LoLのpingが高い原因と対処法|今すぐ試せる改善策を解説
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「Apexは問題ないのに、LoLだけpingが200を超える」「ルーター再起動も有線化も試した」「それでも夜になるとチャンピオンがワープする」——こうした状況に心当たりはありませんか。
再起動もルーター再起動も有線化も済ませたなら、それは無駄ではなく原因を絞る材料です。LoLだけpingが高くなる現象は珍しくありません。問題は、どこに原因があるのかを特定できていないことにあります。
本記事では、pingの基本からLoL固有の対処法、そして回線側の改善策まで、優先順位付きで解説します。
この記事でわかること
- pingが高い原因は3層(アプリ/宅内/回線)に分かれる
- LoL固有の対処から試すのが効率的
- 回線起因かどうかは「他のゲームも同時に重いか」で判定できる
目次
LoLのpingとは——速度とは別の「応答時間」
ping(ピング)とは、あなたの端末とゲームサーバーの間で信号が往復する時間のことです。単位は「ms(ミリ秒)」で、数値が小さいほど応答が速く、操作がすぐゲームに反映されます。
よく混同されるのが「回線速度」ですが、速度(Mbps)はデータをどれだけ大量に送れるかを示す指標です。速度が速くてもpingが高いことは珍しくありません。たとえば、速度テストで100Mbps出ていても、pingが150msなら操作に遅れが出ます。
また、fps(フレームレート)とも別物です。「fpsは出ているのにカクつく」なら、それはping問題です。「fpsも低い」なら、PCスペックや設定の問題を疑いましょう。
pingが高いとゲーム内で何が起きるか
pingが高いと、ゲーム内で次のような現象が起きます。
- チャンピオンがワープしたように瞬間移動する
- スキルを発動しても反映が遅れる
- 壁の裏にいたはずなのに撃たれる
- キルを取られた瞬間に気づく(相手が一瞬で近づいてきたように見える)
ランク戦では致命的な問題です。同じ腕前のプレイヤー同士でも、ping差があれば撃ち合いで負けやすくなります。「ラグいやつ」と思われたくない、という気持ちがあるなら、ping改善は優先課題といえるでしょう。
ping値の目安——30ms/50ms/100msの体感の違い
ping値によって体感は大きく変わります。以下は本記事での目安です。
| ping値 | 体感 |
|---|---|
| 30ms未満 | ラグなし。快適にプレイできる |
| 30〜50ms | 標準的。多くのプレイヤーはこの範囲 |
| 50〜100ms | わずかな遅れを感じ始める。煩わしさが出る場合も |
| 100ms超 | 明確にラグを感じる。対戦で不利になる |
※上記は本記事での目安であり、業界共通の基準ではありません。
ping値の確認方法は、ゲーム内でCtrl+Fを押すと、画面右上にFPSとpingが表示されます。試合中に定期的に確認し、急上昇するタイミングがあれば、そのパターンが原因特定のヒントになります。ゲーム外では、Speedtest.netなどでも測定可能です。
LoLでpingが高くなる原因——3層×5パターン
pingが高くなる原因は、大きく分けて3つの層に分かれます。
- アプリ層: LoLクライアントやRiot Gamesサーバーの問題
- 宅内層: Wi-Fi、LANケーブル、ルーターなど家庭内の機器の問題
- 回線層: プロバイダの経路、混雑、回線そのものの問題
どの層に原因があるかで、取るべき対処法が変わります。再起動やルーター再起動を試しても直らないなら、原因は別の層にある可能性が高いでしょう。
LoL固有の原因——アプリ・クライアント・Riot経路
LoLだけpingが高い場合、以下の原因が考えられます。
LoLクライアントの不具合・キャッシュの肥大化
長期間LoLを使っていると、クライアント内部にキャッシュが蓄積し、動作が不安定になることがあります。クライアントの再インストールで解消する場合があります。
Riot Gamesサーバーへの経路の問題
LoLはRiot Gamesが運営する専用サーバーに接続します。プロバイダによっては、Riot Gamesサーバーへのルーティング(データの通り道)が遠回りになっているケースがあります。他のゲーム(ValorantやApex)は問題ないのにLoLだけ遅いなら、Riot Gamesへの経路を疑う価値があります。
サーバー地域の設定ミス
LoLのサーバーは地域ごとに分かれています。日本でプレイするなら「東京(Japan)」サーバーが適切です。設定が誤って海外サーバーになっていると、物理的な距離の影響でpingが高くなります。設定画面でサーバー地域を確認しましょう。
原因5パターンの判定チェック
原因がどこにあるのか、以下の質問で切り分けられます。
| 質問 | Yesの場合の原因 | Noの場合の原因 |
|---|---|---|
| 他のゲームやWebサイトも同時に重い? | 回線側(混雑・経路) | LoL固有(アプリ・Riot経路) |
| 時間帯は夜だけ? | 回線の夜間混雑 | 経路・距離の問題 |
| 有線接続でも同じ症状? | 回線側・ルーター | Wi-Fi環境の問題 |
| fpsは出ている? | ping問題 | PCスペック・設定の問題 |
「他のゲームは問題ない」「夜だけ重い」「有線でも改善しない」といったパターンが見えてきたら、回線側の原因が濃厚です。
回線側の原因(距離・経路・混雑)の詳細はpingが高い原因と下げ方で解説しています。
