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Zoomが繋がらないときの対処法|ビデオ通話や参加ができない原因は?


この記事では、Zoomが繋がらないときの対処法について詳しくご紹介します。在宅勤務が多くの企業で推進されています。
在宅勤務の際に、会議をオンラインで実施するツールとして大活躍しているのがZoomです。
スマホやパソコンから簡単にアクセスでき、セミナーやミーティングができるZoom。招待URLまたは、ミーティングIDさえわかれば誰でも参加可能です。
在宅勤務の広がりによってZoomの重要性が知られるとともに、不具合が起きたときの対処法についても知りたいという人が増えました。
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目次
Zoomが繋がらない原因

最初に、Zoomが繋がらない時の原因について、考えられるものを順にご紹介していきます。
バージョンが古い
1つめはバージョンが古いことです。Zoomはセキュリティ強化を目的として新バージョンへのアップデートを行いました。
2020年5月30日以降、ミーティングに参加するには、すべてのZoomクライアントのバージョンが5.0以上である必要があります。
5.0以上のバージョンでない場合は、事前にアップデートしておきましょう。
招待URLやミーティングIDに誤りがある
2つめは招待URLやミーティングIDに誤りがある場合です。間違ったURLやIDを入力すると「このミーティングIDは無効です。確認してやり直してください。」と表示されます。
自分の入力したものが間違ってない場合は、ホストが間違ったURLやIDを使用していないか一度確認しましょう。
ホストが別のミーティングに参加している
3つめは、ホストが別のミーティングに参加している場合です。その場合は、「このホストは既にミーティングに参加中です」と表示されます。
「既にミーティングに参加中」というのは、今からそのホストが開催して、あなたが参加しようとアクセスしているミーティングではなく、別のミーティングのことです。誤解しないように注意しましょう。
ネットの接続状況が不安定
4つめは、ネットの接続状況が不安定な場合です。インターネットへの接続は正常に行えるでしょうか。
もし接続状況が不安定で繋がらない場合は、電波が良好に受信できる場所に移動するなどして、再度接続を試みましょう。
参加人数が上限に達している
5つめは、Zoomの参加人数が上限に達している場合です。
「Pro」は100人まで、「Business/Education」は300人まで、「Enterprise」では500人までの参加が可能。この人数を超えるとZoomに接続できなくなるので注意しましょう。
サーバー側で障害が発生している
Zoomに繋がらないのが自分だけでなく、他の人も繋がらない場合は、Zoom自体に不具合が起きている可能性があります。
サーバー側で起きた不具合に関しては、個人で解決することは困難です。
後で詳しく解説しますが、Zoomの公式サイトや公式Twitterで不具合が起こっていることを確認したら、復旧の報告を待ちましょう。
繋がらないときの対処方法

