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ドコモ「スマホおかえしプログラム」とは?お得度から返却時の注意点まで

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端末代の最大3分の1が免除されるお得なサービス「スマホおかえしプログラム」。
利用を検討しているものの、「どれくらいお得になるのか」「返却手続きが面倒くさそう」「返却を忘れたら違約金が発生する?」など、様々な疑問があるでしょう。
この記事では、ドコモの「スマホおかえしプログラム」について、概要・注意点・おすすめな人などの情報をまとめました。
※本記事で紹介したキャンペーン(またはキャッシュバック)の内容は予告なく変更される可能性があるため、必ず公式ページで確認するようにしてください。
目次
ドコモ「スマホおかえしプログラム」とは

ドコモのスマホ下取りサービス「スマホおかえしプログラム」とは、どのようなプログラムなのでしょうか。
概要や適用条件、どんな人におすすめかをまとめました。
プログラム概要
「スマホおかえしプログラム」は、プログラム加入者が36回の分割払いで購入した対象機種をドコモに返却した場合、その翌々月請求分以降の分割支払金(最大12回分)の支払いが不要になります。
つまり、購入したスマホの機種代金のうち、3分の1が免除されるという仕組みです。
月々の支払いイメージとして、118,800円(税込)のスマホを購入して24か月目でプログラムを利用した場合、実質の負担額は79,200円(税込)になるので、結果的に39,600円(税込)お得です。
適用条件
- 対象機種購入時にスマホおかえしプログラムに加入
- 支払い方法を36回の分割払いにする
- プログラム利用時にスマホを返却
プログラム加入後は、プログラムを利用せずにスマホを使い続けることも可能です。ただしその場合は、25か月目以降も端末代金を支払い続けることになります。
対象のスマホを返却する際には、いくつか条件があります。
- ドコモが指定する正規店で購入し、購入時における不備・不正がない
- 端末代金および回線契約にかかる料金の未払いがない
- メモリ・データの消去ができる
- 対象機種を改造していない
- プログラム加入者が対象機種の所有権を有している
- 故障・水濡れ・著しい外観破損・画面割れがない
- ドコモの査定基準を満たしている(詳細は店頭で確認)
以上の条件を満たしていないと、プログラムが適用されないので注意しましょう。
対応機種
スマホおかえしプログラムは、ドコモで販売されているスマホがすべて対象になるわけではありません。
対象機種は、主に最新機種を含めたフラグシップモデルがメインです。
今後新機種が発売されると、プログラム対象機種に追加されていく可能性があります。
iPhone |
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iPhone 12 Pro Max(128GB/256GB/512GB) iPhone 12 Pro(128GB/256GB/512GB) iPhone SE(64GB/128GB/256GB) iPhone 11 Pro Max(64GB/256GB/512GB) iPhone 11 Pro(64GB/256GB/512GB) iPhone 11(64GB/128GB/256GB) iPhone XS Max(64GB/256GB/512GB) iPhone XS(64GB/256GB/512GB) iPhone XR(64GB/128GB/256GB) iPhone X(64GB/256GB) iPhone 8(256GB) |
Android |
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Galaxy S21 5G Olympic Games Edition AQUOS R6 SH-51B Xperia 1 III SO-51B Galaxy A52 5G SC-53B Galaxy S21 5G SC-51B Galaxy S21 Ultra 5G SC-52B Galaxy Note20 Ultra 5G SC-53A Xperia 5 II SO-52A Galaxy A51 5G SC-54A arrows NX9 F-52A LG VELVET L-52A(本体のみ) LG VELVET L-52A(デュアルスクリーンセット) Xperia 1 II SO-51A AQUOS R5G SH-51A LG V60 ThinQ 5G L-51 Aarrows 5G F-51A Galaxy S20+ 5G SC-52A Galaxy S20 5G SC-51A Xperia 5 SO-01M Galaxy Note10+ SC-01M Galaxy Note10+ Star Wars Special Edition SC-01M AQUOS zero2 SH-01M AQUOS R3 SH-04L Galaxy S10 SC-03L Galaxy S10+ (Olympic Games Edition) SC-05L Xperia XZ3 SO-01L Xperia 1 SO-03L Galaxy S10+ SC-04L |
プログラム利用でどれだけお得?
「スマホおかえしプログラム」を利用することで、実際にどのくらいお得に使えるかが気になるところでしょう。いくつかの製品をピックアップして表にまとめました。
製品名 | 通常購入 (プログラムを利用しなかった場合) (税込) |
スマホおかえしプログラム利用 (24か月目に返却) (税込) |
差額 (税込) |
---|---|---|---|
iPhone 12 Pro(128GB) | 129,096円 | 86,064円 | 43,032円 |
AQUOS R6 SH-51B | 115,632円 | 77,088円 | 38,544円 |
iPhone SE(第2世代) | 57,024円 | 38,016円 | 19,008円 |
表を見ての通り、「スマホおかえしプログラム」を活用すれば約20,000円以上も端末をお得に利用できる計算です。
また、返却が30か月目ほどになっても通常よりお得に使えます。iPhone 12 Pro(128GB)であれば、3,586円(税込)/月×30か月=107,580円(税込)と計算でき、一括購入よりも21,516円(税込)お得です。
「スマホおかえしプログラム」を使わずに購入するよりも、お得に使えることは間違いありません。
「スマホおかえしプログラム」のデメリット・注意点