pingが高いときの対処法——優先順位付きで試す
「まず再起動しましょう」——こうした記事に裏切られた経験はありませんか。再起動もルーター再起動も有線化も試したなら、それは無駄ではありません。むしろ、原因がアプリや宅内の一般的な問題ではないことを示す重要な情報です。
ここでは、再起動済みを前提に、次に試すべき対処を優先順位付きで整理します。
1. LoL固有の対処——まずここから
LoLだけpingが高い場合、最初に試すべきはLoL固有の対処です。
サーバー地域の確認
LoLクライアントを開き、設定からゲームプレイタブを確認します。サーバー選択が「東京(Japan)」になっているか確認してください。自動で海外に繋がっていた場合、変更するだけでpingが大幅に改善します。
ヘクステック修復ツールの実行
Riot Games公式が提供する自動トラブルシューティングツールです。LoLクライアントの不具合を自動検出し、修復します。Riot Gamesサポートページからダウンロードできます。
LoLクライアントの再インストール
キャッシュの肥大化が原因の場合、クライアントを完全にアンインストールし、再インストールすることで解消することがあります。設定やスキンは失われません(アカウントに紐づいているため)。
帯域幅を使うプロセスの終了
ゲームプレイ中に裏でダウンロードが走っていたり、動画ストリーミングが動いていたりすると、帯域を奪われます。Windowsなら「リソースモニター」(resmonで検索)を開き、ネットワークタブで通信量の多いプロセスを確認・終了しましょう。
2. 宅内の改善——有線化・LANケーブル・ルーター
LoL固有の対処で改善しない場合、宅内の機器を見直します。
有線接続への切り替え
Wi-Fiは電波干渉や距離によって不安定になります。ゲームは基本的に有線接続がおすすめです。有線化するだけで5〜20ms改善するケースも珍しくありません。すでに有線の方は、次に進んでください。
LANケーブルの確認
LANケーブルの規格が古いと、回線速度に対してボトルネックになります。Cat5e以上、できればCat6Aを使いましょう。ケーブルが劣化している場合も、新品に交換することで改善することがあります。
ルーターの再起動と設置場所
ルーター再起動は一時的なキャッシュクリア効果があります。効果が一時的だとしても、「再起動で直る」「再起動しても直らない」という情報は原因の切り分けに役立ちます。
また、ルーターの設置場所も確認しましょう。電子レンジや金属製の棚の近くは電波干渉を受けやすい傾向にあります。
「すでに有線で、ルーター再起動も効果なし」なら
宅内でできることは試し尽くしています。次は回線側の問題を検討する段階です。
3. 回線側の改善——IPoE方式・回線変更
宅内の対処で改善しない場合、回線そのものに原因がある可能性があります。
IPoE方式への切り替え
PPPoE方式で接続している場合、夜間の混雑帯で速度低下しやすい傾向があります。IPoE方式(IPv6 IPoE対応サービス)に切り替えることで、混雑を回避できる場合があります。
切り替え可能かどうかは、契約中のプロバイダのマイページや問い合わせで確認できます。多くのプロバイダで無料、または低額で対応しています。
独自回線系への乗り換え
フレッツ光・光コラボを利用している場合、夜間にNTTの網終端装置(POI)で混雑が発生している可能性があります。NURO光、auひかり、電力系光回線(eo光、コミュファ光など)は、このPOIを通らないため、混雑の影響を受けにくい傾向にあります。
ただし、独自回線は工事が必要な場合が多く、エリアも限られます。回線変更は最終手段として検討しましょう。
LoLとRiot Gamesの経路問題
同じRiot Gamesでも、ValorantとLoLで挙動が違う場合があります。これはプロバイダごとのルーティング(データの経路)が異なるためです。回線を変更すると、Riot Gamesサーバーへの経路も変わるため、改善する可能性があります。
VPN(ゲーム向け)の利用
GearUPなどのゲーム向けVPNは、中継ルートを最適化することでping改善を謳っています。ただし、効果は環境によって大きく異なります。また、Riot Gamesの利用規約でVPN使用が制限される可能性もあるため、公式の確認をおすすめします。月額課金が発生するため、まず無料トライアルで効果を確認してから検討しましょう。
回線変更の詳細はゲーミング回線の選び方で解説しています。
LoL固有の対処・宅内の見直しを試しても改善しない場合、回線そのものに原因がある可能性があります。Riot Gamesサーバーへの経路が良い回線は、エリアや建物によって異なります。あなたの住所で選べる回線と、ping改善の期待度を約3分で確認できます。
まとめ
LoLのpingが高い原因は、アプリ・宅内・回線の3層に分かれます。再起動もルーター再起動も有線化も試したなら、アプリや宅内の一般的な問題ではない可能性が高いでしょう。
まずはLoL固有の対処(サーバー地域の確認、ヘクステック修復ツール、クライアント再インストール)を試し、それでも改善しなければ宅内(有線化、LANケーブル、ルーター)を見直します。宅内で改善しない場合は、回線側(IPoE方式への切り替え、回線変更)を検討する段階です。
回線起因かどうかは「他のゲームやサイトも同時に重いか」で判定できます。回線変更は工事や費用がかかるため、宅内の対処を全部試してから検討するのが効率的です。
あなたの住所で選べる回線を確認したい場合は、かしこいネット診断から約3分で診断できます。