戸建て家族4人で夜間に動画が遅くなる、安定性重視で乗り換えたい
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動画視聴とSNSが中心。週に数回オンライン会議や在宅ワークあり。
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- 安定性とコスパを重視しています。
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このページの読み方
このレポートは3層構造になっています。
- 基礎知識 … どんな人にも役立つネット回線の仕組み・用語解説
- このケースの場合 … 今回の相談者に当てはめた判断
- 条件が違う人へ … マンション/1人暮らし/別キャリアなど、他のケースへの読み替え
自分の条件と照らしながら読むと、自分に合った答えが見えてきます。
目次
- 今回のケース:夜間速度重視
- 何を基準に選んだか
- –判断軸1 住居タイプ(戸建て / マンション / 賃貸)
- –判断軸2 用途(どんな使い方をするか)
- –判断軸3 利用人数・端末数
- –判断軸4 提供エリア(その住所で使えるか)
- –判断軸5 スマホキャリア(セット割が使えるか)
- このケースのおすすめ:NURO光
- なぜこのおすすめになったか
- –夜間の速度低下という課題に、独自回線が直接効く
- –4人家族の同時利用に対して帯域に余裕がある
- –セット割なしの条件でも、実質月額のコスト競争力がある
- –東京都内の戸建てという条件でエリアと工事の障壁がない
- もう一歩考えたい場合
- –代替案1:auひかり
- –代替案2:5G CONNECT(ホームルーター)
- –比較まとめ
- 申し込む前にチェックしたいこと
- –1. 番地レベルでエリア確認を行う
- –2. 開通まで1〜2ヶ月かかることを見込んでおく
- –3. 3年契約の途中解約コストを把握しておく
- –4. キャッシュバックや特典の受け取り手続きを忘れない
- –5. ルーターの性能確認をしておく
今回のケース:夜間速度重視
ヒアリングで伺った内容を、判断に効くポイントだけ整理した一覧です。レポートの推奨はこの条件をもとに導いています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住居 | 戸建て(持ち家) |
| 利用エリア | 東京 |
| 用途 | 家族4人で利用しており、在宅ワークと動画視聴が主な用途です。戸建てに住んでいる |
| 利用人数 | 4人 |
| 端末数 | 8台 |
| スマホキャリア | ドコモ / ahamo |
| 現在の回線 | 未契約(初めての契約) |
| 困りごと | 夜になると速度が遅くなり、料金が高いことが困っている |
| 最優先事項 | 安定性重視 |
| 予算 | 安定性とコスパを重視中 |
何を基準に選んだか
夜になると速度が遅くなる、そして料金が高い——この2点がご相談のきっかけでした。在宅ワークと動画視聴を家族4人でこなすという使い方は、ネット回線への負荷が高く、回線選びを少し間違えると「夜に決まって遅くなる」という事態が起きやすい環境です。今回のレポートでは、その根本原因から解説し、なぜNURO光が今回のケースに合うのかを順を追って説明します。
判断軸1 住居タイプ(戸建て / マンション / 賃貸)
基礎知識:住居タイプで選べる回線が変わる
ネット回線を選ぶ最初のステップは「住居タイプの確認」です。工事の自由度と建物の設備状況によって、使える回線の種類が大きく異なります。
| 住居タイプ | 工事の自由度 | 主な選択肢 |
|---|---|---|
| 戸建て(持ち家) | 制限なし | すべての光回線・ホームルーター |
| マンション(分譲) | 管理組合の許可が必要 | 建物設備に依存。VDSL方式だと最大100Mbpsに制限 |
| 賃貸(工事OK) | 大家・管理会社の許可が必要 | 許可が得られれば戸建てと同等 |
| 賃貸(工事NG) | 不可 | ホームルーター・ポケット型WiFi |
VDSLってなに?
