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【Windows10・Mac】デュアルディスプレイの設定方法を紹介!


デュアルモニターを使うと作業スペースを広げられたり、大きい画面に表示できたり、様々なメリットがあります。
ここでは、これからデュアルモニターの設定をする人に向けて、設定の方法を解説していきます。Windows10とmacに分けてそれぞれ順番に説明するので、該当する方を見て設定を進めていきましょう。
また、モニターが検出されないときの対処法も紹介するのでチェックしてみてください。
目次
Windows10でデュアルモニターの設定方法

デュアルモニターの設定方法を解説します。まずはWindows10の場合をみていきましょう。
ここでは、以下の3つの項目に分けて紹介します。
- 設定をする前の準備
- デスクトップUIを使って簡単に設定する
- 右クリックからディスプレイ設定
デュアルディスプレイの設定をする前の準備
PCでの設定をする前に、準備することを解説します。
- PCとモニターそれぞれに付いている端子の種類を確認する。※
- PCとモニター、ケーブルを用意したら、PCを完全にシャットダウンして接続
- モニターの電源を入れてPCを起動
※端子にはHDMIや、Mini DisplayPortなどいくつかの規格があるので、それに対応したケーブルを用意します。
デスクトップUIを使って簡単に設定する
PCとモニターの接続をしたあとのPCでの設定方法を解説します。まずはデスクトップUIを使って簡単に設定する方法を見ていきましょう。
デスクトップUIはタスクバーのアクションセンターから「表示」を選択することで開けます。またはWindowsとPのショートカットキーで表示メニューに直接移動できます。
表示メニューには以下の4つの項目があります。
- PC画面のみ
- 複製
- 拡張
- セカンドスクリーンのみ
複製とはセカンドスクリーンにPC画面と同じものを表示する機能で主にプレゼンなどで使用することが多いです。
拡張はデスクトップUIを2つの画面にまたがるように表示する機能で、作業の効率化におすすめです。またメインディスプレイで作業し、もう1つのディスプレイで動画を見るといったことも可能です。
「PC画面のみ」と「セカンドスクリーンのみ」はどちらかのディスプレイは使用しないときに利用します。
目的に合わせて最適なものを選びましょう。
右クリックからディスプレイ設定
ここではメニュー画面のディスプレイ設定から設定する方法を解説します。
デスクトップ上で右クリックをするとメニュー画面が表示されるので、ディスプレイ設定を開きましょう。
デスクトップUIですでに接続済みの場合は、すぐにディスプレイのカスタマイズ画面が出てきます。ここでメインディスプレイの切り替えとディスプレイの配置のカスタマイズをしましょう。
メインディスプレイの切り替えは、「1」や「2」と書かれた四角形の場所で行います。1か2の番号をクリックするかドラッグして入れ替えられます。
配置の変更は、「画面の向き」という項目からプルダウン式で選択します。
縦、横、縦(反対向き)、横(反対向き)があります。並列して使用する時は横、上下で使う時は縦を選択します。
また左右も選べるのでメインディスプレイの右にサブディスプレイがあるときは「横」、左にある時は「横(反対向き)」を選びます。
サブディスプレイが上にある時は「縦」、下にある時は「縦(反対向き)」を選択しましょう。
「これをディスプレイにする」にチェックを入れ、「適用」をクリックすると設定完了です
以上の手順を簡単にまとめておさらいします。
- デスクトップ上で右クリック
- ディスプレイ設定を選択
- マルチディスプレイのカスタマイズ画面が出る
- メインディスプレイにしたい方を1にする
- ディスプレイの配置を選ぶ
- 「これをディスプレイにする」にチェックがあるか確認して「適用」
macでのデュアルモニターの設定方法
続いてmacでのデュアルモニターの設定方法を解説します。ここで説明するのは、以下の4つの項目です。順を追って確認していきましょう。
- モニターを接続
- システム環境設定からディスプレイの設定
- 作業スペースを広げる拡張デスクトップ
- 2画面で同じものを見たいときのビデオミラーリング
モニターを接続
まずは、モニターとPCを接続しましょう。
Mini DisplayPortやUSB-Aの端子でディスプレイと接続します。パソノンによって使用可能な端子の種類は異なるので、事前に確認し対応するケーブルを用意しましょう。
ケーブルで接続するだけで、PCがディスプレイを自動認識してくれます。
システム環境設定からディスプレイの設定
PCとモニターを接続したら、PCで設定をします。
画面上のAppleマークからシステム環境設定を開き、ディスプレイを選択します。するとディスプレイの設定画面が開かれるので、この画面で設定をしましょう。
作業スペースを広げる拡張デスクトップ
ディスプレイ設定の画面を開いたら、2つのディスプレイをどのように使うかによって設定が変わります。
まずは、拡張デスクトップモードの設定を解説していきます。拡張デスクトップは2つの画面に別のものを表示ができる機能です。2つの画面をフルスクリーンで最大限に利用でき、作業スペースを広げられます。
設定方法は、まず、ディスプレイの設定画面から配置のタブを選択し、ディスプレイをミラーリングという項目のチェックを解除しましょう。
次に、ディスプレイの位置関係を実際の配置と合うように、枠内の希望の位置までディスプレイをドラッグします。メインディスプレイを変更したい場合は、メニューバーを別のディスプレイにドラッグしてください。
2画面で同じものを見たいときのビデオミラーリング
次に、ビデオミラーリングモードの設定を解説します。ビデオミラーリングはすべてのディスプレイに同じAppとウインドウが表示される機能です。
ディスプレイの設定画面から配置のタブを選択し、ディスプレイをミラーリングという項目にチェックを入れることで設定ができます。
デュアルモニターが検出できないときの対処法

