• iPhone・iPad
  • 更新日:2023年06月16日

Apple Watch Series 8 / Ultra / SE2の価格・デザイン・スペックまとめ!注目の新機能も

Apple Watch Series 8 / Ultra / SE2の価格・デザイン・スペックまとめ!注目の新機能も

※当記事はPRを含みます。詳しくはこちら
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

毎年秋頃発売の新型Apple Watch。

2022年も「Apple Watch 8」「Apple Watch Ultra」「Apple Watch SE2」が発売されました。

全く新しいApple Watch Ultraはどんなモデルなのか、Apple Watch 8/SE2の価格や新機能も解説していきます。

Apple Watchは8/Ultra/SE2の3種類!

2021年発売のApple Watchは、Apple Watch Series 7とApple Watch SEです。

通常モデルがApple Watch Series 7、廉価モデルがApple Watch SEという位置づけになっています。

ですが2022年発売のApple Watchでは、高級志向の「Apple Watch Ultra」が発表されました。

そのため、「Apple Watch Series 8」「Apple Watch Ultra」「Apple Watch SE2」の3モデル展開となっています。

事前のリーク情報では「Apple Watch Pro」と予想されていましたが、モデル名はUltraになったようです。

また、発表前はApple Watch Series 8とApple Watch Ultraのみとの予想でしたが、安価なモデルの需要が高まっていることからApple Watch SE2もラインナップされました。

モデルごとのスペックや新機能については、記事中盤で解説しています。

2022年Apple Watch
  • Apple Watch Series 8
  • Apple Watch Series Ultra
  • Apple Watch Series SE2

Apple Watch 8/Ultra/SE2の発売日・価格

2022年9月8日(木)に発表された、Apple Watch 8・Apple Watch Ultra・Apple Watch SE2の発売日や予約開始日を解説します。

また、各シリーズのGPSモデルとGPS+セルラーモデルの値段もまとめました。

Apple Watch 8/Ultra/SE2の発表日・発表日

2022年9月8日(現地時間9月7日)に開催されたAppleイベントで、Apple Watchが発表されました

予約開始日は、Appleイベント終了直後の9月8日(木)午前3時30分〜です。

事前のリーク情報ではiPhone 14シリーズと同じ9月9日(金)と予想されていましたが、1日早い予約開始日となっています。

  • 発表日:9月8日(木)午前2時
  • 予約開始日:9月8日(木)午前3時30分〜
  • 発売日:9月16日(金)

参考までに、歴代Apple Watchの発表日・発売日を一覧にまとめました。

発表日(日本時間) 発売日(日本時間)
初代Apple Watch 2014年9月11日(木) 2015年4月10日(金)
Apple Watch 2 2016年9月8日(木) 2016年9月16日(金)
Apple Watch 3 2017年9月13日(水) 2017年9月22日(金)
Apple Watch 4 2018年9月13日(木) 2018年9月21日(金)
Apple Watch 5 2019年9月11日(水) 2019年9月20日(金)
Apple Watch 6 2020年9月16日(水) 2020年9月18日(金)
Apple Watch SE 2020年9月16日(水) 2020年9月18日(金)
Apple Watch 7 2021年9月15日(水) 2021年10月15日(金)
Apple Watch 8/Ultra/SE2 2022年9月8日(木) 2022年9月16日(金)

ここ数年発表されたApple Watchの多くが水曜発表・金曜発売であることがわかります。

2022年のApple Watchも例年同様、金曜日の発売となっています。

Apple Watch 8/Ultra/SE2の価格

Series 8
(税込)
41mm 45mm
GPSモデル 59,800円〜 64,800円〜
GPS
+Cellularモデル
74,800円〜 79,800円〜
Ultra
(税込)
49mm
GPS
+Cellularモデル
124,800円〜
SE2
(税込)
40mm 44mm
GPSモデル 37,800円〜 42,800円〜
GPS
+Cellularモデル
45,800円〜 50,800円〜
Apple Watchの価格(税込)
  • Apple Watch 8:59,800円〜
  • Apple Watch Ultra:124,800円〜
  • Apple Watch SE2:37,800円~

Apple Watchは、事前予想の通り歴代モデルよりも値上げされました

Apple Watch Series 7は発売当初48,800円(税込)〜でしたが、Apple Watch Series 8は59,800円(税込)〜と、1万円ほど価格が上がっています。

