家のWi-Fiで動画が途切れる、今の回線のまま安定させたい
- #戸建て(持ち家)
- #au
- #3人家族
ご相談者プロフィール
- 住まい
- 戸建て(持ち家)にお住まいの3人家族
- 世帯人数
- 3人家族
- お使いのスマホ
- au/UQモバイル を全員利用(セット割が使える)
- ネットの使い方
- 軽め重め
- ライトユース
- 標準ユース
- ヘビーユース
- ゲーミング
- 動画配信
動画視聴とSNSが中心。週に数回オンライン会議や在宅ワークあり。
- こだわり
- 費用を抑えたいです。できれば現在の回線をそのまま使いたいです。
- 困っていること
「家でWi-Fi接続時に動画が途切れる。夜間に特に遅くなる傾向。天気が良いときに遅くなる気がする」
このケースのおすすめ
auひかり
- 光回線
- 戸建て向けプラン
- 3年契約
月額料金
実質月額(auスマートバリュー込)
最大速度
実測平均
※実質月額は、月額料金・初期費用・キャッシュバック・セット割引を契約期間で割り戻した独自計算値です。実際に毎月請求される金額とは異なります。最終的な料金は各サービスの公式サイトでご確認ください。
auスマートバリューの内訳
- 単体実質月額
- ¥4,767
- auスマートバリュー
- −¥1,100
- auスマートバリュー後の実質月額
- ¥3,667
このケースで効く理由
もう一歩考えたい場合
速度重視ならこちら
メガ・エッグ
- 光回線
- 戸建て
- 2年契約
月額料金
実質月額(auスマートバリュー込)
最大
実測
auスマートバリュー −¥1,100/月 適用
コスト最重視ならこちら
AsahiNet光
- 光回線
- 戸建て
- 縛りなし
月額料金
実質月額(AsahiNet光 × auセット割込)
最大
実測
AsahiNet光 × auセット割 −¥1,200/月 適用
このページの読み方
このレポートは3層構造になっています。
- 基礎知識 … どんな人にも役立つネット回線の仕組み・用語解説
- このケースの場合 … 今回の相談者に当てはめた判断
- 条件が違う人へ … マンション/1人暮らし/別キャリアなど、他のケースへの読み替え
自分の条件と照らしながら読むと、自分に合った答えが見えてきます。
目次
- 今回のケース:夜間動画途切れ
- 何を基準に選んだか
- –判断軸1 住居タイプ(戸建て / マンション / 賃貸)
- –判断軸2 用途(どんな使い方をするか)
- –判断軸3 利用人数・端末数
- –判断軸4 提供エリア(その住所で使えるか)
- –判断軸5 スマホキャリア(セット割の仕組み)
- このケースのおすすめ:auひかり
- –本命の詳細
- –費用まとめ
- なぜこのおすすめになったか
- –理由1:夜間に遅くなる原因が、回線の混雑にある
- –理由2:auグループのスマートフォンとの相性が最良
- –理由3:独自回線の実測速度が家族3人の使い方に余裕を持って対応できる
- –理由4:ずっと住む予定なら3年契約で実質月額を抑えられる
- もう一歩考えたい場合
- –代替案1:メガ・エッグ(山口県在住なら最有力の代替)
- –代替案2:AsahiNet光(縛りをなくしたい場合)
- –比較まとめ
- 申し込む前にチェックしたいこと
- –1. 番地レベルでエリア確認を必ず行う
- –2. 開通まで1〜2ヶ月かかることがある
- –3. フレッツ光からの乗り換えには「事業者変更」手続きが必要
- –4. セット割は申し込み後に別途手続きが必要
- –5. ルーターの確認もあわせて行う
今回のケース:夜間動画途切れ
ヒアリングで伺った内容を、判断に効くポイントだけ整理した一覧です。レポートの推奨はこの条件をもとに導いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住居 | 戸建て(持ち家) |
| 利用エリア | 山口 |
| 用途 | ご家族3人で、パソコン1台とスマートフォン3台を利用しています。動画、SNS、ゲーム、Web検索を利用中 |
| 利用人数 | 3人 |
| 端末数 | 4台 |
