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歴代iPad全モデルを比較!発売日・価格・サイズ・各モデルの見分け方


2010年に初めて登場した初代iPad以降、年々進化を続けて現在では4シリーズものモデルが販売されています。
この記事では、初代から最新機種までの特徴をそれぞれ解説します。これから購入を考えている人だけでなく既にiPadを持っている人も、最新機種や次世代モデルとの違いを確認できます。
また後半ではiPadの各シリーズの見分け方も解説します。人から譲り受けたものや、会社で貸与された機種のモデルを確認するのに役立ちます。
目次
- 初代iPadから歴代モデル総まとめ
- iPad 10.2インチ (第9世代)
- iPad mini 8.3インチ (第6世代)
- iPad Pro 12.9インチ(第5世代)
- iPad Pro 11インチ(第3世代)
- iPad Air (第4世代)
- iPad 10.2インチ (第8世代)
- iPad Pro 12.9インチ (第4世代)
- iPad Pro 11インチ (第2世代)
- iPad 10.2インチ (第7世代)
- iPad mini (第5世代)
- iPad Air (第3世代)
- iPad Pro 12.9インチ (第3世代)
- iPad Pro 11インチ
- iPad (第6世代)
- iPad Pro 12.9インチ (第2世代)
- iPad Pro 10.5インチ
- iPad (第5世代)
- iPad Pro 9.7インチ
- iPad Pro 12.9インチ
- iPad mini 4
- iPad mini 3
- iPad Air 2
- iPad mini 2
- iPad Air
- iPad mini
- iPad (第4世代)
- iPad (第3世代)
- iPad 2
- iPad(初代)
- モデルの見分け方
- それぞれの特徴を知って用途に合ったiPadを選ぼう
初代iPadから歴代モデル総まとめ
初代iPadから2021年9月に発売された第9世代のiPadまで、サイズ・価格・発売日をそれぞれ表で比較し、大きな変化や固有の性能など特筆すべき事項を解説します。
なお、現在Apple公式または大手キャリアで正規購入可能なモデルは次の通りです。
- iPad 10.2インチ (第9世代)
- iPad mini 8.3インチ (第6世代)
- iPad Pro 12.9インチ (第5世代)
- iPad Pro 11インチ (第3世代)
- iPad Air (第4世代)
- iPad 10.2インチ (第8世代)
- iPad Pro 12.9インチ (第4世代)
- iPad Pro11インチ (第2世代)
- iPad 10.2インチ (第7世代)
- iPad mini (第5世代)
- iPad Air (第3世代)
上記以外のモデルは販売を終了しています。
iPadの購入を検討している方はiPadおすすめモデルと選び方を解説した記事をご覧ください。
iPad 10.2インチ (第9世代)

サイズ | 250.6 mm×174.1 mm×7.5 mm |
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価格 | 39,800円~74,800円(税込) |
発売日 | 2021年9月24日 |
iPad 10.2インチ (第9世代)は3万円台で手に入るiPadながら、A13 Bionicチップを搭載しているなどコストパフォーマンスに優れています。
また、複数のアプリを同時に展開しながらの作業ができたり、1日中バッテリーが持つなど、性能のパワフルさも非常に特徴的なモデルです。
iPad mini 8.3インチ (第6世代)

サイズ | 195.4 mm×134.8 mm×6.3 mm |
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価格 | 59,800円~95,800円(税込) |
発売日 | 2021年9月24日 |
iPad mini 8.3インチ (第6世代)はA15 Bionicチップを搭載し、通信規格は5Gに対応した非常に高性能なモデルです。
生体認証にTouchID、コネクタにはUSB-Cの採用などユーザーの求めていた機能が詰め込まれたモデルになります。
iPad Pro 12.9インチ(第5世代)

サイズ | 280.6mm×214.9mm×6.4mm |
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価格 | 129,800~279,800円(税込) |
発売日 | 2021年5月21日 |
iPad Pro 12.9インチ (第5世代)は2021年5月21日に発売された、iPad Proとしては最も新しいモデルです。
iPad初の5G対応のモデルで、Macに使われているM1チップが搭載されており、PCに匹敵するスペックを誇ります。
さらに、最新ディスプレイの「Liquid Retina XDRディスプレイ」が搭載されてります。ミニLEDが使われており、より鮮明で美麗なディスプレイになっています。
iPad Pro 11インチ(第3世代)

