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Zoomが固まる原因と対処法|今すぐ試せる応急処置と回線の見直し

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ゲーム・会議・動画が不調
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在宅ワークが当たり前になった今、Zoomでの会議中に画面が固まるトラブルは、仕事の信用に直結する深刻な問題です。

  • 画面共有をした瞬間に映像が止まってしまう
  • 自分の声が相手に届かず「また固まった?」と言われる
  • 夫婦で同時に会議をすると両方がカクつく

本記事では、Zoomが固まる5つの原因パターンと切り分け方法、今すぐできる応急処置、そして根本解決のための回線見直しについて解説します。

この記事のポイント

  • Zoomが固まる原因はアプリ・端末・機材・サーバー・回線の5パターン
  • 会議の品質を決めるのは「下り速度」ではなく「上り速度」
  • 今日の会議を乗り切るなら「ビデオOFF」「有線化」が即効性あり
目次

Zoomが固まる5つの原因パターン

Zoomの固まり・カクつきは、大きく分けて5つの原因パターンに分類できます。アプリ側の問題から回線側の問題まで、順番に確認していくことで原因を特定しやすくなります。

アプリの不具合やバージョンの古さ

Zoomアプリ自体に問題がある場合があります。

アプリのバージョンが古いと、最新の機能に対応できず動作が不安定になることがあります。また、キャッシュが破損している場合も固まりやすくなります。

確認方法

  • Zoomアプリを最新バージョンにアップデートする
  • 一度アプリをアンインストールして再インストールする

アップデートや再インストールで改善する場合は、アプリ側の問題だったと判断できます。

なお、Zoomはデスクトップアプリ版とブラウザ版(Webクライアント)があります。アプリ版で問題が起きる場合は、ブラウザ版で試してみるのも一つの方法です。ブラウザ版はインストール不要で、アプリの問題かどうかを切り分けるのに役立ちます。

PCやスマホの処理能力不足

端末のスペックが不足していると、Zoomの処理が追いつかず固まることがあります。

特に注意したいのがバーチャル背景です。バーチャル背景をONにすると、リアルタイムで人物と背景を切り分ける処理が発生するため、CPUやメモリへの負荷が大きくなります。

端末負荷が高くなる状況

  • 他のアプリ(ブラウザのタブを大量に開いているなど)を同時起動している
  • バーチャル背景やビデオフィルターをONにしている
  • 古いPCやスマホを使っている

他のアプリを閉じる、ブラウザ版に切り替えるなどで負荷を軽減できる場合があります。

WindowsならタスクマネージャーでCPU使用率を確認でき、Macならアクティビティモニタで確認できます。Zoom使用中にCPU使用率が常に80%を超えているようなら、端末の処理能力が限界に近い状態です。

Wi-Fiルーターや機材の問題

ルーターや周辺機器に問題があるケースも少なくありません。

ルーターを長期間再起動せずに使い続けていると、内部でエラーが蓄積して動作が不安定になることがあります。また、Wi-Fiの電波干渉も原因になり得ます。

機材側でよくある問題

  • ルーターの長時間稼働による熱暴走や動作不安定
  • 2.4GHz帯のWi-Fiが電子レンジなどと干渉している
  • LANケーブルの劣化(古いケーブルは規格が古く速度が出ない場合も)

ルーターを再起動する、5GHz帯のWi-Fiに切り替える、有線接続を試すなどで改善する場合があります。

Wi-Fiの周波数帯について補足

Wi-Fiには主に2.4GHz帯と5GHz帯の2種類があります。2.4GHz帯は障害物に強いものの、電子レンジやBluetoothなど他の機器と干渉しやすい特徴があります。5GHz帯は干渉を受けにくく速度が出やすいですが、壁などの障害物に弱い傾向があります。

ルーターの近くで作業しているなら5GHz帯を使うと安定する場合があります。ルーターから離れた部屋で作業している場合は、有線接続を検討するのも一つの方法です。

Zoomサーバー側の障害

まれに、Zoom側のサーバーに障害が発生している場合があります。

自分だけでなく世界中のユーザーに影響が出るため、同僚も同様のトラブルを報告している場合はサーバー障害の可能性があります。

確認方法

  • Zoom Service Statusで障害情報を確認する
  • SNSで「Zoom 障害」などと検索して他のユーザーの報告を見る

サーバー障害の場合は、復旧を待つしかありません。

回線の上り速度不足(在宅ワークの盲点)

実は、Zoomの固まりで最も見落とされやすいのが「上り速度」の問題です。

多くの人は「回線速度」というと「下り速度」(ダウンロード速度)を思い浮かべます。動画を見たりファイルをダウンロードしたりするときに使うのが下り速度だからです。

しかし、ビデオ会議で重要なのは「上り速度」(アップロード速度)です。

通信方向Zoomでの用途
下り(ダウンロード)相手の映像・音声を受け取る
上り(アップロード)自分の映像・音声・画面共有を送る

自分が話す、カメラをONにする、画面共有をする。これらはすべて上り通信です。

上り速度が足りないとこうなる

  • 相手には自分がフリーズして見える(自分の画面は動いている)
  • 画面共有を始めた瞬間に映像が止まる
  • 音声だけ途切れる(映像は届いている)