| スマホキャリア | au / UQモバイル / povo |
| 現在の回線 | その他の光回線 |
| 困りごと | 家でWi-Fi接続時に動画が途切れます。夜間に特に遅くなる傾向があり、天気が良いときにも遅くなることがあり |
| 最優先事項 | バランス重視 |
| こだわり | 費用を抑えたいです。できれば現在の回線をそのまま使いたい |
何を基準に選んだか
判断軸1 住居タイプ(戸建て / マンション / 賃貸)
基礎知識:住居タイプで選択肢と速度の上限が変わる
光回線の速度や選べるサービスは、住居タイプによって大きく異なります。戸建ては工事の自由度が高く、すべての光回線サービスを検討できます。一方、マンションでは建物の配線方式(光配線方式・VDSL方式・LAN方式)によって速度の上限が決まり、VDSL方式では最大100Mbpsに制限されることもあります。
| 住居タイプ | 工事の自由度 | 選べる回線 |
|---|---|---|
| 戸建て(持ち家) | 自由 | すべて選択可能 |
| マンション(光配線方式) | 管理組合の許可要 | 最大1Gbps以上も可 |
| マンション(VDSL方式) | 管理組合の許可要 | 実質最大100Mbpsに制限 |
| 賃貸(工事不可) | 不可 | ホームルーター・ポケット型WiFi |
VDSLってなに?
電話線を使って光回線の信号を変換して届ける方式です。光ファイバーが建物の入口(MDF室)までしか来ておらず、そこから先は既存の電話線を使うため、どうしても速度が落ちます。
このケースの場合
「戸建て」にお住まいとのことで、回線工事の自由度に制限はありません。
すべての光回線サービスを選択肢に入れて比較できる、最も有利な住居タイプです。
現在はフレッツ光をご利用中とのことでした。
フレッツ光はNTTが運営する回線で、ドコモ光やソフトバンク光といった光コラボ各社も同じ物理回線を共有しています。
夜間に速度が落ちやすい原因のひとつがこの「回線の共有」にあります。
戸建てでご利用中であれば、独自回線サービスへの乗り換えも工事の観点からはまったく問題なく進められます。
また「ルーターが悪いのかな?」とおっしゃっていましたね。
確かにルーターの経年劣化や性能不足が原因になることもあります。
ただ、フレッツ光(光コラボ含む)は夜間の時間帯にユーザーが集中して混雑する構造的な特性があり、ルーターを替えるだけでは根本的な解決にならないケースがほとんどです。
回線ごと変えることで、この問題が解消される可能性が高くなります。
条件が違う人へ
マンションにお住まいの方は、まず管理会社に「建物の光回線設備の種類」を確認してください。
VDSL方式なら、回線を変えても速度の上限は変わりません。
その場合はホームルーター(5G対応のもの)が有力な選択肢になります。
賃貸戸建てにお住まいで工事の許可が取れない方は、ドコモ home 5Gやソフトバンクエアーなどの工事不要ホームルーターが現実的な選択肢になります。
契約縛りが短いものを選ぶと転居時の負担が少なくなります。
分譲マンションで光配線方式が導入済みであれば、戸建てとほぼ同じ選択肢が使えます。
独自回線の対応状況は、各サービスの公式サイトで建物単位で確認できます。
判断軸2 用途(どんな使い方をするか)
基礎知識:用途別に必要な速度の目安
ネット回線の速度は「下り(ダウンロード)」と「上り(アップロード)」の2方向で計測されます。日常の用途でどれくらいの速度が必要かを把握しておくと、オーバースペックの回線にお金をかけすぎることも、逆に速度不足で後悔することも避けられます。
| 用途 | 必要な速度の目安(下り) |
|---|---|
| メール・SNS | 1〜5Mbps |
| Web閲覧 | 5〜25Mbps |
| 動画視聴(HD/フルHD) | 5〜25Mbps |
| 動画視聴(4K) | 25Mbps以上 |
| ビデオ会議・テレワーク | 下り15Mbps・上り10Mbps以上 |
| オンラインゲーム | 下り30Mbps以上+低遅延 |
| 家族3〜4人の同時利用 | 100Mbps以上が安心 |
Mbpsってなに?