サイズ | 247.6mm×178.5mm×5.9mm |
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価格 | 94,800~226,800円(税込) |
発売日 | 2021年5月21日 |
iPad Pro 11インチ(第3世代)はiPad Pro 12.9インチ(第5世代)とサイズ違いの同じモデルです。
12.9インチ(第5世代)とほとんど同様スペックを誇るモデルとなっています。
iPad Air (第4世代)

サイズ | 247.6×178.5×6.1mm |
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価格 | 69,080~104,280円(税込) |
発売日 | 2020年10月23日 |
2020年10月23日に発売された最新機種です。第3世代も10.5インチで大型化していましたが、さらに大きな10.9インチにサイズアップしています。
Liquid Retinaディスプレイを採用し、ホームボタンがなくなったことでオールスクリーンデザインを実現しました。その一方で、サイドに備えられたトップボタンにTouch ID機能が付いているためFace IDは不要です。
チップはA14 Bionicに変わり、4Kビデオの視聴・撮影まで可能です。また、4Kビデオの撮影中に8MPの静止画撮影もできます。
カラバリもこれまでで最も多い5色で、スペースグレイ、シルバー、ローズゴールド、グリーン、スカイブルーから選べます。
iPad 10.2インチ (第8世代)

サイズ | 250.6×174.1×7.5mm |
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価格 | 38,280~65,780円(税込) |
発売日 | 2020年9月18日 |
シリーズの中ではリーズナブルな価格ながらA12 Bionicを搭載しており、同時に複数のアプリを使用できるなどパワフルな設計です。XboxやPlayStationのコントローラーと連携してゲームもできます。
さらにApple PencilとSmart Keyboardに対応しているため、ペンタブレットやノートパソコンのような使い方も可能です。
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iPad Pro 12.9インチ (第4世代)

サイズ | 214.9×280.6×5.9mm |
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価格 | 115,280~194,480円(税込) |
発売日 | 2020年3月25日 |
iPad Pro 11インチ (第2世代)と同日に発売された、大画面バージョンです。スペック自体は同等で、マグネットで装着するMagic Keyboardと合わせると、ノートパソコンのように使用できます。
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iPad Pro 11インチ (第2世代)

サイズ | 178.5×247.6×5.9mm |
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価格 | 93,280~172,480円(税込) |
発売日 | 2020年3月25日 |
Liquid Retinaディスプレイに変わり、A12Z Bionicを搭載したことで色鮮やかなグラフィックと臨場感のあるゲームやARを表示できるようになりました。
また、バックカメラが超広角と広角のデュアルカメラに進化し、LiDARスキャナも付いたことでARの精度が向上しています。さらに4Kビデオ撮影も可能です。
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iPad 10.2インチ (第7世代)

サイズ | 250.6×174.1×7.5mm |
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価格 | 34,800~59,800円 |
発売日 | 2019年9月30日 |
第6世代まで9.7インチでしたが、10.2インチの大画面に変わりました。その一方で、チップはA10 Fusionチップのままで、iPad miniやiPad Airの進化と比べると性能面はそこまで向上していません。
大きな変化として、Smart Connectorが搭載され、アクセサリーとして追加できるSmart Keyboardに対応しました。
iPad mini (第5世代)

サイズ | 203.2×134.8×6.1mm |
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価格 | 45,800~77,800円 |
発売日 | 2019年3月18日 |
3年半という時間を経て2019年3月30日に発売されたiPad miniです。サイズはそのままにA12 Bionicを搭載してパフォーマンスが格段に向上し、ARアプリやAppleペンシルにも対応しています。
また、この機種ではFace IDではなくTouch IDを採用しているのも特徴です。
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iPad Air (第3世代)

サイズ | 250.6×174.1×6.1mm |
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価格 | 52,800~84,800円 |
発売日 | 2019年3月18日 |
iPad Air2から5年もの月日が流れ、大きく進化して再登場しました。ディスプレイは9.7インチから10.5インチへと大型化し、解像度も向上しています。
A12 Bionic、Neural Engine、M12コプロセッサ搭載のハイパフォーマンスなモデルです。フルHDビデオ撮影が可能になり、Appleペンシルにも対応しています。
iPad Pro 12.9インチ (第3世代)

サイズ | 214.9×280.6×5.9mm |
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価格 | 111,800~211,800円 |
発売日 | 2018年11月7日 |
iPad Pro 11インチと同日発売された大きめのモデルで、性能に違いはありません。
iPad Pro 11インチ

