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  • 更新日:2024年01月24日

5GBのおすすめ格安SIMを比較!選ぶポイントも紹介

5GBのおすすめ格安SIMを比較!選ぶポイントも紹介

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格安SIMへの乗り換えを検討していて、外出先では必要以上にスマホを使わない方なら、月5GBのプランがおすすめです。

本記事では、5GBでおすすめの格安SIMを紹介し、実際5GBでどれくらい使えるのかも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

5GBでどのくらいつかえる?

動画視聴や音楽など、5GBでどの程度利用できるのかを表にまとめました。

Webページ 約16,500回表示
(※1ページ閲覧ごとに300KB消費)
動画再生 約10時間
(※解像度480pで計算)
音楽再生 約1,250曲
(※1曲あたり4MBで計算)
LINE(メッセージ) 約250万回
(※テキストのみ500文字程度で計算)
電話 約275時間
(※1分ごとに300KB消費)

動画再生が約10時間、Webページの閲覧が約16,500ページなどどの数値も膨大です。そのため、概ね5GBで困ることはないでしょう。

ただし、動画再生の約10時間は解像度480pの場合です。720pや1080pなど、より高画質になればその分視聴できる時間は短くなります。

また、5GBでゲームを楽しみたいと考えている場合は注意してください。例えば、スマホゲームの源神は初回のダウンロードだけで30GB以上消費します。つまり、5GBでは到底足りません。

5GBが適しているのは、外出した際の空き時間に動画を楽しみたい人、基本的にWeb閲覧やLINEメッセージしか利用しない人に向いています。

一方向いていないのは、例えば大容量のオンラインゲームをプレイしたい、高画質動画を頻繁に視聴したい人です。つまり、データ消費量の大きいコンテンツを利用したい人には適しません。

LINEのやり取りがメインでほとんど動画を見ない方は、3GBのおすすめ格安SIMをまとめた記事を、動画もゲームも楽しみたい方は10GBのおすすめ格安SIMをまとめた記事をご覧ください。

【比較】5GBの格安SIMの月額料金

IIJmioやNUROモバイルなど、5GBプランを扱う格安SIMの月額料金を比較します。

キャリア 料金
IIJmio 660円~990円/月
nuroモバイル 825円~990円/月
y.uモバイル 800円~1,070円/月
LinksMate 858円~1,210円/月
イオンモバイル 1,078円~1,298円/月
ロケットモバイル 759円~1,430円/月
mineo 1,265円~1,518円/月
J:COMモバイル 1,628円/月
Xモバイル 1,848円/月
DTI SIM 1,342円~2,112円/月

料金を見ると、660円(IIJmio)や759円(ロケットモバイル)などの低価格のものから、事業者によっては1,265円(mineo)や1,848円(Xモバイル)のものまであります。

なお、月額料金が安いものは基本的にデータ通信にのみ対応したプランです。そのため、SMSや音声通話が利用できません。

料金の安さで選ぶのは大切ですが、それだけでなくサービス内容にも注目しましょう。自分の利用目的に合った格安SIMを選ぶことが大切です。

格安SIMを選ぶポイント3つ!

ここでは、回線種類やSIMタイプなど格安SIMを選ぶポイントを3つ解説します。通信速度だけでなく、セット割やポイント還元などキャリアの経済圏で選ぶのも重要です。

通信速度で選ぶ

インターネットを快適に利用するためには、通常下り速度が10Mbps~30Mbps(実効速度)必要だといわれています。

固定回線の中には、例えばNURO光(光回線)のように平均速度(実際の速度)500Mbpsを超える場合もありますが、そこまで速くなくてもLINEメッセージは送れますし動画も視聴できます。

用途別に必要となる速度の目安は下記の通りです。

用途 速度の目安
動画視聴 3Mbps〜25Mbps
Webサイトの閲覧 1Mbps〜10Mbps
オンラインゲーム 30Mbps〜100Mbps
メール送信 128Kbps〜1Mbps

「みんなのネット回線速度」のサイトを参考に、代表的な格安SIMの速度を紹介します。

平均下り速度
nuroモバイル 52.25Mbps
y.uモバイル 63.42Mbps
mineo 41.13Mbps
HISモバイル 121.55Mbps
LinksMate 64.27Mbps