1秒間に送受信できるデータ量の単位です。数字が大きいほど速く、動画を快適に見るには25Mbps、家族で同時に複数の用途を使うには100Mbps以上が目安になります。
このケースの場合
動画視聴・SNS・ゲーム・Web検索が主な用途とのことでしたね。
さらに、ビデオ会議やテレワークも利用されているとのことでした。
動画視聴だけなら25Mbpsもあれば十分ですが、ゲームは遅延(ping値)も影響するため、安定した速度が必要です。
ビデオ会議は下りだけでなく上り速度も重要で、「映像を送る」作業が発生します。
これらを家族3人が使う環境では、単純な最大速度よりも「帯域が安定しているか」が重要な判断軸になります。
夜間に動画が途切れるとのことでしたが、これは現在の回線(フレッツ光)が夜間の混雑時間帯に速度が低下しやすい特性を持っているからです。
速度自体のスペックではなく、混雑への強さが今回の問題の核心です。
条件が違う人へ
メール・SNS・Web閲覧が中心で動画やゲームをほとんど使わない方は、速度よりも「料金の安さ」と「安定性」を優先して選ぶのが合理的です。
光コラボ(ドコモ光・楽天ひかり等)でも十分に使えます。
4K動画の視聴や大容量ファイルの送受信が頻繁にある方は、実測500Mbps以上が出る独自回線を選ぶと体感差が出やすいです。
複数人でオンラインゲームを同時にプレイする場合は、速度よりも遅延(ping値)を重視してください。
独自回線は光コラボと比べてping値が低く、ゲームの反応速度が改善されることが多いです。
判断軸3 利用人数・端末数
基礎知識:人数と端末数で帯域の消費が変わる
ネット回線は「一本の水道管」のようなものです。同時に使う人数・端末数が増えるほど、流せる水の量が分散されます。最大速度が同じ回線でも、接続端末が多い環境では1台あたりの実効速度が下がります。
| 同時接続の規模 | 目安の端末数 | 推奨回線 |
|---|---|---|
| 1人暮らし | 2〜4台 | 1Gbps回線で十分 |
| 2人暮らし | 4〜8台 | 1Gbps(実測300Mbps以上) |
| 3〜4人家族 | 8〜15台 | 1Gbps以上・独自回線が安心 |
| ヘビーユース家族 | 10台以上 | 2〜10Gbps |
端末数はスマートフォン・PC・タブレットだけでなく、スマートテレビ・ゲーム機・スマート家電なども含まれます。実際の接続台数は想像より多くなりがちです。
帯域ってなに?
一度に送受信できるデータ量の「太さ」のことです。高速道路に例えると、帯域が広いほど車線数が多く、多くの車(データ)がスムーズに流れます。
このケースの場合
家族3人で、パソコン1台とスマートフォン3台をお使いとのことでしたね。
合計4台ですが、動画・ゲーム・ビデオ会議が用途に含まれているため、データ消費量は端末数以上に大きくなります。
たとえば、1人が4K動画を視聴しながら別の1人がオンラインゲームをプレイし、もう1人がビデオ会議に参加する——このような状況では、合計で100〜200Mbpsの帯域が同時に必要になります。
フレッツ光の実測値は夜間では50〜100Mbpsを下回ることもあり、これが「夜間に動画が途切れる」原因として最も疑わしい状況です。
今回おすすめするauひかりの実測速度は下り628Mbpsで、この家族3人の同時利用を余裕を持ってカバーできます。
条件が違う人へ
1人暮らしで端末が2〜3台程度の方は、光コラボでも実用上の問題はほとんどありません。
費用を抑えるなら、楽天ひかりや格安の光コラボが候補になります。
5人以上のファミリーで各自がゲームや動画を楽しむ環境なら、1Gbpsの実測速度が安定して高い独自回線を選ぶか、または2Gbps・10Gbpsのプランも視野に入ります。
ゲーム機・スマートテレビ・スマートスピーカーなどスマート家電も多い家庭は、WiFiルーターのスペックも確認してください。
回線の速度が十分でも、ルーターが古いと速度のボトルネックになることがあります。
判断軸4 提供エリア(その住所で使えるか)
基礎知識:光回線には「使えるエリア」がある
光回線は大きく「フレッツ光の回線を借りる光コラボ」と「自社で独自に回線を敷設している独自回線」の2種類があります。この違いがエリア対応と速度の安定性に直結します。
| 回線タイプ | 代表例 | 提供エリア | 夜間混雑 |
|---|---|---|---|
| 光コラボ | ドコモ光・ソフトバンク光・楽天ひかり | ほぼ全国 | 影響を受けやすい |
| 独自回線(全国系) | auひかり・NURO光 | 一部都道府県 | 影響が少ない |
| 電力系独自回線 | メガ・エッグ・eo光・コミュファ光 | 各電力会社の供給エリア | 影響が少ない |
独自回線ってなに?
