災害時での格安SIMは利用可能か|おすすめアプリを導入した対策

災害時でも格安SIMを活用できるか疑問に感じている方は多いです。普段は利用できていても、災害時は通信が不安定になるため、通話はできないと想定しておき、メッセージアプリを導入、災害掲示板を活用して安否確認などの連絡を取り合いましょう。
BIGLOBEmobile20190724_desc 災害時での格安SIMは利用可能か|おすすめアプリを導入した対策

格安SIMを利用されている方は多く、突然の災害時でも通信できるのか気にされている方は多いことでしょう。

普段は使用できても災害時になると通信が込み合うため、通信できないとなると不便です。

今回は、格安SIMでも突然の災害時でも通常通り通信できるかどうかを掘り下げ、万が一のために備えて便利なアプリや、自分にできる対策を紹介していきます。

備えや対策をあらかじめしておくことで、突然の災害でも冷静に判断できます。災害が起こってから対策をするのではなく、事前の対策をしておくことが大切です。

格安SIMで緊急通報や通話は可能か

災害時でも緊急通報や通話が可能になるプランやアプリを紹介します。

格安SIMでも通話可能

日本のMVNO(SIM通信提供会社)は、現時点では通話のための設備を持っていません。実際に通話に使われる設備は、キャリアのものを利用しています。

通話に対する規制は、キャリアが実施しているものがそのまま適用されることを知っておきましょう。基地局の混雑は、キャリアのSIMまたはMVNOのSIMを利用していることに影響します。

しかし、影響範囲は局地的であり、ある基地局が混雑していてもほかの地域の利用には影響なく通常通り通話できます。災害が起きた地域は通信状況が悪くなり、混雑も予想され通信ができなくなる場合がありますが、他の地域では通常通り通信可能です。

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格安SIMで緊急通報はできるのか

音声通話付きSIMプランの利用者のみ、緊急通報可能です。050などのIP電話利用者は110番や119番の緊急通報ができません。

データ通信SIM利用者向けの緊急通報用のアプリがあるので、アプリを活用することをおすすめします。データSIM契約でも、緊急通報ナビというアプリを利用することで、緊急通報と似ている案内が表示されます。

しかし、事故や火災などの緊急時に冷静な対応ができるとは限りません。そのため、可能な限り音声SIMで契約すると安心です。

緊急通報は普段利用することはありませんが、利用するべき時がいつなのかわかりません。音声SIMで契約することでいつでも緊急通報ができる状態なので、いざという時のために契約しておくととよいでしょう。

「050」のIP電話利用者は緊急通報アプリを導入しよう

緊急通報を利用できるアプリを紹介します。ダウンロード無料、iPhoneとAndroidに対応しているものに絞ってお伝えしていきます。

緊急通報ナビ

警察への通報(110番相当)のみが可能で、現在地の住所を通知センターへ表示することができます。また、現在地の最寄りの警察を表示してくれるため、冷静に情報を伝えられます。

緊急で警察に通報する際、気持ちが動転してしまい、住所も上手く言えない場合や初めての場所で住所がわからないといったときでも、冷静で正確に情報を伝えられるアプリです。

自分のこと以外でも、周囲の方が困っている際の緊急通報もできるため、人助けにも貢献できます。災害だけではなく、トラブルや事故の場合でも110番通報をするため、便利に活用できます。通報者が住所を把握していなくてもアプリが表示してくれるため、いざという時でもスムーズに対応できます。

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火事・救急通報ナビ

データ通信専用のSIMを使用している際、119番通報ができないときに、近くの消防局や消防本部の固定電話番号を検索します。

消防への通報(119番相当)のみ可能のアプリで、現在地を表示し正確な場所の情報を届けられます。現在地の最寄りの消防署を表示してくれるため、急いで火事や救急通報の連絡を入れたいときに活躍できます。

突然自分が救急通報することになった場合、冷静に情報を伝えられないという方が多いです。このアプリを活用することで、最寄りの消防局につながって必要な情報を伝えられるので、用意しておくと緊急時でも冷静に対応できます。無料でアプリを導入できるので、万一のために備えておきましょう。

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格安SIMでも緊急地震速報は鳴るのか

大手キャリアの場合は通常地震速報が鳴りますが、格安SIMの場合はどうなのでしょうか。

緊急地震速報の音は鳴る端末とならない端末がある

緊急速報は格安SIM契約者でも受信できるのですが、「SIMロックフリースマートフォン」には、緊急速報を受信しても画面表示や警告音が鳴らないものがあります。

現在市場に出回っているSIMロックフリースマートフォンは、地震・津波について警報を表示し鳴動しますが、それ以外の災害や緊急事態では警報を表示・鳴動しないものが多いです。

大手携帯電話会社が発売したスマートフォンとiPhone(SIMロックフリーモデルを含む)は、全ての警報で表示・鳴動するので、端末によって対応しないものがあることを確認しておきましょう。

災害はいつ起こるか分からないものなので、緊急地震速報の音は鳴る端末であるかの確認を最初に行いましょう。自分でわからない場合は、対応スタッフに確認をして端末を選ぶと安心です。

また、あらかじめ自分で情報を確認してから端末を選ぶ方法もよいでしょう。災害や警報をすぐに通知し鳴動することで、冷静に対応し避難することができます。災害が起きて逃げ遅れたという事態にならないためにも、対応端末を選ぶことが大切です。

緊急地震速報に対応したアプリを導入しよう

緊急地震速報を受信できると、避難できる時間を確保できます。災害時に非常に役立つため、アプリを導入しておくことをおすすめします。ダウンロード無料、iPhoneとAndroidに対応しているものを紹介します。

