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大学生におすすめのスマホ機種とプランを紹介!お得にスマホを使うには


節約の近道は固定費を下げることと言われますが、そんな中「スマホ代を安くできないか?」と悩む大学生も多いでしょう。
本記事ではスマホをお得に使いたい大学生に向けて、おすすめなスマホの機種やプラン、お得にスマホを使うための方法を紹介します。
目次
3キャリアの基本料金

まずはスマホ代の基本となるドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアの基本料金を紹介します。
基本料金は電話をするための「電話料金」とインターネットを利用するための「データ通信料金」があるので、この2つの料金を3大キャリア別に比較します。
電話料金比較
電話料金は大手3社とも通話プランを3つ用意しています。
各社でプランの名前が違いますが、基本的に以下の3つに分かれます。
- 24時間で国内電話がかけ放題
- 5分以内の電話ならいつでもかけ放題(5分を経過したら20円/30秒※家族との通話は無料)
- 20円/30秒の通話料(家族との通話は無料)
かけ放題のプランはありますが、現在はLINEでも通話ができるので、LINEをよく使っている人はかけ放題のプランでなくても充分でしょう。
そんな人はオプションなしの3つ目の「20円/30秒の通話料」がおすすめです。
一方、LINEでなく電話番号での電話をかける頻度が高い人は、かけ放題のプランを検討してみましょう。
電話が5分以内で済む人はかけ放題オプションを選ばなくて良いので、料金を抑えられます。
通話プラン | ドコモの料金 | auの料金 | ソフトバンクの料金 |
---|---|---|---|
24時間で国内電話かけ放題 | 1,870円(税込)/月 | 1,980円(税込)/月 | 1,980円(税込)/月 |
5分以内の電話ならいつでもかけ放題 | 770円(税込)/月 | 880円(税込)/月 | 880円(税込)/月 |
3大キャリアはどのプランにも上記の2つの定額オプションがありますが、どこも大体料金が同等になっていますね。
2種類の料金プラン
3大キャリアのデータ通信プランは「従量制課金プラン」と「定額プラン」の2種類があります。
この章では、この2つのプランの料金を3大キャリア別で比較します。
従量課金プラン
従量課金プランとは、一定のパケット使用量を超えると料金が上がっていくプランです。
使った分だけ料金が決まるので、使い残しなどが起きないので無駄がありません。
月々のデータ使用量にバラつきがある人におすすめなプランですね。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
5Gギガライト | ピタットプラン 5G | ミニフィットプラン + | |
~1GB | 3,465円(税込) | 2,178円(税込) | 3,278円(税込) |
~2GB | ー | ー | 4,378円(税込) |
~3GB | 4,565円(税込) | ー | 5,478円(税込) |
~4GB | ー | 3,278円(税込) | ー |
~5GB | 5,665円(税込) | ー | ー |
~7GB | 6,765円(税込) | 4,928円(税込) | ー |
※ 記載の料金は各種割引適用前の価格です。
従量制プランはauが全体的に安いイメージを受けます。
定額プラン
定額プランは毎月決まった料金で決まった量のデータを使えるプランです。
どのキャリアでも、大容量のプランを用意しています。普段から大量にデータを利用する人におすすめなプランです。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
5Gギガホ プレミア | 使い放題MAX 5G | メリハリ無制限 | |
無制限 | 7,315円(税込) | 7,238円(税込) | 7,238円(税込) |
※ 記載の料金は各種割引適用前の価格です。
2021年春の料金改定により大容量プランが大幅に安くなりました。さらに、3社いずれもデータ容量の利用料が3GB以下だった場合は、1,650円(税込)の割引が適用されます。
使う月も使わない月もお得に使えるプランです。テザリングもできますので、複数のデバイスでデータ容量を分け合いながら使うのもありでしょう。
大学生も使えるキャリアのスマホ学割
また、スマホにも学割を適用させることができます。学生の特権なので学生のうちに活用しましょう。各キャリア、ブランドの学割の割引額や割引適用後のプラン料金をまとめました。ぜひ、こちらの記事もチェックしてみてください。
大学生がスマホを使うなら格安SIMもおすすめ

大手キャリアよりも通信量を安くしたい人は、格安SIMを利用するのをおすすめします。
格安SIMにすれば、月々の通信料をより低く抑えられますし、遊び代のための資金も増やせますよ。
ということでこの章では、大学生におすすめな格安SIMを紹介します。
ワイモバイル