NTTのフレッツ光網を借りずに、その会社が自社で敷設した光ファイバーネットワークを使うサービスです。利用者が少ない分だけ回線が混雑しにくく、夜間でも速度が安定しやすい特長があります。
このケースの場合
山口県にお住まいとのことで、エリアの選定が今回の判断で最も重要なポイントになりました。
auひかりは36都道府県をカバーしており、山口県はその対象エリアに含まれています。
一方でNURO光は関東・関西・東海・北海道・九州の一部が主な対象で、山口県での提供は限定的です。
また今回のエリアでは、中国電力グループが運営するメガ・エッグが強力な選択肢として浮上します。
メガ・エッグは中国地方5県(広島・岡山・山口・島根・鳥取)に特化した電力系独自回線で、山口県での実績も豊富です。
詳しくは「もう一歩考えたい場合」のセクションで解説します。
いずれのサービスも、対応エリアは番地レベルで確認が必要です。
公式サイトでの住所入力による確認を必ず行ってください。
条件が違う人へ
関東・関西・東海の都市部にお住まいの方は、NURO光という強力な選択肢が加わります。
実測速度が特に高く、独自回線の中でもトップクラスの安定性を持つサービスです。
地方・郊外にお住まいで独自回線のエリア外という方は、光コラボの中でも「IPv6 IPoE接続」(後述)に対応したサービスを選ぶことで、夜間混雑をある程度回避できます。
電力系独自回線(メガ・エッグ・eo光・コミュファ光・ピカラ光など)の提供エリアにお住まいなら、全国系の独自回線に劣らない速度と安定性が期待できます。
判断軸5 スマホキャリア(セット割の仕組み)
基礎知識:キャリアを合わせるとスマホ代が下がる
光回線とスマートフォンを同じグループのサービスで揃えると、スマホの月額料金が割引される「セット割」が適用されます。光回線側の料金が安くなるわけではなく、スマホ側に割引が入る仕組みです。
| スマホキャリア | セット割の名前 | 対応する主な光回線 | 割引額 |
|---|---|---|---|
| au / UQモバイル / povo | auスマートバリュー / 自宅セット割 | auひかり・メガ・エッグ等 | 月1,100円/回線 |
| SoftBank / ワイモバイル | おうち割 光セット | ソフトバンク光・NURO光 | 月1,100円〜 |
| ドコモ | ドコモ光セット割 | ドコモ光 | 月1,100円〜 |
| 楽天モバイル | 現在セット割なし | — | — |
auスマートバリューってなに?
