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- 更新日:2023年01月26日
ドコモの151クーポン・MNP引き止めポイントとは?クーポンをもらう方法・注意点
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ドコモのスマホを長く使っていると、そろそろ機種変更や他社に乗り換えたいと思うこともあるでしょう。このとき、通常通りに手続きを進めずに、151クーポンがもらえないかチェックすることが大切です。
引き続きドコモを使用する場合は、151クーポンがもらえるとかなりお得に機種変更ができます。スマホをさらにお得に利用するために、クーポンのもらい方や注意点を詳しく解説します。
目次
ドコモでもらえる151クーポンとは?
151クーポンとはドコモから他社MNPへの転出を申し出た際に、ドコモから引き止めの条件として提示されるクーポンです。
そのため、「引き止めポイント」と呼ばれることもあり、条件を提示された際にドコモへの残留を承諾すると、提示された金額分の特別dポイントがもらえます。
金額は人によって違いますが、10,000~22,000円相当になることが多く、知らずに機種変更をしてしまうと損失は大きいでしょう。
ただし、151クーポンはMNP転出を考えている場合に、絶対にもらえるとは限りません。またその基準などもドコモから公表されていません。
あくまで「もらえる可能性がある」というだけで、引き止めなしでクーポンの提案もされない場合があります。絶対的にもらえるものではないため、若干運の要素が含まれることは覚えておきましょう。
ドコモ151クーポン対象者の確認方法
151クーポンを使うと、よりお得にドコモで機種変更ができますが、そもそもこれは本当にもらえるのか決まっているわけではありません。
確実ではありませんが、151クーポンの対象者であるかは事前に調べられるので、まずはクーポン発行を打診されそうか確かめることをおすすめします。
手順1.My docomoにアクセス
151クーポンの対象かどうか調べるためには、「My docomo」にログインしMNP転出をしなければなりません。サイトにログインしたあと「ドコモオンライン」に進み、「携帯電話番号ポータビリティ予約の申し込み」をタップしましょう。
ドコモインフォメーションセンターに電話して、MNP転出番号をもらう方法もありますが、ネットからのほうが簡単にアクセスできて便利です。
オペレーターにつながるまで時間がかかることも多いため、確認だけなら、ネット経由で手続きを進めるとよいでしょう。
手順2.MNPについての注意書きを読む
手続きの申し込みをタップすると、本当にMNP転出をしてもよいかという注意書きが表示されます。注意書きを一番下まで読むと、「解約お手続き」があるため、それをタップしましょう。
dポイントが残っていたり、月々サポートに加入して本体を購入していたりした場合は、それぞれの残金が表示されます。その画面もスクロールし、「次へ」をタップしましょう。
手順3.「お知らせがございます」と出たら
以上の手続きが終了すると、MNP転出番号の発行が終了し、それを他キャリアに伝えることで乗り換えができます。
MNP転出番号は、発行されただけで解約が完了しているわけではないため、151クーポン対象者の場合は、このときにお知らせが表示されます。
手続き後、「これまでのご愛顧に感謝を込めて、お客様に今だけのお得なお知らせがございます」と表示が出た場合、下に記されている番号に電話しましょう。
ここに電話すると151クーポンがもらえて、よりお得に機種変更が可能です。
何も表示がない場合は、クーポンの対象ではないため、本当に他社乗り換えを考えるか、もしくはそのまま使い続けてもよいでしょう。
MNP転出番号は、発行後15日間のみ有効で、期限を過ぎると番号は消滅します。MNP転出番号の発行後、必ず他社乗り換えをしなければならないわけではないため、まずは確認だけしてみるのもおすすめです。
もしクーポン対象者でなかった場合、キャンペーンで割引きを使う方法もあります。ドコモでお得に機種変更する方法やタイミングは、こちらで解説しています。
ドコモ151に電話するときの注意点
My docomoで151クーポンの対象か調べられるだけでなく、直接電話をしても確認可能です。
ドコモの端末から「151」にかければドコモインフォメーションセンターにつながり、契約内容の変更やMNP転出番号の発行といった、各種手続ができます。
直接オペレーターと話して確認できるため、便利に思う人も多いのですが、実際には注意点があることを覚えてきましょう。
- MNPをすることを告げる
- 契約者本人が電話する
- 電話につなりにくい場合がある
MNPをすることを告げる
「151」に電話する際には、MNPをすること、つまり他社への転出を考えていることを、明確に伝えることが大切です。どこに転出するか、具体的に伝えておかないと引き止めをしてもらえず、151クーポンが発行されない場合があるためです。
また、転出先を伝える際も、実際にどこに乗り換えを検討しているかに関係なく、基本的にはauかソフトバンクの大手キャリアの名前を出したほうがよいでしょう。
格安SIMを例に出しても構いませんが、料金の安さで乗り換えを考えていると思われ、意思決定が覆られないとして引き止められない可能性もあります。
格安SIMでも、引き止めてもらえるケースはありますが、少しでも151クーポン発行可能性を高めたいなら、競合する大手キャリアのほうがよいことは覚えておきましょう。
契約者本人が電話する
MNP転出は、契約に関する重要な連絡であるため、契約者本人が電話しなければなりません。電話での問い合わせの際には、本人確認を取られ、このときにスムーズに答えられないと、手続きを進めてもらえない可能性があります。