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドの格安SIMです。
他の格安SIMと違いソフトバンクの自社回線を利用しているので、大手キャリアと同じ安定した速度で利用できるのが魅力。
格安SIMに乗り換えたいけど、通信速度が心配な人におすすめですよ。
また全国に取り扱い店舗が4,000店舗もあるので、分からないことがあったら対面で相談しやすいのもよいところです。
スマホ決済のPayPayとも相性がよく、PayPayモールでお買い物するとポイントが最大22%相当戻ってきます。
普段の買い物でPayPayをよく使っている人はぜひ活用してみてください。
UQモバイル

UQモバイルは、auのサブブランドの格安SIMです。特徴は通信速度が速いことで4年連続格安スマホで通信速度No.1を誇ります(MMD研究所「2020年3月格安SIM・格安スマホ通信速度調査」より)。
ですので通信速度の速い格安SIMを探している人におすすめです。
また無料通話のプランもあるのも魅力。
5分以内の通話が無料になるプランと、60分~180分通話が無料になるプランがあります。
今や通話はLINEでもできますが、バイトやサークルの連絡など電話番号での電話が多い学生には使いやすいですね。
BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは、光回線とのセット割引があります。
対象サービスである「ビックローブ光」とBIGLOBEモバイルを併用して契約すると、毎月の通信量が300円割引になります。
1人暮らしを初めてインターネット回線の契約を検討している大学生におすすめですね。
さらにBIGLOBEモバイルの特徴として「エンタメフリーオプション」というプランがあります。
エンタメフリーオプションでは、YouTubeやU-NEXT、Applemusic、Spotify、楽天マガジンなどの動画配信、音楽・ラジオ配信、電子書籍配信などの全21種類の対象サービスがデータ消費の対象になりません。
これらのサービスをよく利用している人であれば、BIGLOBEモバイルはお得に使えるので、ぜひ契約の検討をしてみてください。
楽天モバイル

楽天モバイルは大手3キャリアの回線ではなく、楽天の自社回線を使っているのが特徴です。
自社の回線を利用しているので、高速通信が利用できるのが魅力。
ただ、まだ楽天回線はエリアが拡大途中なので、使えないエリアはパートナー回線であるau回線を使うことになります。
楽天モバイルのその他の魅力としては、料金帯がシンプルなところにあります。
1GBまでは0円で、それ以上はどれも使っても3,278円(税込)のシンプルなプラン。
3,278円(税込)で高速の自社回線を使えるとなると、他の大手キャリアと比べると大分安いですね。
また楽天モバイルの通信量では楽天スーパーポイントも貯められるので、楽天カードなどで普段から楽天スーパーポイントを貯めている人にもおすすめです。
大学生におすすめのスマホの選び方

これまで大手キャリアと格安SIMについて解説してきましたが、「スマホはどのようにして選んだほうがよいだろうか・・・」と悩んでいる人もいるかと思います。
そこで大学生におすすめしたいスマホの選び方を解説します。
価格で選ぶ
なかなかスマホに高いお金を出せない学生もいるかと思います。最新機種は値段が高いのでなかなか手が出ないですよね。
高いスマホを購入して、勉強代や遊ぶのに使うお金が少なくなってしまうのも本末転倒でしょう。
性能も気になるけど安いスマホがよいという場合は、最新機種ではなくミドルスペックのスマホを購入するのがおすすめですね。
スペックで選ぶ
スマホのスペックが低いと快適にスマホが使えない場合があります。
スマホのスペックで注意してほしいのが「CPU」と「メモリ(RAM)」です。
CPUとはスマホの”脳”と呼ばれる部分で、コンピューターが様々な処理を行うための装置です。
「Snapdragon 〇〇〇」などありますが、数値が高いほど性能も高くなります。
メモリとは、スマホの作業領域のことをいいます。
メモリが大きければ大きいほど、複数のアプリを同時に動かせたり、アプリを安定して高速で動かせたりします。
大体4GBあれば不便なく使えますが、スマホで本格的なゲームをするなら6GB以上は欲しいです。
また画像を多く保存したい場合はストレージのGB数、充電しないで長時間使用したい場合はバッテリーの持ち時間に注目しましょう。
カメラ性能で選ぶ
インスタグラムなどのSNSで写真をよく投稿するならば、綺麗な写真が撮れるスマホがいいですよね。
特に学生の人ならば、遊びや旅行などで写真を撮る機会が増えるかと思います。
ですので写真の性能も学生にとっては重要なポイントなので、購入する際にはカメラの性能にも注目してみましょう。
カメラの性能にこだわるなら、メインレンズが4800万画素以上、インカメラをよく使う人ならば1,000万画素以上あると綺麗に撮れますよ。
大学生におすすめのスマホ

