい傾向にあります。

また、格安SIMは市場が激化していることもあり、各社で様々なキャンペーンをやっている期間も多くあります。

契約の縛りがないキャリアも多いので、キャンペーン時期を狙って気軽に契約してみてはいかがでしょうか。

以下の記事で格安SIMのキャンペーンを比較して紹介しているので、キャンペーン情報が気になる人はぜひご一読ください。

スマホ2台持ちユーザーがお得に使っているコツ

便利で長く使い続けるための組み合わせを考えることはもちろん、もっとお得に使うための方法はまだあります。

スマホ2台持ちユーザーがお得に使っていることを2つほどご紹介するので、2台目を契約する前に読んでいただき、参考にしてください。

大容量のデータ通信は格安SIM

格安SIMのデータ通信料金は、大容量でも驚くほど安い傾向にあります

50Gまで対応している料金プランなら、大手キャリアの大容量プランと同等の通信量を持っておくことができます。

以下の格安SIMでは25G以上の料金プランを用意しています。

動画などデータ通信が多い人はぜひ参考にしてください。

UQモバイル ワイモバイル NifMo
最大プランのギガ数 25G 25G 50G
最大プランの月額料金 3,828円 (音声通話+データ通信) 4,158円 (音声通話+データ通信) 5,280円 (データ通信のみ)
その他のトク諸王 データを追加する場合の価格が安い 100MB…220円 500MB…550円 月額550円の追加で28Gまで容量追加ができる データ追加時は0.5G単位で追加が可能 0.5G…385円 1G…550円

※上記の料金は全て税込表示です。

UQモバイル
公式サイト
ワイモバイル
公式サイト
NifMo
公式サイト

以下の記事では、スマホの大容量プランをキャリア・格安SIM別に比較しています。料金を抑えて大容量プランを使いたい方はぜひチェックしてみてください!

サブのスマホは最低料金の端末にする

2台持ちをする場合は、もちろんスマホ本体を追加購入する必要があります。

少しでもコスパをよくするためには、型落ちiPhoneや特価販売しているキャンペーン端末を選択するなど、初期コストを抑える工夫をすることがオススメです。

まとめ|スマホ2台持ちするなら格安SIMがオススメ

これまでご紹介した通り、スマホの2台持ちは利便性抜群でありながら、組み合わせ次第では今よりも毎月のコストを抑えることができます

使い勝手も良くコストを安く2台持ちするなら、断然格安SIMがおすすめです。

格安SIMではiPhoneもAndroidも豊富に取り揃えていることはもちろん、家族割や親子割などの割引特典も豊富です。

先ほどご紹介した3つの格安SIMの月額料金からだと、条件次第ではおよそ1,000円〜2,000円ほどまで割引することができます。

以下の記事では、携帯料金を徹底比較して料金のシミュレーションをしています。各サービスの料金が気になる方はぜひご覧になって比較してみてください。

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター

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