マンションに引き込んだ光回線を、建物内では既存の電話線(銅線)に変換して各部屋に届ける方式です。工事が簡単で古いマンションに多いのですが、銅線の物理的な限界で速度が最大100Mbpsに制限されてしまいます。同じ「光回線」でも、部屋まで光ファイバーが来ている「光配線方式」とは速度が大きく変わります。
このケースの場合
今回は東京都内の戸建て(持ち家)ということで、工事の制約は一切ありません。
光回線の中で最も速い独自回線サービスを含め、あらゆる選択肢を自由に比較できる条件です。
戸建ての場合、マンションで問題になるVDSL方式の制限とは無縁で、宅内まで光ファイバーをそのまま引き込む工事ができます。
これが速度面での最大のアドバンテージです。
回線の物理的な品質をフルに活かせる住環境であることが、今回の提案の前提になっています。
ただし一点注意があります。
戸建ての光回線工事は申し込みから開通まで1〜2ヶ月かかります。
現在のネット環境に不満があるなら、今すぐ申し込み手続きを始めることを強くお勧めします。
工事には「宅内工事」と「屋外工事」の2回が必要で、工事員の日程調整が絡むため、引越しシーズン(2〜4月)はさらに時間がかかることもあります。
条件が違う人へ
マンションにお住まいの方は、まず建物に入っている回線の「方式」を確認することが先決です。
管理組合や管理会社に「どの方式で光回線が入っているか」を問い合わせてみてください。
光配線方式なら最大1Gbpsの速度が出ますが、VDSL方式の場合は最大100Mbpsに制限されるため、光回線に高い速度を期待するのは難しくなります。
その場合はホームルーターや5G対応のモバイルサービスが代替になります。
賃貸にお住まいの方は、工事に大家や管理会社の許可が必要です。
断られるケースも少なくないため、先に書面で確認しておくと安心です。
許可が得られない場合は、工事不要のホームルーターが有力な代替案になります。
判断軸2 用途(どんな使い方をするか)
基礎知識:用途別に必要な速度の目安
回線を選ぶ際、「速ければ速いほどいい」という考えは必ずしも正しくありません。用途に見合った速度があれば十分で、オーバースペックは費用の無駄になります。一方で、必要な速度を下回ると実際の使用感に支障が出ます。
| 用途 | 必要な速度の目安(下り) |
|---|---|
| メール・SNS・Web閲覧 | 1〜10Mbps |
| 動画視聴(HD画質) | 5〜25Mbps |
| 動画視聴(4K画質) | 25Mbps以上 |
| ビデオ会議(Zoom・Teams等) | 下り15Mbps / 上り10Mbps |
| 在宅ワーク(複数ツール同時) | 50〜100Mbps |
| 大容量ファイルの送受信 | 100Mbps以上 |
Mbps・Gbpsってなに?
1秒間に送受信できるデータ量の単位です。Mbpsはメガビーピーエス、Gbpsはギガビーピーエスと読みます。1Gbps = 1,000Mbpsです。数値が大きいほど速く、たとえば1GBの動画ファイルを下り10Mbpsの回線でダウンロードするのに約13分かかりますが、100Mbpsなら約80秒で済みます。
「下り」と「上り」の違い
下り(ダウンロード)は動画を見る・Webを開くときに使う速度、上り(アップロード)はビデオ会議で自分の映像を送る・ファイルを共有するときに使う速度です。一般的なネット利用では下りの方が重要ですが、テレワークでビデオ会議が多い方は上りも見ておく必要があります。
このケースの場合
在宅ワークと動画視聴が主な用途で、家族4人での利用とのことでした。
この組み合わせが、夜の速度低下という問題の核心にあります。
家族それぞれがネットを使う夕方から夜にかけては、在宅ワークでビデオ会議をしながら、別の部屋では動画を流している、といった状況が起きます。
ビデオ会議だけで下り15Mbps・上り10Mbps、4K動画視聴が25Mbps、これが4人分重なれば合計で100Mbps以上の帯域が必要になります。
加えて、スマートフォンやタブレット、スマートテレビなど、家庭内では常時10台前後の端末が接続されている状況は珍しくありません。
単純な「速度」の数字だけでなく、ピーク時の帯域を安定して確保できるかどうかが、今回の選定で最も重視すべき点です。
条件が違う人へ
1人暮らしでメールやSNS中心という方は、光回線の最上位プランを選ぶ必要はありません。
ホームルーターや格安の光コラボプランでも十分な速度が得られます。
オンラインゲームをメインにされている方は、速度の数値よりも「ping値(遅延)」の低さが重要です。
ping値は数値が低いほど反応が速く、10ms以下を実現できる独自回線が有利です。
光コラボ系の回線は夜間の混雑でping値が跳ね上がることがあり、快適なゲームプレイを妨げる原因になります。
動画配信やビデオ通話のように上り速度を多用する方は、上下の速度が対称に近いサービスを選ぶと安心です。
判断軸3 利用人数・端末数
基礎知識:人数・端末数が増えると帯域が分散する
ネット回線は「1本の道路」です。接続している端末が多いほど、1台あたりに割り当てられる帯域が減り、体感速度が遅くなります。
| 世帯構成 | 同時接続端末の目安 | 推奨速度帯 |
|---|---|---|
| 1人暮らし | 3〜5台 | 1Gbps回線で十分 |
| 2人暮らし | 6〜10台 | 1Gbps以上 |
| 3〜4人家族 | 10〜15台 | 1Gbps〜2Gbps |
| ヘビーユース4人以上 | 15台以上 | 2Gbps以上 |
端末数のカウントは思ったより多くなりがちです。スマートフォン・PC・タブレットに加え、スマートテレビ・ゲーム機・スマートスピーカー・スマート家電なども接続端末として含まれます。
「帯域」ってなに?