スマホの選び方は上記で説明しましたが、具体的にどのスマホがおすすめなのかを知りたい人もいるかと思います。
そこでこの章では、大学生におすすめしたいスマホをまとめて紹介します。
iPhone SE

iPhoneSEは、格安SIMのなかで最も取り扱いの多いiPhoneです。
iPhoneのなかでも、最も安い価格で購入できるので、端末代にはあまりお金は払いたくないけれどiPhoneは欲しいという大学生におすすめです。
ここ数年のスマホは6インチ前後が主流となっていますが、iPhoneSEは4.7インチとコンパクトです。
小さくて持ちやすい機種を探している人には使いやすいでしょう。
またiPhoneは現在販売しているiPhoneのなかでも、唯一指紋認証に対応しているので、通学の電車などでマスクをしている状態でも簡単にロック解除が可能です。
以下の記事ではiPhone SEを安く買う方法を紹介しています。
iPhone 11

最新のiPhone12の購入を検討したけれど、値段が高くてなかなか手が出ないという人は、前モデルのiPhone11の購入も検討してみましょう。
iPhone11も高性能なモデルなので、常に最新モデルを使いたいという人でなければ、iPhone11でも充分でしょう。
iPhone12がiPhone11よりも優れているのは以下の点です。
- 5Gに対応している
- カメラ・ディスプレイの性能の向上
- CPUの性能向上
- MagSafeに対応
これらを比較してみて、あまり気にならないという人であれば、iPhone11を検討してみましょう。
以下の記事ではiPhone 11シリーズの価格比較を行っています。
iPhone 12

最新機種のiPhone12は、iPhone初の5Gに対応しているiPhoneです。ですので5G回線でより快適な通信を行いたい人はiPhone12の購入を検討してみましょう。
また最新のCPUであるA14 Bionicも搭載されているので、史上最高の処理能力を誇ります。重たい3Dゲームなどを少しでも快適に動かせますよ。
また全レンズでナイトモードが利用可能になったので、暗い場所でもより明るく撮れるようにもなれました。
iPhone 12とiPhone 11の性能の比較を以下の記事で解説しています。
iPhone 12 mini

iPhone 12 miniは小型のフルディスプレイモデルです。5.4インチという小さいサイズなのでよりコンパクトにiPhoneを使いたい人におすすめです。
重さも133gと軽いので、遊びに行くときなどでカメラを使うために頻繁にスマホを使いたいときなどに便利に使えるでしょう。
サイズは小さいですが、スペックはiPhone12と変わりません。
Xperia 5

Xperia 5は、21:9のアスペクト比が特徴のスマホです。
21:9という比率は、映画のスクリーンとほぼ同じなので、スマホの画面ながら迫力のある映像で映画の視聴が可能。映画が好きな大学生におすすめですね。
また21:9という特性を活かしたマルチウィンドウという機能もあります。
このマルチウィンドウによって、例えばYouTubeを視聴しながら、Twitterも視聴するといった芸当もできます。
そして「Game enhancer」というスマホゲームユーザーにも嬉しい機能が搭載されています。
Game enhancerでは、ゲーム中の着信通知を非表示にできたり、側面ボタンによるカメラ機能もオフにできます。
これで「プレイ中にいいところで電話がかかってしまった…」という事態を防げますね。
格安SIM通信では「Xperia 5」の実機レビューを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
Galaxy A20

Galaxy A20はスマホ初心者の人におすすめなスマホです。
スマホをはじめて使う方向けの「かんたんモード」という機能もあります。
かんたんモードではキーボードのコントラストを強めに設定することで文字がくっきりと見やすく入力も快適になります。よく電話する連絡先をホーム画面にも表示させるのもできます。
また防水・防塵機能もあるので、万が一水にあたってしまっても安心して利用できますよ。
格安SIM通信では「Galaxy A20」の実機レビューを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
AQUOS sense3

AQUOS sense3の魅力はバッテリーの持ちの良さにあります。一週間の電池持ちを実現と公言するほどです。
搭載されているIGZOディスプレイは、静止画表示の消費電力を低減することで省エネ効果があります。
またバッテリー面でも、連続HD動画再生20時間という高い性能を持っています。
防水・防塵機能も搭載しているので、濡れた手でもきちんと利用可能です。
格安SIM通信では「AQUOS sense3」の実機レビューを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
学割や格安SIMを活用してお得にスマホを利用しましょう

ということで本記事では3大キャリアの料金や大学生におすすめな学割、格安SIM、スマホについて解説しました。
記事で説明したように学割を使ったり、格安SIMを使ったりすると、月々の携帯料金を安くできます。
毎月のスマホ代を安くすることで、大学生活に使いたいお金も増やせるので、節約したい学生はぜひ本記事を参考にしてみてください。
公開日時 : 2021年06月15日
