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iPhone通信制限の解除法|データ残量の確認方法を知っておこう


iPhoneの通信制限は、iPhoneを使用する人にとって手痛い事態です。
「いつもはこんなに使うはずではなかったのに、今月は使い込んでしまって通信制限が来てしまった」という経験をした人もいることでしょう。
また、そのように通信制限になってしまった場合、タイミングによってはとても困るという場合も考えられるでしょう。
どうしてもインターネットを使わないといけないタイイングで通信制限になってしまうと、とても厄介です。そのためこの記事では、通信制限がかかってしまったときの解除法や、通信制限がかかる状態になるのを回避するための確認方法を紹介していくので、焦らずに対処していきましょう。
通信制限が掛かりやすくなる原因

通信制限が常にかかってしまう場合は、プラン変更をしてしまうのが手っ取り早いのですが、キャリアiPhoneとなるとすぐに契約変更するのには手間がかかってしまいます。
この場合、プラン変更をせずにできる範囲で使用状況を見直し、通信制限がかかりにくい状況にしていくことが必要です。
通信制限がかかりやすくなる原因について説明していきますので、こちらで通信制限の一助となる原因を確認しておきましょう。
動画サイトをよく利用する
動画をiPhoneで閲覧してしまうことは、データ量を激しく消費するのでなるべく避けるべき行為です。
例えばYoutubeモバイルを1日3時間視聴していたら、1ヵ月1GBではもちません。もし、動画をよく視聴するのであれば少し考え直すべきかもしれません。
もし動画サイトを利用していないのに通信制限がかかるのであれば、それはSNSで動画が自動再生されている可能性があります。
知らないうちに意外と多くのデータを受信してしまうので、しっかりと各SNSアプリの設定を確認し、自動再生をオフにしておきましょう。
音楽のストリーミング配信をよく利用する
音楽のストリーミング配信も多くのデータ量を消費します。具体例を挙げると、1日3~4時間ストリーミング配信を聞いていたら1ヵ月1GBはもたないといった事態になります。
動画などと違い、たくさんのデータを受信しているという感覚は持ちにくいかも知れませんが、実際には多くのデータを受信しているため注意しましょう。
iPhoneの機種によっては、高音質で音楽が聴けることを売りにしている機種がありますが、通信制限によってiPhoneの機能が十分に利用できなくなってしまえば非常に不便です。
音楽のストリーミング配信の使いすぎに心当たりがあるのであれば、利用を控えると、インターネットを他のことに有効利用できる可能性もあります。
テザリングをよく使用する
iPhoneをルーターの代わりとして機能させるテザリング機能は非常に便利な機能ですが、こちらもテザリング経由でPCでの動画視聴やオンラインストレージの同期をすると大きな通信量がかかります。
PCもiPhone同様、インターネット上で動画を自動再生してしまうことが多いですし、クラウドサービスなどで何気なく大量のデータを通信していまうことが多いでしょう。
PCはiPhone以上にさまざまな設定があるものですし、全てを通信量を減らす設定にすることは難しいでしょう。
OSの自動アップデートやアプリケーションの自動アップデートなど、自分で気がつかない間に大量のデータをダウンロードしている場合があるため、iPhoneの通信料を気にするのであればテザリングはなるべく使用しないのがおすすめです。
通信量を節約したい方は、スマホの通信量の節約方法まとめをご覧ください。
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各通信会社別iPhoneの通信制限の解除方法

通信制限が来てしまったiPhoneで、どうしてもネットを利用したいのであれば月が変わる前に解除する方法があります。
こちらでは各通信会社ごとに、iPhoneの通信制限の解除方法について触れていきます。契約先で細かに異なるので、1社ごと確認しておきましょう。
auはデータチャージでデータを購入する
基本的にiPhoneでは通信制限が来てしまった場合、追加料金を支払うことによって通信制限を解除することができます。
auの場合はデータチャージで追加のデータを購入すると通信制限を解除することが可能です。auのデータチャージの容量は0.5GBと1GBから選ぶことができ、また「今すぐ」と「予約」から選べたり、auポイントを利用したりできるのが特徴となっています。
「今すぐ」データチャージ購入をおこなう場合は、余ったデータ量を管理しきれない場合損をしてしまいますが、「予約」でデータチャージを購入すればそのリスクを回避できるのが魅力です。
大事なタイミングで通信制限が来てしまい、焦って損な選択をしてしまう事態は避けたいものです。そのためにもできるだけ、事前にどうすれば良いか考えておくのが良いでしょう。
ドコモは1GB追加オプションを購入する
ドコモの場合は通信制限が来てしまったとき、1GBを追加オプションで購入することによって、通信制限を解除することができます。
この追加購入をする場合には、あらかじめ契約を申請しておく必要があります。iPhoneが通信制限で使えない場合はPCから申請することも可能ですが、PCからの場合はdアカウントが必要となっています。
もし自分のdアカウントに心当たりがないのであれば、直接店頭に出向いていき、相談してみるとよいでしょう。
ソフトバンクは追加データを購入する
ソフトバンクの場合は追加データを購入することによって、通信制限を解除することができます。
しかしソフトバンクの場合、契約プランによっては追加データの購入はできないので注意が必要です。自分のプランで問題なく利用ができるかどうか確認しておくとよいでしょう。
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各通信会社別iPhoneのデータ残量の確認方法