Apple Watch SE2においても、第1世代の発売当時の価格に比べ5,000円ほど高いです。

また、今回初めて登場したApple Watch Ultraは、Apple Watch 8やSE2に比べても高く、124,800円(税込)〜となっています。

素材・機能ともにApple Watch史上最高モデルのため、10万円超えも妥当な性能・スペックです。Apple Watch Ultraは安価なGPSモデルがなくGPS+セルラーモデルのみのため、他のモデルよりも高く感じるのかもしれません。

なお、発表前のリーク情報では、Bloombergのマーク・ガーマン記者がApple Watch Ultraは900〜999ドルで発売されると予想していました。

日本円で約121,500円〜約134,800円になるため、見事的中しています。参考までに、歴代Apple Watchの価格を見ていきましょう。

Apple Watch
Series
価格(税込)
Series 7 48,800円~
58,800円〜
Series 6 47,080円~
SE 32,800円~
40,800円〜
Series 5 販売終了
Series 4 販売終了
Series 3 22,800円〜
28,800円〜
Series 2 販売終了
Series 1 販売終了
初代 販売終了

Apple Watch 8/Ultra/SE2のデザイン

Apple Watch 8・Apple Watch Ultra・Apple Watch SE2の見た目・デザインをまとめました。

毎年新色が登場しているApple Watchですが、2022年も新しいカラーは登場するのでしょうか。

Apple Watch 8/Ultra/SE2のデザイン

Apple Watchのデザインは、Apple Watch 8とSE2、Apple Watch Ultraで大きく2つに分かれます。

まず、Apple Watch Series 8とApple Watch SE2は、歴代Apple Watchシリーズのデザインを引き継いでいます。

丸みを帯びたカーブのあるデザインと、正面から見て右側面にサイドボタンとデジタルクラウン(Digital Crown)が配置されています。

一方、Apple Watch Ultraは、画面の側面が角張ったデザインになっています。

ディスプレイが本体から少し出っ張っているデザインで、丸みがかった本体とは反対に、ディスプレイは角張っています。

また、本体側面のデザインも違います。正面から見て右側面にサイドボタンとデジタルクラウンがある点は同じですが、左側面に「アクションボタン」が追加されました。

画像のオレンジのボタンがアクションボタンです。アクションボタンでできることはこちらで解説していますが、Apple Watchのデザイン変更はシリーズ初といっても過言ではありません。

ハイスペックなモデルらしく、高級感のあるデザインになりましたね。

デザイン
  • Apple Watch 8・SE2
    →大きな変化なし
  • Apple Watch Ultra
    角張ったデザイン+アクションボタン追加

Apple Watch 8/Ultra/SE2のカラー・素材

Series 8 SE2 Ultra
アルミニウム ミッドナイト
スターライト
シルバー
(PRODUCT)RED
ミッドナイト
スターライト
シルバー
ステンレススチール グラファイト
シルバー
ゴールド
スペースブラック
チタニウム ナチュラル

2022年発売のApple Watchは、シリーズによって選べる素材とカラーが違います

Apple Watch Series 8はアルミニウムとステンレススチール、Apple Watch SE2はアルミニウム、Apple Watch Ultraはチタニウム素材です。

価格帯は、アルミニウム<ステンレススチール<チタニウムの順に高くなります。見た目では、アルミニウムよりもステンレススチールとチタニウムの方が光沢があります。

▼左がステンレススチールの「グラファイト」、右がアルミニウムの「ミッドナイト」

2022年のApple Watchは新色らしい新色の登場はありませんでしたが、Apple Watch Ultraに「ナチュラル」が登場しました。カラーは落ち着いたゴールドのような色味です。

また、アルミニウムの(PRODUCT)REDと、ステンレススチールのゴールドはApple Watch Series 8のみのラインナップです。

シリーズごとに素材やカラーバリエーションが異なるため、好みのデザインがあるモデルを選んでみてください。

Apple Watchのカラー
  • Apple Watch 8
    :アルミニウム・ステンレススチール
  • Apple Watch Ultra
    チタニウム
  • Apple Watch SE2
    :アルミニウム

Apple Watch 8/Ultra/SE2のケースサイズ

ケースサイズ
Apple Watach 8 41mm/45mm
Apple Watach Ultra 49mm
Apple Watach SE2 40mm/44mm

Apple Watchには、ケースサイズと呼ばれる「本体の大きさ」の種類があります。ケースサイズは年々大きくなっており、Apple Watch Series 7は41mmと45mmの2種類でした。

Apple Watch Series 8は、Series 7同様41mmと45mmの2種類です。また、Apple Watch SE2も、Apple Watch SEと同じ40mmと44mmの2サイズ展開となっています。

