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ケーブルテレビと光回線を徹底比較!どっちがおすすめ?用途別に解説

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家電量販店や広告で目にする機会も多いケーブルテレビと光回線は、どちらも自宅で利用しやすいインターネット回線の定番です。
インターネット回線の検討時に、どちらを選べばよいのか悩む人もいるでしょう。
そこで本記事では、ケーブルテレビと光回線についてさまざまな角度から比較。どんな場合にどちらを選ぶのがお得かをまとめて紹介します。
この記事でわかること
目次
ケーブルテレビと光回線の違いを徹底比較

ケーブルテレビと光回線のインターネットサービスにはどのような違いがあるのか、気になる速度と料金についてまずは比較します。
最大通信速度を比較
インターネット環境を構築する場合、回線の速度は重要な検討ポイントです。
最大通信速度は、ケーブルテレビ、光回線ともにサービスによって違いがありますが、一般的に光回線の方が高速です。
光回線は、最大速度1~2GBのサービスが多く、昨今では10GBと非常に高速なプランを扱うサービスも増えています。
一方ケーブルテレビは、1~300Mbps程度のプランを用意しているサービスが中心です。
ただし、大手ケーブルテレビのJ:COMでは、5GBや10GBのコースも登場するなど高速化を図っているサービスもあります。
なお、光回線、ケーブルテレビともに、最大通信速度はあくまで理論値です。地域や建物などの環境によっても変化するため、最大通信速度が実際に出るわけではありません。
とはいえ、最大値以上の速度は望めないのも事実であり、最大通信速度が高速な方が高速通信しやすいとは言えるでしょう。
月額料金を比較
続いて、サービスの検討に欠かせない料金を確認します。
回線の種類に関わらず月額料金はサービスによりますが、ケーブルテレビは基本的にテレビとネットのセット利用を前提としています。
そのためインターネットサービス単体での利用料金は、ケーブルテレビの方が高額なケースがほとんどです。
以下の表は、ケーブルテレビ大手J:COMのネットサービス「J:COM NET」と、大手携帯キャリア3社の運営する光回線の料金です。
条件が揃うよう、各社とも下り最大速度が1GB、集合住宅プランの月額料金をピックアップしました。
回線名 | 月額(税込) |
---|---|
J:COM NET
(スマートお得NET 1G) |
5,258円 |
ソフトバンク光 | 4,180円 |
ドコモ光 | 4,400円 |
auひかり | 4,180円 |
光回線3社がいずれも4,000円台なのに対し、ケーブルテレビのJ:COM NETは5,000円台と割高です。
【用途別】ケーブルテレビと光回線はどっちがおすすめ?

ケーブルテレビと光回線、どちらがおすすめなのかは、重視するポイントや利用状況によって変わります。
ここでは用途別に、おすすめの回線と理由を紹介します。
速度を重視するなら「光回線」
先に紹介したように、光回線の方が最大通信速度が早いサービスが多く、速度を重視して選ぶ場合にはおすすめです。
地域や建物などの影響を受けるため、実際には最大速度は出ないとはいえ、最大速度が遅いサービスよりは早い方が実測も期待できます。
回線を選択する際は、高速なプランがあるかどうかに加え、自身の住まいの近くのユーザーによる口コミなども参考にしましょう。
実質料金を安く抑えるなら「光回線」
ネット回線の月額料金は、ケーブルテレビに比べて光回線の方が安い傾向があります。
さらに多くの光回線で、スマホとのセット割や加入時のキャッシュバックキャンペーンなどが提供されています。
これらをうまく活用すると実質料金がグッとお得になることも多く、料金を重視するなら光回線の方がおすすめです。
ケーブルテレビもネットとテレビのセット割などがありますが、それらを反映しても光回線の方が安いケースが多いでしょう。
充実したテレビサービスを楽しむなら「ケーブルテレビ」
ケーブルテレビのメリットといえば、テレビサービスの充実です。
セット割が設けられているので、ケーブルテレビのテレビサービスを使うなら、インターネットも一緒に検討してみるのがおすすめです。
テレビとインターネットの手続きや問い合わせが1つの窓口で済む、工事もまとめて済ませられるなどのメリットもあります。
光回線の工事ができないなら「ケーブルテレビ」
光回線の工事ができない理由はさまざまですが、理由によってはケーブルテレビの工事は可能なケースもあります。
たとえば、光回線は対応エリア外で利用できないが、ケーブルテレビは提供エリア内というケースはその代表例の1つです。
マンション全体ですでにケーブルテレビに加入していて、光回線の導入工事の許可が降りないといったケースもあります。
自宅にネット環境を構築したいのに光回線の工事ができないというときは、ケーブルテレビのネット回線は有力な候補と言えます。
【光回線】おすすめのネット回線3選
ここでは光回線のおすすめサービスをピックアップします。大手キャリアの提供による安心感はもちろん、お得なキャンペーンやスマホとのセット割などが魅力です。
auひかり|高額キャッシュバックがお得

