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イオンモバイルでMNP予約番号を発行してから乗り換えよう!転出するための手続きもわかりやすく解説

格安SIMのイオンモバイルでは、現在使用している電話番号を持ち出して他社に引き継ぐMNP転出が可能です。
MNP転出をするにはいくつか手順があり、スムーズに行うには全体の流れを知っておくとよいでしょう。また、乗り換え先としてどこがよいのかを知っておくのもおすすめです。
本記事では、イオンモバイルでMNP予約番号を発行してから乗り換え方法を紹介していきます。
MNP転出の手順から詳細なポイントまで知り、イオンモバイルから他社にスムーズに乗り換えましょう。
目次
イオンモバイルを解約する方法は2つ

イオンモバイルは「お客様さまセンター」と「ご契約即日お渡し店舗」の2つの方法で解約が可能です。他社格安SIMではWeb解約が可能な場合もありますが、イオンモバイルではこれに対応していません。
イオンモバイルならではの方法を知り、まずは解約のやり方から把握していきましょう。
イオンモバイルお客さまセンターでの解約
電話での解約では、「イオンモバイルお客さまセンター」に問い合わせを行います。電話番号は「0120-025-260」であり、フリーダイヤルです。
解約時には本人確認情報と解約する回線のICCIDが必要であり、それぞれ事前に用意しておきましょう。本人確認情報としては、次のものがあげられます。
- 名前
- 生年月日
- 住所
- 契約電話番号
- 連絡先電話番号
ICCIDはSIMカードの識別番号であり、SIMカード本体や付属していた台紙、契約書類やマイページなどから確認できます。
即日お渡し店舗での解約
イオンモバイルには契約して即日端末を渡してもらえる店舗があり、ここでも解約手続きが可能です。
ご契約即日お渡し店舗で解約する場合は、解約する回線のICCIDと本人確認情報、さらに本人確認書類の3つが必要です。
本人確認書類に該当するものとしては、次があげられます。
書類 | 必要なページ |
---|---|
マイナンバーカード | 表面(必須) |
運転免許証 |
|
日本国パスポート |
|
住民基本台帳カード |
|
在留カード/特別永住者証明書 |
|
また、健康保険証も本人確認書類として使用できますが、保険証の場合は次のいずれかの補助書類とあわせて提出しなければなりません。
- 公共料金領収書(電気・都市ガス・水道の料金領収書)
- 住民票
- 戸籍謄本
それぞれ申し込み者の氏名と現住所が記載されており、かつ発行から3ヵ月以内のもののみ使用できます。
これらを持参して店舗に行き、窓口にて解約したい旨を申し出ましょう。
いつ解約しても違約金は0円
契約期間の定めがないイオンモバイルでは、いつ解約しても違約金はかかりません。他社のように数年の契約期間の縛りや最低利用期間などの設定もなく、いつ解約しても違約金が0円なのは大きな魅力です。
他社では解約時の違約金は数千円から高いと10,000円以上かかることもあるため、比較するとイオンモバイルの解約時のコストは他社よりも低いといえます。
乗り換え先をまだ決めていない・迷っている方は、格安スマホはどこがいいのかおすすめをランキング形式で解説した記事を参考にしてください。
MNP予約番号はWebか電話で発行

イオンモバイルを解約して他社に乗り換える際に、使用していた電話番号を引き継ぐにはMNP予約番号の発行が必要です。
MNP予約番号の発行は解約手続きとは異なり、Webと電話の2つの方法で行えます。解約手順と共通する部分もありますが、詳細な手続きは違うため、MNP予約番号発行ならではの操作を確認しましょう。
Webはイオンモバイルのマイページから
MNPの予約番号をマイページから発行する際の手順は、次の通りです。
- イオンモバイルのマイページにログインする
- トップページ下部の電話番号を選択する
- 新規発行可能の転出申込みを選択する
- 手数料などの必要事項を確認する
- MNP予約番号を申し込むを選択する
- 申込み完了の画面が出たら手続き完了
この手順で予約番号を発行すると、MNP転出の準備は完了です。
電話はイオンモバイルお客さまセンターへ
電話でMNP予約番号を発行する場合は、解約のときと同じでイオンモバイルお客さまセンターに問い合わせをします。
- 電話番号:0120-025-260
- 営業時間:10時30分~19時30分
- 営業日:年中無休
電話でMNP予約番号を発行する際には、本人確認情報と乗り換える端末のICCIDを用意します。
MNP予約番号の発行にかかる手数料
イオンモバイルでは、2021年4月1日よりMNP転出手数料を廃止しました。そのため、MNP取得時およびMNP転出時には手数料がかかりません。
どのタイミングで乗り換えてもMNP転出手数料が無料なので、乗り換え費用を抑えられます。
MNP予約番号の発行日と確認方法
MNP予約番号は、申請してから発行されるまでに4~5日程度の時間がかかります。 発行が完了すると、イオンモバイルのマイページにお知らせが届くため、こまめに確認しておきましょう。
申請をしてもすぐに発行されるわけではないため、素早く乗り換えをするには早めに行動することをおすすめします。
MNP予約番号を発行するときの注意点

