WiMAXの通信速度は実測でチェックしよう|速度を他社・地域と比較

WiMAXは通信速度が速く、快適に利用できますが、実際の使用環境では、実測の速度が重要です。理論値と実測値を知り、利用しましょう。今回は、WiMAXの通信速度を複数の観点から解説。他社のポケットWiFiとの比較、様々な地域での実測速度の比較をしました。
【公式】カシモWiMAX WiMAXの通信速度は実測でチェックしよう|速度を他社・地域と比較

ネットを快適に使うなら、WiFiで高速通信が可能なWiMAXが便利です。しかし、WiFiなどのネット回線では、必ずしも公表されている通りの、通信速度の最大値が出るとは限りません。

実際に利用できる速度は、実測されている程度になり、これは使用環境によって変わります。実測がどれくらいかを知ることが、WiMAXを上手に使うための秘訣でしょう。

今回は、WiMAXの実測速度について解説します。また、理論上の速度を他社のモバイルルーターと比較しています。WiMAXの様々な地域での実測速度についてもまとめているので、ぜひ、WiFi選びの参考にしてみてください。

WiMAXを検討中の方には、おすすめなWiMAXプロバイダを徹底比較した記事もありますので、ぜひ合わせてご参考にしてください。

WiMAXの通信速度

WiMAXを利用するなら、そもそもどの程度の通信速度が出せるのかを知っておくことが大切です。モバイルWiFiや据え置きのルーターでも、WiFiの通信サービスを提供するものは複数あり、選択肢はWiMAXだけではありません。

数ある選択肢から、もっとも便利なものを選ぶためにも、WiMAXの通信速度について、基礎知識を身につけておくことが大切です。

ネット回線の多くはベストエフォート型

WiMAXでは、通常時で558Mbps、ハイスピードモード時で756Mbpまでが、WiMAXの最大速度として公表されていますが、実際の使用ではこれらの速度は保証されていません。

WiMAXの通信速度の公表はベストエフォート型となっており、あくまで理論上はここまで出せるという目安に過ぎないことは理解しておきましょう。

そのため、実際の使用においては最大値をはるかに下回る、遅いスピードしか出せない場合もあります。もちろん、これは使用環境に影響されるため、正しく条件が整っている場所なら、理論値に近い値を出すことも可能です。

使用環境やエリアによって通信速度は大幅に違うため、利用時の通信の快適性を考える上では、最大値ではなく実測を参考にしなければなりません。

WiMAXはモバイルWiFi界で最速

モバイルWiFiの種類は数多くありますが、WiMAXはそれらの中でも最速級の通信速度を誇っています。もともとは440Mbpsが最高速度でしたが、2017年の9月からは558Mbpsまでに通信速度は向上しています。

さらに最新機種では「ハイスピードモード」が利用でき、これだと最大756Mbpsの通信が可能です。

最高速度はモバイルWiFiの中では群を抜いて高く、固定回線にも匹敵する速度といえるでしょう。固定回線でも1Gbps程度のものが多く、最大値はそれほど大きく変わりません。

持ち運びができるということで、様々な使用環境に対応できるため、WiMAXのほうが固定回線よりも便利に使えるとも言えます。

WiMAX・ポケットWiFiを検討している方は、おすすめのWiMAX・ポケットWiFi契約方法をまとめましたので、ぜひご参考にしてください。

WiMAXが速い理由

必ずしも最大値まで速度が出るわけではありませんが、その他モバイルWiFiと比較すると、WiMAXが速いのは確かです。この理由は、独自の回線を利用している点が大きいでしょう。

WiMAX独自の回線によって、他の電波に通信を邪魔されることなく、より快適に利用できます。

加えて、auの4GやLTE回線も束ねており、これを利用できるのも大きなポイントです。4GやLTE回線は、ハイスピードモードでの利用となり、使用量には制限がありますが、速度の充実を求めたい人には嬉しいポイントでしょう。

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地域別の実測速度

WiMAXの通信環境は、使用するエリアによっても大きく変わります。全く同じ条件で契約していても、エリアが違うと実測速度は変化すると考えましょう。どの程度快適に使用できるかを考える上では、地域別での実測速度を参考にすることが大切です。

