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ケーブルテレビ(CATV)のインターネット速度は遅い?メリット・デメリットを光回線と比較

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ケーブルテレビ(CATV)会社では、テレビ放送以外にインターネットサービスを提供しています。
「ケーブルテレビのインターネットは遅い」との評判もありますが、実際はどうなのでしょうか?
光回線やその他インターネット回線とは料金や通信速度、工事内容など違った特徴があるため、契約する際はメリット・デメリット、注意点を知った上で検討しましょう。
目次
ケーブルテレビのインターネット回線を選ぶ5つのメリット

光回線ではなく、ケーブルテレビのインターネット回線を選ぶメリットは、次の5つが挙げられます。
- 大量のデータ通信に向いている
- セット割の適用で料金が安くなる
- プロバイダ料金を支払う必要がない
- ネットの使用頻度に合わせて容量が選べる
- 充実のテレビサービス
他社回線にはないメリットであり、ケーブルテレビならではの魅力といえます。
1.大量のデータ通信に向いている
テレビ線を使って行うケーブルテレビのインターネットサービスは、大容量通信にも強いのがメリットです。
そもそもケーブルテレビのインターネット回線は、テレビ線の空きを利用して提供されています。
ケーブルテレビはテレビ番組を受信するための回線を持っており、容量の大きい番組をスムーズに受信できるよう、回線状況が整えられています。
2.テレビとのセット割で料金が安くなる
インターネットサービスとケーブルテレビは、セット割引が適用されるケースがほとんどで、お得に利用できます。
業者によってはさらに電話のサービスも提供しており、複数組み合わせるとさらにお得になることも多いです。
3.プロバイダ料金を支払う必要がない
光回線は、インターネットを利用するために回線業者とプロバイダの2つ契約しなければなりません。
しかしケーブルテレビの場合はこの必要がなく、プロバイダとの契約なしでインターネットへの接続が可能です。
ケーブルテレビでインターネットを利用する際には、「ケーブルモデム」と呼ばれる電波の変換機を使用します。
これがプロバイダの役割を果たすことにより、業者と契約しなくてもインターネットへのアクセスが可能です。
4.ネットの使用頻度に合わせて容量が選べる
月あたりのデータ通信容量プランが、多数あるのもケーブルテレビならではの特徴です。
業者によって違いはありますが、大きいプランで月1GB、小さいプランだと月1MBと容量に幅があります。
段階的にプランを用意していることも多く、10M程度や100M程度、300~500M程度と自身の使用頻度に合わせた容量が選びやすいです。
適切な容量を選べるため、不便を感じづらく、かつお得にインターネットを利用しやすいです。
5.充実のテレビサービス
ケーブルテレビの一番の特徴はテレビサービスです。地デジ/BS放送に加え、CS放送が視聴できます。
VOD(ビデオオンデマンド)が充実していますが、いまだにスポーツやエンタメは別途契約が必要です。
しかし、ケーブルテレビはチャンネルラインナップが豊富で基本プランにCS放送が含まれています。
また、別途オプションでチャンネル契約する際に割引になるケースがあります。
ケーブルテレビのインターネット回線を選ぶデメリット・注意点

