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  • 更新日:2023年08月03日

子供のインターネット利用に制限・ルールは必要?悪影響やデメリットも解説

子供のインターネット利用に制限・ルールは必要?悪影響やデメリットも解説

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子供がいる親なら誰もが心配する、子供のインターネット利用。

子供のスマホ普及率が高まったことで、子供とインターネットの距離は一層近くなっています。

インターネットは生活を豊かにしてくれる一方、トラブルの原因になることもあるため、ジレンマを抱えている親もいるのではないでしょうか。

本記事では、子供がインターネットを活用するメリットとデメリットに加え、保護者が子供を危険から守るための方法について紹介します。

子供のインターネット利用率

令和3年度に内閣府が調査した、子供のインターネット利用率は7割を超えます。

2歳以上からほぼ倍に増え、5歳以上は8割を超えています。

テレビをインターネットに接続できるようになってから、ますます利用率は増えているようです。

また、インターネットで何をしているかというと、「動画を見る」が圧倒的に多く8割を超えています。

便利になった反面、子供への悪影響も考えられます。子供がインターネットを使うメリット・デメリットを確認していきましょう。

出典:内閣府:青少年のインターネット利用環境実態調査「子供のインターネットの利用状況」

子供がインターネットを使うメリット

インターネットには危険だけでなく、メリットがあるのも事実です。

危険だからと遠ざけるだけでなく、しっかりインターネットのメリットも考えると付き合い方も変わってくるでしょう。

メリット

  • ITに詳しくなる
  • 友達や家族との連絡手段が増える
  • 触れられる情報が増える

ITに詳しくなる

今やITがなければ、我々の生活はとても不便なものになるでしょう。生活面はもちろんですが、仕事をするにあたってもITと無縁で働くのは難しくなっています。

スマホなどをただ遠ざけるだけでは、子供は周りの情報についていけず、将来的に不利益になるかもしれません。

また、インターネットは大人にとっても危険が伴うものです。大人になっていきなりインターネットに触れると、より大きなトラブルに巻き込まれることも考えられます。

子供の時からインターネットに触れることで、将来的にはリスクを回避できるようになるでしょう。

友達や家族との連絡手段が増える

LINEなどのSNSが普及したことによって、今や連絡手段はインターネットを使うのが主流になりました。

もちろんリアルでのコミュニケーションが最も重要ですが、インターネットのおかげでコミュニケーションの幅が広がったともいえます。

逆にスマホを持っていないことで、子供同士の輪に入りづらいというトラブルにも繋がるので、しっかり子供同士の世界についても理解してあげましょう。

触れられる情報が増える

スマホで簡単にインターネットに接続できることで、気になることが何でもスマホで調べられるようになりました。

子供が興味を持っていることについて、これまでなら調べるのが大変だったことも画像や映像と合わせて調べることが可能です。

高校生ともなると進路や将来を考えることも多く、スマホを使って情報を駆使する力が必要になってくるでしょう。

子供がインターネットを使うデメリット

子供がインターネットを使うことで、起きうるトラブルや悪影響を紹介します。

デメリットを把握しておけば対策も練りやすいため、どんなデメリットがあるのか理解しておきましょう。

デメリット

  • 個人情報の流出
  • 人間関係のトラブル
  • 身体への悪影響
  • 有料サイトへの多額の課金

個人情報の流出

SNSによって個人情報が流出するトラブルが増えています。

最近のSNSでは写真や動画も手軽に上げられるため、子供だけでなく無防備に写真をあげる方も多いでしょう。写真に写るわずかな情報で、住所などが特定される場合もあります。

