• 特集
  • 更新日:2021年06月24日

iPhone/Android共に取引量減少|新型iPad Pro発売による取引量変動はいかに

iPhone/Android共に取引量減少|新型iPad Pro発売による取引量変動はいかに

※当記事はPRを含みます。詳しくはこちら
※カシモWiMAXは株式会社マーケットエンタープライズの関連会社、株式会社MEモバイルが運営しています。

本記事では、中古スマホ市場で取引量の多かった端末をランキング形式でご紹介しています。

中古スマホを使って賢い消費をしたい方は、ぜひ参考にしてください。

※フリーマーケットアプリやインターネットオークション等主要4サイトの取引実績により抽出した価格情報を元に、2021年5月と4月を比較しています。

iPhone 8/7がランキング上位を独占

2021年5月のiPhone全体の取引量は、4月と比べて6.7%減少しました。 取引量は新古品が14.2%減少、中古品が5.7%減少しています。

取引量はiPhone 8/iPhone 7/iPhone SE(第2世代)の3機種共に減少しており、iPhone 8の減少幅が一番小さい結果となりました。

また、3機種共に取引価格が下落。 iPhone 8の取引価格が特に下がっており、ソフトバンク版のiPhone 8 64GBは-2,004円平均価格が下落しました。

各端末の平均価格はiPhone 8が17,000円前後、iPhone 7が1万円前後、iPhone SE(第2世代)が4万円前後です。

ランキングは先月同様iPhone 8/iPhone 7が上位を独占しました。

iPhone 8がiPhone 7の取引量を上回っている状態は、2021年2月から4ヵ月間続いています。

▼iPhone全機種の相場検索ページはこちら

Android市場は新古品を中心に取引量減少

2021年5月のAndroid全体の取引量は、4月と比べて7.5%減少しました。 取引量は新古品が23.3%減少、中古品が2.7%減少しています。

ドコモ版のGalaxy A21(64GB)は、取引量が3ヵ月連続1位です。 平均価格は7,781円と、発売当初の価格22,000円(税込)から約3分の1の価格まで下落しています。

ワイモバイル版のOPPO Reno3 A(128GB)は先月比で3位から6位までランクダウン。 Xperia XZ2とPixel 4a 5G、HUAWEI nova lite 2の3端末が新しくランクインしています。

▼Androidの相場検索ページはこちら

iPad(第6世代)/iPad Air2を中心に取引量が増加

2021年5月のiPad全体の取引量は、4月と比べて7.3%増加しました。

iPad全体の取引量増加の要因は、iPad(第6世代)とiPad Air2の2機種の取引量増加です。 iPad(第6世代)とiPad Air2の2機種において大量出品があり、結果として1位~7位を独占しています。

au版のiPad(第6世代)32GBとドコモ版のiPad Air2 64GB、ソフトバンク版のiPad Air2 16GB、au版のiPad Air 16GBの4端末が新しくランクインしました。

▼iPad全機種の相場検索ページはこちら

総評

3~4月の機種変更トレンドが落ち着いたことから、iPhone/Android/の取引量が減少していると考えられます。

5月21日に新型iPad Pro12.9インチ・11インチが発売されましたが、これによる取引量の大きな変動はないと予想しています。

アナリスト 菅野 辰則 ― ライター
アナリスト 菅野 辰則 ― ライター

1983年生まれ。株式会社マーケットエンタープライズ  中古モバイル市場アナリスト
ソフトウェア開発会社にて、開発業務からスタートし、新会社設立時のWebマーケティング全般の業務を担った後、2010年にマーケットエンタープライズに入社。 当社でWebマーケティングの責任者や経営企画を担当後、現在は、メディア・プラットフォーム事業の責任者に従事する。膨大なデータの分析・管理能力を活かして、中古モバイル市場の動向を分析するアナリストも兼任する。