モンハンワイルズがラグい原因と対処法|PS5・Xbox・PC別に解説
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歴戦古龍のクエスト中にカクつく、ソロでは快適なのにマルチプレイになると急にもっさりする——モンハンワイルズでこうした「ラグい」症状に悩んでいる方は少なくありません。
ルーターの再起動も試した、有線接続も済ませた。それでも改善しないなら、次に確認すべきことがあります。本記事では「ラグの原因が端末(PC・ゲーム機)にあるのか、ネットワークにあるのか」を切り分けるところから始め、プラットフォーム別の設定確認ポイント、回線を見直すべき判断基準までを解説します。
なお、通信エラーで切断される、エラーコードが表示されるといった症状は、本記事とは原因が異なる場合があります。その場合は「モンハンワイルズの通信エラーが頻発する原因と対処法」をご覧ください。
この記事のポイント
- 「フレームレート低下」と「ネットワーク遅延」は原因が違う——症状から切り分ける方法
- PS5・Xbox・PCそれぞれの設定確認ポイントと対処法
- 回線を疑うタイミングと次の一手
目次
「ラグい」の正体は2種類——端末とネットワーク
モンハンワイルズは広大なフィールドと大量のモンスターを同時に描画する負荷の高いゲームです。同じ「ラグい」という言葉で表現されても、原因が端末にあるのかネットワークにあるのかで対処法は変わります。
高スペックPCや高速回線を用意したのにラグい、という声は珍しくありません。ワイルズは従来作よりもデータ処理量が多く、スペックが足りているように見えても特定条件下で負荷が集中しやすい設計です。まずは原因を正しく切り分けることから始めましょう。
フレームレート低下とネットワーク遅延の見分け方
「ラグい」と感じる症状は、大きく分けて2種類あります。下記の表で、自分の症状がどちらに近いかを確認してみてください。
よくある症状と原因の対応表
| 症状 | 原因の可能性 | 確認方法 |
|---|---|---|
| 画面がカクカクする、コマ落ちする | 端末(GPU・CPU負荷) | フレームレート表示をオンにして数値を確認 |
| 他プレイヤーと位置がズレる、モンスターが瞬間移動する | ネットワーク遅延 | Ping値や他ゲームでの挙動を確認 |
| ソロでも重い | 端末の可能性が高い | マルチプレイをオフにして検証 |
| マルチプレイ時だけ重い | ネットワークの可能性が高い | ソロでの挙動と比較 |
| フィールド移動やキャンプ地で一瞬固まる | ストレージ読み込み(SSD推奨) | 外付けHDDからの起動をやめる |
フレームレート低下は、PCやゲーム機の処理能力が追いつかないときに起こります。動作が全体的にもっさりする、60fpsを下回る場面が多いといった症状が特徴です。
一方、ネットワーク遅延は、自分の操作と画面上の動きにタイムラグがある、他のプレイヤーやモンスターがワープして見えるといった症状で現れます。自分の端末の処理は間に合っているのに、インターネット経由でデータをやり取りする部分で遅れが生じている状態です。
「他のゲームでは快適だから回線は問題ない」と考えた方も多いでしょう。確かにそれは有力な切り分け情報ですが、モンハンワイルズは同時接続人数やマップデータの通信量が多いため、他のタイトルでは顕在化しなかった回線の弱点が出ることがあります。一度両方の可能性を検討してみてください。
なお、モンハンライズでも通信エラーが頻発して困っている方は多いようです。ライズとワイルズはどちらもP2P型マルチプレイを採用しており、ネットワーク周りの問題には共通点があります。
PS5・Xbox・PCで試す設定変更
フレームレート低下が疑われる場合は、まずゲーム機やPCの設定を見直します。プラットフォームごとに確認すべき項目が異なるため、自分の環境に合った手順を確認してください。
PS5の設定確認ポイント
PS5でモンハンワイルズを遊んでいる場合、以下の項目をチェックしましょう。
パフォーマンスモードへの切り替え
PS5本体の設定から「セーブデータとゲーム/アプリ設定」→「ゲームプリセット」→「パフォーマンスモードまたは画質モード」を選びます。パフォーマンスモードは画質よりもフレームレートを優先する設定で、カクつきを軽減できる場合があります。
内蔵SSDからの起動
外付けHDDや拡張ストレージにゲームをインストールしている場合は、本体内蔵のSSDに移動してみてください。読み込み速度の差が、フィールド移動時のカクつきに影響することがあります。
ゲームデータの再インストール
一度ゲームを削除し、再インストールすることで破損データを除去できる場合があります。データが大きいため時間はかかりますが、原因不明のカクつきが改善したケースも報告されています。
Xbox Series X/Sの設定確認ポイント
Xbox Series X/Sでは、以下の項目を確認します。
120Hzモードの確認
テレビやモニターが120Hz出力に対応している場合は、Xbox本体の設定で有効化されているか確認します。「設定」→「全般」→「テレビとディスプレイのオプション」から確認できます。ただし、ゲーム側が120Hzに対応していない場合やテレビ側の制約で効果が出ない場合もあります。
クイックレジューム機能の無効化
Xboxのクイックレジュームは便利な機能ですが、長時間使用するとメモリにデータが蓄積し動作が重くなることがあります。モンハンワイルズを一度完全に終了してから再起動してみてください。
