iPhoneのパスコードを忘れたら?対処法・復元法を解説

iPhoneのセキュリティを高め、ロック解除などに必要なのがパスコードです。そんなパスコードを、もし忘れてしまった場合、どのようにしたらよいのでしょうか。この記事では、パスコード忘れの際の対処法・復元法などを解説していきます。
楽天モバイルiPhone13 iPhoneのパスコードを忘れたら?対処法・復元法を解説

iPhoneは、パスコードと呼ばれる4桁~6桁の数字、または複雑な羅列を設定することで、端末のセキュリティを強化します。

ロック解除や電源を入れるときなどにパスコードを使用しますが、毎日使うiPhoneのパスコードでも、ド忘れしてしまうことあると思います。

もしも、iPhoneのパスコードを忘れてしまったら、間違えた回数によってはiPhoneの操作ができなくなってしまいます。

そこで知っておきたいのが対処法です。iPhoneの操作ができなくなっても対処法を知っておけば、焦らずに対処することができます。

今回は、iPhoneのパスコードを忘れたらどうなるのか、そして対処法・復元法を徹底解説していきます。

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iPhoneのパスコードを忘れたらどうなるのか

日常的に使用するものだから忘れることはないと思っていても、ふとド忘れしてしまうことはあります。

そこで、iPhoneのパスコードを忘れた場合に起きることを紹介します。事前に知っておけば、同じことを起こすのを回避できますので、気を付けるためにも覚えておきましょう。

パスコードを忘れた場合

iPhoneのパスコードに限らず、パスワードを何回か間違えるとロックがかかり、使用停止になってしまうことがあります。

では、間違えた回数によってどのようなことが起きるのか詳しく見ていきましょう。

5回目までの場合

iPhoneのパスコードは、5回目までなら間違えても問題ありません。6回目からは間違えると使用できない時間ができてしまうので、注意してください。

しかし、チャンスは5回もあります。普段から忘れないようにメモしておくことをおすすめします。

6回目から9回目の場合

6回目から失敗すると、iPhoneの操作不可能時間が長くなります。6回目から10回目までの使用できない時間は次のとおりです。

6回目 1分間使用できない
7回目 5分間使用できない
8回目 15分間使用できない
9回目 60分間使用できない

回数は増えるごとに、使用できない時間も大きく増えていきます。

使用できなくなっているときは、「iPhoneは使用できません。〇分後にやり直してください」というメッセージが画面上に出ています。

この画面の間は何をやっても操作はできませんので、時間がすぎるのを待つしかありません。ただし、緊急電話だけは使用できます。

10回目はどうなる

iPhoneのパスコードを10回失敗すると、iPhoneの操作は完全に不可能です。

さらに「10回連続でパスコード入力を失敗したら、すべての情報、メディア、個人設定を消去する」という設定をしていた場合はデータ消去されます。

データ消去された場合は、復元するか新しいデバイスとして新たに設定する必要があります。

iPhoneのパスワード忘れの場合

iPhoneを使用する上で必要なAppleIDには、パスワードがあります。これはパスコードとは別ものです。

パスワードを忘れている場合は、AppleIDにログインできません。その他、AppleIDを必要としているサービスも使用できなくなるので、こちらも忘れず覚えておきましょう。

ショップに持ち込むと対応してもらえる?

パスコードを忘れてしまい、どうしても思い出せないという場合、ショップに持ち込んだら教えてくれるのでしょうか。

ここでは、持ち込んだ場合のショップの対応を解説していきます。

パスコードは教えてもらえない

結論からいえば、Appleストア、iPhoneの修理店、各キャリアの店舗に「パスコードを忘れた」という用件で持ち込んでも、解決することはできません。

Apple本社のあるアメリカでも、同様の用件でショップに持ち込むユーザーは多いようですが、Apple社は仮に国際機関からの依頼であっても教えることは一切しません。