「スマホおかえしプログラム」は端末をお得につかえるサービスですが、利用する前にいくつかデメリット・注意点があることは知っておきましょう。
「スマホおかえしプログラム」のデメリット・注意点
- 端末の利用期間によっては割引が少なくなる
- 端末の返却が必要
- 返却後の所有権はドコモに移転する
- データの消去・移転・ロックの解除が必要
- 郵送での返却は破損に注意
端末の利用期間によっては割引が少なくなる
「スマホおかえしプログラム」は、最大12回分の支払いが不要になるプログラムです。そのため、24か月目に返却するのが一番お得に使えます。
25か月以降になるとその分の支払いが発生するため、割引額が少なくなり、お得さが減っていきます。端末を一番お得に使いたいと思っている方は、24か月目に返却しましょう。
端末の返却が必要
「スマホおかえしプログラム」で購入した端末は、基本的に期限内に返却することでお得に利用できます。端末が気に入った場合はそのまま使い続けても問題ないため、便利なサービスです。
24~35か月目まで利用して返却する場合、返却の手間が発生します。また、返却するため手元においてゲーム専用機にするなどの使い方はできません。
返却後の所有権はドコモに移転する
端末を返却した場合、端末の所有権はドコモに移転します。そのため、端末を返却する際は必ず記録媒体やアクセサリは外しましょう。
データの消去・移転・ロックの解除が必要
返却前には端末内のデータを消去や移転しておきましょう。また、端末のロック解除も必要です。
郵送での返却は破損に注意
端末を郵送で返却する場合は、端末が破損しないように注意が必要です。移送中に破損が生じてもドコモ側で責任をとってもらえません。
ドコモからもらえる指定キットにエアクッションが用意されていますが、不安な場合は別で梱包材を使うなどで、移送中に破損しないような対策を行いましょう。
ドコモの他のサービスと比較

ドコモには「スマホおかえしプログラム」と同じく、端末を安く使えるサービスに「下取りプログラム」と「いつでもカエドキプログラム」があります。ここでは、この2種類との違いを紹介します。
「下取りプログラム」と比較

