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PS4だけWi-Fiに繋がらない原因と対処法|スマホは繋がるのになぜ?

6分で読める
基礎知識
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スマホやパソコンは問題なくWi-Fiに繋がっているのに、PS4だけが「接続できませんでした」とエラーになる。

  • Wi-Fiのパスワードは合っているはず
  • ルーターを再起動しても直らない
  • 昨日まで普通に使えていたのに急に繋がらなくなった

再起動やパスワードの確認まで試した方は、それで解決しなかったことに困惑しているかもしれません。実は、スマホは繋がるのにPS4だけ繋がらない状況は回線の問題ではなく、PS4固有の設定や通信環境の問題であることがほとんどです。

本記事では、PS4だけが繋がらない原因を5パターンに整理し、効果の高い順に対処法を紹介します。エラーメッセージ別の対処法も解説するので、ご自身の状況に合わせて試してみてください。

この記事のポイント

  • スマホが繋がるならWi-Fi自体は正常。PS4とルーター間の問題に絞って対処する
  • 再起動・パスワード再入力・IPアドレス手動設定の3つで大半は改善する
  • 有線接続で繋がるかどうかが、Wi-Fi環境の問題か回線の問題かを判断するカギ
目次

スマホは繋がるのにPS4だけ繋がらない原因

スマホやタブレットでは問題なくWi-Fiを使えているなら、インターネット回線そのものには問題がないと考えてよいでしょう。この状況でPS4だけが繋がらないのは、PS4とルーターの間で何かがうまくいっていない可能性が高いです。

原因は大きく3つのパターンに分類できます。

PS4とルーターの相性・設定の問題

PS4はWi-Fiの暗号化方式として「WPA2-PSK(AES)」に対応しています。一方で、最新のルーターの中には「WPA3」という新しい暗号化方式を使用するものがあり、WPA3専用の設定になっているとPS4が接続できないことがあります。

また、ルーターの設定で「SSID分離」や「ゲストネットワーク分離」が有効になっていると、同じWi-Fiに繋がっている機器同士の通信が制限され、PS4がインターネットに接続できない場合があります。

メーカー別のよくあるトラブル

メーカーよくある原因確認・対処法
バッファローSSID分離機能が有効、ファームウェアの不具合SSID分離をオフ、ファームウェア更新
NEC(Aterm)WPA3専用設定、帯域固定でPS4非対応WPA2-PSKに変更、2.4GHzを有効化
ELECOMIPアドレス競合、接続台数制限ルーター再起動、DHCP設定見直し
ASUS・TP-Link高度なセキュリティ設定で接続が弾かれるセキュリティ設定を標準化、MACアドレスフィルタを解除

確認ポイント

  • ルーターの暗号化方式がWPA2-PSKまたはWPA2/WPA3混合モードになっているか
  • SSIDが非表示設定になっていないか(非表示だとPS4のWi-Fi一覧に表示されない)
  • バッファローやNECなど、ルーターのファームウェアが最新版か

ルーターの設定確認は、ルーターの管理画面(多くの場合「192.168.0.1」や「192.168.11.1」をブラウザに入力)から行えます。管理画面へのログイン情報は、ルーター本体のラベルや取扱説明書に記載されています。初期のユーザー名とパスワードは「admin」「password」などが多いですが、メーカーや機種によって異なります。

IPアドレス取得の失敗

「IPアドレスを取得できません」というエラーが表示される場合は、PS4がルーターから住所(IPアドレス)をもらえていない状態です。

IPアドレスとは: ネットワーク上の機器を識別するための番号です。自宅のWi-Fiに繋がるスマホやパソコン、PS4にはそれぞれ異なる番号が割り当てられます。

IPアドレス取得に失敗する主な原因は次のとおりです。

原因状況
接続台数の上限超過ルーターに繋がっている機器が多すぎて、新たにIPアドレスを割り当てられない
IPアドレスの競合他の機器と同じIPアドレスが割り当てられてしまい、通信がうまくいかない
ルーターのDHCP機能の問題ルーター側でIPアドレスの自動割り当て機能がうまく動いていない

家庭用ルーターの多くは同時接続数に上限があります。スマホ、タブレット、パソコン、ゲーム機、スマート家電など、想像以上に多くの機器が繋がっていることがあります。使っていない機器のWi-Fiをオフにすることで改善するケースもあります。

