SIMカードサイズの確認方法|サイズ変更の方法や注意点も解説

SIMカードは、固有のID番号が割り振られ、利用中の契約情報などが登録されているICカードです。ただし、SIMカードにはサイズがいくつかあり、どのスマホ・携帯電話にも使えるわけではありません。ここではその種類と特徴、サイズを変更する方法を解説します。
BIGLOBEmobile20190724_desc SIMカードサイズの確認方法|サイズ変更の方法や注意点も解説

大手通信キャリアと契約すると、ショップで端末にSIMカードを取り付けることをスタッフがやってくれる場合もありますが、料金が安くなるいわゆる「格安SIM」事業者と契約すると、全部自分でやらなくてはなりません。

自分でSIMカードを入れ変えようとして初めて、カードのサイズが違うことに気づき、楽しみにしていたスマホを使えないという残念なこともあり得ます。

SIMカードも、スマホや他のIT機器と同じく進化を続けており、端末の小型化に合わせてサイズも小さくなってきました。そんなSIMカードの3種類のサイズとその確認、変更方法を詳しく解説していきます。

楽天モバイル

SIMカードの種類

SIMカードは大きく「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3つに分かれますが、全て標準規格化されているのでどの会社のSIMカードでもサイズが同じなら形状は全く同じです。それぞれの特徴は、以下のようなものです。

標準SIMカード

標準SIMは、SIMカードが利用されるようになった当初に登場しました。当時のガラケーやiPhoneでも3G・3GSといった初期型が採用しており、その他の3G対応スマホでも利用されていましたが、現在ではほとんど使われていません。

標準SIMのサイズは「横25mm・縦15mm」と今の主流に比べるとかなり大きめです。端末の性能向上のための部品や端末そのものの小型化が求められた結果、SIMカードそのものも小型化し徐々に新しいSIMカードが主流となっていきました。

microSIMカード

次に登場したのがmicroSIMカードです。iPhoneでいうとiPhone4や4S、Android端末では2012年から2014年頃のものに多く採用され、2〜3年前の格安SIM事業者が提供する端末にもよく採用されています。

microSIMカードのサイズは「横15mm・縦12mm」と標準SIMに比べて一回り小さくなっていますが、現在の最新端末にはすでに採用されていません。今はガラケーやガラホに多く採用されています。

nanoSIMカード

nanoSIMカードのサイズはmicroSIMよりさらに小さな「横12.3mm・縦8.8mm」です。iPhone5以降の全てのiPhoneや、2014年冬以降のAndroid端末、最新のiPad proにも採用されている、今の主流サイズです。

nanoSIMカードの登場は、端末の小型化・軽量化に大きく貢献しています。今後も端末が進化し続ける限り、新しいSIMカードが現れる可能性があります。そんなときでもSIMカードの役割をしっかり把握しておけば慌てることはないはずです。

使用する端末のSIMカードを確認する方法

自分でSIMカードを取り付けることの多い格安SIM事業者の公式サイトでは、端末ごとのサイズを確認するページが設けられています。SIMカードはスマホにとっての心臓部ともいうべき重要な部品ですから当然と言えます。ここでは、SIMカードのサイズを知る方法を紹介しましょう。

端末を製造している会社のサイトで確認

端末を製造しているメーカーの公式サイトにはSIMカードサイズが記載されています。端末に関する情報があまりに多いため、なかなかたどり着けないこともありますが、わからないときは検索サイトから「端末名(空白)メーカー名」と検索するとすぐに見つかります。

記載されている情報の表示形式はさまざまですが、少なくとも現在販売している端末は必ず記載されています。製品紹介ページの「スペック(仕様)」の中の一つの項目として記載されていますから、見つからないときはスベック表を確認しましょう。

SIMカードを取り出して確認

直接端末本体のSIMカードスロットをチェックすれば、SIMカードのサイズは明らかに大きさが異なるため、一目でサイズがわかります。

ただし、SIMカードスロットはもともと外れにくく、目立たないよう工夫されています。これは通常使っているときに外れてしまうことを防ぐためですが、そのせいでなかなか見つかりにくい端末もあります。中にはスロットが裏蓋を開けないと見えないものもあります。

差し込む部分はちょうどSIMカードが収まるようスペースが設けられています。そのスペースのサイズを定規などで測れば、対応しているSIMカードのサイズがわかります。

SIMカードのサイズを変更する方法

サイズは違ってもSIMカードの機能は変わりませんが、サイズが違うと端末に取り付けられず使えません。こんな時は適切なサイズのSIMカードに変更しましょう。その方法は大きく分けて3つあります。

iPhone格安SIM通信アンケート

SIMカードを購入した会社に連絡する

最も確実なのは、使っていたSIMカードを購入した会社に連絡して交換してもらうことです。大手キャリアであればショップの窓口で、中にはネットで手続きできる場合もあります。

大手キャリア・格安SIM事業者の区別なく、手数料を支払えば適したサイズのSIMカードに交換できますが、手数料として2,000円前後が必要です。

アダプターを装着

小さいサイズのSIMカードを大きなSIMカードサイズに変更するなら、「SIMカードアダプター」が使えます。nanoSIMカードをはめ込むだけでmicroSIMカードの大きさに変更できるので、余計な作業がかかりません。

