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  • 更新日:2023年02月03日

DMMモバイルの解約手続き|後悔しない注意点・費用を把握する

DMMモバイルの解約手続き|後悔しない注意点・費用を把握する

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DMMモバイルの解約手続きは、DMM公式サイトのマイページからネットで簡単に申し込めます。

しかし、解約後の料金が日割りにならない、MNP転出は手数料が発生する、月末は解約できない、解約のタイミングによっては解約金が発生するなど、いくつか注意点もあります。

この記事では、DMMモバイルの解約手順や解約金、注意点など解約前に知っておきたい知識をわかりやすく解説します。

費用や仕組みの認識の違いから、「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、解約前にぜひ参考にしてみてください。

DMMモバイルを解約する方法

DMMモバイルで「解約」といえば、下の3つが考えられます。

  • DMMモバイル契約を解約する
  • DMMモバイルで契約中のオプションを解約する
  • DMMモバイルで利用していたDMMアカウントを解約する

これらの手続きは全てWebサイト上で完結します。

DMMのモバイルサイトから申し込む

DMMモバイルの解約は、契約内容などを確認できる「マイページ」から手続きできます。手順は以下の通りです。

  1. 「マイページ」にログインする
  2. 「契約プランの解約・SIM削除」をクリックする
  3. 解約するプランをチェックする
  4. 「選択したプランを解約する」をクリックする
  5. 最終確認で「はい」を選ぶと手続きが完了する

DMMモバイルの解約手続きはWEBからのみ可能で、他の事業者にあるような店舗や電話での解約はできません

オプションの解約もマイページからできる

DMMモバイルで、契約中のオプションだけを解約する場合も、Webサイトの「マイページ」から手続きできます。

解約できるオプションは、セキュリティソフトが提供される「セキュリティオプション」、端末が壊れてしまったときの「端末交換オプション」、この2つがセットになった「安心パック」です。

セキュリティオプションのみ、前回の契約後3カ月以内は再契約できません。また、他の2つのオプションは解約後の再契約は一切できないため、よく考えた上で手続きしましょう。

DMMアカウントの解約もマイページから

DMMモバイルを解約しても、DMM会員アカウントは残っています。

DMMモバイルの解約と同時に全てのDMMサービスから完全に退会するには、DMMアカウントの解約手続きが別途必要です。

DMMアカウントの解約手順

  1. DMMモバイルサイトにログインする
  2. 「マイページ」から「アカウント」をタップ
  3. お客様情報」ページに進み解約手続きを行う

ここで注意したいのは退会すると「残っているポイントは利用できなくなる」ことです。あまりに多く残っていたり、まだ使いたいと思うならここで手続きを取りやめれば引き続き利用できます。

手続きは、アカウント画面の最下部にある「DMMを退会・解約する」をクリックし、ポイント利用ができなくなることを承諾する「同意する」にチェックを入れ、その下の「退会を進める」をクリックすれば完了します。

DMMアカウントが退会できない?

解約済みのDMMモバイルで契約していた内容によっては「DMMモバイルをご利用中または未払金があるため完全退会できません」と表示される場合があります。

これは、月半ばで解約手続きをしてもその月の末日になってはじめて正式に解約されることと、SMSつきデータSIMプランを契約中にSMSの利用料金が発生している場合があることが原因です。

最終的にSMS利用料金の清算が完了する翌々月6日以降に手続きすれば、完全退会できます。

DMMモバイルを解約するときの流れ

DMMモバイルの契約自体を解除するときの、大まかな流れは次の通りです。

DMMモバイル解約の流れ

  1. DMMモバイルサイトにログインする
  2. 解約の手続きをする
  3. SIMカードを返却する

Webサイト上の手続きで解約手続きが完結します。不安な人は一つずつ確認しながら、できれば詳しい人に付き添ってもらいながら進めるとよいでしょう。

DMMモバイルサイトで「マイページ」にログインする

まず最初に、DMMモバイルサイトで「マイページ」にログインするためのログインIDとパスワードを用意します。

ログインIDを忘れてしまった場合は、登録したメールアドレスがログインIDとして使えます。

パスワードを忘れた場合は、ログイン画面の「パスワードを忘れた方」をクリックし、登録メールアドレスを入力後パスワードの再設定が可能です。

もし、どうしてもログインが上手く行かない場合は、サポートセンターへ電話で問い合わせるようにしましょう。

DMMモバイル サポートセンター

電話番号:0120-584-585
受付時間(10時~19時)365日対応
※スマホからも利用可能

解約の手続きをする

ログイン後、「マイページ」に進み、「契約プランの解約・SIM削除」をクリックし、その後は画面の指示に従って解約手続きを進めます。解約時には以下の点に注意が必要です。

  • 月の最終日だけ解約手続きができない
  • 月途中で解約した場合も、月末までは回線が利用できる
  • 月の半ばで解約しても料金は日割り計算にならない
  • 通話SIMプランは、解約時期によって解約手数料が発生する