イオンモバイルでMNP予約番号を発行する際には、次の3つの注意点を把握しておきましょう。
- MNP予約番号には有効期限がある
- 月初めにMNP予約番号の発行は損
- 月末が近づくと電話がつながりにくい
これらのポイントを知っておくことで、よりスムーズにMNP転出ができます。
MNP予約番号には有効期限がある
MNP予約番号は有効期限があり、発行から15日以内のみ使用できます。有効期限を超過すると利用できなくなるため、再発行が必要です。
また、MNP予約番号の有効期限は15日ですが、キャリアや格安SIMによっては別途期限を設けていることもあります。
乗り換え先によっては、1週間から10日以上期間の余裕がないと、手続きができない場合があるため注意しましょう。
月初めにMNP予約番号の発行は損
MNP予約番号の発行自体はいつでもできますが、月初に発行してすぐに乗り換えると、損をしてしまいます。
イオンモバイルは解約時の月額料金が日割り計算されず、1ヵ月分丸々請求されます。そのため、できるだけ月末に乗り換えをしたほうが、料金の損が少なくなってよいでしょう。
また、月末にあわせて解約することがおすすめですが、月末最終日は解約手続きができません。最終日の解約はできないため、31日まである月なら、30日までには手続きを完了させておきましょう。
月末が近づくと電話がつながりにくい
イオンモバイルは月末に解約したほうがお得であるため、月の後半になると問い合わせの電話が集中しやすいです。
そのため、月末ぎりぎりに問い合わせをすると、電話がつながらずにMNP予約番号の発行や解約ができない可能性があります。
乗り換え先によって有効期限の余裕がどれくらい必要かは異なりますが、できるだけ早めに予約番号を発行しておいたほうが、乗り換えはスムーズに行えるでしょう。
また、電話での問い合わせが混雑している場合は、Webから申し込んで予約番号を発行することがおすすめです。
イオンモバイルの解約でよくある疑問

スムーズにイオンモバイルからMNP転出をするには、次の疑問についても知っておきましょう。
- 使っていたSIMカードは返却するのか
- MNP予約番号は再発行できるのか
疑問を解決してから乗り換えを行うことで、MNP転出はしやすくなります。
使っていたSIMカードは返却するのか
イオンモバイルでは解約やMNP転出をしても、SIMカードの返却は不要です。 そのため自分で保管しておくか、破棄しても構いません。
ただしSIMカードは契約が切れていても他人の手に渡ると悪用される可能性があるため、ハサミを入れるなどして使用できなくしてから、破棄したほうがよいでしょう。
保管していても使い道はないため、悪用を防ぐためにも厳重に処理して破棄することをおすすめします。
MNP予約番号は再発行できるのか
MNP予約番号は15日の有効期限があり、この期間を超過すると失効します。 失効後も再発行は可能であり、期間超過から2~3日以上経過すると、再発行できます。
期限切れから2~3日間は、抑止期間が定められているため、この間は待ちましょう。また、再発行ができるのは有効期限を超過してからなので、期限が残っている最中に再発行して期間することはできません。
MNPで転入するおすすめ格安SIM3選
イオンモバイルからMNPで転入するなら、次の3つの格安SIMがおすすめです。
- ワイモバイル
- ahamo
- UQモバイル
これらは割引を適用することで、イオンモバイルよりも安価で利用できます。また、データ容量も3GB以上使えて、モバイル通信の少ない人なら不便なく利用しやすい点も魅力でしょう。
ワイモバイル

ワイモバイルはソフトバンク光とのセット割引を適用することで、データ容量3GBのシンプルSなら月額2,178円(税込)で利用できます。
また、人気iPhoneのiPhone SE(第3世代)を取り扱っている数少ない格安SIMです。
最新のiPhoneを安く利用したい方はぜひワイモバイルを契約しましょう。端末割引キャンペーンを利用すると、キャリアやApple公式よりも安く端末を購入できます。
Yahoo!のサービスを利用するとマイルが貯まり、これを活用することでデータ容量の追加料金も抑えられます。
ソフトバンク回線を使用しているため通信速度も速く、安価で品質のよいサービスを利用できるのは、ワイモバイルならではの魅力でしょう。
ahamo

ahamoでは20GBが2,970円(税込)で利用可能です。通信回線大手のドコモ回線を使用しているため、安心して快適に通信できます。
また、5分以内の国内通話無料が基本料金に含まれています。
さらに、最新のiPhone 14シリーズやiPhone SE(第3世代)も取り扱っています。ほかにも、ドコモオンラインショップで取り扱いのある様々なスマホも購入可能です。
UQモバイル

月額990円(税込)から利用でき、余ったデータは翌月繰り越しできるのがUQモバイルの特徴です。
au回線が利用できるので、イオンモバイルからの乗り換え時に使っていたスマホをそのまま利用できます。
永年550円(税込)割引が適用される「家族セット割」や、指定のネット回線かでんきとセットで最大1,100円(税込)割引される「自宅セット割」もあり、お得です。
MNP予約番号を発行しイオンモバイルから転出しよう

イオンモバイルから他社のキャリアや格安SIMに電話番号を引き継いで乗り換えをするには、MNP予約番号を発行する必要があります。
イオンモバイルは「お客様さまセンター」と「ご契約即日お渡し店舗」の2つの方法で解約が可能です。
また、MNP予約番号を発行する際は、以下の注意点に気をつけましょう。
- MNP予約番号には有効期限がある
- 月初めにMNP予約番号の発行は損
- 月末が近づくと電話がつながりにくい
- イオンモバイルの解約でよくある疑問
- 使っていたSIMカードは返却するのか
- MNP予約番号は再発行できるのか
MNP予約番号は15日という有効期限があり、乗り換え先によってはさらに余裕を持たないと、手続きができない場合があります。
乗り換え先ごとの条件をチェックし、スムーズに手続きを完了させてイオンモバイルからMNP転出を行いましょう。
公開日時 : 2023年07月28日