どこへ持ち込んでも何も解決にはならないので、データ消去になるのが嫌なら個人の記憶に頼るしかないでしょう。

パスコードを思い出す手助けはしてくれる

パスコードを教えることはできなくても、パスコードを思い出す手助けをしてくれることもあります。

ただし、必ずしも手助けしてくれるわけではなく門前払いする店舗もありますので、はじめから期待しない方がよさそうです。

ちなみに、どのような手助けかというと、パスコードは4桁か6桁の数字または複雑な羅列のどれかになるので、まずは使われやすい数字の傾向を教えてくれるでしょう。

傾向を教えてもらいながら、記憶をたどり、思い出せるよう努力しないといけません。

また、Appleストアや各キャリアショップは手助けの可能性はありますが、iPhoneの修理店はあくまで修理に特化しているお店なので、よっぽど親切でない限り手助けはないでしょう。

iPhoneのパスコード忘れたときの対処法

人間だれしも忘れしてしまうことはありますが、iPhoneのパスコードを忘れると、iPhoneの操作ができなくなりますし、10回も失敗すれば完全に操作ができなくなります。

操作不可能となってデータ消去にならないために、もしもiPhoneのパスコードを忘れたらどのような対処をすればよいのでしょうか。その対処法を詳しく解説していきます。

「iPhoneを探す」がオンの場合

iOS12以前のiPhone の場合、「iPhoneを探す」をオンにして設定しておくことで紛失しても探すことができます。

iOS13以降の場合は、「iPhoneを探す」と「友達を探す」が一体となり、「探す」Appに変わっています。この場合は次の手順で「探す」の「デバイスを探す」を有効にしておきます。

1.「設定」を開きユーザー名をタップする

2.「探す」を開く

3.「iPhoneを探す」をタップ

4.「iPhoneを探す」のボタンをタップ。ボタンが緑色になっていれば有効です。

iCloudで初期化する

iCloudで初期化の手続きをします。詳しいやり方は次のとおりです。

1.パソコンなどからiCloudにアクセスし、「iPhoneを探す」をクリック

2.初期化したいiPhoneを選択する

3.「iPhoneを消去」をクリックしデータを消去する

データ消去をした後、バックアップを取っている場合はデータから復元ができます。バックアップしていなければ、初期状態から様々な設定をしてください。

iPhone以外の端末から初期化する

iPadや別のiPhoneがある場合、その端末を使って初期化ができます。詳しいやり方は次のとおりです。

  1. 別の端末でアプリの「iPhone を探す」をダウンロードする
  2. AppleIDとパスワードを入力し、ログインする
  3. 初期化したいiPhone を選び、データを消去する

データ消去した後、バックアップをしている場合はデータから復元ができます。

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「iPhoneを探す」がオフの場合

「iPhoneを探す」がオフ設定している人も多くいるでしょう。オフになっている場合の対処法は、iTunesを使います。詳しいやり方は次のとおりです。

1.パソコンとiPhoneをケーブルでつなぎiTunesにアクセス、iPhoneのマークをクリックする

2.「今すぐバックアップ」を選択し、バックアップを開始する

3.バックアップが終わったら、「iPhoneを復元」を選択する

この方法で、iPhoneが初期化されます。また、初期化後でも元のiPhoneに戻せるので、必ずバックアップはしておきましょう。

リカバリーモードを利用し初期化する

リカバリーモードは、これまでの対処法でロック解除できなかった場合の最終手段ともいえる対処法です。

どうやってもロック解除できなかったら、リカバリーモードで行いましょう。

そしてリカバリーモードも、iPhoneの機種によってはやり方が異なりますので、これから紹介していく各機種別のやり方を参考に、初期化してください。

iPhone 6よりも前の機種

iPhone 6以前の機種の場合は、次のやり方で行ってください。

  1. ホームボタンとスリープを同時で長押しをする
  2. 復元とアップデートを選ぶ画面にて、復元を選択する

機種によってスリープボタンの位置が異なります。画面が切り替わるまで、しっかり長押ししてください。

iPhone 7と7Plusの場合

iPhone 7、iPhone 7Plusの場合は、次のやり方で行ってください。

  1. スリープボタンと音量を下げるボタンを同時に長押しする
  2. 復元とアップデートを選ぶ画面にて、復元を選択する

リカバリーモードの画面に切り替わった後の流れは、iPhone 6以前の機種の流れと同じです。

iPhone 8以降の機種

iPhone 8以降の機種の場合は、次のやり方で行ってください。

  1. 音量を上げるボタンを押したらすぐに離す
  2. 音量を下げるボタンを押したらすぐに離す
  3. 電源ボタンを長押しして、iTunesアイコンが出たら電源ボタンを押すのをやめる
  4. 復元とアップデートを選ぶ画面にて、復元を選択する

