iPhoneのモバイルデータ通信設定・確認方法|リセットできない・オフになる場合

iPhoneのモバイルデータ通信の設定・確認方法をまとめました。よくある質問とその回答も紹介します。iPhoneのモバイルデータ通信の設定で困っている人はぜひ参考にしてください。iOS 13/iOS 14への更新直後に発生する問題の対処法もあります。
楽天モバイル20220722 iPhoneのモバイルデータ通信設定・確認方法|リセットできない・オフになる場合

iPhoneは、モバイルデータ通信と組み合わせてこそその真価を発揮します。

そのためにはiPhoneのモバイルデータ通信の設定がきちんとなされ、正常に機能することがとても重要です。

そこでこの記事では、iPhoneのモバイルデータ通信の設定方法・確認方法、そしてiPhoneのモバイルデータ通信を使う上でよくある質問とその回答についてまとめました。

iPhoneのモバイルデータ通信を行う上で「エラーになってしまう」「通信量が異常に増えてしまう」「見たことのないメッセージが表示される」という人は必見です。

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iPhoneのモバイルデータ通信とは?

最初に、「iPhoneのモバイルデータ通信とは何か」について紹介しましょう。

モバイルデータ通信とは

「モバイルデータ通信」とは、「ドコモ・au・ソフトバンク・楽天といったキャリア、またはこれらの回線を利用している格安SIMが提供するインターネット回線を用いた通信」のことです。

スマホはキャリアや格安SIMから発行されたSIMカードを挿入し、APN設定をすることによって各社のモバイルネットワークに接続します。そして、その先にあるインターネット回線に接続され、モバイルデータ通信を行います。

WiFiに繋げばオフでも使える

モバイルデータ通信以外の方法でもインターネットは使えます。それが「WiFiネットワークへの接続」です。

WiFiとは、ケーブルなしで端末をインターネットに接続するための規格名です。無線LANとほぼ同義と考えてよいでしょう。

スマホをインターネット回線に接続されたWiFiルーターに無線で接続することによって、WiFIルーターを経由してインターネットが使えるようになります。

そのため、スマホにSIMカードが入っていなくても、スマホのモバイルデータ通信がオフになっていても、近くに使えるWiFiネットワークがあれば、そこに接続してインターネットが利用できるのです。

iPhoneのモバイルデータ通信設定・確認方法

iPhoneのモバイルデータ通信の設定方法と、その確認方法を紹介します。

オン/オフを切り替える方法

iPhoneのモバイルデータ通信のオン/オフは、「設定」→「モバイル通信」の「モバイルデータ通信」のスイッチで切り替えられます。

スイッチの背景が緑色で、丸が右側になっていればオン、スイッチの背景が灰色で丸が左側になっていたらオフです。

この他、コントロールセンターからモバイルデータ通信のボタンをタップしても切り替えられます。

コントロールセンターの出し方

  • Face IDを搭載したiPhone:画面右上端から下にスワイプ
  • Face IDを搭載していないiPhone:画面右下端から上にスワイプ

手動・自動リセットする方法

iPhoneのモバイルデータ通信の使用量は、「設定」→「モバイル通信」の画面を下へスクロールすると「現在までの合計」で確認できます。「現在までの合計」は累計の使用量です。