IPアドレス競合の確認方法

スマホやパソコンでIPアドレスを確認し、PS4と重複していないかチェックすることもできます。Windowsならコマンドプロンプトで「ipconfig」と入力、iPhoneなら「設定」→「Wi-Fi」→接続中のネットワークをタップでIPアドレスを確認できます。PS4のIPアドレスは「設定」→「ネットワーク」→「接続状況を見る」で確認できます。

電波干渉と周波数帯の問題

Wi-Fiには「2.4GHz帯」と「5GHz帯」の2種類の周波数帯があります。それぞれ特性が異なり、環境によって相性の良し悪しがあります。

周波数帯特徴注意点
2.4GHz壁などの障害物を越えやすい、遠くまで届きやすい電子レンジやBluetooth機器と干渉しやすい
5GHz通信速度が速い、干渉が少ない壁や障害物に弱い、旧型PS4は非対応

PS4の対応状況

  • PS4初代(CUH-1000シリーズ): 2.4GHzのみ対応
  • PS4 Slim(CUH-2000シリーズ)以降: 2.4GHzと5GHz両対応

旧型PS4を使っている場合、ルーターが5GHz帯のSSIDしか発信していないと、そもそもWi-Fi一覧に表示されません。

また、外付けSSD(USB3.0)を接続していると電波干渉が起きることがあります。USB3.0は2.4GHz帯と同じ周波数のノイズを発生させるため、SSDがPS4のWi-Fiアンテナに近いと接続が不安定になることがあります。

今すぐ試せる対処法【優先順】

原因がどれに当てはまるか分からない場合は、以下の対処法を上から順に試してください。多くの場合、最初の3つで改善します。

ルーターとPS4の再起動

最初に試すべきは、機器の再起動です。一時的なネットワークエラーやIPアドレスの割り当て問題が解消されることがあります。

手順

  1. PS4の電源を完全に切る(スタンバイモードではなく電源オフ)
  2. ルーターの電源を抜く
  3. 3分ほど待つ
  4. ルーターの電源を入れ、ランプが安定するまで待つ(2〜3分)
  5. PS4の電源を入れる
  6. 「設定」→「ネットワーク」→「インターネット接続を診断する」で確認

ルーターを先に起動し、安定してからPS4を起動することで、IPアドレスの割り当てがスムーズに行われやすくなります。

Wi-Fiパスワードの再入力

PS4に保存されているWi-Fi接続情報が古くなっている、または破損していることがあります。一度削除して再入力することで改善する場合があります。

手順

  1. 「設定」→「ネットワーク」→「インターネット接続を設定する」
  2. 「Wi-Fiを使う」を選択
  3. 接続中のWi-Fiを選び、オプションボタンで「この設定を忘れる」を選択
  4. 改めてWi-Fiを選び、パスワードを入力

パスワード入力時の注意点

  • 大文字と小文字を正確に入力する
  • 数字の「0」とアルファベットの「O」を間違えやすい
  • 数字の「1」とアルファベットの「l(小文字のエル)」を間違えやすい
  • パスワードはルーター本体の背面や底面のラベルに記載されていることが多い

IPアドレスを手動で設定する

自動でIPアドレスが取得できない場合は、手動で設定することで接続できるようになることがあります。

手順

  1. 「設定」→「ネットワーク」→「インターネット接続を設定する」
  2. 「Wi-Fiを使う」→「カスタム」を選択
  3. 接続するWi-Fiを選び、パスワードを入力
  4. 以下の項目を入力
項目入力例
IPアドレス192.168.1.100(末尾の数字を他の機器と重ならないように)
サブネットマスク255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ192.168.1.1(ルーターのIPアドレス)
プライマリDNS8.8.8.8(Google Public DNS)
セカンダリDNS8.8.4.4

IPアドレスの「192.168.1.」の部分は、ご自宅のルーターによって「192.168.0.」や「192.168.11.」など異なる場合があります。ルーターのIPアドレス(デフォルトゲートウェイ)と同じネットワーク帯を使用してください。

MTUとプロキシサーバーは、それぞれ「自動」「使わない」で問題ありません。

5GHz帯に切り替える(または2.4GHz帯に戻す)

現在2.4GHz帯を使っているなら5GHzに、5GHz帯を使っているなら2.4GHzに切り替えてみましょう。

SSIDの見分け方

  • 末尾に「a」「A」「5G」「5GHz」と付いているものが5GHz帯
  • 末尾に「g」「G」「2G」「2.4GHz」と付いているものが2.4GHz帯
  • 何も付いていない場合は、ルーターの設定画面で確認