同地域内でも細かい違いがあることは頭に入れ、お住いの地域の実測速度を参考にして、契約の検討に役立ててみてください。

東京都内の実測速度

電波環境が整備されている東京都内では、実測速度は45~170Mbpsと非常に良好です。都内でも地域による差は大きく、中心から少し外れたところでは、速度がやや遅くなる傾向にあるでしょう。また、比較的早いのは山手線の沿線であり、都市機能が充実しているところほど、速度は速いといえます。

ばらつきの幅は大きいものの、45Mbpsもあれば、充分快適に利用できます。例えば動画を見る場合なら、快適に利用するには5Mbps程度でよいため、仮に最低速度しか出なくても、十分利用できるでしょう。

首都圏近郊(神奈川・千葉・埼玉)の実測速度

東京から少し外れる首都圏近郊(神奈川・千葉・埼玉)でも、実測速度は30Mbpsと十分な速さで利用できます。これもエリアによって若干の違いはありますが、30Mbpsを大きく下回るということはないでしょう。

場所によっては、都内よりも快適に利用できることもあり、どこまで速度が出るかは、周辺環境の違いが大きいといえます。

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名古屋近郊での実測速度

中部地方の中核都市である名古屋近郊では、実測速度は30~96Mbpsと、ややばらつきがあります。都内と比べると最高速度はやや劣りますが、それでも十分な快適さは確保できるでしょう。

都市部に近づくほど速度が速くなりやすい点は東京とも共通しており、名古屋や栄といった場所では、比較的速い速度が測定されています。

また、名古屋城やナゴヤドーム周辺といった、人が集まりやすいエリアでも、実測速度は速い傾向にあります。

関西での実測速度

関西エリアでは35~100Mbpsと比較的快適な速度で利用できますが、地域によるばらつきが多いのが特徴です。基本的には都市部のほうが快適に利用できますが、人が密集する大阪中心部では、50Mbps程度が多いです。

より速度が速いのは、やや人が分散され、大きな建物が少なくなる兵庫や京都で、70Mbpsを超える地域も多いでしょう。中心部よりは、閑静な地域のほうが快適に使える傾向にありますが、中心を外れ過ぎると今度は速度が落ちるため注意が必要です。

大阪、京都、兵庫では比較的速度も速いですが、奈良や和歌山まで行くと、若干速度は落ちる傾向にあります。

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福岡近郊での実測速度

福岡近郊では34~100Mbpsと、これも他地域同様バラつきがあります。福岡近郊の場合、エリアごとの差が大きく、場所が明確に分かれているのが特徴でしょう。

比較的快適に利用できるのが、博多駅や天神地区、ヤフードーム周辺といった、人が集まりやすいエリアでしょう。

観光客の多い地域だと、実測速度が速いとも言えます。反対に実測速度が遅いのは、西鉄沿線で、生活エリアのほうがスピードは落ちやすいです。しかし、遅いといっても30Mbps以上は確保できているため、十分快適に利用できるでしょう。

北海道・東北での実測速度

北海道・東北では、実測速度は38~64Mbps程度と、他地域に比べると最高速度はそれほど高くありません。しかし、最低限快適に利用できる速度は保証されているため、日常的な利用なら十分でしょう。

ただし、これらは都市部に限定された数値であり、山間部ではそもそも電波が届かないことも多いため注意しなければなりません。

特に北海道ではWiMAXが利用できないエリアも多く、快適な利用を考えるなら、札幌周辺に限られると考えましょう。対応エリアは拡大しつつあるものの、全く電波が入らない場所もあるため注意が必要です。

他社の速度と比較

WiMAXの利便性を考える上では、他社との速度比較をすることも大切です。WiFiを利用するなら、WiMAX以外の選択肢も当然考えられ、別回線を使ったほうが便利に使えることもあるでしょう。