画面をさらに下へスクロールさせると「統計情報をリセット」があります。毎月月初に手動でリセットをすると、その月の使用量を全体・アプリごとで確認できます。

なお、このリセットを自動で行う機能はありません。月ごとに使用量を確認したい場合、手動でリセットしてください。

アプリ別の確認方法

「設定」→「モバイル通信」の「現在までの合計」をさらに下へスクロールしてください。インストールされているアプリごとの使用量が表示されます。

ここを見れば、どのアプリでどのくらいのモバイルデータ通信を行なっているのかがひと目で把握可能です。

あまり使った記憶がないアプリでも、バックグラウンドで思わぬデータ量を消費していることがあります。

普段使わないアプリはモバイルデータ通信をオフにして、データ量を節約しましょう。

データ使用量の制限・警告設定はアプリが必要

iPhoneには、モバイルデータ使用量を制限したり、一定以上の使用量に達すると警告をするような機能は用意されていません。

これらの制限や警告が必要な場合はアプリをダウンロード・インストールすることをおすすめします。

iPhoneモバイルデータ通信のよくある質問

iPhoneのモバイルデータ通信についてよくある質問とその答えについてまとめました。

その前に、iPhoneのモバイルデータ通信に問題がある場合に確認すべき項目・試したい項目を優先順位が高い順に紹介します。

iPhoneのモバイルデータ通信に問題がある場合のチェックポイント

  1. モバイル通信のオン/オフの確認
  2. iPhoneの電源の入れ直し
  3. SIMカードの入れ直し
  4. iOSが最新かどうかの確認
  5. キャリア設定のアップデートの有無の確認
  6. ネットワーク設定のリセット
  7. すべての設定をリセット
  8. プロファイルの削除・再インストール
  9. iPhoneの初期化

1~5は順番が入れ替わっても問題ありません。しかし、6、7、8、9はリセットした設定の再設定など、多少面倒な作業が伴うので、1~5を全て試してから行うのがおすすめです。

なお、「ネットワーク設定のリセット」や「すべての設定をリセット」を行っても、モバイルデータ通信に必要なプロファイルは削除されません。

何を試しても状況が改善しない場合はiPhoneを初期化するしかありません。しかし、初期化はiPhone上のデータが全て消えてしまうので、最後の手段にしてください。

また、iPhoneを初期化する前は必ずバックアップを取ってから行うようにしてください。

iPhoneを初期化してもなお状況が改善しない場合は、iPhoneが物理的に故障している可能性があります。この場合は修理が必要になりますので、Appleのサポートに連絡をしてください。

リセットできない

リセットをタップしてもリセットできない場合、まずはiPhoneの電源を入れ直してから、再度リセットできるかどうかを試してみてください。

それでもリセットができない場合、「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」へ行き、最新のiOSがインストールされていることを確認してください。

iOSが最新でない場合、最新のものをインストールした後、リセットできるかどうかを試してみましょう。

モバイルデータ通信がオフになる

「設定」→「モバイル通信」で「モバイルデータ通信」がオンになっているかどうかを確認してください。

モバイルデータ通信がオンになっているにも関わらずモバイルデータ通信ができない場合、iPhoneの電源を入れ直してから、再度モバイルデータ通信ができるかどうかを試してみてください。

この時に、併せてSIMカードを入れ直してみましょう。SIMカードの接触不良でモバイルデータ通信がスムーズにいかない、ということはよくあるからです。

それでもだめな場合、「キャリア設定」のアップデートがないかを確認します。

「設定」→「一般」→「情報」と進むと、キャリア設定のアップデートがある場合は表示されますので、アップデートを行います。ない場合は表示されません。

ここまでやってもだめな場合は、ネットワーク設定を一旦削除して再度作り直します。

「設定」→「一般」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」で、WiFiも含めた全てのネットワーク設定を一旦全て削除してしまいます。

その上で再度APN設定などを行い、モバイルデータ通信ができるかどうかを試してみてください。

それでもなおだめな場合、念のため「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」へ行き、最新のiOSがインストールされているか確認してください。

iOSが最新でない場合、最新のものをインストールした後、モバイルデータ通信ができるかどうかを試してみましょう。

ここまでやってもモバイルデータ通信ができない場合は、「料金未払いなどの理由で回線自体が止められている」もしくは「iPhoneが物理的に故障している」といった可能性があります。

それぞれキャリアや格安SIMなどの回線事業者か、Appleのサポートに問い合わせるようにしてください。

モバイルデータ通信がエラーになる

iPhoneを使っていると「通信エラー」(エラーコード:N004)と表示されてしまうことがあります。

これはモバイルデータ通信のエラー表示です。通信エラーが表示される場合は「電波が入りにくい場所にいる(圏外)」もしくは「何らかの理由で一時的に電波を掴めていない」というケースが多いようです。