ドコモでは、スマホやタブレットなどを下取り申し込みすると、条件に応じた指定のdポイント分が還元される「下取りプログラム」を実施しています。
下取りプログラムの特徴
- オンラインショップ経由で手続きできる
- 画面割れ・機能不良機種でも割引対象になる
- 対象の機種が多い
- dポイントとして還元されるためスマホの購入以外にも活用できる
「スマホおかえしプログラム」と比較してみると、最終的な割引金額に大きな差はありません。
ただし、下取りプログラムは還元される金額が断定されていないため、下取り金額が変動します。
そのため、著しく下取り金額が低下してしまった場合、スマホおかえしプログラムよりも損するリスクがあります。
また、スマホおかえしプログラムと下取りプログラムは併用不可です。
スマホおかえしプログラムは機種を購入する際に申し込む必要があるので、どちらを利用したほうがお得か先に確認しておきましょう。
「いつでもカエドキプログラム」と比較

「いつでもカエドキプログラム」は、端末を23か月目までに返却すると実質負担額を大幅に減らせるサービスです。
いつでもカエドキプログラムの特徴
- ドコモの回線契約がなくても利用できる
- iPhone 13などの新しい機種もプログラムの対象
- iPadや5G対応パソコンもプログラムの対象
- 早期利用特典がある
「スマホおかえしプログラム」と比較すると、対象機種の種類に違いがあります。
「いつでもカエドキプログラム」では、最新のiPhone 13シリーズも対象機種に含まれています。また、iPadや5G対応パソコンもサービス利用の対象です。
加えて、「いつでもカエドキプログラム」は早期利用特典が用意されており、購入から22か月目までに端末を返却するとさらにお得に使えます。
「スマホおかえしプログラム」では用意されていない端末をお得に使いたい方に、「いつでもカエドキプログラム」はおすすめです。
「スマホおかえしプログラム」がおすすめの人

