• iPhone・iPad

iPhoneの5G対応はどの機種から?いつから対応・対応機種一覧

iPhoneの5G対応はどの機種から?いつから対応・対応機種一覧

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

新世代の通信規格の5Gですが、iPhoneでも5G対応機種が徐々に発表され、5G通信を利用できるiPhoneユーザーが増えてきました。

今は4GプランでiPhoneを利用していても、次の機種変更は5G対応のiPhoneを利用しようと検討しているiPhone好きの方もいると思います。

当記事では、いつから、どの機種からiPhoneが5G対応になったのか?また、現在5G対応しているiPhoneの一覧・スペック詳細を紹介していきます。

iPhoneの5G対応はいつから?

iPhoneで初めに5Gに対応したのはどの機種でしょうか。また、5Gの中でも高速通信が可能な「ミリ波」には対応しているのでしょうか。

そんな気になる部分をまとめてみました。

iPhoneの5G対応はいつから?

iPhoneで5Gに初めて対応した機種は、2020年10月に発売されたiPhone 12です。

従来の4Gよりも段違いの高速通信が可能となったことから、「早い話、速いです」(iPhone 12/mini)「飛ぶように、次の次元へ。」(iPhone 12 Pro/Pro Max)というキャッチコピーが添えられました。

iPhoneは5Gの「ミリ波」には非対応

5G通信に使用されている通信方法には2種類あります。高速通信が可能な 「ミリ波」とミリ波より低速なものの電波が届きやすい 「Sub6」の2種類です。

最新機種のiPhone SE3を含めた、日本で発売されているどのiPhoneも「ミリ波」に対応していません。5Gに対応しているiPhoneは「Sub6」のみの対応となります。

ただし、ミリ波の基地局自体がまだまだ少なく、ミリ波を使えるエリアが狭いことも事実です。

ちなみにアメリカで販売されているiPhone 12シリーズ・iPhone 13シリーズはミリ波にも対応していますが、日本のミリ波とは周波数帯が異なるので利用できません

iPhoneの5Gおすすめ機種・対応機種一覧

機種名 楽天モバイル ドコモ au ソフトバンク
iPhone SE3
iPhone 13 Pro/13 Pro Max
iPhone 13/13 mini
iPhone 12 Pro/12 Pro Max
iPhone 12/12 mini

iPhone SE3

iPhone SE3
  • 今までのSEのサイズ感が好きな人
  • 物理的なホームボタン・指紋認証が良い人
  • カメラなど高性能な機能の要らない人

iPhone SE3は、2022年3月18日に発売された機種となります。SEシリーズでは初めて5G対応となりました。

iPhone SE2と同じサイズであり、物理的なホームボタンや指紋認証もそのままでありながら、内部のCPUチップはiPhone 13シリーズと同じA15チップを搭載しているので、非常に無駄のないイメージです。

価格もiPhone 13と同ストレージ容量(128GB)で比較すると、発売時価格で35,000円(税込)と、iPhone SE3の方が安くなっており、iPhone SE3も今まで同様「iPhoneの高コスパ機種」と言えます。

「5G対応のiPhone、どれがいいかなぁ」と迷われているなら、この機種が断然おすすめです。

iPhone SE3
発売日 2022年3月18日
画面サイズ 4.7インチ
Retina HD
解像度 1,334 x 750ピクセル
本体サイズ 高さ:138.4mm
幅:67.3mm
厚さ:7.3mm
重さ 144g
アウトカメラ 1,200万画素;シングルカメラ
(広角)
インカメラ 700万画素
データ容量 64GB・128GB・256GB
CPU A15 Bionic
認証 指紋認証
カラー ミッドナイト
スターライト
(PRODUCT)RED
防水 IP67等級
(深さ1mまで、最長30分間)
SIMカード デュアルSIM(nano-SIMとeSIM)
発売時価格 64GB 57,800円(税込)
128GB 63,800円(税込)
256GB 76,800円(税込)

iPhone 13 Pro/Pro Max

  • ハイスペック機種が欲しい人
  • 高性能なカメラが欲しい人
  • 高画質でなめらかな動画撮影をしたい人

iPhone 13 Pro/Pro Maxは、2021年9月24日に発売された、現時点で最高スペックのiPhoneとなります。ストレージも大きく、最大で1TBの容量に対応しています。