サイズ | 178.5×247.6×5.9mm |
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価格 | 84,800~156,800円 |
発売日 | 2018年11月7日 |
2018年発売のiPad Pro 11インチではストレージ1TBが登場しました。64~512GBまでは4GBのメモリですが、1TBのストレージを選択した場合はメモリが6GBにアップします。
ディスプレイはRetinaディスプレイからLiquid Retinaディスプレイに変わり、それまでと違い画面の角が丸くなりました。またUSB-Cコネクタを搭載しているのも大きな特徴です。
また468gという軽量設計で、ベゼルが狭くなりホームボタンが廃止されました。その代わりにFace IDセンサーが搭載されています。
さらにチップはFusionではなくA12X Bionicに進化し、Neural Engineも搭載したことでARアプリやモーショントラッキングへの対応を可能にしています。
iPad (第6世代)

サイズ | 240×169.5×7.5mm |
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価格 | 37,800~63,800円 |
発売日 | 2018年3月28日 |
A10 Fusionチップを搭載した6世代目の無印モデルです。iPad Proでは対応していたAppleペンシルを使えるようになり、解像度も向上したため、イラストや写真編集などの作業効率アップが実現化しました。
iPad Pro 12.9インチ (第2世代)

サイズ | 305.7×220.6×6.9mm |
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価格 | 86,800~134,800円 |
発売日 | 2017年7月6日 |
10.5インチモデルと同時発表されたモデルで、画面サイズと解像度が異なること以外はほぼ同一です。なお10.5インチモデルのカラバリは4色ですが、こちらはローズゴールドを除いた3色を展開していました。
iPad Pro 10.5インチ

サイズ | 250.6×174.1×6.1 |
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価格 | 69,800~117,800円 |
発売日 | 2017年7月6日 |
先代の9.7インチモデルの薄さをそのままに、画面サイズがやや拡大しました。A10X Fusionチップが搭載され、CPUコア数はそれまでの2から6に変わっています。
動作速度が速く、4Kビデオ撮影や動画編集などのデータサイズが大きい作業でも、快適な操作性を保てるように進化したモデルといえます。
またストレージの下限が32GBから64GBに変わり、最大512GBまで容量アップしました。
iPad (第5世代)

サイズ | 240×169.5×7.5mm |
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価格 | 37,800~52,800円 |
発売日 | 2017年3月25日 |
第4世代から約5年の月日を経て改めて登場した無印の第5世代は、薄型、軽量化されつつパフォーマンスは大幅アップしています。チップはA9、組み込み型のM9コプロセッサ搭載です。
またiPad Air2で初搭載されたtouch IDにも対応しています。それでいて、iPad(第4世代)の42,800~77,800円はもとより、iPad Air2の53,800~89,800円と比べても価格が下がったのも魅力の1つでした。
iPad Pro 9.7インチ

サイズ | 240×169.5×6.1mm |
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価格 | 66,800~118,800円 |
発売日 | 2016年3月31日 |
初代iPad Proと比べるとサイズは小さく薄型化しており、携帯できる端末としてのバランスがとれているといえます。
カメラ性能が向上しているのもポイントで、広角撮影ができるようになり、ローカルトーンマッピングとノイズリダクションが強化されています。また4Kビデオに対応しているのも特徴です。
カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレイにローズゴールドが加わりました。
iPad Pro 12.9インチ

サイズ | 305.7×220.6×6.9mm |
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価格 | 94,800~146,800円 |
発売日 | 2015年11月11日 |
初代iPad Proは12.9インチという大きな画面サイズで、iPadの全シリーズの中で最上位モデルとして発売されました。
Retinaディスプレイで解像度は2,732×2,048ピクセルまで進化し、64ビットアーキテクチャ搭載A9Xチップ
と組み込み型M9コプロセッサで、グラフィックが格段に向上しています。
Appleペンシルも同時期に発売されているので、仕事やイラスト作成などの用途に使われることを想定したモデルといえます。
iPad mini 4

サイズ | 203.2×134.8×6.1mm |
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価格 | 42,800~78,800円 |
発売日 | 2015年9月20日 |
これまでのminiシリーズより縦の長さが3mm強大きいものの、1mm以上薄くなり30gほど軽量化しました。A8チップとM8モーションコプロセッサを搭載し、iPad Air 2と同程度の性能を発揮します。
異なるアプリを2つ同時に開ける画面分割機能が搭載され、メールを読みながらカレンダーを確認したり、写真を見ながらメッセージを書いたりといった使い方ができるようになりました。
iPad mini 3