5GHz帯に切り替えることで電波干渉が解消することがあります。ただし、5GHz帯は壁や障害物に弱いため、ルーターとPS4が離れている場合や間に壁がある場合は、かえって不安定になることがあります。

旧型PS4(CUH-1000シリーズ)を使っている場合は、5GHz帯に対応していないため、2.4GHz帯のSSIDを選ぶ必要があります。

外付けSSDを離す・取り外す

PS4に外付けSSD(USB3.0接続)を接続している場合は、一時的に取り外してWi-Fi接続を試してください。

USB3.0は2.4GHz帯と干渉する周波数帯のノイズを発生させます。SSDがPS4本体のWi-Fiアンテナに近いと、電波を妨害してしまうことがあります。

取り外して接続できるようになった場合は、以下の対策を検討してください。

  • USBケーブルや延長ケーブルを使い、SSDをPS4から物理的に離す
  • 5GHz帯のWi-Fiに切り替える(5GHz帯はUSB3.0と干渉しにくい)

エラーメッセージ別の対処法

PS4に表示されるエラーメッセージによって、原因と対処法が異なります。表示されているエラーに合わせて確認してください。

「IPアドレスを取得できません」

このエラーは、PS4がルーターからIPアドレスをもらえていない状態です。

対処の優先順位

  1. ルーターとPS4の再起動(前述)
  2. 使っていない機器のWi-Fiをオフにして、接続台数を減らす
  3. IPアドレスを手動で設定する(前述)
  4. ルーターの管理画面でDHCP機能が有効になっているか確認する

接続台数が多い家庭では、スマートスピーカーやスマート家電など、普段意識しない機器も含めると10台以上繋がっていることがあります。不要な機器のWi-Fiを一時的にオフにすることで、PS4が接続できるようになる場合があります。

「時間内にWi-Fiに接続できませんでした」

このエラーは、PS4がルーターとの通信を確立できなかった状態です。電波が弱い、または干渉がある場合に発生しやすいです。

対処法

  • PS4をルーターの近くに移動する
  • 周波数帯を変更する(2.4GHz ⇔ 5GHz)
  • 電子レンジやBluetooth機器など、干渉源となりうる機器の電源を切る
  • 中継機を使っている場合は、一度外してルーターに直接接続してみる

中継機(リピーター)を経由して接続している場合、中継機との相性問題で接続エラーになることがあります。ルーターに直接接続できるなら、中継機の設定を見直すか、位置を変えることで改善する可能性があります。

電波強度の確認

PS4のWi-Fi接続診断では、電波強度は表示されません。接続の安定性を知るには「ネットワーク」→「接続状況を見る」で通信速度を確認するか、実際のオンラインプレイでの挙動で判断します。電波強度が不足している場合は、PS4とルーターの距離を縮めるか、障害物を減らすことで改善します。

「パスワードが違います」

入力したWi-Fiパスワードがルーターの設定と一致していない状態です。

確認すべきこと

  • ルーター本体のラベルに記載されたパスワードを確認する
  • 大文字・小文字、数字・アルファベットを正確に入力する
  • ルーターの設定画面でパスワードを変更していないか確認する

ルーターのパスワードは、購入時の初期値から変更していることもあります。管理画面にログインして確認するか、設定した人に確認してください。

WPSボタンでの接続について: PS4はWPS機能に対応していますが、ルーターとの相性によってうまく接続できないことがあります。WPSでエラーになる場合は、パスワードを手動入力する方法で接続してください。

それでも繋がらない場合

上記の対処法をすべて試しても改善しない場合は、Wi-Fi以外の問題を疑う必要があります。以下の方法で原因を切り分けましょう。

有線接続で切り分ける

LANケーブルでPS4とルーターを直接接続し、インターネットに繋がるかを確認します。これにより、Wi-Fi環境の問題なのか、それ以外の問題なのかを判断できます。

手順

  1. LANケーブルでPS4とルーターを接続
  2. 「設定」→「ネットワーク」→「インターネット接続を設定する」
  3. 「LANケーブルを使う」→「かんたん」を選択
  4. 「インターネット接続を診断する」で確認

結果の解釈

有線接続の結果意味
繋がるWi-Fi環境(電波干渉・ルーター設定など)に問題がある
繋がらない回線自体またはPS4本体に問題がある可能性

有線で繋がるなら、Wi-Fi環境の見直し(ルーターの位置変更、中継機の追加、周波数帯の変更など)で解決できる可能性が高いです。

LANケーブルの選び方

LANケーブルはカテゴリ(CAT)によって対応速度が異なります。PS4で使う場合はCAT5e以上であれば問題ありません。CAT6やCAT6aはより高速な通信に対応しますが、PS4の用途ではCAT5eで十分です。ケーブルは長くなると信号が劣化するため、必要最低限の長さを選ぶのがおすすめです。