超広角カメラにはiPhone初のマクロ写真撮影機能を搭載。静止画だけでなく動画もマクロ撮影が可能です。また、シネマティックモード搭載により、まるで映画のような奥行きのある画質で動画撮影ができるようになりました。

2022年3月18日には新色グリーンも登場。どうせ買い替えるのなら最高スペックのものを、と考える方におすすめのiPhoneです。

iPhone 13 Pro
13 Pro 13 Pro Max
発売日 2021年9月24日
画面サイズ 6.1インチ
Super Retina XDR
ProMotion搭載
6.7インチ
Super Retina XDR
ProMotion搭載
解像度 2,532 x 1,170ピクセル 2,778 x 1,284ピクセル
本体サイズ 高さ:146.7mm
幅:71.5mm
厚さ:7.65mm
高さ:160.8mm
幅:78.1mm
厚さ:7.65mm
重さ 203g 238g
アウトカメラ 1,200万画素;トリプルカメラ
(超広角、広角、望遠、ナイトモード)
インカメラ 1,200万画素
(ナイトモード)
データ容量 128GB・256GB・512GB・1TB
CPU A15 Bionic
認証 Face ID (顔認証)
カラー アルパイングリーン
シルバー
ゴールド
グラファイト
シエラブルー
防水 IP68等級
(深さ6mまで、最長30分間)
SIMカード デュアルSIM(nano-SIMとeSIM)
デュアルeSIM
発売時価格 128GB 122,800円(税込)
256GB 134,800円(税込)
512GB 158,800円(税込)
1TB 182,800円(税込)
128GB 134,800円(税込)
256GB 146,800円(税込)
512GB 170,800円(税込)
1TB 194,800円(税込)

iPhone 13/13 mini

iPhone 13/13 mini
  • カメラ(写真・動画)をよく使う人
  • 物理ボタンは不要で顔認証が良い人
  • 予算に余裕のある人

5G対応のiPhoneでiPhone 13との比較ポイントは、カメラ機能と購入金額の2点になるかと思います。

カメラにこだわる場合iPhone 12との比較になり、iPhone 13にしかない機能は以下の通りになります。

  • 手ブレ補正・映像補正が強力になった(静止画)
  • シネマティックモード(動画)
  • ドルビービジョンが4K、60fps(動画)

iPhoneでカメラにこだわりたい、プロのような静止画や動画を撮りたい場合はiPhone 13がおすすめです。

購入価格面でいうと、iPhone SE3やiPhone 12の方がコスパが高いといえますが、最終的にiPhone 13を手放し、買い取りサービスを利用するという手段を取れるなら、そこまでの差はありません。

「カメラもある程度使うし、予算もあるんだけど…」という方はiPhone 13で決めてしまって間違いないです!

iPhone 13
iPhone 13 iPhone 13 mini
発売日 2021年9月24日
画面サイズ 6.1インチ
Super Retina XDR
5.4インチ
Super Retina XDR
解像度 2,532 x 1,170ピクセル 2,340 x 1,080ピクセル
本体サイズ 高さ:146.7mm
幅:71.5mm
厚さ:7.65mm
高さ:131.5mm
幅:64.2mm
厚さ:7.65mm
重さ 173 g 140g
アウトカメラ 1,200万画素;デュアルカメラ
(超広角、広角、ナイトモード)
インカメラ 1,200万画素
(ナイトモード)
データ容量 128GB・256GB・512GB
CPU A15 Bionic
認証 Face ID (顔認証)
カラー グリーン
ピンク
ブルー
ミッドナイト
スターライト
(PRODUCT)RED
防水 IP68等級
(深さ6mまで、最長30分間)
SIMカード デュアルSIM(nano-SIMとeSIM)
デュアルeSIM
発売時価格 128GB 98,800円(税込)
256GB 110,800円(税込)
512GB 134,800円(税込)
128GB 86,800円(税込)
256GB 98,800円(税込)
512GB 122,800円(税込)