151クーポンが発行される以前の段階で、手続きがストップしてしまう可能性もあるため、本人以外が電話することは極力避けた方が無難です。
例えば、保護者が契約したスマホを子供に持たせている場合、保護者が契約者となるため、どちらが電話するか間違えないように注意しましょう。
電話につなりにくい場合がある
「151」は混みあうことも多く、すぐにつながらない可能性が高い点は理解しておきましょう。混雑している場合はどうしようもないため、少し待ってからかけ直すのが無難です。
月末や夕方17時以降の時間帯が特に繋がりにくくなることが多いようです。そのタイミングを外して連絡するか、コール事前予約から問い合わせ日時を事前に予約すれば、優先的にオペレーターへつないでもらうこができます。
「151」は回線がつながらないことが多いため、より確実かつスムーズに手続きを進めたいなら、ネットからの手続きがおすすめです。
ドコモ151クーポン申し込み時の注意点
151クーポンはお得なクーポンですが、申し込み時にはいくつかの注意点があります。
親回線は乗り換え(MNP)できない
複数回線を同時に契約中で、自身が親回線となっている場合は、そもそもMNP転出ができません。親回線を解約するかMNP転出してしまうと、子回線も自動的に解約となってしまうため、親回線で手続きを行うとエラーが出ます。
ネットからの手続きはできないため、もしMNP転出したいなら、151に電話して相談するか、ドコモショップで直接確認するのが無難でしょう。
また親回線の場合でも、子回線を全て解約するか、プランを抹消して解消しているなら、問題なくMNP転出が可能です。この際には、親回線でも151クーポンが発行される可能性はあるでしょう。
機種変更では151クーポンはもらえない
そもそも、機種変更を申し出るだけでは、151クーポンは発行されない場合が多いです。もちろん、通常通りの機種変更では151クーポンは発行されませんが、MNP転出を申し出れば、引き止めてもらえる可能性が高いです。
特に、MNPの転出先を大手キャリアと伝える場合は、競合他社に優良顧客を取られたくないとして、より高額な151クーポンが発行される可能性もあるでしょう。
ただし、これもあくまで可能性であり、長くドコモを使用してからMNP転出を申し出ても、引き止められることなくすんなり番号が発行されることもあります。
151クーポンの発行は、結局ケースバイケースといえるため、契約期間に関係なく、もらえるか確認してからその後使用するキャリアを考えるとよいでしょう。
ドコモ151クーポン使用時の注意点
151クーポン対象者は限定されているため、もらえればかなりお得ですが、使用時には複数の制限があるため注意しなければなりません。
数万円分相当のdポイントが発行されますが、特別ポイントのため、通常のポイントとは使い勝手が異なることも理解しておきましょう。
- 151クーポンには使用期限がある
- オンラインショップは使用不可
- 151クーポンは対象機種が限定
- 他の割引クーポンと併用不可
151クーポンには使用期限がある
通常dポイントは獲得から2年有効ですが、151クーポンは有効期限が1ヵ月しかありません。失効すると当然使えなくなり、基本的に再発行はしてもらえないため注意が必要です。
自分が151クーポンの対象になるかは、事前に確認しておくことが大切です。ただし、実際に使用する用途が決まってからチェックしたほうが、有効期限切れになって無駄にしてしまうリスクは低いです。
特に使い道が決まっていない場合は、確認することは避け、本当に機種変更かMNP転出を考えている場合のみ、チェックするようにしましょう。
オンラインショップは使用不可
151クーポンは、通常のdポイントとは違って、オンラインショップでの使用はできません。使用範囲は、ドコモショップか家電量販店に限られているため、この点にも注意が必要です。
オンラインショップで欲しいものを見つけていて、いざ151クーポンが発行されても、使用できずに有効期限切れを迎えてしまうケースはよくあります。
使用範囲が限定されているからこそ、151クーポンは高額であり、ごく一部の人にしか発行されないと考えましょう。
151クーポンは対象機種が限定
151クーポンは、ドコモに留まることを条件に発行されるため、基本的には機種変更の際に適用します。そのときに機種変更を考えていないなら、クーポンをもらっても無駄にしてしまうため、注意しなければなりません。
また、機種変更の全てにクーポンが適用できるわけではなく、対象機種は一部に限られています。
本当に機種変更を考えていたとしても、いざふたを開けてみたらクーポン対象機種ではなく、結局実費で機種変更をするということもあるため、注意が必要です。
特に、iPhoneやAndroidの最新機種に取り替えたい人は、クーポン発行時にどれがクーポン対象機種なのかをオペレーターに確認することが大切です。
他の割引クーポンと併用不可
151クーポンは、他の割引クーポンとの併用はできません。
ドコモでは、店頭やオンラインショップで他にも様々なクーポンが発行される場合があるため、使用前に割引金額や対象機種を確認し、一番お得なクーポンを選択するのがおすすめです。
ドコモで151クーポンがもらえるか確認しよう
151クーポンは、誰もが絶対にもらえるわけではなく、クーポン発行対象者は限られています。クーポン発行対象の条件も決まっていないため、一度ネットから確認してみるのがおすすめでしょう。
「My docomo」からならメッセージの有無で素早く確認でき、電話のようにつながりにくいということもありません。
確認だけなら一層おすすめの方法といえるため、まずはネットでチェックして、クーポン発行の有無を見てから今後の利用先を検討してみましょう。
ドコモのMNP手続きの手順に については別の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。