対処法は、基本的に「モバイルデータ通信がオフになる」場合と同じです。

エラーになるときの対処法

  • モバイルデータ通信がオフになっていないか確認
  • iPhoneの電源の入れ直し
  • SIMカードの入れ直し
  • キャリア設定のアップデートの確認
  • ネットワーク設定のリセットと作り直し
  • ソフトウェア・アップデートの確認

通信量が異常に増える

iPhoneのモバイルデータ通信量をこまめに確認していると、ごく稀に通信量が異常に増えてしまうことがあります。

通信量が異常に増えた際のチェックポイント

  • アプリのバックグラウンド更新設定
  • iCloud Driveの転送設定
  • アプリの自動ダウンロード設定
  • 写真のライブラリアップデート設定

アプリのバックグラウンド更新設定を見直す

iPhoneに入れている様々なアプリは、日々不定期にアップデートを繰り返しています。

そして「アプリのバックグラウンド更新」とは「そのアプリを使っていないときでもアプリの更新を自動的に行う」ことを意味します。

iPhoneではこのアプリのバックグランド更新を「オフ」「Wi-Fi」「Wi-Fiとモバイルデータ通信」のいずれかを選択して設定できるようになっています。

ここを「Wi-Fiとモバイルデータ通信」に設定していると、モバイルネットワーク接続時にアプリのバックグラウンド更新が行われてしまい、モバイルデータ通信量の増加に繋がることがあります。

確認するには「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」の「Appのバックグラウンド更新」と進んでください。

会社や自宅にWiFi環境が用意されている人は、「Wi-Fi」に設定しておくとWiFi環境下のみでアプリのバックグラウンド更新が行われるので、モバイルデータ通信量に影響を与えません。

iCloud Driveの転送設定

iCloudはAppleのクラウドストレージです。iPhoneユーザーであれば自動的に無料で5GBの容量が与えられます。

iPhoneの設定で「iCloud Drive」をオンにしていると、モバイルネットワーク環境下でも様々な書類・データがiCloudに転送されてしまい、モバイルデータ通信量が増加することがあります。

頻繁にiCloudを使う人以外は、この設定をオフにして書類・データの転送をWiFi環境下に限定しておきましょう。

設定は「設定」→「モバイルデータ通信」→「iCloud Drive」で確認できます。

アプリの自動ダウンロード設定

アプリの自動ダウンロード設定とは、iTunes StoreやApp Storeなどで購入したコンテンツやアプリを、同じApple IDに紐づけられたiPhoneに自動的にダウンロードしてくれる機能です。

例えばパソコン上のiTunes Storeで音楽を購入すると、iPhoneのiTunesにもその音楽が自動的にダウンロードされます。

この機能はとても便利ですが、使い方によってはiPhoneのモバイルデータ通信量を増大させ、ストレージを圧迫してしまうことにもなります。必要なければ設定をオフにしておくとよいでしょう。

設定は、音楽の場合は「設定」→「ミュージック」の「ダウンロード」で「自動的にダウンロード」を、アプリの場合は「設定」→「App Store」→「モバイルデータ通信」で「自動ダウンロード」を確認し、必要に応じてオン/オフを切り替えてください。

写真のライブラリアップデート設定

iPhoneで撮影した写真は、iCluodへ自動的に転送できます。

この転送にモバイルデータ通信を使っていると、写真を撮影してライブラリがアップデートされる度にモバイルデータ通信が行われるので、通信量が増大しがちです。

この設定は「設定」→「写真」の「モバイルデータ通信」を確認し、必要に応じてオン/オフを切り替えてください。

設定が消えてしまう・設定できない

iPhoneのモバイルデータ通信の設定が消えてしまう場合、再度設定をし直す必要があります。

モバイルデータ通信の再設定方法

  1. 「設定」→「一般」→「プロファイル」を確認
  2. キャリアや格安SIMの名前が表示される
  3. プロファイルが残っているので「プロファイルを削除」
  4. 新たなプロファイルのダウンロード・インストール