- 2年くらいでスマホを買い替えたい
- 使いたい機種がスマホおかえしプログラムにある
- 下取りに出せる端末がない
端末を2年くらいで買い替えて安く使いたい方におすすめです。ただし、対象機種は限られているので、使いたい機種が対象になっていることを確認しましょう。
最新機種は「いつでもカエドキプログラム」で対応しています。最新機種を使いたい方は「いつでもカエドキプログラム」をチェックしてみてください。
また、「下取りプログラム」で端末を下取りに出せない方も、「スマホおかえしプログラム」で端末をお得に購入してみてはいかがでしょうか。
端末返却の仕組みと方法
「スマホおかえしプログラム」の仕組みや具体的な利用方法などの情報をまとめました。ぜひ利用前に確認してください。
- 返却する・しないは後から決められる
- 端末の返却方法
- 端末の返却条件
- 返却時の端末査定について
返却する・しないは後から決められる
「スマホおかえしプログラム」は、プログラム加入後に返却するか、しないかを決められます。返却する場合は35か月目までに返却をします。
購入した端末が気に入れば使い続けても大丈夫で、端末を必ず返却する必要はありません。追加で料金がかかることもないです。
端末の返却方法
端末を返却する方法には、店頭と郵送の2種類が用意されています。
店頭での返却
ドコモショップやドコモ取扱い店舗で端末の返却が可能です。近くの店舗を探して端末の返却を行いましょう。
郵送での返却
ドコモオンラインで手続きをした場合は郵送で返却します。
郵送の場合、スマホおかえしプログラムの利用申し込み後に送付される指定キットを使います。対象機種をキットに梱包し、指定センターへ送りましょう。
返却は利用申し込み日の翌月末日消印有効です。この日までに返却ができないと、支払い不要とする最大12か月分の分割支払金と同額を、違約金として支払わなければいけないこともあるため、必ず間に合うように返却しましょう。
端末の返却条件
- ドコモが指定する正規店で購入されたもので、購入における不備・不正がない
- 分割支払金の未払い、回線契約にかかる料金の未払いなどがない
- 記録されているメモリ・データが消去できる
- 改造していない
- 加入者が対象機種の所有権を有している
- 郵送の場合は利用申込みの翌月末までに返却する
- 故障・水濡れ・著しい外観破損・画面割れがなく、ドコモの査定基準を満たしている
ドコモでは公式サイトで具体的な査定条件を公表しています。プログラム利用前に「スマホおかえしプログラム」ページで確認することを推奨します。
返却時の端末査定について
端末を返却すると、ドコモ側で査定基準を満たしているかどうかの確認が行われます。そのため、店頭返却・郵送返却ともに、電源が入るよう電池パック装着で返却してください。
査定条件を満たさない場合
- 筐体が破損している
- 電源が入らない
- 液晶表示が異常
- タッチパネルが動作不良
- カメラ・音声・各種ボタン等の機能が正常に作動しない
- SIMトレイが不足または損傷している
返却までに、上記のような機種の破損や不良が起きないように端末を使用しましょう。
受付不可品となる場合
- 初期化されていない
- 各種ロックが解除されていない
- メーカー保証が対象外
- ネットワーク利用制限がかかっている
- 基盤が断裂している
端末を返却する前には必ず端末の初期化を行ってください。
故障扱いで費用がかかる場合
ドコモの査定基準を満たしていない場合、端末は故障扱いとなります。
故障扱いの場合は、故障時利用料として22,000円(税込)が発生するので注意しましょう。「ケータイ補償サービス」に加入している場合は2,200円(税込)で済みます。
返却に最適なタイミングは?
「スマホおかえしプログラム」で返却に最適なタイミングは、利用月24か月目です。なぜなら、本プログラムで割引される分の最大12回分の支払いが不要になるからです。
そのため、最大限お得に端末を利用するのであれば、24か月目に端末を返却しましょう。
プログラムに加入した翌月を1か月目とし、1か月目での支払いが1回目の支払いです。例えば、2022年6月1日に加入した場合、翌月の7月が1か月目となるため、2024年7月が24か月目と計算できます。
店舗で返却する場合は、2024年7月に端末を持ち込みましょう。郵送で返却する場合は、2024年7月に返却手続きを行い、翌月8月末日までに郵送手続きを行います。
郵送での返却手続きを行うと約5日程で返却用のキットが届きます。返却遅れにならないよう早めに郵送するのがおすすめです。
「スマホおかえしプログラム」のよくある質問
「スマホおかえしプログラム」のよくある質問と答えをまとめました。
プログラム期間中にドコモを解約したい
ドコモの回線契約を解約しても、利用条件を満たせば「スマホおかえしプログラム」は継続して利用できます。そのため、プログラム期間中にドコモを解約しても問題ありません。
2年以内に返却したらどうなる?
端末を2年以内に返却しても、支払いは24回分が請求されます。
そのため、2年使っていないのに2年分の支払いをすることになり、早く返却すればするほど損です。
ahamoでも利用できる?
ahamoでも「スマホおかえしプログラム」は利用が可能です。返送は郵送のみになります。
プログラムの加入状況を確認したい
加入状況は「My docomo」の「割引・優待」から確認できます。
契約していない場合は、スマホおかえしプログラムの項目は表示されません。
返却したスマホはどうなる?
端末はドコモで処分、または内部データをリセットした上で再利用されます。
「スマホおかえしプログラム」まとめ
「スマホおかえしプログラム」は、普通に端末を購入するよりも安く利用でき、2年で端末を新しくしたい方におすすめのサービスです。最新機種は対象外ですが、iPhone12シリーズなど比較的新しいシリーズが利用できます。
- スマホおかえしプログラムは端末代の最大3分の1が免除される
- 2年くらいでスマホを買い替える、端末代を安くしたい人に向いている
- 利用期間によって割引額が減る、端末の返却が必要などの注意点がある
- 最新機種をお得に使うなら「いつでもカエドキプログラム」がおすすめ!
「いつでもカエドキプログラム」に使いたい機種がない場合に活用するといいでしょう。
具体的な仕組みや返却方法も紹介しましたので、参考にしながら利用を検討してください。
公開日時 : 2022年08月10日

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