先にご紹介したように、Zoomが繋がらない場合にはさまざまな原因が考えられます。1つずつ確認して、まずは何が原因になっているか確認することから始めましょう。
では、Zoomが繋がらない原因がわかったところで、繋がらない場合の対処法について解説します。
バージョンをアップデートする
Zoomはセキュリティ強化の観点から定期的にバージョンアップを実施しています。
バージョンが古くて繋がらない場合は、バージョンアップの作業をしましょう。
PCはWebページから、モバイル端末はストアからできます。それぞれの方法を以下で詳しく見ていきましょう。
パソコンからバージョンアップする方法
- Zoomアプリを起動する
- 画面上部の右端にあるアカウントアイコンをクリック
- 「アップデートの確認」をクリック
- ダウンロード開始
- ダウンロード完了
- 「新しいバージョンのZoomを利用できます。」と表示される
- 「今すぐ更新」をクリック
- 最新版がインストールされる
iPhoneからのバージョンアップ方法
- App Storeアプリを開く
- 「ZOOM Cloud Meetings」のアプリページを表示させる
- 「アップデート」ボタンをタップ
Androidのスマホからバージョンアップする方法
- 「ZOOM Cloud Meetings」のページを開く
- 「更新」ボタンをタップ
再インストールする
Zoomの最新バージョンへのアップデート方法は先にご紹介した通りです。ただし、アップデート作業をしていても完了しない場合があります。
アップデート作業中に止まってしまうときは、アプリの再インストールを試みましょう。Zoomアプリを一度アンインストールして、再インストールします。
初期状態のアプリをインストールすることによって、バージョンアップ作業が正常に行われる可能性があります。
デバイスを再起動する
Zoomで特にカメラが作動しないという場合、デバイスの再起動をおすすめします。デバイスを再起動することによって意外と簡単にカメラの映像が映るようになるかもしれません。
ただ、ここではもう一歩踏み込んで対処法をご紹介します。デバイスの再起動をしてもカメラの問題が解決しない場合、どこに問題があるのか突き止める必要があるでしょう。
自分で確認可能な方法をご紹介しますので、「デバイスを再起動しただけではカメラが正常に戻らなかった」という場合は、ぜひ試してみてください。
まず、Zoomアプリの設定が正常か確認します。
アプリのテストを行って正常にカメラが機能しているのに、実際のミーティングでは映像が表示されないという場合は、ビデオの設定が正常か確認しましょう。
また、アプリテストの段階で「カメラを検出できません」というエラーメッセージが出る場合は、パソコンがカメラをきちんと認識しているか確認する必要があります。
Zoomアプリの設定が正常か確認する方法
- 「ミーティングテストに参加」する
- 「Zoom Meetingを開く」をクリック
- テストコール画面左下にある「ビデオの開始」ボタンをクリック
- カメラのオン・オフを切り替えてみる
- 「ビデオの開始」の右にある矢印ボタンをクリック
- 選択されているカメラデバイスが正しいか確認
- 右下の「退出」ボタンをクリックしてテストを終了
これでアプリの設定確認は完了です。
次にビデオ設定の確認方法をご紹介します。
ビデオの設定が正常か確認する方法
- Zoom Meetingアプリのホーム画面を表示
- 画面上部にある「ミーティング」ボタンをクリック
- 参加したいミーティングを左のリストから選択
- 「編集」ボタンをクリック
- 「ホスト」と「参加者」の両方の設定をオンにする
- 「保存」ボタンをクリック
ビデオの設定確認は以上です。
最後に、パソコンがカメラを認識しているか確認する方法をWindowsとMacに分けて詳しく解説します。
Windowsパソコンがカメラを認識しているか確認する方法
- 「スタート」ボタンを右クリックして「デバイスマネージャー」を開く
- 「イメージングデバイス」の項目からダブルクリックしてツリーを展開する
- ツリーの中に自身のカメラデバイスの名前があることを確認
- 「スタート」ボタンをクリック
- カメラアプリを起動して映像が正常か確認
Macパソコンがカメラを認識しているか確認する方法
- Appleメニューを開いて「このMacについて」を選択
- 「概要」から「システムレポート」をクリック
- システムレポートウィンドウが開く
- 「ハードウェア」のツリーから「カメラ」をクリック
- 自身のカメラのデバイス情報が表示されることを確認
- ほかのアプリでカメラが利用できるか調べる
カメラデバイスの名前が表示されない場合や、カメラアプリで映像が映らない場合は、パソコンがカメラを正常に認識していない可能性が高いです。
サーバーで障害が発生していないか確認する
Zoomの不具合状況を確認するには「Zoom Status」にアクセスしてみましょう。アクセスしたときに「Degraded Performance」と表示されている場合は、Zoomで不具合が起こっています。
また、Zoomの公式Twitterにおいて、不具合が生じている旨を確認することができるでしょう。
Webクライアントを利用する
Zoomにはブラウザからアクセスすることも可能です。それが「Zoom Webクライアント」。
「Zoom Webクライアント」はZoomのクライアントのバージョンの影響を受けないので、繋がる可能性が高くなります。
Zoomアプリが何らかの不具合でうまく作動しないときはブラウザからZoomミーティングに参加しましょう。ただし、ブラウザ版でZoomを利用する場合は、利用できる機能に制限があります。
ブラウザでZoomを使用する場合は、「Chrome」か「Firefoxブラウザ」を使いましょう。では、以下でブラウザ版Zoomの使用方法を解説します。
ブラウザ版Zoomの使用方法
- 招待URLを開いてZoomミーティングへ参加する
- Zoomアプリへの接続許可はキャンセル
- 「起動中…」という画面下部にある「ブラウザから参加」をクリック
- Zoomアカウントでログイン
- <参加完了/li>
「起動中」「接続しています」から進まないときの対処方法
では、最後に「起動中」「接続しています」から進まないときの対処方法について解説します。
招待URLからZoomにアクセスしたとき、「zoom.usを開きますか?」というウインドウが表示されるでしょう。
その際、「zoom.us リンクに行った操作を記憶する」にチェックを入れて「開かない」をクリックしてしまうと、そのときZoomにアクセスできないだけでなく、Zoomを「開かない」設定にしてしまったので、毎回アクセスできなくなってしまいます。
この場合は、設定の解除作業が必要です。以下で「Chrome」上で復旧する方法をご紹介します。
「開かない」設定の解除作業
- 右上にある「・」が縦に3つ並んだボタンをクリック
- 「設定」をクリック
- 「詳細設定」をクリック
- 「閲覧履歴データを消去する」
- 「Cookie と他のサイトデータ」にチェックを入れる
- 「履歴データを消去する」をクリック
- 解除完了
まとめ

在宅勤務のときに欠かせないツール「Zoom」について、不具合の原因と対処法について詳しく解説してきました。
Zoomにアクセスできない原因はさまざまです。まずは、何が原因でアクセスできないのか調べることが大切です。
サーバーダウン以外はたいてい対処法がありますので、この記事を参考に自分で操作してみましょう。
Zoomの機能についてこちらの記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
公開日時 : 2020年08月20日

ライターの安田尊子(やすだたかこ)と申します。文章を読んだり書いたりするのが好きでライターになりました。読者の皆様が思わずブックマークしたくなるような記事をご提供できるよう、日々励んで参ります。
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