プロファイルがない場合も、新たにプロファイルをダウンロード・インストールしてください。

ダウンロード・インストール方法は、使っているキャリアや格安SIMのWebサイトで確認しましょう。

これでモバイルデータ通信の設定は復活するはずです。もしもできない場合は「キャリア設定」のアップデートがないかを確認します。

「設定」→「一般」→「情報」と進み、キャリア設定のアップデートがあればアップデートしてください。

併せて「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」でiOSが最新であることを確認します。最新でない場合は最新のものにアップデートして復活するか確認してください。

それでもだめな場合、iPhoneの初期化を行ってください。

iPhoneを初期化してもモバイルデータ通信の設定ができない場合は、iPhoneが物理的に故障している可能性があります。Appleのサポートに相談しましょう。

そもそもモバイルデータ通信の設定ができない場合は、ソフトウェア・アップデートの確認→iPhoneの初期化の順に試してみてください。

使用状況が見られない・確認できない

iPhoneは「設定」→「モバイル通信」の「モバイルデータ通信」で、前回統計情報をリセットしてから今までのモバイルデータ通信量を確認できます。

もしもこのモバイルデータ通信量が見られない・確認できない場合、iPhoneの電源の入れ直しを試してみてください。

それでもだめな場合は「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」でiOSが最新であることを確認し、最新でない場合は最新のものにアップデートした上でできるかどうか確認してください。

まだ確認できない場合、iPhoneを初期化します。初期化してもだめな場合はiPhoneが物理的に故障している可能性があるので、Appleのサポートに相談しましょう。

「モバイル通信をアップデートできませんでした」と表示された

このメッセージが表示される原因としては「モバイルネットワークに通信障害が発生」もしくは「SIMカードの接触不良」の可能性が高いです。

電話やメールといった、モバイルネットワークを使う通信が全てできなくなっています。

また、iOS 13もしくはiOS 14へのアップデート直後に、何の問題もないにも関わらずこのメッセージが表示される、という現象がよく発生するようです。

モバイルネットワークに通信障害が発生しているかどうかは、キャリアや格安SIMのWebサイトで確認できます。大規模な通信障害であれば、ツイッターなどのSNSに書き込みがあったり、ニュースで報道されている可能性もあります。

モバイルネットワークに通信障害が発生していなければ、使っているiPhone側の問題である可能性が高いです。

使っているiPhone側が問題の場合

  1. iPhoneの電源の入れ直し
  2. 機内モードのオン/オフの切り替え
  3. モバイルデータ通信のオン/オフの切り替え
  4. 電源を切ってSIMカードの入れ直し

多くの場合はこれで問題が解決するでしょう。

解決しない場合は「設定」→「一般」→「リセット」の「ネットワーク設定をリセット」でネットワーク設定をリセットしてみてください。

これでも解決しない場合は「設定」→「一般」→「プロファイル」でプロファイルを削除し、新しいプロファイルをダウンロード・インストールしてください。

iPhoneのモバイルデータ通信の設定や確認は簡単!

モバイルデータ通信の概要とiPhoneのモバイルデータ通信の設定と確認方法、よくある質問とその回答について紹介しました。

iPhoneのモバイルデータ通信の設定は、原則としてプロファイルをインストールすることで自動的に設定されます。

iPhoneのモバイルデータ通信に問題が発生した場合、まずはモバイルデータ通信がオフになっていないかどうかを確認した上で、iPhoneの電源を入れ直してください。

電源の入れ直しは多くの問題を解決するので、真っ先に試すべき手段です。また、SIMカードの接触不良もよくあるトラブルの原因なので、SIMカードの入れ直しも試してみましょう。

公開日時 : 2021年07月01日

二階堂卓也 ― ライター
二階堂卓也 ― ライター

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