よくあるのが、いつ解約しても当月の1カ月分は請求されるため、末日まで使って結局「末日に解約手続きできない」というパターンです。

「月末前に解約手続きする」もしくは「解約を決めたらすぐに手続きする」方が、手続きを忘れてしまうリスクがなく安心できます。

また解約手続きが完了しても、月の末日以前なら解約申し込みのキャンセルが可能です。

DMMから乗り換えるなら、格安スマホのおすすめランキングを参考にしてください。

SIMカードを返却する

DMMモバイルの解約手続きが完了したら、SIMカードの返却が必要です。SIMカードは各通信事業者から「借りている」もので、契約者自身の所有物ではないためです。

返却時の送料は契約者が負担します。以前はSIMカードを返却しない場合損害金として2,000円が請求されていましたが、現在は損害金は廃止されています。

解約したSIMカードは正式に手続きが完了するまで利用可能です。悪意のある第三者に渡ってしまうと悪用される危険があるため、しっかり管理し紛失しないよう注意しましょう。

SIMカードの取り出し方がわからない方は、iPhone・Android別にSIMカードの入れ替え方法を解説した記事を参考にしてみてください。

DMMモバイルの解約時に必要な費用

DMMモバイルでは、解約時に以下の3つの費用が発生する可能性があります。

  • 解約手数料(違約金):9,900円(税込)
  • MNP事務手数料:3,300円(税込)
  • 端末分割払いのうち未払いの金額

端末の未払い分は解約時に残金の一括清算が必要なので、高額な端末を使っている場合は注意が必要です。

解約手数料は、契約内容別に定められた最低利用期間が関係するため、自身の契約状況を正確に把握しておきましょう。

データSIMを解約する場合

データSIMプランの解約には、解約手数料が発生しません。

データSIMプランの最低利用期間は、利用開始日を含む月の末日までとされており、利用開始日の翌日に解約手続きしても、その月の末日までは正式に解約処理されないためです。

通話SIMプランで最低利用期間内に解約する場合

「通話SIMプラン」を最低利用期間内に解約すると、解約手数料が発生します。

DMMモバイルの通話SIMプランでは最低利用期間は、利用開始日を含む月の翌月から12カ月間とされているので、解約手数料がかからなくなるのはその翌日からです。

 ただし、楽天モバイルへ乗り換え(NMP)をした場合、解約手続き後約2カ月後に手数料の9,900円(税込)が返金されます。

解約後にMNPで転出する場合

DMMモバイルを解約後も、引き続き同じ電話番号を使いたい場合は、MNP(携帯電話番号ポータビリティー)を利用します。

MNPでは、まず元使っていた通信事業者で「転出手続き」し、そのとき発行された登録番号を使って次の通信事業者で新規登録手続きが必要です。

この転出手続きの際、DMMモバイルではMNP事務手数料として3,300円(税込)がかかります。

DMMモバイルからMNPで転出・乗り換える手順は、こちらで詳しく解説しています。

DMMモバイルを解約するときの注意点

DMMモバイルでは手続きの性質上、解約にまつわる契約にいくつかの制限があります。

  • 月末やプラン変更中は解約できない
  • 月の途中で解約しても料金が日割りにならない
  • 解約後再契約できるのは決算が完了してから

解約後「こんなはずではなかった」と後悔することのないよう正確に把握しておきましょう。

月末やプラン変更中は解約できない

DMMモバイルでは月末日に解約手続きができず、手続きできるのは月のはじめから末日の前日までです。

また契約プランの変更申請中も、解約手続きはできません。契約プラン変更は翌月からの適用のため、プラン変更の申請をキャンセルすれば解約可能です。

月の途中で解約しても料金が日割り計算にならない

大手キャリアでは月半ばで解約すると一部の料金は日割り計算され、使わなくなった分の料金は請求されない場合もあります。

DMMモバイルでは解約時の料金が日割り計算されないため、解約月はいつ解約しても料金は変わりません。そのため、解約を決めたらなるべく早めに手続をしておくのがおすすめです。

解約後再契約できるのは決算が完了してから

解約してしまったが、やっぱりDMMモバイルがいいという場合には再契約も可能です。ただしそのためには、元の契約に関する全ての決済が完了している必要があります。

具体的に再契約可能な日付は以下の通りで、SIMのタイプによって異なります。

  • データSIM:解約月の翌月6日以降
  • 通話SIM・SMSつきデータSIMの場合:解約月の翌々月6日以降

解約は最低利用期間を過ぎてからのタイミングがベスト

DMMモバイルの解約手続きは、モバイルサイトの「マイページ」から簡単に行えますが、解約手続きには以下の注意点があります。

  • 最低利用期間内の解約は解約金が発生
  • 端末代金の一括清算が必要
  • 解約月の料金は日割り計算されない
  • 月の最終日(月末日)は解約できない

「最低利用期間」中に解約すると9,900円(税込)の解約手数料がかかり、契約時新しい端末を分割で購入していれば未払い分を一括で支払わなくてはならず大きな負担になります。

DMMモバイルを解約するなら、少なくとも解約手数料がかからない最低利用期間後にしたいものです。

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター

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