auひかり | 月額料金 |
---|---|
戸建て | 5,610円(税込) |
マンション | 4,180円(税込) |
auの提供するauひかりは、高額キャッシュバックを提供する窓口が多く、実質料金を抑えてお得に利用できる点が魅力です。,/p>
数万円のキャッシュバックを受けられる窓口もあるので、契約時はお得に活用しましょう。
auとUQモバイルのスマホでセット割「スマートバリュー」を利用できるので、両サービスを使っているユーザーに特におすすめです。
「スマートバリュー」の割引額は、auが1人あたり月額最大1,100円(税込)、UQモバイルが1人あたり月額最大858円(税込)で、スマホの月額料金から割引されます。
家族のスマホも割引の対象になるので、家族でauまたはUQモバイルを使っている場合はさらにお得です。
NTTの回線とは異なる光ファイバーと独自の回線網を利用していて、回線品質や速度に定評もあります。
ソフトバンク光|乗り換える人にもおすすめ

ソフトバンク光 | 月額料金 |
---|---|
戸建て | 5,720円(税込) |
マンション | 4,180円(税込) |
ソフトバンク光は、ソフトバンクが提供する光回線です。回線品質や速度に加え、魅力の1つに挙げたいのが、乗り換え時に嬉しい「あんしん乗り換えキャンペーン」です。
このキャンペーンを使うと、他社からソフトバンク光への乗り換え時に、他社で発生する違約金や撤去費用などをソフトバンクが負担してくれます。
「満額還元」を掲げ、キャッシュバック金額は合計で最大100,000円までと充実しています。
違約金や機器の撤去費用などの負担が重く、乗り換えに悩んでいる人にとって、一度はチェックしたい光回線と言えるでしょう。
ソフトバンク光のスマホとのセット割引「おうち割光セット」の対象なので、ソフトバンクユーザーにもおすすめです。
「おうち割光セット」使うと、スマホの月額利用料が1台につき月額最大1,100円(税込)割引になるうえ、家族のスマホも対象になります。
ドコモ光|セット割引でスマホ料金が安い

ドコモ光 | 月額料金 |
---|---|
戸建て | 5,720円(税込) |
マンション | 4,400円(税込) |
ドコモの提供するドコモ光は、提供エリアの広さや選択できるプロバイダの多さなどの特徴を備える光回線です。
ドコモのスマホとのセット割「ドコモ光セット割」は、ドコモ光とドコモのスマホを一緒に使うだけで利用できます。他のキャリアのスマホ割と比較して、利用条件が達成しやすい点も魅力です。
「ドコモ光セット割」を使うと、スマホの月額料金が1人あたり月額最大1,100円(税込)割引になります。
ファミリー割引適用の家族も対象となるので、人数が増えればよりお得です。
【ケーブルテレビ】おすすめのサービスはJ:COM