光回線でも、マンションの配線方式がVDSLやLAN配線方式の場合、上り速度が下りより遅くなることがあります。また、夫婦で同時に会議をしている家族がスマホで動画を見ているといった状況では、限られた上り帯域を奪い合う形になり、両方がカクつく原因になります。

「他のサイトは普通に見られるのに、Zoomだけ固まる」という症状は、実は上り速度の問題であることが多いのです。

よくある誤解:「ネットは繋がっているから回線は大丈夫」

WebサイトやYouTubeを見るときは、主に下り通信を使います。そのため、下り速度が十分でも上り速度が足りないケースでは、普段のネット利用には問題がなくてもZoomだけが固まるという現象が起きます。

「他は問題ないから回線じゃない」と判断してしまい、PCの買い替えを検討する方もいますが、まずは上り速度を測定してみることをおすすめします。

原因を切り分ける5ステップ診断

「回線のせいかも」と思っても、いきなり回線を変えるのは得策ではありません。アプリ→端末→機材→サーバー→回線の順に確認することで、無駄な出費を防げます。

5ステップ診断フロー

以下の順番で確認していくことで、原因を特定しやすくなります。

ステップ確認内容確認方法OKなら
1. アプリバージョンは最新かZoomアプリの設定から更新確認次へ
2. 端末処理能力は足りているか他アプリを閉じてブラウザ版で試す次へ
3. 機材ルーターは正常かルーター再起動、有線接続を試す次へ
4. サーバーZoom側に障害はないかstatus.zoom.us で確認次へ
5. 回線上り速度は十分かfast.com 等で上り速度を測定回線の見直しを検討

速度測定のポイント

回線速度を測定するときは、必ず「上り速度」も確認してください。多くの速度測定サイトは下り速度を大きく表示しますが、Zoomの品質に直結するのは上り速度です。

Zoomが推奨する上り速度の目安(ビデオ通話)は以下のとおりです。

用途推奨上り速度
1対1の通話600kbps〜1.8Mbps
グループ通話(ビデオON)1.0Mbps〜3.0Mbps
画面共有あり50kbps〜3.0Mbps(内容による)

※Zoom公式のシステム要件より。実際の使用感は回線の安定性にも左右されます。

上り速度が推奨値を下回っている場合は、回線の見直しを検討する段階です。特に、測定するたびに速度が大きくばらつく場合は、回線の安定性に問題がある可能性があります。時間帯を変えて複数回測定してみてください。

今すぐできる応急処置5選

原因特定には時間がかかりますが、「今日の会議を乗り切りたい」という場面も多いはずです。以下の応急処置を優先度順に試してみてください。

優先度順の応急処置リスト

優先度対処効果所要時間
1ビデオをOFFにする上り帯域を大幅に節約できる0秒
2バーチャル背景をOFFにするCPU負荷を軽減できる5秒
3画面共有を控える上り負荷を下げられる
4有線接続に切り替えるWi-Fi干渉を排除できる場合がある1〜5分
5同居家族に回線を空けてもらう上り帯域を確保できる場合がある

すぐにできる応急処置の詳細

ビデオOFFは最も即効性があります。カメラの映像を送信しないだけで、上り通信量は大幅に減ります。「回線が不安定なので音声のみで失礼します」と一言添えれば、ビジネスの場でも許容されることが多いです。

バーチャル背景OFFは端末負荷を下げる効果があります。PCの処理能力が足りていない場合に特に有効です。

有線接続はWi-Fiの不安定さを排除できます。LANケーブルでルーターとPCを直接つなげる環境であれば試す価値があります。会議室まではWi-Fiでも、自分のデスク周りだけ有線化するという方法もあります。

同居家族への協力依頼は、特に上り帯域が限られている環境で効果的です。大事な会議の時間帯だけ、動画視聴やオンラインゲームを控えてもらえないか相談してみてください。家族全員がビデオ会議をする時間が重なる場合は、そもそも回線の帯域が足りていない可能性があります。

これらの対処で改善する場合がありますが、根本的な解決には次のセクションで説明する回線の見直しも検討してみてください。

根本解決のための回線見直し

応急処置で凌げても、毎回の会議でヒヤヒヤするのはストレスです。原因が回線にあると分かったら、根本的な見直しを検討しましょう。

回線見直しの選択肢と現実的なハードル

選択肢メリットハードル
IPv6 IPoE対応サービスへの切り替え混雑時の速度改善が期待できる契約中のプロバイダが対応しているか確認が必要
光回線への乗り換え上り速度が安定しやすい工事の可否は管理会社・大家への確認が必要
ホームルーターの導入工事不要ですぐ使い始められる上りはベストエフォート。建物・時間帯で変動する場合がある
ルーターの買い替え(Wi-Fi 5→6等)Wi-Fi干渉の軽減が期待できる回線自体の上り速度は変わらない