一方で、Apple Watch Ultraはシリーズ史上初の49mmmのケースサイズで登場しました。

画像は左から、Apple Watch 8(45mm)、Apple Watch SE2(44mm)、Apple Watch Ultra(49mm)です。

見比べてみると、Apple Watch Ultraの49mmがいかに大きいかがわかるでしょう。

また、Apple Watch Series 8とSE2は2つのケースサイズから選べますが、Apple Watch Ultraは49mmのみとなっています。

ケースサイズ
  • Apple Watch 8:41mm/45mm
  • Apple Watch Ultra:49mm
  • Apple Watch SE2:40mm/44mm

Apple Watch 8/Ultra/SE2の新機能・スペック

2022年発売のApple Watchでは、事故や緊急時に関する新機能や、健康面に関する新機能が追加されました。

具体的には、Apple Watch Series 8・SE2・Ultraでそれぞれ以下の新機能が採用されています。

  • 衝突事故検出
  • 【8・Ultra】皮膚温センサー・周期記録
  • 【Ultra】アクションボタン
  • 【Ultra】86デシベルのサイレン
  • 【Ultra】最大2,000ニトの輝度
  • 【Ultra】最大36時間のバッテリー持ち
  • 【Ultra】水深計と水温センサー
  • 【Ultra】ダイブコンピュータアプリ

衝突事故検出

衝突事故検出機能は、Apple Watch Series 8・SE2・Ultra全てに搭載された新機能です。

車に乗車中衝突事故に遭った場合、1タップで緊急電話をかけたり、Apple Watchが代わりに助けを呼んでくれます

衝突事故に遭うと、Apple Watchが最大256Gの衝撃を検知し、「衝突事故に巻き込まれた可能性があるようです」という通知を出してくれます。

万が一衝突事故に遭って意識がない場合、通知に対して応答がないとApple Watchが代わりに助けを呼んでくれるのです。

衝突事故検出機能は、100万時間を超える実際の運転と衝突のデータを元に開発されたそう。これまでもApple Watchに命を救われた事例は多々ありますが、衝突事故検出機能でますます安全面の強化が期待できます。

なお、これまで通り「転倒検出」機能と「緊急SOS」機能も搭載されています。

【8・Ultra】皮膚温センサー

皮膚温センサーは、Apple Watch Series 8とApple Watch Ultraにのみ採用された新機能です。

皮膚温センサーは、女性の月経周期を記録・予測するのに役立つ新機能になっています。

Apple Watch Series 8とUltraでは、Apple Watchが眠っている間の皮膚温を記録します。

皮膚温は周期記録アプリに記録され、そのデータを元に排卵のタイミングを推定することができます。月経周期が不規則になっている場合は通知を受け取れるほか、病院を受診する際も月経周期の履歴をもとに相談が可能です。

また、排卵のタイミングがわかれば、家族計画に役立てることもできます。アプリを使って自分で月経周期を記録している方もいるため、Apple Watchが自動で記録してくれるのは便利ですね。

なお、Apple Watch SE2にも月経周期記録の機能が搭載されていますが、過去の排卵を推定できる機能はApple Watch Series 8とApple Watch Ultraのみです。

【Ultra】アクションボタン

アクションボタンは、Apple Watch Ultraで初めて搭載されたボタンです。

デジタルクラウンとサイドボタンとは反対の側面に、オレンジ色(インターナショナルオレンジ)で設置されています。

アクションボタンは「カスタマイズできるボタン」と発表されており、どの程度のカスタマイズが可能なのかはあまり明確になっていません。

Apple公式サイトで発表されている、アクションボタンでできることをまとめました。

できること
  • ワークアウトの操作
  • 水深アプリの起動
  • コンパスの方向を設定
  • コンパスウェイポイントで現在地を記録
  • 長押しでサイレンを鳴らす

Apple Watch Ultraは、ワークアウトやアクティビティといったハードな運動に耐えうるモデルになっています。

そのためアクションボタンでできることも、運動中のApple Watchの操作が簡単になる機能がほとんどです。

コンパスウェイポイントとは、現在地をマーク(記録)できる機能のことです。

コースの起点やベースキャンプの位置、目的地を記録するなど、様々なポイントの記録に使えます。

ウェイポイントに名前をつけたりアイコンを指定したりもできるので、一目で何のポイントなのかがわかりやすいですね。

【Ultra】86デシベルのサイレン

Apple Watch Ultraには、緊急SOSのためのサイレン機能が搭載されました。

人気のない場所で怪我をしたり遭難した場合、Apple Watch Ultraなら周囲に助けを求めることが可能です。

アクションボタンを長押しすれば、86デシベルのサイレンを鳴らし、最大180メートル先まで知らせることができます

ヘリコプターでの救助や夜の救助など、目視での確認が難しい場合も、Apple Watchのサイレンがあれば大まかな場所を知らせることができるでしょう。

【Ultra】最大2,000ニトの輝度

Apple Watch Ultraは、Apple Watch史上最も大きく明るいディスプレイが採用されています。

Apple Watch Ultraのディスプレイは、2,000ニトのピーク輝度をもつディスプレイです。Apple Watch Series 8やApple Watch SEと比べても、約2倍の明るさを誇っています。