サイズ | 200×134.7×7.5mm |
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価格 | 42,800~78,800円 |
発売日 | 2014年10月24日 |
iPad Air 2と同日に発売されたiPad mini3は先代モデルと比べて値上がりしていますが、カラバリが3色に増えたことと、touch IDを搭載したこと以外の基本スペックは、ほぼiPad mini2と同内容です。
iPad Air 2

サイズ | 240×169.5×6.1mm |
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価格 | 53,800~89,800円 |
発売日 | 2014年10月24日 |
iPad Air 2ではカラバリがブラックとホワイトではなく、シルバー、ゴールド、スペースグレイの3種類になりました。またホームボタンにtouch IDが搭載され、セキュリティが向上しています。
さらに64ビットアーキテクチャ搭載A8XチップとM8モーションコプロセッサが採用され、コンパスや気圧計との連携が可能になりました。
iPad mini 2

サイズ | 200×134.7×7.5mm |
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価格 | 31,800~85,800円 |
発売日 | 2013年11月14日 |
このモデルは発売当初、「iPad mini Retinaディスプレイモデル」という名称でしたが、「iPad mini 3」の発売後に「iPad mini 2」へ名称が変更になりました。
その名の通りRetinaディスプレイを搭載しており、先代のminiと比べて解像度が格段に向上しています。ストレージは16GB、32GB、64GB、128GBの4種類が発売されました。
なお、2014年7月10日にドコモもiPadに参入し、このiPad mini 2とiPad Airの発売を開始しました。
iPad Air

サイズ | 240×169.5×7.5mm |
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価格 | 51,800~95,800円 |
発売日 | 2013年11月1日 |
「Air」という名にふさわしく、同程度のサイズだったiPad (第4世代)の662gから469gに軽量化されました。9.7インチのRetinaディスプレイ、ストレージは最大128GBを備えています。
また、ここから2017年になるまで無印のiPadが発売されないため、iPadの後継機種のような存在でもありました。
そのため、iPad miniのようにスペックを前世代に戻すのではなく、iPad (第4世代)よりもハイパフォーマンスのA7チップを搭載しています。
iPad mini

サイズ | 200×134.7×7.2mm |
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価格 | 32,800~66,800円 |
発売日 | 2012年11月2日 |
これまでの「無印」と呼ばれるiPadよりも、小型のモデルとして登場したのがiPad miniです。なおディスプレイはiPad(第3世代)以降のRetinaディスプレイではありません。
プロセッサはデュアルコアA5チップで、これもiPad 2と同等ですが、LTEには対応しており、Siriの利用も可能です。
価格が無印よりも安く片手で持てるため、電子書籍用を探している人におすすめのモデルになっています。
この頃はタブレット型端末の競争が激化しており、Amazonやサムスンの小型タブレットに対抗する狙いがあったとされています。
なお、ここで掲載している価格は発売の翌年5月に価格改定されたものです。円安ドル高の影響を受けて値上げしており、発売当初は28,800~55,600円でした。
iPad (第4世代)

サイズ | 241.2×185.7×9.4mm |
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価格 | 42,800~77,800円 |
発売日 | 2012年11月2日 |
LTEへの対応やiPhone 5と同じデュアルコアA6Xチップ搭載など、パフォーマンスがさらに向上、ストレージも最大256GBまでアップしました。
充電方式にLightningコネクタを採用し、Siriが搭載されたのもこのモデルからです。また、ソフトバンク独占状態だった市場にau(KDDI)が参入したのも大きな変化でした。
しかし、第3世代の発売からわずか1年未満の新モデルだったため、第4世代の発売日については批判もあったようです。
iPad (第3世代)

サイズ | 241.2×185.7×6.1mm |
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価格 | 42,800~69,800円 |
発売日 | 2012年3月16日 |
iPad 2よりもさらに薄型化し、携帯電話回線対応が3Gからギガビット級LTEに変わりました。ただし、発売時点では日本でLTE対応している通信事業者がなかったため、発売直後からLTEを使えたわけではありません。
ディスプレイが現在も主流であるRetinaディスプレイに変わったのも特徴で、解像度が飛躍的に向上しました。HDビデオの撮影ができるカメラも付いて、より動画を楽しめる端末へと進化しています。
iPad 2