スマートお得NET1Gプラン | 月額(税込) |
---|---|
戸建て | 5,478円 |
マンション | 5,258円 |
ケーブルテレビのおすすめサービスは、ケーブルテレビの大手J:COMです。
J:COM最大の魅力は、「スタンダート」プランでも91チャンネル以上の専門チャンネルが視聴できるテレビサービスJ:COM TV。地上波では見られない多数のコンテンツを楽しむことができます。
さらにインターネットサービスJ:COM NETも、料金の改定や新コース登場などにより使い勝手が向上。お得なキャンペーンも数多く開催しています。
たとえばシンプルにネットを楽しむ「スマートお得NET 1G」は、現在提供されているキャンペーンを使うと、6ヵ月間実質月額900円(税込)で利用可能です。
AI Wi-Fi付きのプランや、J:COM TVとのセット割、Netflixとのセット割など、多彩なニーズに対応するプランも提供しています。
自社のモバイルサービスJ:COMモバイルとのセット割に加え、auスマートバリューの対象にもなるので、auのスマホユーザーもお得に利用可能です。
ケーブルテレビと光回線のメリット・デメリット
続いて、ケーブルテレビと光回線それぞれに、どのようなメリット・デメリットがあるのかをまとめて確認しましょう。
ケーブルテレビのメリット・デメリット
- ケーブルテレビとネットのセット割がある
- 回線開通までの日数が短い
ケーブルテレビのテレビサービスとネット回線のセット割が使えるのは、ケーブルテレビならではの特徴であり魅力です。
地上波では見られない専門チャンネルを見たいケーブルテレビユーザーにとって、テレビ+ネットを割引価格で使えるのは大きなメリットです。
さらにケーブルテレビは、回線の引き込み工事が早いという特徴もあります。サービスによっても異なりますが、たとえばJ:COMの場合、最短4日で使えるとアナウンスされています。
多くの光回線で開通に1ヵ月~数ヵ月かかることを考えると、メリットの1つと言えるでしょう。
- 光回線に比べて通信速度が遅い傾向がある
- 光回線に比べて月額料金が高い傾向がある
- 回線の品質が劣る
- サービスの選択肢が少ない
先に紹介した通り、最大回線速度や月額料金については光回線に分があるケースがほとんどです。
光回線が光ファイバーを用いているのに対し、ケーブルテレビは放送電波を受信するケーブルを用いています。そのためネットの利用において、光回線より回線品質が劣る点もデメリットの1つです。
光回線に対してケーブルテレビはサービスが少なく、各サービスの提供エリアも広くありません。サービスの選択肢が少ない点も課題の1つです。
光回線のメリット・デメリット
- ケーブルテレビに比べて通信速度が早い傾向がある
- ケーブルテレビに比べて月額料金が安い傾向がある
- スマホとのセット割が受けられる
- サービスの選択肢が多い
ネット回線選択時に重要視される最大通信速度の早さ、月額料金の安さは、光回線の大きなメリットです。
スマホのキャリアの多くが光回線を提供していて、利用者の多いスマホとのセット割が豊富に提供されている点は光回線のメリットと言えます。
J:COMのように大手キャリアのスマホとのセット割が受けられるケーブルテレビもありますが、光回線ほど多くはありません。
ケーブルテレビに比べるとサービスの対象エリアが広く、提供されているサービスの数も豊富です。選択肢が多く、自分に適したサービスを選びやすいというメリットもあります。
- 工事までの日数がかかることが多い
ケーブルテレビに比べ、多くの点でメリットの多い光回線ですが、工事が混雑していて開通までに日数がかかることは珍しくありません。
使いたい日に開通が間に合わない、乗り換えのタイミングが図りにくいなどの原因となっており、光回線のデメリットと言えるでしょう。
ケーブルテレビと光回線に関するよくある質問
ここではケーブルテレビと光回線について、よくある質問にまとめて回答します。
ケーブルテレビと光回線は併用できる?
ケーブルテレビと光回線の併用は可能です。ケーブルテレビと光回線は異なる回線を利用するので、それぞれの回線を自宅に引き込めば利用できます。
ただし、集合住宅や賃貸物件の場合、2種類のケーブルを引き込む工事の許可をそれぞれ得なければなりません。工事の許可がもらえるかは事前に確認しましょう。
ケーブルテレビから光回線に乗り換えできる?
ケーブルテレビのネット回線を解約し、光回線に乗り換えることはもちろん可能です。
ケーブルテレビのテレビサービス単体で契約を続けることもできますが、ネットとのセット割は解除される点に注意しましょう。
光回線に乗り換える場合は、ひかりTVなど光回線事業者が提供するテレビサービスの利用も検討してみるのがおすすめです。
ケーブルテレビは地上波のみの契約も可能?
ケーブルテレビは、地上波のみの契約はできません。
専門チャンネルなどの視聴も前提とした料金が発生するため、地上波のみ視聴したい場合には適しません。
ケーブルテレビと光回線の比較まとめ

- 速度・実質料金重視なら「光回線」
- 工事ができないなら「ケーブルテレビ」
ネット環境の構築のためケーブルテレビと光回線を比較した場合、多くのメリットを持つのは光回線の方です。
回線の速度や質、月額料金の安さは光回線に分があり、これらを重視する場合は光回線の利用が適しています。
一方、ケーブルテレビの魅力は、地上波にはない多数の専門チャンネルを楽しめるテレビサービスです。
テレビとネットのセット割があるので、テレビサービスを使いたい人は、ケーブルテレビの利用が適していると言えるでしょう。
なお、ケーブルテレビ、光回線ともに、速度や料金などの細かな条件はサービスによって異なります。
おすすめケーブルテレビとして紹介したJ:COMのように、光回線に近い速度や料金を提供するケーブルテレビもあります。
公開日時 : 2023年07月20日

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