auまたはUQモバイルのスマートフォンとauひかりなどを組み合わせることで、スマホ1回線あたり月1,100円の割引が受けられる制度です。家族で複数台利用している場合は、その台数分だけ割引が広がります(最大10回線まで)。
このケースの場合
スマートフォンのキャリアがau / UQモバイル / povoとのことでしたね。
auグループのスマートフォンをお使いの場合、auひかりへの乗り換えでauスマートバリューが適用され、スマートフォン1回線あたり月1,100円の割引が受けられます。
家族3人でauグループのスマートフォンをお使いであれば、最大で月3,300円の割引になります(1台分の場合でも月1,100円)。
この割引はauひかりの契約期間中、ずっと継続して適用されます。
またメガ・エッグもauスマートバリューに対応しており、山口県在住の方には両方の選択肢でセット割が効くのが今回の大きなポイントです。
費用を抑えたいとのことでしたので、このセット割の活用は非常に重要です。
同じ使い方を続けながら、スマートフォン代の方で節約が実現できます。
条件が違う人へ
ドコモをご利用中の方は、ドコモ光が最もセット割を活かせます。
光コラボのため独自回線ではありませんが、IPv6 IPoE接続(v6プラス等)で夜間の混雑を一定程度回避できます。
SoftBankまたはワイモバイルをご利用中の方は、NURO光またはソフトバンク光でおうち割 光セットが適用されます。
エリア内であればNURO光が独自回線として速度面で優位です。
楽天モバイルをご利用中の方は現在セット割がないため、光回線単体のコスパで選ぶことになります。
楽天ひかりとのセット特典(楽天ポイント等)は別途確認してください。
このケースのおすすめ:auひかり
5つの判断軸を当てはめた結果、今回のケースの本命はauひかりです。戸建て・3年契約のプラン(月額5,610円)が今回のお住まいと利用スタイルに合っています。
auひかり
KDDIが独自で持つ専用回線だから夜も週末も安定。実測下り646Mbpsは光回線の中でも上位水準。auスマホとのセット割で通信費をまとめて抑えられる、戸建てとマンション双方に展開するKDDI直営の光回線。
- 光回線
- 速度重視
- セット割
月額料金
実質月額(セット割込)
実測平均※
キャッシュバック
NTTフレッツ網を使わないKDDI独自回線で、夜・週末の混雑時間帯でも速度が安定(実測下り646Mbps・上り581Mbps)、実測下り646Mbpsは光回線の中でも上位水準
ドコモ光・SoftBank光等の光コラボ系を上回る実測値、5ギガ/10ギガプランに「超高速スタートプログラム」(月550円割引×36ヶ月)を適用すると、3年間は1ギガとほぼ同額で高速プランが使える、auスマートバリュー・自宅セット割(auまたはUQモバイル)で1回線あたり月1,100円・最大10回線まで割引(家族4人で月4,400円減)、KDDI直営サービスとして長期運用実績があり、サポート品質・故障対応・支払い窓口統合(auまとめて支払い)が安定
本命の詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | auひかり |
| 月額 | 5,610円 |
| 実質月額(セット割前) | 4,767円 |
| 実質月額(auスマートバリュー適用後) | 3,667円 |
| 最大速度 | 1Gbps |
| 実測速度(下り) | 628Mbps |
| セット割 | auスマートバリュー 月1,100円引き |
| 契約期間 | 3年契約(36ヶ月) |
| 解約金 | 4,730円 |
| キャッシュバック | なし |
ベストエフォートってなに?