iPhone 7Plus以前のやり方と比べると、少し複雑になるので、やり方を間違えないように気を付けてください。

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10回間違えることで初期化する

iPhoneの設定から、指紋認証の「TouchIDとパスコード」を選び、「データを消去」をオンにしている場合、パスコードを10回間違えるとiPhoneは初期化されます。

そして再起動後にパスコードの再設定ができますが、iPhoneの初期化をするなら最も簡単ともいえる方法です。

AppleIDのパスワードを忘れた場合

AppleIDのパスワードを忘れてしまった場合は、Appleサポートを利用してパスワードのリセットまたはパスワードの変更をします。

Appleサポートを使ったリセットのやり方は次のとおりです。

  1. AppleサポートAppを開き、画面下の「サポート」を選ぶ
  2. 「AppleID」を選び、「AppleIDのパスワードを忘れた」を選択する
  3. 「別のAppleID」を選び、リセットが必要なAppleIDを入力する
  4. 画面上で指示されるとおりに、パスワードの変更をする

iPhoneのパスワード忘れたときのために

続いて、iPhoneのパスワードを忘れてしまったときのためにやっておくとよいことを紹介していきます。

設定したパスワードは控えておく

iPhoneのパスコードは4桁または6桁の数字と、複雑な羅列のものです。最初のうちは覚えていても、特に複雑なものは覚えるのも難しいのではないでしょうか。

そのようなときには、パスコードやAppleID、パスワードや忘れてしまいがちな暗証番号など、大事なことはメモしておくことが大切です。

ただしメモするときは、使用しているiPhoneでメモするのは意味がないので、他の端末や紙などでわかるようにメモしておきましょう。

メモしていることで、万一パスコードやパスワードを忘れてしまっても安心です。日頃からメモしておく習慣や、メモを確認する習慣つけておくのもよいでしょう。

こまめにバックアップを取る

iPhoneは、Androidと違ってマイクロSDカードのように記憶できるものを入れておくことはできません。その代わり、iTunesやiCloudでバックアップをします。

ちなみに、iCloudを使ったバックアップ方法は次のとおりですので、参考にしてください。

1.設定を開きAppleIDをタップ

2.iCloudを選択しバックアップをオンにする

続いてiTunesを使ったバックアップ方法は次のとおりです。パソコンを使用しますが、今回紹介するのはWindowsの場合です。

  1. パソコンとiPhone をつなぎ、iTunesを起動する
  2. iPhone の概要を選び、「今すぐバックアップ」を選ぶ
  3. このときに、「iPhone のバックアップを暗号化」にチェックしておく
  4. バックアップできているかチェックする

このように、こまめなバックアップをしておくと、万一パスコードを思い出せなくて初期化されたとしても、バックアップからデータを取り戻すことができます。

また、iCloudとiTunesでのバックアップの違いは、方法はもちろんのこと、バックアップできるデータやバックアップする場所も異なります。

iCloudはクラウド上での保管、iTunesはパソコン内での保管となり、バックアップできる容量は、iCloudは最大1TB、iTunesはパソコンの容量によります。

どちらの方法を選ぶかは、自分のやりやすい方法を選びましょう。パスコードを忘れたときのため以外でも、データが消えたという事態を起こさないためにもバックアップをおすすめします。