iPhone 12 Pro/12 Pro Max

  • ハイスペック機種が欲しい人
  • 高性能なカメラが欲しい人
  • 高画質でなめらかな動画撮影をしたい人

iPhone 12 Pro/12 Pro Maxは、2020年11月13日に発売されました。チップはA14 Bionicを搭載し、パワフルでスピーディーな処理速度を実現しています。

超広角カメラはナイトモードを搭載。薄暗い場所でも色鮮やかな画質で撮影が可能です。また、ムービーもドルビービジョンでのビデオ撮影が可能となり、これまでよりもクオリティの高い撮影ができるようになりました。

iPhone 13のProシリーズは価格的に高くて手を出せないという方も、iPhone12シリーズはキャリアによっては割引が用意されており、購入しやすくなっているのもポイントです。残り在庫が少なくなってきている今がチャンスかもしれません。

iPhone 12 Pro
12 Pro 12 Pro Max
発売日 2020年10月23日 2020年11月13日
画面サイズ 6.1インチ
Super Retina XDR
ProMotion搭載
6.7インチ
Super Retina XDR
ProMotion搭載
解像度 2,532 x 1,170ピクセル 2,778 x 1,284ピクセル
本体サイズ 高さ:146.7mm
幅:71.5mm
厚さ:7.4mm
高さ:160.8mm
幅:78.1mm
厚さ:7.4mm
重さ 187g 226g
アウトカメラ 1,200万画素;トリプルカメラ
(超広角、広角、望遠、ナイトモード)
インカメラ 1,200万画素
(ナイトモード)
データ容量 128GB・256GB・512GB
CPU A14 Bionic
認証 Face ID (顔認証)
カラー シルバー
ゴールド
グラファイト
パシフィックブルー
防水 IP68等級
(深さ6mまで、最長30分間)
SIMカード デュアルSIM(nano-SIMとeSIM)
発売時価格 128GB 106,800円(税込)
256GB 117,800円(税込)
512GB 139,800円(税込)
128GB 117,800円(税込)
256GB 128,800円(税込)
512GB 150,800円(税込)

iPhone 12/12 mini

iPhone 12/12 mini
  • なるべく安く、高性能なカメラを利用したい人

「iPhoneできれいな動画や静止画を撮りたい、iPhone 13ほどの機能はいらないけれど、iPhone SE3では物足りない…」という人にはiPhone 12が最もバランスが良くおすすめです。

iPhoneの5G対応機種の中では、一番古い機種となりますが、それがゆえにキャリアでの値下げも行われています。値下げ分、1つ上の容量モデルを購入検討できるのも良いですね。

iPhone 12
iPhone 12 iPhone 12 mini
発売日 2020年10月23日 2020年11月13日
画面サイズ 6.1インチ
Super Retina XDR
ProMotion搭載
5.4インチ
Super Retina XDR
ProMotion搭載
解像度 2,532 x 1,170ピクセル 2,340×1,080ピクセル
本体サイズ 高さ:146.7mm
幅:71.5mm
厚さ:7.4mm
高さ:131.5mm
幅:64.2mm
厚さ:7.4mm
重さ 162g 133g
アウトカメラ 1,200万画素;デュアルカメラ
(超広角、広角、ナイトモード)
インカメラ 1,200万画素
(ナイトモード)
データ容量 64GB・128GB・256GB
CPU A14 Bionic
認証 Face ID (顔認証)
カラー グリーン
パープル
ブルー
ホワイト
ブラック
(PRODUCT)RED
防水 IP68等級
(深さ6mまで、最長30分間)
SIMカード デュアルSIM(nano-SIMとeSIM)
発売時価格 64GB 85,800円(税込)
128GB 90,800円(税込)
256GB 101,800円(税込)
64GB 74,800円(税込)
128GB 79,800円(税込)
256GB 90,800円(税込)

iPhoneで5Gを使うには何が必要?