多数のメリットがあるケーブルテレビのインターネット回線ですが、デメリットもあるため注意が必要です。
- 最大速度が光回線と比べて遅い
- 月額料金も光回線に比べるとやや高い
- 光形式よりも処理が遅いため通信性能が劣る
デメリットも把握した上で、本当にお得かつ便利に使えるか、よく考えてみることが大切です。
最大速度が光回線と比べて遅い
ケーブルテレビのインターネット回線は、あくまでテレビサービスのオプションです。
そのため、インターネット接続を主な目的とした光回線と比較すると、最大速度が遅いデメリットがあります。
光回線の下り最大速度が1~10Gbpsであるのに対して、ケーブルテレビの回線は、160~1Gbps程度です。
さらに上りの最大速度は光回線が1~10Gbpsであるのに対して、ケーブルテレビは10Mbpsと100倍もの差があります。
ただし、これらは理論値であり、実際の利用環境で最大速度が確実に出るわけではありません。
普段のインターネット利用では、理論値よりも通信速度は下がるので、低い最大速度から実際の利用ではさらに速度が低下します。
日常のインターネット閲覧には問題なく使えますが、通信速度を最も重視したい方にはケーブルテレビ回線はおすすめできません。
月額料金が光回線よりやや高い
ケーブルテレビのインターネットは、セット割でお得に利用できますが、月額料金が光回線より高いため注意が必要です。
業者や契約内容によっても違いますが、ケーブルテレビの月額料金は6,000円程度が相場です。
これに対して光回線は5,000円前後で、安いと4,800円程度と5,000円を下回ることも少なくありません。
すでにケーブルテレビの契約をしている方なら、追加でインターネット回線を利用するのもひとつの手です。
しかし、インターネット利用だけを目的にケーブルテレビを新規開通するのは、金銭的な負担が大きくなるためおすすめできません。
テレビをほとんど見ない方にはメリットが少ないので、インターネットのみの利用を考えるなら光回線がおすすめです。
光回線の契約を検討している方は、おすすめ光回線の通信速度や料金の安さを比較した記事もぜひ参考にしてください。
光形式よりも処理が遅いため通信性能が劣る
ケーブルテレビのインターネットでは、一部に同軸ケーブルを使っていることが多いです。
同軸ケーブルを使用した接続方式を「光ハイブリット方式」と呼びますが、光回線が使用する光方式よりも通信性能が劣ります。
光ハイブリット方式での接続だと、周囲からのノイズを受けやすかったり、同時利用者が多いと通信速度が低下したりします。
安定性が高いのは同軸ケーブルを利用していないケーブルテレビ回線であり、接続の方式にも注意が必要です。
ケーブルテレビのインターネット回線ならJ:COMがおすすめ

ケーブルテレビ会社でインターネットサービスを提供する業者は多数ありますが、もっともおすすめなのは「J:COM」です。
J:COMのおすすめポイント
- ケーブルテレビの中で一番知名度・実績がある
- セット割が充実している
- お得なキャンペーンがある
J:COMならではの魅力を知り、契約先選定時の参考にしてみてください。
ケーブルテレビの中で知名度・実績がある
J:COMは数あるケーブルテレビ会社の中でもっとも知名度が高いです。
これは全国的にサービスを展開しているからであり、それだけ多くの人に利用され、支持され続けているという証拠といえます。
もちろん、ローカルのケーブルテレビ会社でも優れたサービスを提供している事業者はありますが、信頼性を見極めるのは難しいです。
知名度の高さは信頼度を決める重要な要素であり、どこがよいか迷っている人は、まずは大手のJ:COMと契約するのがおすすめです。
なお、ケーブルテレビはお住まいのエリアによって契約できる会社が異なるので、まずはJ:COMで提供エリアを検索してみましょう。
セット割が充実している
ケーブルテレビやインターネットサービスの他にも、J:COMでは多数のサービスを提供しています。
電話や電気、ガスといった複数サービスにまとめて加入することで、さらにお得なセット割が適用されて、生活コストを下げることが可能です。
生活に必須なコストの引き下げができるため、固定費の削減になり、利用料金が高いというケーブルテレビならではのデメリットも軽減できます。
サービスの切り替えはJ:COMに連絡するだけで済み、現在契約している電力・ガス会社への申し出は不要です。
さらに室内工事も不要でそのまま切り替えられ、申し込みだけで手続きが完結する手軽さがあります。
お得なキャンペーンがある
J:COMではキャッシュバックや割引、QUOカードのプレゼントなど、豊富なキャンペーンが実施されています。
申し込み時期によってキャンペーン内容は異なりますが、金銭的なメリットに繋がるものが多く、上手に利用するとよりお得に契約できます。
キャンペーンは実施時期や適用条件が細かく定められているため、利用時には細部まで確認することが大切です。
ほかにもこちらの記事では、インターネット回線比較ランキングを紹介しているので、ぜひご覧ください。
ケーブルテレビのインターネットに関するよくある質問
ケーブルテレビのインターネットの契約を検討中の方から多い質問や疑問にお答えします。
ケーブルテレビのインターネットは遅い?
ケーブルテレビのインターネットの多くは、光回線と同軸ケーブルを組み合わせた「光ハイブリット」方式を採用しているため、光回線より通信速度が劣る場合があります。
ただし、一部のケーブルテレビはインターネット接続に光回線を使用しており、光回線ならではの高速通信が楽しめます。
例をあげると、大手のJ:COMでは、一部エリアでau光回線を使ったインターネットサービスを提供しています。
インターネットに利用に工事は必要?
自宅にケーブルテレビ回線がひかれていない場合、ケーブルの引き込み工事が必要です。
戸建て住宅の場合、電柱から宅内までケーブルを引き込む工事が行われます。所要時間は立地条件や建物の構造によって変動しますが、約2時間程度です。
マンションやアパートで、建物にケーブルテレビがひかれている場合は、簡単な宅内工事を行えばすぐに使えます。
物件がケーブルテレビ非対応の場合は、導入前に管理会社や管理組合、大家の承諾を得る必要があります。
光回線よりもケーブルテレビの回線がおすすめの人