通信速度は利用する環境によっても異なりますが、どれも30Mbpsを超える数値が出ています。そのため、格安SIMであってもほとんどの場合ストレスなくコンテンツを楽しめるでしょう。

特に、HISモバイルは100Mbpsを超えているため、速度で選びたいのであれば検討してみてください。

なお、速度には「下り(ダウンロード)」と「上り(アップロード)」があります。下り速度とは、インターネット上からのデータをスマホやPCで受信する際に影響する速度です。

下り速度が遅いと、Webページを開くのに時間がかかったり、動画がカクつく原因になります。一方上り速度は、スマホやPCからインターネットに向けてデータを送信する際に影響する速度です。

上り速度が遅いと、メールを送信するのに時間がかかったり、例えばYouTubeに動画を投稿する際に時間がかかってしまいます。

使用回線で選ぶ

格安SIMを選ぶ際は、4キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク・楽天)の経済圏で決めるのも1つです。

例えば自宅用の固定回線としてソフトバンク光を利用している場合、ワイモバイルと併用することで、おうち割が適用されワイモバイルの料金が毎月ひとりあたり最大1,650円割引されます。

またahamoであれば、ドコモ光と併用することで、ドコモ光の料金1,000円につき10%のポイント還元が受けられます。

貯まったdポイントはahamoの支払いや、ネットショッピングで利用できるのがメリットです。その他、キャンペーンや割引が多いMNPで乗り換えるのもお得です。

例えば他社からワイモバイルにMNPで乗り換えると、paypayポイントの還元をはじめとした特典が得られます。

12月23日時点では、最大23,000円相当のPayPayポイントがもらえます。獲得したPayPayポイントは、ワイモバイルの支払いに充てられるため便利です。

その他、端末下取りでPayPayポイントがもらえる、もしくは購入する機種代金の割引も受けられます。

ただし、ワイモバイルのMNP乗り換えキャンペーンは、ソフトバンクやLINEMO、またはソフトバンク回線を利用したMVNO各社からの乗り換えでは適用されません。

あくまでも、異なる回線からの乗り換えがキャンペーンの対象です。

SIMのタイプで選ぶ

SIMには、音声通話ありとデータ通信のみの2種類があるので、自分の目的に合ったタイプを選ぶようにしてください。

なお、音声通話ありはデータ通信+音声通話の組み合わせなので、データ通信のみのタイプより金額が上がります。参考に各社の料金を比較してみます。

音声通話ありの料金 データ通信のみの料金
イオンモバイル 1,298円/月 1,078円/月
ロケットモバイル 1,430円/月 1,320円/月
y.uモバイル 1,070円/月 800円/月
mineo 1,518円/月 1,265円/月

全体的に、音声通話ありはデータ通信のみと比較し数百円程度高いことがわかります。とはいえ、毎月の料金が抑えられるからという理由で、安易にデータ通信のみのタイプを選ぶのはやめましょう。

データ通信のみでもLINEやSkypeでの通話は可能ですが、110番や119番などの緊急通報ができません。また、SMS(SMS認証含む)が使えないなどのデメリットもあります。

そのためデータ通信のみに対応したSIMは、スマホの2台持ちを検討している人におすすめです。

2台持ち(音声通話あり端末+データ通信のみ端末)であれば、例えばモバイルバッテリーを持ち運ぶ手間を省けます。

通話は音声通話あり端末で行い、地図アプリや動画視聴などはデータ通信のみの端末を使うようにします。そうすれば電池切れで緊急の電話ができないといったリスクを避けられるでしょう。

その他iPhoneとAndroidの2台持ちにあこがれている、という人にとってもメリットです。

5GBのおすすめ格安SIM5社

ここでは、通信速度・使用回線・月額料金(音声通話あり)を総合しておすすめの格安SIMを紹介します。各事業者の特徴も踏まえて参考にしてください。

IIJmio|月額料金も端末も安い!