「最大速度1Gbps」という数値は、技術上の上限値であり、実際に常時この速度が出ることを保証するものではありません。実際には通信環境や時間帯によって変動します。より参考になるのは「実測速度」で、実際のユーザーが計測した平均値に近い数値です。
費用まとめ
毎月かかる費用:
| 項目 | 金額(税込) |
|---|---|
| auひかり 月額基本料 | 5,610円 |
| auスマートバリュー(割引) | -1,100円 |
| セット割後の実質月額 | 3,667円 |
※ 実質月額(セット割前)4,767円は工事費等を含む分割の調整後の金額です。セット割後の実質月額3,667円が毎月の実際の負担に最も近い数値です。
最初にかかる費用:
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 工事費 | 別途(公式サイトで確認) |
| 事務手数料 | 別途(公式サイトで確認) |
| キャッシュバック | なし |
工事費と「電話」の関係について
auひかりは工事費実質無料の条件として「ネット+固定電話セット加入」が求められる場合があります。固定電話を使わない場合でも月額550円程度の電話オプション費用が発生する構造になっているため、申し込み前に最新の条件を公式サイトで確認してください。
なぜこのおすすめになったか
理由1:夜間に遅くなる原因が、回線の混雑にある
「夜や天気の良いときに動画が途切れる」とのことでしたね。
これはフレッツ光(および光コラボ全般)に共通する構造的な特性によるものです。
フレッツ光は多数の光コラボ事業者がNTTの同じ回線を共有しているため、夜間(19〜23時)に利用者が集中すると道路の渋滞のように速度が落ちます。
auひかりはKDDIが独自に敷設した回線(光コラボ系ではない)を使うため、この混雑の影響を受けにくい構造になっています。
実測速度は下り628Mbpsで、光コラボ系のサービスと比較して夜間の速度低下が少ない点が大きな違いです。
ルーターの問題ではないかとおっしゃっていましたが、回線自体を独自回線に切り替えることが、この夜間の速度低下に対する最も根本的な対応になります。
理由2:auグループのスマートフォンとの相性が最良
au・UQモバイル・povoをお使いとのことで、auひかりはこのキャリアと組み合わせることでauスマートバリューが適用されます。
スマートフォン1回線あたり月1,100円の割引が入り、セット割適用後の実質月額は3,667円になります。
現在フレッツ光をご利用中であれば、同じ光回線でも光コラボのサービスに変えるだけではこのセット割は受けられません(光コラボ系はドコモ光・ソフトバンク光など、それぞれのキャリアとの組み合わせが必要です)。
「費用を抑えたい」とおっしゃっていましたが、回線の品質を上げながらスマートフォン代の節約も同時に実現できるのがauひかりの最大の強みです。
理由3:独自回線の実測速度が家族3人の使い方に余裕を持って対応できる
家族3人で動画・ゲーム・ビデオ会議をそれぞれ利用する場面では、合計で100〜200Mbps程度の帯域が必要になることがあります。
auひかりの実測下り速度628Mbpsは、この使い方を余裕を持ってカバーできる水準です。
光コラボ系のサービスが夜間に実測50〜100Mbpsを下回ることがある一方、auひかりは独自回線の特性から夜間でも安定した速度を維持しやすい傾向があります。
コスパ重視とのことでしたが、「安さだけを追求する」のではなく「速度と安定性に対して支払う金額が合理的か」という観点で見ると、セット割後の実質月額3,667円で実測628Mbpsの独自回線が使えるのは、費用と品質のバランスとして妥当な水準です。
理由4:ずっと住む予定なら3年契約で実質月額を抑えられる
「ずっと・長く住む予定」とのことでしたね。
auひかりの3年契約(ずっとギガ得コース)は、長期利用を前提にした場合にコスト面で有利になります。
途中解約の場合は解約金4,730円が発生しますが、長期居住を前提にしているのであればこの点はリスクになりません。
引越し等の予定が不透明な場合は、後述の代替案でより柔軟な選択肢も検討できます。
もう一歩考えたい場合
auひかりが何らかの理由で合わない場合、または別の軸で重視したいポイントがある場合の選択肢を2つご紹介します。
代替案1:メガ・エッグ(山口県在住なら最有力の代替)
山口県にお住まいであれば、中国電力グループが運営するメガ・エッグが有力な代替案になります。中国地方5県(広島・岡山・山口・島根・鳥取)に特化した電力系独自回線で、地域密着のインフラ運用が特長です。