回線が一度に運べるデータ量の「道幅」のことです。帯域が広いほど、多くのデータを同時に処理できます。たとえば最大速度1Gbpsの回線でも、10台の端末が同時に通信すれば1台あたりの帯域は単純計算で100Mbpsになります。
このケースの場合
家族4人での利用という条件です。
4人それぞれがスマートフォンを持ち、PCやタブレットも加われば、10台以上が同時接続する状況は日常的に起きます。
在宅ワークが含まれることを考えると、日中から夜間にかけて帯域の需要が高まる時間帯が長くなります。
特に夜の速度低下が気になるとのことでしたが、これは単に「帯域が不足している」という問題だけでなく、後述する回線タイプの問題とも深く絡んでいます。
家族4人で快適にネットを使うには、そもそもの帯域の広さに加えて、ピーク時間帯でも速度が落ちにくい回線タイプを選ぶことが重要です。
条件が違う人へ
2人暮らしで動画視聴が中心という方は、実測で200Mbps程度が安定して出る環境であれば十分なケースがほとんどです。
1Gbpsの光コラボプランでも、IPv6接続(後述)を有効にすれば日常利用に困ることはないでしょう。
5人以上の大家族や、ゲームと動画視聴と在宅ワークが同時進行するヘビーユース環境では、2Gbps以上の独自回線が安心です。
光コラボの1Gbpsでは、夜間の混雑時に全員の速度が落ちるリスクが高まります。
判断軸4 提供エリア(その住所で使えるか)
基礎知識:光回線には「使えるエリア」がある
光回線は大きく「光コラボ」と「独自回線」の2種類に分かれます。この違いが、夜間の速度低下に直結します。
| 回線タイプ | 代表例 | 提供エリア | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 光コラボ(NTTフレッツ系) | ドコモ光・ソフトバンク光・楽天ひかり | ほぼ全国 | 多くの事業者が同じNTT回線を共有。夜間に混雑しやすい |
| 独自回線(NURO) | NURO光 | 23都道府県の一部 | 専用回線のため利用者が少なく混雑しにくい |
| 独自回線(KDDI) | auひかり | 36都道府県 | KDDI専用回線。光コラボより混雑が緩和される |
| 電力系独自回線 | eo光・コミュファ光 | その電力会社エリアのみ | 地域限定だが安定性が高い |
光コラボってなに?
NTTが全国に整備したフレッツ光の回線を、各社がNTTから借りて自社ブランドで提供しているサービスです。ドコモ光・ソフトバンク光・楽天ひかりはすべて「中身はNTTの同じ回線」です。多くの事業者が回線を共有するため、利用者が集中する夜間(19〜23時)に速度が低下しやすい傾向があります。
IPv6 IPoEってなに?