個人情報の流出は企業のセキュリティの問題だけでなく、個人の使い方にもよるので気をつけましょう。

人間関係のトラブル

インターネットによってコミュニケーションの形は大きく変わりました。便利になった反面、トラブルの原因を招く要因になってきています。

例えば、友人関係でもLINEなどで連絡をとる機会が増えたため、大人の目につかないところでいじめなどに発展するケースも増えています。

保護者世代にはなかったため、気付きにくいかもしれません。そのような危険性もあることも覚えておきましょう。

身体への悪影響

スマホから発せられるブルーライトは、睡眠を浅くすると言われています。

ベットに入ってからも寝ずにスマホをいじっていて、親が管理しきれないこともあるでしょう。

子供は大人よりも睡眠時間が必要です。睡眠不足にならないように注意してください。

また、インターネットの使いすぎで運動の機会が減り、肥満になる危険性もうたわれています。

食事中もスマホが気になって食事が疎かになり、栄養失調になる危険もあります。

睡眠と同じくブルーライトが食欲にも影響を与えるともいわれており、睡眠と同じく健康トラブルの原因になりかねません。

有料サイトへの多額の課金

スマホのアプリの中には、課金するタイプのアプリも数多く存在します。

最初は無料で始められるため軽い気持ちで始めますが、ゲームなどで熱が入ると課金したくなります。

実際に現金を払うわけではないため、子供たちもついつい課金してしまうのです。

実際に数十万円もの課金をしたことで、社会的な問題になったこともあります。

小学生くらいの子供にスマホを持たせるかどうか悩んでいる方は、キッズ携帯でフィルタリング機能を使うのがおすすめです。

フィルタリングを使えば、子供に見せたくないサイトの閲覧制限など、こちらである程度コントロールできます。

子供をインターネットの問題から守る方法

子供がインターネットによってトラブルに巻き込まれるケースは数多くありますが、それらを防ぐために保護者は何ができるでしょうか。

単純にインターネットから遠ざけるだけでなく、インターネットを使いながらもトラブルに巻き込まれないような対策をとりましょう。

保護者機能を活用する

パソコンやスマホにはインターネットからのウイルスなどから端末を守る、総合セキュリティソフトというものがあります。

総合セキュリティソフトには、保護者機能がついている場合もあるので活用しましょう。

ソフトによって「フィルタリング」「ペアレンタルコントロール機能」など様々な名前で呼ばれますが、要はその内容が重要です。

保護者機能でできること

  • 検索エンジンから有害なサイトを排除する
  • 子供に見せたくないサイトを指定して制限をかける
  • 利用時間の管理

パソコンの場合は、セキュリティソフトが最初から含まれていたり、自分で購入したりする場合もあります。

スマホの場合には、キャリアがオプションとしてセキュリティ機能を提供していることが多いです。

多少コストはかかりますが、子供の安全を考えてしっかりと環境を作りましょう。

子供を一緒にインターネットの制限・ルールを決める

即効性はないかもしれませんが、最も根本的な解決法は子供としっかり話し合い、ルールを決めることです。

単に子供のスマホの使用を制限するのは簡単ですが、勝手に決めると子供は不満を抱えて別の問題に繋がる可能性もあります。

ただ使わせないだけでなく、なぜスマホの使い過ぎがよくないのか、子供がどういうふうにスマホを使いたいのか話し合いましょう。

話し合いだけでは管理しきれない部分もありますが、制限をかける際も話し合って制限をかければ、子供も納得できるはずです。

スマホに限らず家族関係のためにも、しっかりコミュニケーションをとってみてください。

子供のインターネット利用におすすめのネット回線

子供にスマホを持たせる際に気になるのが、月々の通信料でしょう。

料金を抑えたいときは、格安SIMとWiFiの併用がおすすめです。

格安SIMの利用

使い方によっては、キャリアよりも数千円安くすることも可能です。

格安SIMでは家族割引やデータシェアなどのサービスが充実しています。

家族で同じ格安SIMを使うことで割引となる格安SIMも多いため、最終的に通信費を削減することもできるでしょう。

下記の記事で、おすすめの格安SIMや大手キャリアとの料金を比較しました。格安SIMへの乗り換えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。


おすすめは「楽天モバイル」

楽天モバイル バナー

格安SIMの中でも、特におすすめなのが楽天モバイルです。

家族割や学生割はないものの、元々の利用料がリーズナブルなため、総合的にお得に使えるようになっています。

楽天モバイルで選べる料金プランは、「Rakuten 最強プラン」の1種類のみ。料金形態もわかりやすく、毎月の通信費をすぐ把握できるのが利点です。

Rakuten
最強プラン
月額料金
(税込)
〜3GB 1,078円
3〜20GB 2,178円
20GB〜 3,278円

20GB~/3,278円(税込)とありますが、これは20GB以上はどれだけ使っても料金はそのままということ。無制限にデータ通信が利用できます。

また、〜3GBまでなら1,078円(税込)、3〜20GBの利用なら2,178円(税込)と、自動的に料金が安くなる点も魅力。まさに、無駄のない料金プランと言えるでしょう。

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WiFiの利用

そして、格安SIMと併用して使いたいのがWiFiです。格安SIMで小容量を契約して、インターネットを活用する際はWiFiを活用しましょう。

子供だけでなく、親や家のパソコンもWiFiでネット回線に接続すれば節約にもなります。

また、子供が部屋にスマホを持っていっても、WiFiの電源をオフにしておけば通信速度が遅くなります。

子供が深夜までスマホを利用するのを防ぐ抑止力にもなるでしょう。

おすすめはカシモWiMAX

カシモWiMAX

※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。
※月額4,378円(税込)のプランは受付終了し、新プランへ移行しました。

WiFiやモバイルルーターを使う方におすすめなのが、カシモWiMAXです。業界でも最安級の価格で高性能のルーターが使えます。

初月は1,408円(税込)、1ヵ月目以降は4,378円(税込)で使い放題です。家族が多くても心配ありません。

プロバイダの中には、キャッシュバックを受け取るのに時間や手間がかかるケースがほとんどです。

しかし、カシモWiMAXはキャッシュバックの手続き不要で簡単にキャッシュバックを受け取れるのが魅力です。

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子供のインターネット利用におすすめのアプリ

最後に、子供にスマホを持たせる際に入れておきたいアプリ「コドマモ」について紹介します。

特に、キッズ携帯から通常のスマホに移行する中高生の子供を持つ方は、ぜひ参考にしてください。

子供が安心安全にスマホを使うために、コドマモでは6つの見守り機能を搭載。どの機能も、子供が巻き込まれやすいトラブルを未然に防ぐものとなっています。

  • わいせつな自撮りを検知
  • 位置情報の確認
  • アプリの利用時間を管理
  • 歩きスマホの制限
  • 危険なチャットの検知(2023年秋リリース予定)
  • アンインストールを制限

「位置情報の確認」のような基本的な機能はもちろん、「アプリの時間管理」や「わいせつな自撮りの検知」まで、トラブルに発展しやすいポイントを複数カバーしてくれます。

なお、「わいせつな自撮りの検知」に関しては、写真だけではなく今後は動画にも対応していくとのことです。

一部、まだリリースしていない機能もありますが、今後機能面がますます充実していくことが予想されるため、子供のスマホを購入する予定の方は、ぜひ導入を検討してみましょう。

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子供と向き合ってインターネット利用を考えよう

インターネットが普及している現代で、子供にインターネットを全く使わせないというのは難しいでしょう。

この記事でわかったこと

  • 子供のインターネット利用は上手に使えばとても便利
  • トラブルに巻き込まれないように保護者がしっかり設定する
  • 格安SIMとWiFiの併用がおすすめ

インターネット利用にはトラブルもありますが、それ以上に大きなメリットもあります。

子供にインターネットを使わせる際には、使い方を話し合った上で上手に利用してください。

谷口稜 ― ライター
谷口稜 ― ライター

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