通信会社ごとの最高速度の違いもチェックしながら、WiMAXがどれくらい優れているかを知ることが大切です。

こちらの記事は、WiMAX回線を含めたおすすめポケットWiFiを徹底比較しましたので、ぜひ合わせてご参考ください。

大手の通信会社との比較

大手キャリアの通信回線では、ドコモやSoft Bank、Y!mobileが比較対象になるでしょう。WiMAXはそもそもauの4GやLTE回線を利用するため、この回線と速度は同じと考えられます。

それぞれ最高速度で見ると、ドコモ回線は370Mbps、Soft Bank回線は188Mbps、Y!mobile回線は261Mbps程度です。

それぞれ機種による違いはありますが、最新機種の速度が558MbpsのWiMAXがもっとも速いでしょう。ただし、これもあくまで理論値であり、必ずしも通信速度が速くなることを裏付けるわけではありません。

最高速度自体は遅くても、使用環境によっては別回線のほうが実測速度は速く、快適に使える場合もあります。あくまで実測速度が速くなりやすい、快適に使いやすい可能性が高いだけに過ぎないことは覚えておきましょう。

また、モバイル回線と固定回線を比較した記事もありますので、ご自身に合った回線を選ぶ際の参考にしてくださいね。

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速度制限時の速度

エリアによって実測速度が違うため、実際にどの程度の速度で通信できるかは、周辺環境次第ですが、速度変化の要因はそれだけではありません。

WiMAXは大容量で高速通信を楽しめるのが魅力ですが、使いすぎると通信制限がかかります。制限時は理論値や実測速度もさらに下がるため、この時の速度を知っておくことも大切です。

上限ギガ数を超えると制限がかかる

まず通信制限がかかる要件ですが、これは定められた容量を超過することにあります。データの使用量は契約するプランによって決められており、これを超えてしまうと、速度制限がかけられるため、使い方には注意しなければなりません。

使用上限は契約しているプランによって違い、制限時のスピードや解除の要件も異なるため、それぞれ違いを知っておくことが大切です。

ギガ放題プランの場合

使い放題のギガ放題プランは、月間使用量の制限はありません。そのため、月に何GB使用しても問題はありませんが、直近の3日間で10GBの使用を超えると、制限がかかるため注意が必要です。

10GBの使用量を超えてしまうと、翌日の18時から2時までの8時間に限り、速度が制限されます。

制限時の通信速度は1Mbps程度で、制限がかかるといっても、それほど極端に遅くなるわけではありません。動画や容量の大きいゲームの作動は快適とは言えなくなりますが、ネットの閲覧やメッセージの送信程度なら、特に不都合なく行えます。

一定時間を過ぎるとすぐに高速通信に戻るため、たっぷり使って、制限も軽く済ませたい人は、ギガ放題プランがおすすめでしょう。

各社のWiMAXギガ放題プランを徹底比較した記事は、こちらをご覧ください。

7GB通常プラン、au4GLTE利用時の場合

使い放題のプラン以外だと、月間使用量が7GBまでのライトプランがあります。また、auの4GやLTEの回線を利用し、ハイスピードモード通信ができるプランもありますが、その場合も、同様に7GBで制限がかかることは覚えておきましょう。

これらの上限を超過すると、月末まで制限がかかり続けるため注意しなければなりません。

仮に月の初めに1日で7GBを消費した場合、その月は丸々制限がかかり続けると考えましょう。制限時の速度もギガ放題プランに比べると遅く、128Kbps程度しか出ません。

これはネットの閲覧やメッセージの送信程度でもストレスに感じるほどの遅さであるため、速度制限にはならないように、使い方の工夫が必要です。

制限による速度の低下が激しく、制限期間も長いため、使用量に不安があるなら、ギガ放題プランを選択した方が良いでしょう。

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実測値を見て快適なプランを選ぼう

WiMAXは固定回線に匹敵するほどの通信速度を誇りますが、これはあくまで理論値に過ぎません。実際の利用では、必ずしもそのスピードが出るとは限らず、実測では大抵基準を下回ります。

WiMAXを使うなら実測値を参考にして、使用を考えている地域で便利に使えるか、事前にチェックしておきましょう。

WiMAXについての詳細や、他のモバイルルーターとの比較はこちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ確認してみてください。

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公開日時 : 2019年03月25日

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
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