iPhoneで5Gを使用するには、対応する料金プランへの契約と対応している端末が必要になります。対応するIphoneや料金プランについてまとめてみました。

(1)5G対応の携帯会社・料金プラン

iPhoneで5G通信を利用するには、5Gに対応している料金プランを契約する必要があります。

大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)には、5G専用のプランが用意されています。

(2)5G対応のiPhone

5G対応のiPhoneは下記の9機種です。

  • iPhone SE3
  • iPhone 13シリーズ(13、13 mini、13 Pro、13 Pro Max)
  • iPhone 12シリーズ(12、12 mini、12 Pro、12 Pro Max)

※iPhone 12シリーズでデュアルSIMで5G通信を使いたい場合は、iOS14.5以降のインストールが必須です。

iPhone 11はiOSアップデートで5G対応になる?

結論から言うと、iPhone 11以前のiPhoneは最新のiOSにアップデートしても5G対応とはなりません。

5G対応のためには5G通信モデムチップが必要となります。iPhone 11以前のiPhoneにはこのチップが搭載されていません。

物理的なチップの搭載が必要なので、データのやりとりだけで解決できるものではありません。そのため、iOSのアップデートでiPhone 11以前のiPhoneが5G通信に対応できるようにはなりません。

(3)5Gのオプション設定

iPhoneで5G通信を利用するためには設定するべき項目が2つあります。

「設定」アプリ>「モバイル通信」>「通信のオプション」と進んで…

  1. 「音声通話とデータ」
  2. 「データモード」

「音声通話とデータ」

5Gサービスエリア内で5G通信を利用するためには「音声通話とデータ」で「5Gオン」または「5Gオート」を選択します。

  • 「5Gオン」→5Gエリア内なら常に5G通信を利用、バッテリーの持ちが悪くなる可能性がある
  • 「5Gオート」→5Gエリア内でも4Gとあまり変わらない場合は4Gに自動的に切り替わりバッテリー節約

通信速度を優先するか、バッテリー持ちを優先するかの設定とも言えます。よほどのことがない限り「5Gオート」の設定が良いでしょう。

「データモード」

5G通信時の、自動アップデートや動画再生などデータ容量の多い通信が予想される場合の制限や節約の設定です。

  • 「5Gでより多くのデータを許容」→自動アプデや動画再生において、WiFi通信可能でも5G通信が速い場合、5G優先利用
  • 「標準」→自動アップデートは5G、動画再生やFaceTimeは画質制限で使用
  • 「省データモード」→自動アプデや動画再生などの使用は一時停止される

5G優先であってもWiFiの方が通信速度が速い場合はWiFi通信が利用されます。

通信速度を優先するか、データ容量を優先するかの設定とも言えます。無制限プランであれば「5Gでより多くのデータを許容」がデフォルトになっている場合もあります。

無制限プランでなければ「省データモード」にしておくべきでしょう。自動アップデートや動画再生などにおける予想外のデータ容量の使用を防げます。

iPhoneの5G対応まとめ

iPhoneで5G対応のナンバリングモデル(12.13)と廉価版のSEがそろい、今後の発売機種も全て5G対応となっていきそうです。

今後のiPhoneの注目ポイントとしては、5G高速通信の恩恵を最大限に受けられるミリ波への対応がキーになりそうです。

ただし、キャリア側のミリ波対応エリアの広がりがまだまだなので、iPhone 14での5Gミリ波対応はキャリア側の情報と合わせてチェックしていきたいですね。

公開日時 : 2022年05月09日

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター

iPhone格安SIM通信のニュース編集部です。通信関連の最新ニュースをお届けします!

関連キーワード