実測速度は下り865Mbpsで、auひかりの628Mbpsを上回る水準です。auスマートバリューにも対応しているため、au・UQモバイル・povoをお使いであればセット割後の実質月額3,591円でこの速度が使えます。
また、メガ・エッグへの新規加入時はキャッシュバック10,000円・最大3ヶ月基本料無料・他社違約金補填最大50,000円という乗り換え支援が充実しているため、現在フレッツ光から切り替える際の費用負担を大きく軽減できます。ただし、中国地方以外に引越しした場合は解約が必要になります。
代替案2:AsahiNet光(縛りをなくしたい場合)
3年契約の縛りが気になる場合は、契約期間の縛りなし(4ヶ月超で解約金0円)で利用できるAsahiNet光が選択肢になります。最大速度は10Gbpsで、au系のセット割(月1,200円引き)も適用されます。セット割後の実質月額は1,989円と非常に低い水準ですが、これはスタートキャンペーン(24ヶ月間の月額割引)が適用されている期間の数値です。キャンペーン終了後の通常月額での費用は別途確認が必要です。
実測速度491Mbpsは独自回線に比べるとやや低めで、夜間の混雑対策という観点ではauひかりやメガ・エッグには及びません。「縛りをなくしたい」「キャンペーン期間中のコストを最小限にしたい」という方向けの選択肢です。
比較まとめ
| 項目 | auひかり | メガ・エッグ | AsahiNet光 |
|---|---|---|---|
| 月額 | 5,610円 | 5,720円 | 7,128円 |
| 実質月額(セット割込み) | 3,667円 | 3,591円 | 1,989円 |
| 実測速度(下り) | 628Mbps | 865Mbps | 491Mbps |
| 回線タイプ | 独自回線(KDDI) | 独自回線(電力系) | 光コラボ(フレッツ) |
| 工事 | 必要 | 必要 | 必要 |
| 契約期間 | 3年 | 2年 | 縛りなし |
| おすすめシーン | auグループ×長期居住×安定重視 | 山口県×実測速度重視×乗り換え費用を抑えたい | 縛りなし重視×キャンペーン期間のコスト最小化 |
※ 実質月額はセット割(auスマートバリュー・AsahiNet光×auセット割)適用後の値。AsahiNet光の実質月額はスタートキャンペーン適用中の金額です。
もしNURO光が使えるエリアにお住まいなら
今回のケースでは山口県のため、NURO光は提供エリアの都合で候補から外れています。ただし、もし関東・関西・東海・九州(一部)など、NURO光の対応エリアにお住まいで、かつSoftBankまたはワイモバイルをご利用中であれば、NURO光はおうち割 光セットとの組み合わせで本命候補になり得ます。夜間でも安定した速度が出る独自回線の特性と、テレワーク・動画視聴を組み合わせた利用スタイルとの相性は良好です。
申し込む前にチェックしたいこと
1. 番地レベルでエリア確認を必ず行う
auひかりもメガ・エッグも、提供エリアは市区町村レベルではなく番地レベルで判定されます。山口県内でも番地によって対応・非対応が分かれる場合があります。各サービスの公式サイトで正確な住所を入力して確認してから申し込んでください。
2. 開通まで1〜2ヶ月かかることがある
光回線の工事は申し込みから開通まで、おおむね1〜2ヶ月かかります。引越しシーズン(2〜4月)はさらに長くなることがあります。「今すぐ切り替えたい」という場合でも、スケジュールに余裕を持った申し込みが必要です。開通前の期間はスマートフォンのテザリングやレンタルWiFiで対応することもできます。
3. フレッツ光からの乗り換えには「事業者変更」手続きが必要
現在フレッツ光をご利用中とのことで、auひかりへ乗り換える場合は単純な解約ではなく「事業者変更」や「転用」の手続きが必要になります。手続きの種類によって工事の有無や費用が変わりますので、申し込み前に現在の契約内容を確認してください。
4. セット割は申し込み後に別途手続きが必要
auスマートバリューは、auひかり開通後に自動で適用されるわけではありません。auのMy auや店舗での申請手続きが必要です。開通したら速やかに手続きを行うことで、割引の開始が早まります。
5. ルーターの確認もあわせて行う
auひかりへ乗り換えても、自宅内のWiFiルーターが古い場合は速度のボトルネックになることがあります。特に5年以上前に購入したルーターをお使いの場合は、回線の切り替えとあわせてルーターの見直しも検討してください。WiFi 6(802.11ax)対応のルーターであれば、複数台の同時接続でも速度が安定しやすくなります。
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