IIJmio バナー
月額料金(税込) 990円/月
速度 平均下り速度:47.18Mbps
使用回線 ドコモ au

月額料金の安さに加え、端末も安く購入できるのがIIIJmioの魅力です。IIJmioの月額料金や実効速度を表にしたので見てください。

IIJmioには下記の特徴があります。

  • 月額料金が他社と比較して安い
  • 他社からの乗り換え(MNP)でスマホが110円から購入できる
  • バースト機能により低速通信時も快適に使える

IIJmioの音声通話ありプランは、月額990円(5GB)となっており他社と比較して安いのが魅力です。例えば同条件で比較した場合、mineoが1,518円、DTI SIMは2,112円です。

そのため5GBの音声通話ありプランを安さで選びたいなら、IIJmioをおすすめします。また、IIJmioは、他社からのMNP乗り換えでスマホ端末が110円~購入できるのもメリットです。

記事執筆現在、5G対応の最新機種OPPO A55s 5Gが110円でした。スマホは高いと10万円近くするため、格安で購入できるメリットは大きいです。

そして、IIJmioでは低速時(クーポンオフの最大300Kbps)でも、バースト機能により快適にインターネットが使えます。

バースト機能とは、低速時でも通信しはじめの数秒間高速通信ができる機能です。バースト機能が利用できることで、低速時であっても時間をかけずにWebページを開けます。

安さ・使い勝手で格安SIMを選ぶなら、IIJmioの申し込みを検討してみてください。

【IIJmio公式】詳細はこちら

NUROモバイル|速度が速い!

NUROモバイル バナー
月額料金(税込) 990円/月
速度 平均下り速度:52.25Mbps
使用回線 ドコモ
au
ソフトバンク

専用帯域を割り当てることで、安定した速度で通信できるのがNUROモバイルの魅力です。月額料金や実際の速度を紹介するので見てください。

NUROモバイルには下記の特徴があります。

  • 余ったデータ量を翌月に繰り越せる
  • NEOデータフリーにより対象SNSの通信量がカウントされない
  • ドコモ・au・ソフトバンクから回線を選べる

NUROモバイルは、余ったデータ容量を翌月に繰り越せるのがメリットです。LINEMOやHISモバイルなど、格安SIMによっては翌月に繰越できない事業者も少なくありません。

その場合、月によっては無駄にデータ容量を捨てることになるのがデメリットです。NUROモバイルのように繰り越しができれば、毎月の通信量に波があっても無駄になりません。

また、NUROモバイルはNEOデータフリーが利用できるのも魅力でしょう。

NEOデータフリーとは、対象のSNS(X・LINE・Instagram・TikTok)を使用した際の通信量が、ノーカウントとなる便利な機能です。SNSを頻繁に利用する人であれば役立ちます。

また、NUROモバイルの音声通話あり5GBプランでは、ドコモ・au・ソフトバンクの回線が選べるので、SIMロックがかかっていても解除手続きが必要ありません。

便利なサービス、安定して速い速度に魅力を感じるなら、NUROモバイルの申し込みを検討してみてください。

【NUROモバイル公式】詳細はこちら

HISモバイル|7GBだが安くて速い

HISモバイル バナー
月額料金(税込) 990円/月(7GBプラン)
速度 平均下り速度:121.55Mbps
使用回線 ドコモ

5GBプランはないものの、低料金で速度も速いのがHISモバイルの魅力です。下の表では7GBの月額料金や速度を紹介しています。

HISモバイルには下記の特徴があります。

  • 実際の速度が速い
  • 5GBプランはないが、音声通話付プランが安い
  • 料金プランの種類が豊富

HISモバイルは、実際の速度が速いのが強みです。平均下り速度は121.55Mbpsとなっており、100Mbpsを超えています。

本記事では「みんなのネット回線速度」のデータをもとに実際の速度を紹介していますが、例えば同サイトの格安SIMの通信速度ランキング17位のLIBMOの速度は平均16.64Mbpsでした。

つまりHISモバイルは7倍以上の速度が出ています。

通信速度は、利用する場所によっても異なるためいつでも100Mbpsを超えるとは限りません。とはいえ、少しでも速い格安SIMを利用したいのであれば、HISモバイルの利用を検討してみてください。

また、HISモバイルでは5GBプランを扱っていませんが、音声通話ありの料金が月額990円となっており安いのも魅力です。

HISモバイルであれば、NUROモバイルやIIJmioと同額でありながら月間7GB利用できます。

また、HISモバイルは、オーソドックスな基本プランの他、従量課金制プランや、データ通信専用のデータ定額440プランなど料金プランの種類が豊富なのもメリットです。

通信速度にこだわりたい、5GBよりもう少し使いたいと考えるなら、HISモバイルを選んでみてください。

【HISモバイル公式】詳細はこちら

y.uモバイル|データ通信プランが安い!