ディスプレイが広く・明るくなったことで、ワークアウトの操作や記録がしやすい上、日差しが強い場所でも画面が見やすいです。

【新機能】低電力モードでバッテリー長持ち

Apple Watch 8には、新機能として「低電力モード」が搭載

予想される「低電力モード」では、ディスプレイの明るさやGPS、ヘルスケア関連のセンサーを停止し、通知を減らして電力消費を抑えられるようになります。

現在のApple Watchにも似たような名前の「省電力モード」という機能がありますが、新機能の「低電力モード」とは違った機能です。

省電力モードとは、Apple Watchのバッテリー残量が10%になると通知される機能です。省電力モード中はiPhoneとの通信はせず、Apple Watchのその他の機能も使えません。

低電力モードが普段から使える節約機能、省電力モードが緊急時の節約機能といったイメージでしょう。

【採用されず】血圧・血糖値測定機能

Apple Watchに期待される新機能として、血圧や血糖値を予測する機能が挙げられます。

ですが、これらの機能はApple Watch 8・Ultra・SE2には搭載されませんでした。

Apple Watch 8の体温測定機能について予想したマーク・ガーマン記者によると、血圧・血糖値の測定機能は2020年代末まで実現しない可能性があるとのことです。

Apple Watchを使った血圧測定の特許は出願されているため、2025年頃を目処に実装されるのではないかと予想されます。

【採用されず】デジタルクラウンにカメラ搭載

Apple Watchの側面には、デジタルクラウンと呼ばれるコントローラーがついています。

Appleは、現地時間の2022年5月31日にApple Watchのデジタルクラウンにカメラを内蔵する特許を取得しました。

このことから、Apple Watch 8ではデジタルクラウンにカメラ機能が搭載されるのではと予想されていました。

実現すればApple Watchだけで写真が撮れるようになり、iPhoneなしで生活できる日も近いです。しかし、2022年発売のApple Watch 8/Ultra/SE2には搭載されませんでした。

Apple Watch 8/Ultra/SE2は買うべき?

Apple Watch 8・Ultra・SE2のデザインやスペックなどを見てきましたが、購入するべきなのでしょうか。

2023年6月現在、Appleから発売されているApple Watchは、「Apple Watch 8」「Apple Watch SE(第2世代)」「Apple Watch Ultra」の3機種です。

性能と価格のバランスが取れたスタンダードなモデルが欲しい方は、「Apple Watch 8」がおすすめです。

Apple Watchを安く購入したい方や、使用感を試してみたいという方は、「Apple Watch SE(第2世代)」を選びましょう。

また、よりハイスペックなApple Watchが欲しい方や、アウトドアシーンでも安心して使いたい方は、「Apple Watch Ultra」が適しています。

基本的に、現行モデルの3機種の中から選ぶ形になるので、用途に合わせて自分にぴったりのモデルを見つけてみてください。

なお、2023年秋頃には、新型Apple Watch 9の発売も期待されています。血圧・血糖値測定機能や光学センサーなど、新機能が搭載される可能性があるので、気になる方は最新情報をチェックしてみましょう。

Apple Watch 8/Ultra/SE2まとめ

Apple Watchまとめ
  • Apple Watch 8/8 Ultra/SE2の3モデル
  • 発表日:9月8日(木)午前2時
  • 発売日:9月16日(金)
  • 価格:旧モデルから値上がり
  • ケースサイズ:40/41/44/45/47mm
  • 体温測定機能を搭載
  • 低電力モードを搭載

2022年のAppleイベントで発表が予想される、Apple Watch 8について解説しました。

ここ数年大きな進化がなかったApple Watchですが、2022年のApple Watch 8では新機能が搭載されています。

また、Apple WatchのハイスペックモデルとしてApple Watch 8 Ultraも登場しました。さらに、コスパ抜群な廉価モデルのApple Watch SE2も発売されています。

Apple Watchの購入や買い替えを検討している方は、ぜひこの機会に各機種を手にとってみてください。

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター

iPhone格安SIM通信のニュース編集部です。通信関連の最新ニュースをお届けします!

関連キーワード