従来の「PPPoE」という接続方式に代わる、混雑回避に効果的な接続方式です。簡単に言うと「混んでいる一般道を避けて、空いているバイパスを通る」仕組みです。光コラボを使う場合でも、IPv6 IPoE(v6プラス・transix等)に対応したプロバイダを選ぶことで、夜間の速度低下をある程度緩和できます。
このケースの場合
夜になると速度が遅くなるという問題の根本原因は、多くのケースでこの「光コラボの混雑」にあります。
回線そのものの速度が遅いのではなく、多数のユーザーが同じNTT回線を共有することで起きるラッシュアワー現象です。
東京都内という条件は、NURO光の提供エリア内に含まれます(ただし番地レベルで対応可否が分かれるため、公式サイトでの確認が必要です)。
NURO光はNTTの回線を使わない完全な独自回線で、回線を共有するユーザー数が少ないため、夜間の混雑が起きにくい構造になっています。
これが「夜の速度低下」という今回のお困りごとに直接効いてくる選定理由です。
条件が違う人へ
地方・郊外にお住まいの方は、NURO光のエリア外になる可能性があります。
その場合は、auひかり(36都道府県対応)を第一候補に、それも対応外であれば光コラボでIPv6 IPoEに対応したプロバイダを選ぶことで、夜間の混雑をある程度緩和できます。
電力会社系の光回線(eo光・コミュファ光・ピカラ光など)が使えるエリアにお住まいの方は、これらも独自回線として有力です。
地域によっては速度・価格ともに非常に競争力があります。
判断軸5 スマホキャリア(セット割が使えるか)
基礎知識:セット割で通信費全体を最適化する
スマートフォンと光回線を同じグループのサービスで揃えると、スマホ代が毎月割引される「セット割」が適用されます。回線単体の月額だけでなく、家族全体の通信費を合算して考えることが大切です。
| スマホキャリア | セット割の名称 | 対応する主な光回線 | 割引額の目安 |
|---|---|---|---|
| SoftBank | おうち割 光セット | NURO光・ソフトバンク光 | 最大1,100円/台 |
| ドコモ | ドコモ光セット割 | ドコモ光 | 最大1,100円/台 |
| au | auスマートバリュー | auひかり等 | 最大1,100円/台 |
| UQモバイル | 自宅セット割 | auひかり等 | 最大1,100円/台 |
| 楽天モバイル | なし | — | — |
| ahamo / 格安SIM | 原則なし | — | — |
セット割のポイント
割引されるのはスマートフォン側の月額です。光回線の料金が下がるわけではなく、スマホ代が安くなります。家族の人数分が対象になることが多く、4人家族なら最大で月4,400円の節約になるケースもあります。ただし対応する回線とキャリアの組み合わせが決まっているため、どの光回線を選ぶかによって適用できるセット割が変わります。
このケースの場合
ドコモおよびahamoをご利用とのことでした。
ここで一点確認が必要です。
ahamoはドコモの料金プランですが、ドコモ光セット割の対象外となっています。
ドコモ光セット割が適用されるのは、ドコモの従来プラン(eximo・irumo等)のみで、ahamoは対象に含まれません。
したがって今回の場合、セット割を活用してネット回線費用を圧縮するルートは、現在のキャリア構成では使いにくい状況です。
逆に言えば、セット割なしで純粋にコストパフォーマンスと速度品質で回線を選ぶ判断ができます。
実質月額の安さと夜間の速度安定性という2つの軸で評価すると、NURO光が今回のケースで最も優位な選択肢になります。
条件が違う人へ
ドコモの従来プランをご利用の方は、ドコモ光を選ぶとドコモ光セット割で1回線あたり月最大1,100円の割引が受けられます。
家族4人全員がドコモなら月最大4,400円の節約です。
コスト最優先であればドコモ光は有力候補になります。
auまたはUQモバイルをご利用の方は、auひかりとのセット割(auスマートバリュー・自宅セット割)が使えます。
独自回線の安定性に加えてセット割のメリットも得られるため、au系ユーザーにとってauひかりは非常に相性のよい選択肢です。
このケースのおすすめ:NURO光
5つの判断軸をすべて当てはめた結果、今回のケースではNURO光が最も適した選択肢になりました。戸建てという工事制約のない住環境、夜間の速度低下という明確な課題、4人家族というヘビーな利用実態——これらの条件が重なるとき、独自回線の速度安定性が決め手になります。
NURO 光
夜や週末も速い。独自回線で「混み合う時間帯でも速度が落ちにくい」を実現した高速光回線。ソニーグループ提供で、戸建て向け(H)プランとマンション向け(M)プランを、それぞれ2.5ギガ/10ギガで展開。
- 光回線
- 速度重視
- セット割
NURO光は戸建て・3年契約のプランで、月額5,200円です。工事費の月割りなどを含めた実質月額は3,468円になります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | NURO光 |
| 月額 | 5,200円 |
| 実質月額 | 3,468円 |
| 最大速度 | 2Gbps(ベストエフォート) |
| 実測速度(下り) | 882Mbps |
| セット割 | なし(ドコモ/ahamo非対応) |
| 工事 | 必要(宅内・屋外の2回) |
ベストエフォートってなに?
