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新型iPad Air 4と3の違いを徹底比較!スペック・価格はどう変わった?

2020年9月のAppleスペシャルイベントでは、iPad Air 4・iPad 8に加えてApple Watch2モデルが発表されました。
本記事ではiPadの新旧モデルを比較し、どこが進化したのか、iPad Air 4に買い換えるべきかを解説します。
「そろそろ新しいiPad欲しいな〜」と考えている方は、ぜひ購入の参考にしてください。
また、iPhone格安SIM通信では、iPadの種類と選び方についてまとめている記事も用意しています。 ほかのモデルも気になる方やiPadの選び方がわからないという方は参考にしてみて下さい。
この記事でわかること
目次
iPad Air 4の予約開始日・発売日
出典:Apple
Apple公式
- 予約開始日:10月16日(金)〜
- 発売日:10月23日
ドコモ
- 予約開始日:10月16日(金)〜
- 発売日:10月27日
au
- 予約開始日:10月16日〜
- 発売日:10月28日
ソフトバンク
- 予約開始日:10月16日〜
- 発売日:10月27日
Apple公式・ドコモ・au・ソフトバンク全ての予約日・発売日が出そろいました。iPad Air 4を最短で手に入れられるのはやはりApple公式です。
ドコモ・ソフトバンクは10月27日、auは10月28日の発売となりました。
iPad Air 4の価格
出典:Apple
iPad Air 4 64GB 256GB Wi-Fi 69,080円(税込) 85,580円(税込)/td> WiFi+Cellular 87,780円(税込) 104,280円(税込) iPad Air 4は、iPad Air 3発表時と同じ価格と発表されました。
容量もAir 3と同じ64GB・256GBの2種類で、価格は6万円〜9万円となっています。
iPad Proと同等のスペックでありながら、価格はそのままというのはありがたいですね!詳しいスペックや性能については、ぜひこのまま記事を読み進めてみてください。
新型iPadはどこで購入できる?
新型iPadはAppleの公式サイトやキャリアのオンラインショップから購入することができます。
端末の価格等はキャリアによって異なります。キャリアごとの価格を以下にまとめてみました。
Apple Wi-Fi(64GB):69,080円(税込)
Wi-Fi(256GB):85,580円(税込)
Wi-Fi+Cellular(64GB):87,780円(税込)
Wi-Fi+Cellular(256GB):104,280円(税込)ドコモ 64GB:86,328円(税込)
256GB:104,544円(税込)au 64GB:89,280円(税込)
256GB:108,000円(税込)ソフトバンク 64GB:84,960円(税込)
256GB:103,680円(税込)
iPad Air 4と3の違いを比較
ここからは公式発表を元に、iPad Air第4世代と第3世代の違いを比較していきます。
スペック比較一覧表
iPad Air 4 | iPad Air 3 | |
---|---|---|
画面サイズ | 10.9インチ | 10.5インチ |
プロセッサ | A14 Bionic
(40%高速化) |
A12 |
ディスプレイ | Liquid Retina | Retina |
ストレージ | 64GB
256GB |
64GB
256GB |
カメラ | 12MP広角 | 8MP広角 |
対応キーボード | Magic Keyboard
Smart Keyboard Folio |
Smart Keyboard |
対応Apple Pencil | 第2世代 | 第1世代 |
カラー | 5色
・シルバー ・スペースグレイ ・ローズゴールド ・グリーン ・スカイブルー |
3色
・シルバー ・スペースグレイ ・ゴールド |
コネクタ | USB-C | Lightning |
赤文字が、iPad Air 3と比べて変化のあった箇所です。詳しく見ていきましょう。
本体デザイン|フルスクリーンに進化
▼iPad Air 4

デザイン面では、前機種のiPad Air3から大きく変化しました。
2020年3月発売のiPad Proシリーズとよく似ており、正面は指紋認証なしのフルスクリーンディスプレイになっています。
Air 4・Air 3共に指紋認証で同じですが、Air 4は本体トップに指紋認証ボタンが搭載されました。