スマホのテザリングで応急処置

今すぐゲームをプレイしたい場合は、スマホのテザリング機能を使ってPS4を接続する方法があります。自宅のWi-Fiに問題があるかどうかの確認にも使えます。

iPhoneの場合

  1. 「設定」→「インターネット共有」→「ほかの人の接続を許可」をオン
  2. 表示されたWi-Fiパスワードを確認
  3. PS4のWi-Fi設定で、iPhoneの名前(例: 「○○のiPhone」)を選択
  4. パスワードを入力して接続

Androidの場合

  1. 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「テザリング」
  2. 「Wi-Fiアクセスポイント」をオン
  3. ネットワーク名とパスワードを確認
  4. PS4のWi-Fi設定で、Androidのネットワーク名を選択
  5. パスワードを入力して接続

テザリングで繋がるなら、PS4本体は正常であり、自宅のWi-Fi環境に問題があることが確定します。

注意点: テザリングはスマホのモバイルデータ通信を使用します。ゲームのプレイ自体は通信量が少ないですが、アップデートのダウンロードなどは大量のデータを消費します。通信量の上限があるプランでは注意が必要です。

回線自体の問題を疑う

有線接続でもテザリングでも繋がらない場合は、インターネット回線自体またはPS4本体に問題がある可能性があります。

確認すべきこと

  1. 他の機器でもインターネットに接続できるか: スマホだけでなく、パソコンやタブレットでも確認
  2. プロバイダの障害情報: 契約しているプロバイダのWebサイトやSNSで障害情報を確認
  3. PlayStation Networkの障害情報: PlayStation公式サイトでPSNの稼働状況を確認

すべて正常なのにPS4だけ繋がらない場合は、PS4本体の故障の可能性も考えられます。ソニーのサポートに問い合わせる前に、セーフモードからのデータベース再構築やネットワーク設定の初期化を試すことで改善するケースもあります。

まとめ

スマホは繋がるのにPS4だけWi-Fiに繋がらない場合、原因は回線ではなくPS4とルーター間の問題であることがほとんどです。

対処法の優先順位

  1. ルーターとPS4の再起動
  2. Wi-Fiパスワードの再入力(保存データを削除して再設定)
  3. IPアドレスの手動設定
  4. 周波数帯の切り替え(2.4GHz ⇔ 5GHz)
  5. 外付けSSDを離す・取り外す

これらを試しても改善しない場合は、有線接続で切り分けを行いましょう。有線で繋がるならWi-Fi環境の問題、繋がらないなら回線またはPS4本体の問題です。

回線契約を変えたりルーターを買い替えたりしなくても、設定変更や機器の再起動で解決できるケースが大半です。この記事で紹介した対処法を順番に試してみてください。

問題が解決したあとの確認事項

接続が復旧したら、以下を確認しておくと今後のトラブル予防になります。

  • 「設定」→「システムソフトウェアアップデート」でPS4を最新状態に保つ
  • ルーターのファームウェアも定期的にアップデートする
  • 安定して接続できた設定(周波数帯、IPアドレス設定など)をメモしておく

なお、Wi-Fiには繋がるものの速度が遅い・ラグがひどいといった症状でお困りの場合は、別の対処法が有効です。DNS設定やMTU値の調整など、通信速度を改善する方法については「PS4の回線を良くする方法」で詳しく解説しています。

掲載情報に関する注記

  • 掲載している料金は、特に記載がない限りすべて税込表示です(2026年8月時点)。料金・キャンペーン内容は変更される場合があります。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
  • 「最大速度」は技術規格上の理論値(ベストエフォート)であり、実使用時の速度を保証するものではありません。実際の速度は利用環境・時間帯・端末により変動します。
  • 「実測平均」は第三者の速度計測サイトに投稿された測定値の参考値です。あくまで目安としてご覧ください。
  • 「実質月額」は (月額料金 × 契約月数 + 初期費用 − キャッシュバック − セット割)÷ 契約月数 を基本に算出しています。割引適用条件は各サービスにより異なります。
  • 提供エリア・電波状況・建物の設備(光回線の場合は配線方式等)により、実際に利用できるサービスや速度が異なります。お申し込み前にエリア・対応状況を必ずご確認ください。

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