Yahoo!防災速報

利用者数1,500万人を突破しており、APPストア無料総合1位にランクインしている人気アプリです。自宅、実家、勤め先など、最大で3ヶ所まで通知したい場所を登録することができます。

地震だけでなく、豪雨情報、Jアラート、避難勧告、津波予報、電力使用状況、計画停電についても通知可能なため、幅広く対応できる防災アプリとして活用できます。

防災速報の情報をいち早く知りたいという人におすすめで、地震速報だけではなく津波予報も確実に知りたい人にとっても便利に活用できます。無料で利用できるため、アプリを導入して防災への意識を高めましょう。

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NHK ニュース・防災

NHKの公式アプリです。防災だけではなくニュース速報も通知されるため、テレビを見なくてもスマホに通知されるため、いち早く情報を得ることができます。

災害や避難情報も表示され、マップ上で雨雲や台風、河川情報もチェックできます。総合的に情報を得られるアプリとして活用したい人が多く利用しています。

災害時の対策として、防災アプリのみを入れておくことを第一に考えがちですが、防災情報のみでなくNHKニュースも閲覧できるため、幅広い情報を得られるアプリとして多くの方が利用しています。

天気予報も掲載されており、地域に応じた気象情報も把握できます。ニュースも、防災情報もという方にぜひ利用してほしいアプリです。

ゆれくるコール

気象庁の緊急地震速報を元に、地震発生の情報を素早くプッシュ通知します。地震の到達をカウントダウンで知らせてくれるため、避難に費やせる時間を把握でき、強い揺れに備えることができます。音量・地域・震度の細かい設定通知もできるため、自分に合わせて利用できるのが魅力のアプリです。

マナーモードの際は音がならないため、マナーモードを解除することを忘れないようにしましょう。

緊急地震速報の他にも、観測後の震度情報や津波、注意報の発表や解除の通知もしてくれる便利な防災アプリで、利用者が非常に多いです。地震が頻繁にくる地域の方は、このようなアプリを活用して緊急地震速報に備えておきましょう。

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格安SIMとキャリアの違い

アンテナや基地局、そして基地局間のネットワークをキャリアから借りているため、災害によってこれらキャリアの設備が損壊すると、キャリアと同様に通信が行えなくなることを覚えておきましょう。

設備に不良がなくても回線の混雑で通信が不安定になることがあるので、むやみやたらにリダイヤルをして充電を減らしてしまうより、災害用伝言版やLINE、Twitterなどのメッセージアプリを活用した連絡がよいです。

すぐ確認したいという気持ちがあると、とにかく通話で安否確認という方法を考えますが、つながりにくいことがわかった時点でメッセージアプリに切り替えて対処するようにしましょう。

メッセージでもしっかり情報を伝えることができます。急いでいるときに文字を入力するという作業は面倒に感じますが、メッセージを送れるだけでも災害時はありがたいことです。メッセージアプリを活用して迅速に連絡を取り合いましょう。

安否確認はデータ通信で行うのがよい

格安SIMを利用している場合、災害時の安否確認はデータ通信で行なうことがおすすめです。また、データ通信で行える安否確認サービスを紹介します。

格安SIMも伝言ダイヤルの利用は不可

格安SIMの利用者は、伝言ダイヤルサービスが利用不可になるので注意しましょう。固定電話では災害用伝言ダイヤル(171)が利用できます。

キャリアでは災害用音声お届けサービスという災害用伝言ダイヤルと同様のサービスが利用可能です。事前に登録すると、メールや電話で伝言を届けてくれます。

災害用伝言板(web171)を登録しておこう

NTT東西やNHKが提供する災害用伝言板を活用し、電話番号と名前を登録しておくことで災害時でも連絡を取り合うことができます。災害が起きてからではなく、事前に登録しておくことでスムーズに情報を確認でき、安否確認ができます。

災害時は通話ができないことを想定し、災害用伝言板(web171)を登録しておくことをおすすめします。災害時は連絡が取れないことで、不安やストレス、パニックになりやすいです。災害用伝言板(web171)は簡単に登録できるので、事前の対策として登録を済ませておきましょう。

安否情報確認サービス「J-anpi」も忘れずに

NTTレゾナントが提供する安否情報検索サービスです。大手携帯キャリア提供の災害用伝言版に登録された情報や、Googleのパーソンファインダーや、報道機関、自治体、団体などが提供する安否情報を一括して検索が可能になります。スマホや携帯電話からのアクセスもできるため、サイトの存在を覚えておくとよいでしょう。

災害時しか開設されず、普段は縁のないページになりますが、災害時はしっかり活用できるのでスムーズに情報確認、安否確認ができます。とにかく安否確認を取りたいという場合におすすめのサイトなので、事前の登録をおすすめします。

災害時に備え、準備をしておこう

格安SIMでも災害時は利用できますが、通話はつながりにくくなり、場合によっては同じアナウンスが流れて利用できない可能性が高いため、災害時の通話は見込みがないことを想定しておきましょう。

しかし、通話ではなくメッセージなどのデータ通信はできます。それでもつながりにくい場合には、災害用掲示板の活用を視野に入れ、事前の登録を済ませておくことが大切です。

災害情報を得るためにも防災アプリを活用し、万が一の時に備えておきましょう。いざというとき、情報が得られず安否確認も取れないという状態にならないためにも、事前の対策が鍵となります。

Y!mobile1,080円~

公開日時 : 2019年02月03日

おっきー ― ライター
おっきー ― ライター

物心ついた頃からiPhoneがあるスマホネイティブ世代。SNSから最新情報を取得するのが日課。趣味はダンス。

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