自宅で使うインターネットを検討する際、多くの場合で光回線が選択肢に上がります。
光回線が便利に使えるのは確かですが、必ずしもおすすめとは限りません。
- 光回線がエリア外の人
- テレビはよく見るけどインターネットはあまり使わない人
状況によってはケーブルテレビのインターネット回線のほうがおすすめな場合もあります。
光回線がエリア外の人
光回線は全国的に展開されていますが一部地域はサービス提供の対象外エリアです。。
ケーブルテレビは、地方都市や山間部など、光回線がエリア外の地域で使えるケースが多いので、自宅で光回線が利用できないなら、ケーブルテレビのインターネット回線を検討するとよいでしょう。
ただし、光回線とケーブルテレビの回線、両方とも利用できないエリアもあるため注意が必要です。
また、光回線以外に、携帯型のモバイルWiFiを使うという方法もあります。
回線によってサービスの提供エリアは異なるため、どのサービスなら自宅で利用可能なのか、まずは提供エリアをチェックすることが大切です。
テレビはよく見るけどインターネットはあまり使わない人
ケーブルテレビのインターネットは、テレビがメインのサービスです。基本的にはテレビ重視でインターネットをそれほど使わない人に向いています。
インターネットを頻繁に使い、データ通信量が多くなりそうなら、大容量プランや無制限プランを用意している光回線がおすすめです。
反対にインターネットをほとんど利用しないなら、通信速度が光回線に劣るケーブルテレビでも、不便を感じることはないでしょう。
ケーブルテレビは通信速度や通信量上限で金額が決まるため、低速・低容量のプランを選ぶと、より安価で利用できます。
テレビメインでたまにインターネットを使う程度なら、テレビサービスのオプションでインターネットサービスを利用するほうがお得になりやすい傾向です。
ケーブルテレビでネットをお得に利用しよう

インターネットに接続する方法は多数あり、ケーブルテレビを使うのもそのひとつです。
テレビとのセット割でネットがお得に契約できるので、ケーブルテレビの豊富なチャンネルとインターネットの両方を楽しみたい方におすすめの回線です。
ただし契約いはメリット・デメリットの両方があるため、それぞれ比較して自身にとってはどちらが大きいか考えることが大切です。
ケーブルテレビならではの特徴を把握し、最適な契約先を選んでインターネットをお得に利用しましょう。
公開日時 : 2023年05月12日

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