サイズ | 241.2×185.7×8.8mm |
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価格 | 44,800~72,720円 |
発売日 | 2011年4月28日 |
東日本大震災で3月25日の発売予定から延期されましたが、翌月には軽量・薄型化したiPad 2が登場しました。前面背面ともにカメラが装備され、FaceTimeに対応したことも大きな特徴です。
さらにチップがシングルコアからデュアルコアに進化し、パフォーマンスは2倍に向上しています。それでいて初代より安い価格というのも魅力でした。
iPad(初代)

サイズ | 242.8×189.7×13.4mm |
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価格 | 48,800~81,800円 |
発売日 | 2010年5月28日 |
記念すべき初代のモデルは2020年1月27日に発表され、日本では同年5月28日に発売されました。最大64GBのストレージを備えており、電子書籍の閲覧や動画視聴を快適にするタブレット型端末の火付け役です。
Wi-Fi通信のみのモデルと3G回線を利用できるモデルに分かれており、当時3G回線モデルを取り扱っていたのは日本国内だとソフトバンクのみでした。この独占状態は第3世代のiPadまで続きます。
なお発表時点では4月末に発売する予定でしたが、アメリカの予約だけで初回納品分が完売したため他国は延期されたという経緯があります。
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モデルの見分け方
iPad mini (第5世代)・iPad Pro 12.9インチ (第4世代)・iPad 10.2インチ (第8世代)・iPad Air (第4世代)を例にそれぞれのモデルの見分け方を解説します。
モデル番号を確認する
確実に見分ける方法はモデル番号を確認することです。
背面に「Model」と記載があり、その横にアルファベットと数字を組み合わせたモデル番号が書いてあります。各機種のモデル番号は次の通りです。
モデル番号 | |
---|---|
iPad mini (第5世代) | A2133(Wi-Fiモデル) A2124、A2126(Wi-Fi + Cellularモデル) |
iPad Pro 12.9インチ (第4世代) | A2229(Wi-Fiモデル) A2069、A2232(Wi-Fi + Cellularモデル) |
iPad 10.2インチ (第8世代) | A2270(Wi-Fiモデル) A2428、A2429、A2430(Wi-Fi + Cellularモデル) |
iPad Air (第4世代) | A2324、A2072(Wi-Fi + Cellularモデル) |
外見の特徴を確認する
各シリーズとも進化するたびに外見的特徴の違いが薄れてきていますが、ホームボタンや各種コネクタの有無を見ると判別できます。
項目 | 外見の特徴 |
---|---|
iPad mini (第5世代) | ホームボタンがある ベゼルが広い ディスプレイの角が直角(Retinaディスプレイ) ディスプレイが10インチ未満(7.9インチ) 3.5mmヘッドフォンジャックがある |
iPad Pro 12.9インチ (第4世代) | ホームボタンがない ベゼルが狭い ディスプレイの角が丸い(Liquid Retinaディスプレイ) 3.5mmヘッドフォンジャックがない Smart Connectorがある USB‑C コネクタがある 磁気コネクタがある |
iPad 10.2インチ (第8世代) | ホームボタンがある ベゼルが広い ディスプレイの角が直角(Retinaディスプレイ) 3.5mmヘッドフォンジャックがある Smart Connectorがある |
iPad Air (第4世代) | ホームボタンがない ベゼルが狭い ディスプレイの角が丸い(Liquid Retinaディスプレイ) ディスプレイが10インチ未満(7.9インチ) 3.5mmヘッドフォンジャックがない Smart Connectorがある 磁気コネクタがある カラバリにグリーンとスカイブルーがある |
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それぞれの特徴を知って用途に合ったiPadを選ぼう

見た目こそ似ていても、iPadはシリーズごとに性能と価格に大きな差があります。いずれもタブレット端末のスペックとしては優秀なので、必要以上のモデルを購入する必要はありません。
価格の安さで選ぶなら無印のiPad、携帯性を重視するならiPad mini、4K動画の視聴やゲームなど日常使いでも高負荷な動作が多いならiPad Airが適しています。
さらにハイエンドなiPad Proは、イラスト制作や動画編集などをおこなうのに適したモデルです。このように、用途に応じて最適なものを選びましょう。
公開日時 : 2022年01月21日

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