出典:y.uモバイル

y.uモバイルは、音声通話ありプランの安さが魅力の格安SIMです。月額料金や速度を紹介します。

月額料金(税込) 1,070円/月
速度 平均下り速度:63.42Mbps
使用回線 ドコモ

y.uモバイルには下記の特徴があります。

  • 余ったデータ容量は永久に繰り越せる
  • 料金に端末補償(修理費用保険)が含まれる
  • 端末補償付の金額がお得

NUROモバイルのように、余ったデータ容量を翌月に繰り越せる格安SIMは存在しますが、y.uモバイルは永久に繰り越しできるのが魅力です。(※ただし上限は100GBまで)

上限が決まっているとはいえ、使い過ぎたと感じたときに役立つでしょう。その他、y.uモバイルは端末補償が基本料金に組み込まれているのもメリットです。

端末補償未加入の場合、場合によっては数万円の修理費を請求されます。

その点y.uモバイルなら、トラブル(水濡れや外装破損など)があっても安心です。(※年間保険金支払額上限:30,000円×2回まで可)

また、y.uモバイルは月額料金に端末補償が含まれていながら安いのも魅力です。

例えば、NUROモバイルの音声通話あり(5GBプラン)の金額は月額990円ですが、そこに端末補償(月額550円)をプラスした場合、月額1,540円の支払いになります。

一方、y.uモバイルは端末補償がありながら月額1,070円なので金額が抑えられます。

そのため、格安SIMを申し込むにあたって端末補償に加入したい、その際金額を抑えたいという人にy.uモバイルはおすすめです。

【y.u mobile公式】詳細はこちら

Links Mate|ゲーム・動画は使い放題!

リンクスメイト

対象コンテンツが豊富な、カウントフリーオプションが利用できるLinks Mateも、おすすめの格安SIMです。まずは月額料金や通信速度を見てください。

月額料金(税込) 1,210円/月
速度 平均下り速度:64.27Mbps
使用回線 ドコモ

Links Mateには下記の特徴があります。

  • ゲームや動画がお得に使えるカウントフリーオプションが便利
  • 対象ゲームとの連携で特典がもらえる
  • 契約できるデータ容量のプランが豊富

Links Mateは、対象のゲームや動画の通信量が90%以上オフになる、カウントフリーオプションを利用できるのがメリットです。

基本料金とは別に月額550円かかりますが、約100種類のゲーム、数十種類のコンテンツ(AbemaTVやまんが王国など)、そしてXやInstagramなどのSNSが対象です。

他社にもカウントフリーオプションはありますが、例えばBIGLOBEモバイルは21種類のコンテンツのみ対応しています。Links Mateと比較すると多くありません。

また、Links Mateは対象のゲームと連携することで特典がもらえます。(※5GBでは初回連携特典がもらえる)

ウマ娘プリティーダービーや、ワールドフリッパーなどゲーム内で利用できるアイテムがもらえるので、好きな人におすすめです。

その他、Links Mateは100MB~1TBまでデータ容量別に豊富なプランが用意されているのもメリットです。

契約するデータ容量が大きければもらえる特典も多いので、ゲーム好きな人は5GB以上のプランを契約してもよいでしょう。

Links Mateはコンテンツを頻繁に楽しみたい人、特にゲームをメインに格安SIMを使いたい人におすすめです。

【LinksMate公式】詳細はこちら

よくある質問

最後に格安SIMのよくある質問に答えます。5GBを超えた際の対処法や、速度制限について解説しているので参考にしてください。

5GBを超えたらどうすれば良い?