「最大限努力する」という意味で、回線の技術上の上限速度を示す表現です。実際にこの速度が保証されるわけではなく、時間帯や接続台数によって変動します。契約時の「最大速度」は参考値として見ておくのが適切で、実際の使用感は実測値の方が参考になります。
費用まとめ
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 月額基本料 | 5,200円 |
| セット割 | なし |
| 実質月額(セット割引前) | 3,468円 |
| 実質月額(セット割込み) | 3,468円 |
| 解約金(3年契約途中解約) | 3,850円 |
| キャッシュバック | なし |
実質月額の3,468円は、月額5,200円から工事費などの初期費用を36ヶ月で月割りした値を加味した、3年間の総コストベースの数値です。この値にはセット割が含まれていないため(ドコモ/ahamo非対応)、純粋に回線コストとして計算できます。
なぜこのおすすめになったか
夜間の速度低下という課題に、独自回線が直接効く
「夜になると速度が遅くなる」という問題の原因は、多くの場合、利用者が集中する時間帯に光コラボ系の回線が混雑することにあります。
ドコモ光・ソフトバンク光・楽天ひかりはすべてNTTのフレッツ光回線を共有していて、夜間(19〜23時)に速度が落ちやすい構造です。
NURO光はNTTの回線を一切使わない独自回線のため、回線を共有するユーザー数が根本的に少なく、ピーク時間帯でも速度が落ちにくい特性があります。
実測下り速度882Mbpsという数値は、光回線73社中15位(上位21%)に位置し、光回線全体の下り平均567Mbpsを大きく上回っています。
この数値は日中だけでなく夜間も含めた平均値であるため、実態に即した信頼性があります。
在宅ワークで夜遅くまでビデオ会議をする機会がある方にとって、この速度安定性は非常に重要です。
4人家族の同時利用に対して帯域に余裕がある
家族4人が在宅ワークと動画視聴をするには、合計で100Mbps以上の帯域が必要になる場面があります。
実測882Mbpsという速度帯があれば、家族全員が同時に高品質な動画を視聴しながら、ビデオ会議を行っても帯域に余裕があります。
光コラボ系の1Gbps回線では、夜間の混雑時に実測が200〜300Mbpsまで落ちることも珍しくありません。
4人分の需要を同時にカバーしようとすると、その環境では実際に速度不足を感じる局面が出てきます。
NURO光の実測速度帯はそのリスクを大きく下げます。
セット割なしの条件でも、実質月額のコスト競争力がある
ahamoはドコモ光セット割の対象外であるため、今回のケースではどの光回線を選んでもセット割が使えない状況です。
その条件で純粋にコストを比較すると、NURO光の実質月額3,468円は主要光回線の中でも低い水準に入ります。
速度品質が高くコストも抑えられるという組み合わせは、「安定性とコスパを重視している」というご要望に直接応えるものです。
セット割の恩恵がない分、回線単体の価格競争力がより重要になりますが、その点でもNURO光は今回の比較において優位があります。
東京都内の戸建てという条件でエリアと工事の障壁がない
NURO光は提供エリアが23都道府県の一部地域に限定されるという弱点がありますが、東京都内はその対応エリア内に含まれます。
また戸建てであれば工事の許可取りも不要で、回線品質を最大限に引き出す工事が制限なく行えます。
NURO光の独自回線の恩恵を受けるために必要な条件が、今回のケースではすべて揃っています。
もう一歩考えたい場合
NURO光の番地レベルのエリア確認で対応外だった場合、または工事の日程が合わない場合の代替案を2つ紹介します。
代替案1:auひかり
NURO光同様に独自回線を使うKDDIのサービスです。NTTのフレッツ光を使わないため、光コラボと比べて夜間の混雑が起きにくい特性があります。月額は5,610円、実質月額は4,767円で、実測下り速度628Mbpsを記録しています。夜間の安定性という観点では光コラボ系より優れており、NURO光が使えなかった場合の有力な次善策になります。