全画面になっただけでなく、iPad Proと似た角ばったデザインへ変更されています。このあたりは好みが分かれますが、他のタブレットにはないiPadならではのデザインといえるでしょう。
カラー|5色展開・新色登場

iPad Air 4 | iPad Air 3 | |
---|---|---|
カラー | 5色
・シルバー ・スペースグレイ ・ローズゴールド ・グリーン ・スカイブルー |
3色
・シルバー ・スペースグレイ ・ゴールド |
iPad Air 4の大きな目玉進化といってもいいのが、新色登場でしょう。
新色「ローズゴールド」「グリーン」「スカイブルー」が登場し、3色から5色展開になりました。
ローズゴールドはiPhone・iPadで馴染みのある色なので、全く新しい色はグリーンとスカイブルーの2色です。この2色はリーク情報の段階で噂されていたため、見事的中しました。
iPadシリーズはiPhoneと比べてカラー展開が少なかったため、様々な色から選べるのは嬉しいですね!
iPad Air 4でどの色が人気なのか、アンケートを実施中です!
アンケート結果は、集計後記事に掲載予定です。iPadの色決めや予約の参考にしたい方は、ぜひ投票お願いします!
10月に発売予定のiPad Air 4は3色から5色に展開!
— iPhone格安SIM通信@編集部 (@sim_kakaku) September 15, 2020
皆様はどちらの色を買いますか?🤔
※色と詳細はコメント欄にご覧ください~🙌#AppleEvent #Apple #iPadAir4
画面・本体サイズ|10.9インチにサイズアップ
iPad Air 4 | iPad Air 3 | |
---|---|---|
画面サイズ | 10.9インチ | 10.5インチ |
本体サイズ | 高さ:247.6 mm
幅:178.5 mm 厚さ:6.1 mm |
高さ:250.6 mm
幅:174.1 mm 厚さ:6.1 mm |
画面サイズが10.5インチ→10.9インチにややサイズアップしました。本体サイズについても、わずかな変化のようです。
数字で比べると微々たる差ですが、フルスクリーンになったことでより大きくなった気がしますね。
カメラ・ビデオ性能|高画質・4K可能に

iPad Air 4 | iPad Air 3 | |
---|---|---|
カメラ | 12MP | 8MP |
ビデオ | 4Kビデオ | 1080p HD |
カメラはシングルカメラのままですが、8MPから12MPに画質が上がりました。
光量を調節する絞り値も、2.4から1.8に進化しています(数字が小さいほど高性能)。画質が上がり、より明るい写真が撮れるようになったということですね。

ビデオ性能についても、HDビデオから4Kビデオ撮影が可能になっています。iPhoneやiPadでYouTubeの動画撮影している方も多いので、これは嬉しい変化ですね。
4Kビデオが撮れるということは、自主制作映画やムービー撮影・編集にも使えそうです。
セキュリティ|指紋認証の位置変化

- Touch IDセンサーが正面→側面
新色登場と同じくらい衝撃的なのが、Touch IDセンサーがトップボタンに内蔵された点でしょう。
iPad Air 3では、正面にTouch IDセンサー付きホームボタンが搭載されていました。ですがiPad Air 4はフルスクリーンになり、Touch IDが側面のボタンになっています。
Touch IDがトップボタンになるのは、Apple史上初の試みです。iPhone同様iPadも今後フルスクリーンに移行すると考えられるため、自然な流れといえるかもしれません。
iPad ProがFace IDに移行したことからiPad Air 4での採用も噂されていましたが、Air 3と同じTouch IDを継続しています。
withコロナの時代ではマスク装着時のFace IDがストレスになっているため、賢明な判断といえるでしょう。
CPU|A14に進化

- A12 Bionic→A14 Bionicに
- CPUが40%、グラフィックスが30%高速化
- 機械学習が70%高速化
現行iPad最新のA14 Bionicが搭載されました。
毎年iPhoneで最新プロセッサ搭載→iPadにも採用という流れでしたが、2020年はiPadが1番乗りのようです。
iPad Air 3搭載のA12 Bionicチップに比べ、処理速度が40%高速化、グラフィックスも30%高速化されるとのこと。
iPadを使って絵を描きたい方や、グラフィックが重いアプリゲームをプレイしたい方には朗報ですね。さらに機械学習も70%高速化されているようです。
価格|やや値上がり
第4世代 | 第3世代 | |
---|---|---|
WiFi | 64GB:69,080円(税込)
256GB:85,580円(税込) |
64GB:60,280円(税込)
256GB:78,980円(税込) |
WiFi+Cellular | 64GB:87,780円(税込)
256GB:104,280円(税込) |
64GB:76,780円(税込)
256GB:95,480円(税込) |
スペックや機能面で大きく進化したため、Air 3よりもやや値上がりしました。
Wi-Fiモデル・セルラーモデル共に8,000円ほど価格が上がっています。ですが、iPad Pro(11インチ)が84,800円〜156,800円であえることを考えると、かなり安いことがわかります。
プロ仕様のiPadを購入するなら、iPad Air 4一択といっていいでしょう。
Apple Pencil|第2世代に対応