また、スロットが取り外せるなら、SIMカードスロットそのものを変えてしまう方法も有効です。例えばiPhone4SはmicroSIMカードを採用していますが、これにnanoSIMカードを取り付ける場合、nanoSIMカード用のスロットにするとぴったりと収まります。そのため、利用する上で破損や不具合が現れにくいという利点があります。

SIMカッターで切る

逆に大きいサイズのSIMカードを小さなSIMカードサイズにするなら、SIMカッターを使って必要なサイズにカットすることもできます。

SIMカッターは大きめな爪切りのように使用でき、カッターにSIMカードをセットし、上からパチンと挟むだけでカットできます。他にも適したサイズがはっきりしていればそれに合わせてマジックなどで線を引き、ハサミやカッターで切る方法もあります。

ここで注意が必要なのは「切断に失敗すればSIMカードは使えなくなる」ということです。また、SIMカードはあくまで「事業者から借りているもの」なので本来は返却しなくてはならないものです。破損すれば罰金がかかるなど問題が生じる可能性があります。

SIMカードのサイズ変更時に注意すべきこと

SIMカードはユーザーにとっても通信事業者にとっても重要な部品です。そのため、紛失・破損することのないよう丁寧に取り扱う必要があります。

それだけでなく、中には事業者独自のサービスのための設定がなされているので、使い方にも注意が必要です。ここではSIMカードのサイズ変更や、SIMカード全般に関する注意点を紹介します。

SIMカードの事業者で規格がある

au系の格安SIM事業者には、au VoLTEに対応した「マルチSIM(au VoLTE SIM)」「LTE専用のnanoSIM」「iPhone専用のnanoSIM」の3種類のSIMカードがあります。これらは通信・通話規格が違うため、単にサイズだけ合わせて交換して使うことはできません。

そのためSIMカードのサイズが合っていても、端末の「SIMロック解除」が必要になる場合があります。またauやau系格安SIMとセットで買った端末以外では、たとえSIMロック解除していたとしてもau VoLTEを支える保証がないことにも注意が必要です。

スマホは今も進化を続けていますから、近い将来画期的な新しい企画が登場する可能性があります。その際は専用のSIMカードが必要かどうか、手数料や手間はかかるかをよく調べる必要があります。

返却しないときに損害金を払うMVNOがある

SIMカードは通信事業者から「借りている」ものですから、原則として返却しなくてはなりません。ただ実際は、未返却も黙認する事業者と、返却しなければ罰金を支払わなくてはならない事業者にはっきり分かれています。

例えば楽天モバイルは、返却しない場合やSIMカッターを使って切断した場合にSIM損害金が発生し、一律最大3,000円が請求される可能性があります。

これはLINEモバイルもほぼ同じ規定ですが、返却期限が明確でなかったり、SIM損害金に法的根拠がない点も共通しており、厳密に適用されているわけではないようです。

一方でUQmobileやmineoなどは返却しなくても罰金や罰則はありませんが、共通して返却に関する規約は公式サイトに全て記載されているとして細かい問い合わせには対応してもらえません。現状では総じて、SIMカード返却の義務は各事業者に判断を委ねられているようです。

スロットの位置はどの機種も同じではない

SIMカードを自分で取り付けようとしたとき、スロットの位置が分からず戸惑うことがあります。iPhoneは側面にある小さな穴が目印になりますが、このような形式ばかりではありません。

Android端末では裏蓋を開けて、内部にあるSIMカードスロットに差し込むものもあり、このタイプは外から見るだけではわかりません。取り付けるときは説明書などでよく確認して作業にあたりましょう。

ネットで申し込んだとき

特に格安SIM事業者を利用する場合はネットで申し込むのが一般的です。その場合、SIMカードは即日発行するものの手元に到着するまで時間がかかるため、端末は手元にあっても実際に使うことはできません。SIMカードの交換についても同様に、到着までのタイムラグを含め余裕を持って計画することが肝心です。

SIMカードは自分でサイズ変更が可能

一見するとSIMカードは小さなICチップで取り付けるのも簡単ですが、サイズが違ったり規格が異なるため変更する場合は、注意が必要です。

サイズダウンなら切断、サイズアップならアダプタを使えばサイズは合わせることができます。しかしSIMカードはもともと通信事業者から「借りている」ものですから、勝手に破損させる切断はおすすめできません。

事業者によっては罰金を請求されることもありますから、本来の規定に基づいて正規に交換するのが賢明だといえます。

SIMカードは、スマホを利用するうえで重要な役割を果たしています。小さなものとはいえ、機種変更などで取り扱う際には間違っても紛失・破損してしまわないよう注意しましょう。

また、おすすめの格安SIMはこちらの記事で紹介していますので、ぜひご確認ください。

もしiPhoneへの機種変更を検討しているけど、どのiPhoneにしようか迷っているのであれば、iPhoneの選び方を徹底解説した記事を参考にしてください。

iPhoneは種類が多いので、色々な面から比較して自分にぴったりのiPhoneを見つけましょう。

AndroidからiPhoneへ機種変更をしようとしている方は、AndroidからiPhoneへの機種変更時の注意点やiPhoneの初期設定手順を紹介した記事もあるので、参考にしてください。

iPhone格安SIM通信アンケート

公開日時 : 2019年04月18日

iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター
iPhone格安SIM通信 編集部 ― ライター

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