月のデータ使用量が5GBを超えた場合、格安SIMでは容量追加が可能です。本記事で紹介した、格安SIMのデータ追加の料金や、追加方法を表にしたので参考にしてください。

データ追加 料金 追加方法
IIJmio 220円/1GB
(Webサイト・アプリ)
1,500円/500MB
(IIJmioクーポンカード)
Webサイト
アプリ
IIJmioクーポンカード
NUROモバイル 550円/1GB 容量チャージ
データ前借り
Gigaプラス
HISモバイル 200円/1GB Webサイト
y.uモバイル 330円/1GB
1,200円/10GB
Webサイト
(手動チャージ・オートチャージ)
Links Mate 88円/100MB
550円/1GB
550円/月2枚(2GB分)
2,200円/月10枚(10GB分)
Webサイト
追加容量チケット

各社の金額を見ると、データ容量追加の料金は1GBで200円~500円です。なお、データ容量の追加方法によっては、IIJmioのクーポンカードのように割高になる場合もあるため注意してください。

データ容量の追加方法には、都度購入して追加する以外にも、例えばy.uモバイルのように500MB以下になったら1GBが自動でチャージされるオートチャージがあります。

またNUROモバイルには、データ前借り(翌月のデータ容量を最大2GBまで前借りできる)や、3ヵ月ごとにデータ容量を追加で受け取れるGigaプラスがあります。(※5GBの場合3ヵ月ごとに3GB付与)

特にGigaプラスは無料で利用できるオプションなのでお得です。いずれにしても、5GB使い切ってしまいそうな場合でも、都度追加できるので安心してください。

格安SIMの速度は遅い?

格安SIMの速度は概ね30Mbps以上なので、決して遅いことはありません。

YouTubeで4K動画(推奨速度20Mbps)は視聴できますし、オンラインゲームの場合はジャンルによっても異なりますが、30Mbpsであれば楽しめます。

ただし、例えば帰宅後の時間帯(21時~23時)など混雑する時間はあります。その時は遅いと感じることもあるかもしれません。

回線が不安定なのが気になるなら、専用帯域があるNUROモバイルや、サブブランドのUQモバイル(auのサブブランド)やワイモバイル(ソフトバンクのサブブランド)がおすすめです。

NUROモバイルでは、ソニーグループのAI技術により、通信量を予測し帯域を効率よく自動で振り分けてくれます。

そのため、混雑する時間帯であっても比較的安定した速度でインターネットを利用できるのが強みです。

また、サブブランドではソフトバンクなどの回線をそのまま使用しているため、MVNOと比較して安定した通信が期待できます。

速度制限のときは何ができる?

月間5GBを使い切り速度制限(例:最大128Kbps)を受けても、下記のサービスはかろうじて利用できます。

  • Web閲覧(※ただし画像の読み込みに時間がかかる)
  • LINEのテキストメッセージ(※写真やスタンプの表示に時間がかかる)
  • LINEの音声通話
  • XなどのSNS(※ただし画像の読み込みに時間がかかる)

利用できるといっても、画像の読み込みに時間がかかるためストレスなく利用することはできません。また、ビデオ通話や動画視聴は厳しいと考えてください。

なお、速度制限時の最大速度は格安SIMによって異なります。参考に本記事で紹介している5社の数値を紹介します。

  • IIJmio:最大300Kbps
  • NUROモバイル:最大200Kbps
  • HISモバイル:最大128Kbps
  • y.uモバイル:最大128Kbps
  • Links Mate:最大200Kbps

各社でわずかに速度は異なりますが、概ね最大128Kbpsか最大200Kbpsです。

いずれにしても速度制限がかかったままでは不便なので、データ容量の追加を検討するか、そもそも5GBで足りないようであればプラン変更を検討してみてください。

まとめ

ここまで、格安SIMの5GBでどれだけ使えるのか、また向いている人や向いていない人をお伝えしました。

5GBといっても格安SIMによって料金や回線種類、サービス内容は様々です。そのため自分の利用目的に合ったサービスを選ぶようにしてください。

5GBプランは、大容量プランと比較して毎月の料金を抑えられるのがメリットです。

一方で、さらにコストを抑えたい場合は、カシモWiMAXをはじめとしたポケット型WiFiとの併用も検討してみてください。

無制限のポケット型WiFiをメインで利用すれば、例えば3GBなど容量の少ないプランに切り替えることができます。さらにコストが抑えられるので参考にしてみてください。

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター

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