通信制限が来ないように、現在どこまでデータを消費したのかどうかを確認して管理しておく方法があります。
あとどれくらい残っているかどうかを管理できるので、自分が利用している通信会社での確認方法を覚えておくとよいでしょう。
auは「My au」から確認する
auで契約したiPhoneである場合、データ残量確認は「My au」というauユーザー専用サイトから確認することができます。
My auへのアクセスはMy auアプリからでもPCからでも可能ですが、auから発行されたIDでログインする必要があります。
ログインすれば、自分が使用した前日までの今月分の通話料と、パケット料がどれくらいであるかを簡単に確認することができます。
しかし確認できるのは前日分までなので、当日どのくらい使用したのか不安で確認したいという方法には使えないので気をつけましょう。
心配な人はいざという時のために、なるべく小まめにチェックする習慣を付けておくと良いかも知れません。
ドコモは「My docomo」から確認する
ドコモユーザーである場合は、ドコモユーザー専用サイトの「My docomo」から確認します。
iPhoneからならdメニューから、PCからならMy docomoへアクセスし、dアカウント等でログインして確認することが可能です。
「My docomo」では、当月の利用データ通信量、利用額、dポイントなどが画面に表示されます。
もしデータ通信量の詳細を見たい場合は、データ通信量と表示されている枠内を選択することで見ることが可能です。
ソフトバンクは「My SoftBank」から確認する
ソフトバンクユーザーである場合は、ソフトバンクユーザー専用サイトである「My SoftBank」から確認することができます。
PC・iPhoneともに「My SoftBank」へアクセスしてIDとパスワードでログインするだけでよいので、簡単に確認することが可能です。どちらもメニューから「使用量の管理」を選べば、データ量を確認することができます。
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通信量を節約する方法

それではここからは、実際に通信量を節約する方法を見ていくことにしましょう。通信料を節約し、うまくコントロールしていくことができれば、通信制限を気にせずに、思うまま利用することができます。
ここから紹介する内容を参考にし、上手に節約して、通信制限の来ない快適な環境を整えていきましょう。
自宅やフリースポットのWiFiを利用する
自宅やWiFiのフリースポットにいる場合は、モバイルデータ通信の代わりにWiFiを使うと通信量を節約することができます。
WiFiはモバイルデータ通信を消費せずにネットが使える電波です。外でもWiFiを提供する店が増えたので、確認してみるとよいでしょう。
最近では電車内やコンビニエンスストア、カフェなどでWiFiが利用できるようになってきています。
また、フリーで使用できるWiFiがあれば自動的に接続してくれるアプリがあるので、そういったツールを活用してみると快適です。
無制限でインターネットを使う方法をまとめていますので、ストレスフリーでインターネットを使いたい方はぜひお読みくださいね。
モバイルデータ通信では動画などの配信はしない
モバイルデータ通信では動画などの配信はしないように気をつけるのも効果的です。動画やストリーミング配信は通信量を非常に多く使うため、すぐに制限がかかってしまうとい欠点があります。
もしどうしても配信をおこないたい場合は、WiFiなどのモバイルデータ通信以外の電波を使って配信をおこないましょう。
ほかには、固定回線とモバイル回線を詳しく比較しましたので、選ぶ際にぜひご参考にしてください。
WiMAXを併用する
データ通信を多きく消費する場合はWiMAXを利用してWiFiに接続して利用しましょう。WiMAXのモバイルルーターを持ち歩けば外出先でもWiFiに接続できるのでメインの端末側のデータを消費しません。
WiMAXを利用するならカシモWiMAXがおすすめですギガ放題が月々1,518円(税込)~利用ができるので、これさえ持ち歩けば通信制限になる心配もありません。
iPhone側のデータ通信の契約容量を落とすことによって今よりも月々の料金が安くなるケースもあるので積極的に活用してみましょう。
カシモWiMAXを契約する格安SIMとWiFiについてはこちらの記事で解説しています。格安SIMとWiFiを併用する方法についても紹介しているのでご覧ください。
バックグラウンド通信の設定を変える
バックグラウンド通信の設定を変えるのもデータ通信節約の一歩です。操作してないアプリでも、バックグラウンド通信がオンになっていると通信量を使うため、注意が必要です。
設定でオフにしておけば、勝手にアプリがデータ通信を使ってしまう心配がありません。バックグラウンド通信の設定は、iPhoneの設定から変更することができますので、必ず確認しておきましょう。
データ通信圧縮アプリを活用する
データ通信圧縮アプリを使用すれば、本来必要なデータ通信量を少なく抑えることが可能です。そのようなデータ通信圧縮で有名なアプリが「Opera Mini」です。
起動させておくだけでデータ通信量を最大5割まで圧縮することが可能です。他にもさまざまなデータ通信圧縮アプリがリリースされています。自分の好みに合ったアプリを探してみるとよいでしょう。
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まとめ

通信制限はデータ通信を大量に消費するコンテンツや、データ通信量を大量に消費することによって起きてしまう現象です。
どうしてもインターネットを使わないといけないようなタイミングで通信制限になってしまうと、とても困った状況に陥ってしまうでしょう。
もし通信制限がついてしまって、どうしても通信制限を今すぐ解除したいというのであれば、契約先からオプションを追加で購入するしか方法はありません。各通信会社ごとに細かい方法は異なるので、事前に把握しておくことが大切です。
追加で購入せずにiPhoneを利用したいというのである場合は、WiFiを利用することで打破することが可能です。
しかし追加料金を払わず快適に利用したいというのであれば、自分でどのくらいデータ通信を使用したのか確認し、通信制限が来ないように節約テクニックを駆使していくとよいでしょう。
通信料を節約するためには、WiFiを利用する、モバイルデータ通信では動画などの通信はしない、バックグラウンド通信の設定変更、データ通信圧縮アプリの使用など、さまざまな方法があります。
これらの節約テクニックを参考に、通信制限のない快適なiPhone環境を作りましょう。
公開日時 : 2020年10月07日