東京都内は10ギガプランの対応エリアに含まれますが、今回のケースでは1ギガプランで十分な速度が得られます。auひかりのセット割(auスマートバリュー)はドコモ・ahamoには対応していないため、今回はセット割なしでの比較になります。
代替案2:5G CONNECT(ホームルーター)
工事が不要なため、NURO光やauひかりの工事日程が合わない場合や、すぐにネット環境を整えたい場合に検討できます。月額4,800円、実質月額4,225円で、解約金は0円です。コンセントに差すだけで使えるため、導入のハードルが最も低い選択肢です。
ただし実測下り速度は123Mbpsで、光回線と比べると速度は大きく劣ります。在宅ワークで毎日ビデオ会議を行う4人家族という使い方では、夜間のピーク時に速度不足を感じる可能性があります。光回線工事の開通待ちの期間を乗り切るための暫定利用や、用途が軽い場合の選択肢として位置づけるのが現実的です。
比較まとめ
| サービス名 | 月額 | 実質月額 | 実測速度(下り) | 工事有無 | おすすめシーン |
|---|---|---|---|---|---|
| NURO光 | 5,200円 | 3,468円 | 882Mbps | 必要 | 夜間安定+コスパ重視の4人家族 |
| auひかり | 5,610円 | 4,767円 | 628Mbps | 必要 | NURO光エリア外・独自回線を重視 |
| 5G CONNECT | 4,800円 | 4,225円 | 123Mbps | 不要 | 工事不可・すぐ使いたい場合 |
申し込む前にチェックしたいこと
1. 番地レベルでエリア確認を行う
NURO光は東京都内でも番地単位で対応・非対応が分かれます。市区町村レベルで対応エリアに含まれていても、番地によって申し込めないケースがあります。NURO光公式サイトで建物の住所を正確に入力してエリア確認を行ってから申し込みに進んでください。
2. 開通まで1〜2ヶ月かかることを見込んでおく
NURO光は宅内工事と屋外工事の2回が必要です。2回の工事日程を調整するため、申し込みから開通まで30〜60日かかるのが一般的です。繁忙期(2〜4月の引越しシーズン)はさらに延びることがあります。現在のネット環境が使えない状況でないことを確認した上で、余裕を持ったスケジュールで申し込みを進めてください。
3. 3年契約の途中解約コストを把握しておく
今回の推奨プランは3年契約です。契約期間中に解約すると解約金3,850円が発生します。加えて工事費の残債が発生するため、1年で解約すると約33,183円、2年で解約すると約18,517円の追加コストがかかります。引越しや生活環境の変化が見込まれる場合は、契約前にこの点を確認しておいてください。
4. キャッシュバックや特典の受け取り手続きを忘れない
キャンペーン経由で申し込んだ場合、キャッシュバックや特典は自動的には受け取れません。開通後に専用の申請フォームへのアクセスや期限内の手続きが必要なケースがほとんどです。申し込み時に特典の受け取り方法と期限を確認し、スケジュールに記録しておくことを強くお勧めします。
5. ルーターの性能確認をしておく
NURO光はWi-Fiルーター内蔵のONUが無料でレンタルされます。ただし家族4人が広い戸建てで利用する場合、1台のルーターでは家全体をカバーできないことがあります。部屋数が多い戸建てや、2階建て以上の場合は、中継器またはメッシュWiFiシステムの追加購入を検討することで、家中で安定した電波を確保できます。
メッシュWiFiってなに?
複数のWiFi機器を家中に配置して、全体を1つのネットワークとして動作させる仕組みです。単純な中継器と違い、部屋を移動しても接続が切れずシームレスにつながり続けます。広い戸建てや2階建て以上の住宅では、ルーター1台よりも安定した電波環境を実現できます。
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