PCとディスプレイを接続しているのに、デュアルモニターが検出されないことがあるかもしれません。このようなトラブルの対処法を紹介します。
ここでは、Windowsの場合とmacの場合に分けて解説していきます。
Windows10での対処法
Windows10での対処法を紹介します。ここで紹介するのは以下の4つです。
- PC、ディスプレイをそれぞれ再起動してみる
- ディスプレイ設定の「検出」をクリックし検出できるか確かめる
- ディスプレイ側の表示モードを確認する
- ディスプレイドライバーを再インストールする
PC、ディスプレイをそれぞれ再起動してみる
PCの電源が入った状態で接続しようとすると正しく検出されない場合があるので、PCの電源を切ってから接続し再起動してみましょう。
ディスプレイ設定の「検出」をクリックし検出できるか確かめる
デスクトップ画面で右クリックをしてディスプレイ設定を開きます。マルチディスプレイの項目にある「検出」をクリックしてみましょう。
特に旧型のディスプレイは自動で接続されないことがあるので、この方法で検出を試すことで解決することが多いです。
ディスプレイ側の表示モードを確認する
ディスプレイには複数の出力形式に対応しているものがあります。出力先の設定が間違っていると検出されないので、ディスプレイ側の出力先の設定を確認してみましょう。
ディスプレイドライバーを再インストールする
ディスプレイドライバーの不具合などで検出されないこともあるので、ディスプレイドライバーを再インストールしてみましょう。
【再インストールの手順】
- WindowsキーとXキーを同時に押してアドバンスドメニューを開く
- デバイスマネージャーを開く
- ディスプレイアダプターを右クリック
- デバイスのアンインストールを選択
- 実行をおす
- アンインストール後、再度デバイスマネージャーを開く
- ディスプレイアダプターを右クリック
- ドライバーの更新を選択
- 再インストール
macでの対処法
macでの対処法を紹介します。検出されないときは以下の3つの方法を試してみましょう。
- ディスプレイの電源やケーブルの確認
- macをスリープ状態にしてから再度認識させる
- システム環境設定から検出
ディスプレイの電源やケーブルの確認
まずは、ディスプレイの電源がオンになっているか確認してみましょう。PCに接続しても、ディスプレイ側のスイッチを押さないと認識されません。
また、ケーブルがしっかり差し込まれていないこともありますので、ケーブルを一度抜いてから再度しっかり差し込んでみましょう。
macをスリープ状態にしてから再度認識させる
macをスリープ状態にしてからスリープを解除して、接続しているディスプレイを認識させてみましょう。
手順は、電源ボタンを押してスリープ状態にするか、Appleメニューからスリープを選択します。
しばらく待ってから、任意のキーを押すか、マウスまたはトラックパッドをクリックするとスリープ状態が解除されるので、ディスプレイを認識するか確認しましょう。
システム環境設定から検出
システム環境設定の画面から検出することもできます。
【手順】
- 画面上のAppleマークからシステム環境設定を開く
- ディスプレイを選択
- ディスプレイの設定画面でオプションキーを押す
- 画面右下にディスプレイを検出をクリック
デュアルモニターの接続におすすめのケーブル3選
デュアルモニターの接続におすすめのケーブルを紹介します。端子の異なるケーブルの中から性能の高い以下の3つを選定しました。
- エレコム イーサネット対応スーパースリムHDMIケーブル DH-HD14SS20BK
- エレコム ディスプレイポートケーブル CAC-DP1220BK
- PLANEX HDMI-DVI変換ケーブル 2.0m PL-HDDV02
エレコム イーサネット対応スーパースリムHDMIケーブル DH-HD14SS20BK
このケーブルは、エレコムのHDMIケーブルです。PCのほかにもブルーレイレコーダーやゲーム機をテレビと接続できるType-Aを採用しています。
おすすめのポイントは、ケーブルがケーブル直径約3.2mmとスリムで、機器周りをすっきりさせられるところです。
エレコム ディスプレイポートケーブル CAC-DP1220BK
このケーブルは、エレコムのDisplayPortケーブルです。DisplayPort同士をつなぐので幅広い場面で活用できます。
4Kにも対応しているので高画質の映像を楽しみたい人におすすめです。
また、長さが1m・1.5m・2m・3m・5mとバリエーション豊かなのでシーンに合わせて選べるでしょう。
PLANEX HDMI-DVI変換ケーブル 2.0m PL-HDDV02
このケーブルは、PLANEXのHDMI信号をDVI信号に変換して映像を再生できる変換ケーブルです。
おすすめのポイントは、DVI端子で接続する古いタイプのモニターにも接続できるところです。
最近のPCではDVI端子がないものもありますが、これがあれば接続できるので、モニターに高性能を求めない人は、モニターのコストを抑えることもできます。
デュアルモニターはPCのディスプレイ設定画面で設定

デュアルディスプレイの設定方法をWindows10とmacの場合に分けて解説してきました。
どちらも自動認識されるので、検出されたことを確認できたら、PCでディスプレイ設定画面を開き、順番に進め、自分の使用目的に合わせて複数の画面を活用しましょう。
またモニターが検出されないときには、慌てずに、まずは接続しなおしてみましょう。それでも検出されないときは、PCから手動で検出してみたり、ディスプレイ側の出力設定を確認してみましょう。
公開日時 : 2020年06月20日

最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。