「iPhoneを探す」をオンにしておく

パスコードを忘れて、どうしてもロック解除ができなかったらiPhoneを初期化するしかありません。

ですが、バックアップをしていれば初期化した後も復元して元通りです。そんなときに「iPhoneを探す」をオンにしておくと対処としてスムーズに行えます。

「iPhoneを探す」がオンになっていると、パソコンがなくてもiPadなどの他端末で初期化できるという裏技です。やり方は次のとおりですので、参考にしてください。

  1. ロック解除したいiPhone 以外のiOS端末に「iPhone を探す」をダウンロードする
  2. 「iPhone を探す」から初期化したいiPhone のAppleIDとパスワードを入力する
  3. ログイン後、初期化したいiPhone を選び、「iPhone を削除」を選択する

上記の方法で簡単にiPhone の初期化ができますが、iPhone 以外のiOS端末をもっているという前提です。

iPadなどの他のiOS端末を持っていないという人は、漫画喫茶などのパソコンでも行えます。パソコンで初期化する場合は、次のとおりです。

  1. パソコンとiPhone 、Lightningケーブルをつなぐ
  2. iCloudにアクセスしてログインする
  3. 上のメニューにある「すべてのデバイス」から初期化したいiPhone を選ぶ
  4. 初期化したいiPhone のメニューから、「iPhone の消去」を選ぶ

上記の方法で無事に初期化できたら、バックアップから復元すると元通りです。

パスコードをオフにするという選択も

iPhoneのパスコードは、セキュリティ強化のために設定しておくものです。しかし設定は強制ではないので、セキュリティが低くてもよいならオフにするという方法もあります。

パスコードを設定しなければ、ロックがかかってしまうという問題も発生しませんので、セキュリティの低さを気にしない方だけに推奨できる方法です。

初期化したiPhoneのデータ復元方法

パスコードを忘れてiPhoneを初期化しなくてはいけない事態になっても、バックアップを取っていれば、これまでのデータが消えてしまうことはありません。

初期化されたらバックアップから復元するのですが、そのデータ復元の仕方はどのように行うのでしょうか。続いては、初期化したiPhoneのデータ復元のやり方を解説していきます。

iTunesバックアップから復元

iTunesバックアップを使った復元のやり方は、次のとおりです。

  1. 「こんにちは」と表示された画面で「スライドで設定」を選ぶ
  2. 言語などのiPhone の初期設定を進める
  3. 「Appとデータ」にて「iTunesバックアップで復元」を選ぶ
  4. パソコンとiPhone をケーブルでつなぎ、iTunesを起動する
  5. 「新しいiPhone へようこそ」を表示される
  6. 「このバックアップから復元」を選ぶ

これでiTunesバックアップからの復元ができます。

iCloudバックアップから復元

iCloudバックアップを使った復元のやり方は、次のとおりです。

  1. 初期化状態から、iPhone の初期設定行う
  2. 「Appとデータ」にて「iCloudバックアップで復元」を選ぶ
  3. AppleIDでログインする
  4. 作成したバックアップを選び、復元する

これでiCloudバックアップからの復元ができます。

こまめにバックアップを取っておこう

iPhoneのパスコードは5回までの失敗は何も起きませんが、6回~9回は回数ごとに端末が使用できない時間が増え、さらに10回も間違えてしまうと初期化しなくてはいけなくなります。

初期化しなくてもよいSiriを使った裏技もありますが、iOS11以降のiPhoneでは利用できない裏技ですので、最新機種やアップデートした機種では利用できないのが難点です。

パスコードを忘れて何度も間違いを起こし、初期化してデータを失う事態に陥らないためにも、日頃からこまめなバックアップを取っておくことが大切です。

バックアップは、iCloudやiTunesを使った方法で行えますので、今回記事で紹介してきた方法を参考にバックアップを取り、大切なデータを失うことにならないようにしてください。

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公開日時 : 2020年02月14日

菅野 辰則 ― ライター
菅野 辰則 ― ライター

最新ガジェット、家電、デバイスが大好物。秋葉原、ネットショップでコスパの高い中古端末に目を光らせている。iPhone・iPadを格安SIMとWiMAXで利用中。趣味はダンス、週4日のトレーニングを欠かさない。

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