それぞれの選択肢には一長一短があります。自分の住まいの条件(賃貸か持ち家か、工事できるかなど)によって現実的な選択肢は変わってきます。

IPv6 IPoE対応サービスについて補足

現在契約中の光回線でも、プロバイダがIPv6 IPoE接続に対応していれば、回線を変えずに速度改善できる場合があります。従来のPPPoE方式と比べて、混雑時の速度低下が起きにくい傾向があります。

ただし、IPv6 IPoE接続を利用するには、対応したルーターが必要です。契約中のプロバイダのサポートページで対応状況を確認してみてください。

在宅勤務なら光回線の検討価値がある理由

在宅ワークでビデオ会議を頻繁に行う場合、光回線は検討する価値があります。

光回線のメリット

  • 上り速度と下り速度が対称型(上りも下りも同等の速度が出やすい)
  • 有線接続との相性がよく、安定性を確保しやすい
  • 複数人が同時に使っても帯域に余裕がある場合が多い

モバイル回線(ホームルーター・ポケット型Wi-Fi)は、仕組み上、上り速度が下り速度より遅くなる傾向があります。ビデオ会議のように上り通信が多い用途では、この差が体感に影響することがあります。

ただし、光回線には工事が必要な場合が多く、賃貸住まいでは管理会社への確認が必要です。工事ができない場合は、ホームルーターなど工事不要の選択肢を検討することになります。

賃貸で工事ができない場合

管理会社から工事の許可が下りない場合でも、選択肢はあります。ホームルーターは工事不要で、コンセントに挿すだけで使い始められます。ただし、モバイル回線を使用するため、上り速度は光回線ほど安定しない場合があることは覚えておいてください。

また、すでに建物に光回線の設備が導入されている場合は、追加工事なしで契約できることもあります。物件の設備状況を管理会社に確認してみてください。

在宅勤務のWi-Fi環境について詳しくは、在宅勤務に適したWi-Fiの選び方も参考にしてください。

自分に合った回線を見つけるには

「光回線がいい」と分かっても、建物の条件や予算は人それぞれです。自分の状況に合った回線を選ぶには、いくつかの情報を整理する必要があります。

診断で自分に合った回線を絞り込む

Zoomが固まる原因が回線にあると分かったとき、次に知りたいのは「自分の住まいで現実的に選べる回線はどれか」という個別の答えです。

  • 工事ができる建物なのか
  • どのくらいの予算で考えているか
  • 同居家族は何人で、どんな使い方をしているか

これらの条件を整理すると、選択肢はかなり絞り込めます。

かしこいネット診断では、約3分の質問に答えるだけで、建物の条件と使い方に合う回線を絞り込めます。工事が必要かどうか、月額の目安まで確認できます。

まとめ

Zoomが固まる原因は、アプリ・端末・機材・サーバー・回線の5パターンに分類できます。

いきなり回線を変えるのではなく、5ステップの診断フローで原因を切り分けることで、無駄な出費を避けられます。アプリのアップデート、端末の負荷軽減、ルーターの再起動など、費用をかけずにできる対処から順番に試してみてください。

今日の会議を乗り切りたいときは、「ビデオOFF」「バーチャル背景OFF」「有線接続」が即効性のある応急処置として試す価値があります。回線が不安定なときでも、これらの対処で会議を最後まで乗り切れることがあります。

原因が回線、特に上り速度にあると分かった場合は、根本的な解決として回線の見直しを検討してみてください。在宅ワークでビデオ会議を頻繁に行うなら、上り速度が安定しやすい光回線は選択肢として検討する価値があります。

工事ができない賃貸でも、ホームルーターや既存設備の活用など選択肢はあります。建物や予算の条件は人それぞれなので、自分の状況に合った回線を診断で絞り込んでみてください。

掲載情報に関する注記

  • 掲載している料金は、特に記載がない限りすべて税込表示です(2026年8月時点)。料金・キャンペーン内容は変更される場合があります。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
  • 「最大速度」は技術規格上の理論値(ベストエフォート)であり、実使用時の速度を保証するものではありません。実際の速度は利用環境・時間帯・端末により変動します。
  • 「実測平均」は第三者の速度計測サイトに投稿された測定値の参考値です。あくまで目安としてご覧ください。
  • 「実質月額」は (月額料金 × 契約月数 + 初期費用 − キャッシュバック − セット割)÷ 契約月数 を基本に算出しています。割引適用条件は各サービスにより異なります。
  • 提供エリア・電波状況・建物の設備(光回線の場合は配線方式等)により、実際に利用できるサービスや速度が異なります。お申し込み前にエリア・対応状況を必ずご確認ください。

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