iPad Air 4 | iPad Air 3 | |
---|---|---|
Apple Pencil | 第2世代 | 第1世代 |
Apple Pencilは、第1世代から第2世代対応に変化しました。
Apple Pencilとは、iPadで使えるスタイラスペンです。第2世代はiPad本体に直接くっつけることができ、紛失しづらいメリットがあります。
本体にくっつけてバッテリー残量が確認できる他、Apple Pencilをダブルタップしてツールの変更などが可能です。
性能的に大きく変わるわけではありませんが、ちょっとした手間が省けたりなくしづらかったりするので地味に嬉しい進化ですね。
キーボード|Magic Keyboard対応

iPad Air 4 | iPad Air 3 | |
---|---|---|
キーボード | Magic Keyboard
Smart Keyboard Folio |
Smart Keyboard |
Smart Keyboardから、Magic Keyboard・Smart Keyboard Folio対応になりました。
Magic Keyboardは、トラックパッドやバックライトがついている外付けキーボードです。
MacBookにも採用されているキーボードで、打ち心地とストローク音も抜群です。iPadの角度調整もできるため、ノートPCのような使い方ができます。
一方のSmart Keyboard Folioは、軽さと薄さが魅力のキーボードです。
トラックパッドやバックライトはありませんが、文字入力はもちろんカバーとしての性能も申し分ありません。
iPad Air 3はSmart Keyboardにしか対応していませんでしたが、第4世代からは好きなキーボードを選べます。
WiFi規格|Wi-Fi6に対応

iPad Air 4では、Wi-Fiの最新規格である「Wi-Fi 6」対応になりました。
Wi-Fiの規格は数年おきにアップデートされており、現在主流なのはWi-Fi 5です。
Wi-Fi 6は5に比べ、通信速度が4倍〜10倍にスピードアップすると言われています。プロセッサが進化してiPad自体の処理速度も上がっているので、かなりの高速化が期待できそうです。
5Gには対応せず【変化なし】
- iPad Air 4・3共に5G非対応
2020年のiPadは5G対応と噂されていましたが、iPad Air 4・iPad第8世代共に5G非対応となりました。
iPadシリーズでの5G対応モデルは発表されておらず、早くて2021年3月の新モデルとなる見込みです。
5G対応iPadは今のところ少なく、HUAWEIやGalaxyの一部タブレットしか対応していません。5G対応については、2021年以降のiPadに期待が高まります。
ストレージ容量【変化なし】
- iPad Air 4・3共に64GB・256GB
最低容量が64GBから128GBに引き上げられると予想されていましたが、変化ありませんでした。
iPad Air 4・Air 3共に64GBと256GBの2種類です。
重さ【ほぼ変化なし】
重さ | iPad Air 4 | iPad Air 3 |
---|---|---|
Wi-Fi | 458g | 456g |
WiFi+Cellular | 460g | 464g |
iPad Airは「Air」とついている通り、持ち運びしやすい軽さが魅力です。本体が重いと持ち歩くのが億劫になってしまうので、重量の変化も重要です。
様々な機能が追加されたiPad Air 4ですが、Air 3とほぼ同じ重量に抑えています。
iPad Air 4はどんな人におすすめ?
- 最新iPadが欲しい方
- ノートパソコンのようにガッツリ作業したい方
iPad Air 4は、「最新iPadが欲しい方」や「ノートパソコンのようにガッツリ作業したい方」におすすめです。
iPad Air 4は最新iPadということもあり、最先端のプロセッサやセキュリティ技術が搭載されています。とりあえず高性能なタブレットが欲しいなら、iPad Air 4がおすすめです。
さらに今回、キーボード2種類へ対応しことやプロセッサが進化したことから、作業用としてハードに使いたい方にもぴったりでしょう。
自宅での作業はもちろん、電車の中や仕事場に持ち運んで使い倒せる1台です。
なお、現在最新のiPadは2021年4月に発表されたiPad Proです。最新iPad ProとiPad Air4を比較し、どちらを購入すべきか解説した記事もご覧ください。
サムネイル出典:Apple公開日時 : 2021年04月16日