ネットワーク設定のリセット
「設定」→「ネットワーク設定」→「詳細設定」→「代替MACアドレス」からクリアすることで、ネットワーク関連の設定をリセットできます。まれに古いキャッシュが残っていて通信に影響することがあります。
PCの設定確認ポイント
PC版のモンハンワイルズは設定項目が多い分、確認すべきポイントも多くなります。
グラフィック設定を「中」以下に調整
ゲーム内のグラフィック設定を確認し、「最高」や「高」になっている場合は「中」程度まで下げてみてください。特にレイトレーシングやボリュメトリックフォグなどの設定はGPU負荷が高いため、オフにすることでフレームレートが安定する場合があります。
VRAM使用量も確認しましょう。タスクマネージャーやGPU付属のモニタリングソフトで、GPUメモリの使用率が上限に近づいていないかをチェックします。搭載VRAMが8GB未満のグラフィックボードでは、設定を下げることが改善につながりやすいです。
バックグラウンドアプリの終了
Discord、ブラウザ(特に動画再生中のタブ)、OBSなどの配信ソフトはCPUやGPUのリソースを消費します。ゲームプレイ中は不要なアプリを終了しておきましょう。
電源設定を「高パフォーマンス」に
Windowsの電源プランが「バランス」や「省電力」になっていると、CPUやGPUの性能が制限される場合があります。「設定」→「システム」→「電源とバッテリー」から「高パフォーマンス」を選択してください。
グラフィックドライバの更新
NVIDIAやAMDのグラフィックドライバは、新作ゲームへの最適化が含まれることがあります。GeForce ExperienceやAMD Softwareから最新ドライバに更新してみてください。
ゲーム内設定の最適化
モンハンワイルズには、ゲーム内でパフォーマンスを優先する設定があります。オプションから「グラフィック」タブを開き、「フレームレート優先」モードが選べる場合は切り替えてみてください。また、解像度スケーリングを80〜90%程度に下げることで、見た目をあまり損なわずにフレームレートを安定させられる場合があります。
ネットワーク側の対処法
端末側の設定を試しても改善しない場合、またはマルチプレイ時だけ重いという場合は、ネットワーク側に原因がある可能性を検討します。
有線接続・ルーター再起動
すでに試した方も多いかもしれませんが、基本的な確認から進めます。
Wi-Fiから有線LAN接続への切り替え
Wi-Fi接続は電波状況によって速度や安定性が変動します。可能であればLANケーブルでルーターとゲーム機・PCを直接接続してみてください。LANケーブルはCAT6以上のものを使用すると、ギガビット通信に対応できます。
ルーターの再起動
ルーターは長時間稼働していると内部に古いデータが溜まり、動作が不安定になることがあります。電源を切り、30秒以上待ってから再度電源を入れてください。
ルーターの設置場所を見直す
Wi-Fi接続を使っている場合、ルーターとゲーム機の距離や障害物も影響します。ルーターが床置きになっている、金属製のラックに入っている、電子レンジやコードレス電話の近くにあるといった場合は、設置場所の見直しで改善することがあります。理想的には床から1〜2mの高さで、壁や障害物から離れた場所に置くのがおすすめです。
「もう試した」という方は、次の項目へ進みましょう。
IPv6 IPoE対応オプションの有効化
夜の時間帯に特に重くなる場合は、IPoE方式での接続への切り替えが改善につながる場合があります。
IPv6とは
インターネットの新しい住所の仕組みで、従来のIPv4に比べて夜間の混雑に強い傾向があります。IPoEは接続方式の名称で、回線の混雑ポイントを通らずにインターネットへ接続できる仕組みです。
多くのプロバイダでは、追加料金なしでIPv6 IPoE対応オプションを有効化できます。契約中のプロバイダの会員ページやサポートページで対応状況を確認してみてください。
「Pingは低いのにラグい」という場合
Ping値(応答速度)が10〜20ms程度と良好なのにラグを感じる場合、jitter(揺らぎ)やパケットロス(データの欠落)が原因の可能性があります。Ping値だけでは回線品質の全体像は測れません。
jitterは通信のばらつきを示す数値で、数値が大きいとデータの到着タイミングがずれて体感上のラグにつながります。パケットロスはデータの一部が欠落する現象で、再送処理が発生しカクつきの原因になります。
これらはPing測定サイトでは確認しにくい項目ですが、回線全体の安定性に影響します。対処法としては、ルーターの再起動や有線接続のほか、回線そのものの見直しが選択肢に入ります。
DNSサーバーの変更
インターネット接続には、URLを住所(IPアドレス)に変換するDNSサーバーという仕組みが使われています。プロバイダ標準のDNSサーバーが混雑していることもあります。その場合はGoogle Public DNS(8.8.8.8、8.8.4.4)やCloudflare DNS(1.1.1.1)に変更すると、応答速度が改善する場合があります。
PS5やXboxの場合はネットワーク設定から、PCの場合はネットワークアダプターの詳細設定からDNSサーバーのアドレスを変更できます。
全部試しても直らない?回線を疑う判断基準
ここまでの対処法を試しても改善しない場合は、回線そのものに原因がある可能性が出てきます。ただし、「回線を変える」は時間とコストがかかる選択肢です。本当に回線が原因なのかを見極めてから検討しましょう。
他のゲームでも同時に重いか
まず確認したいのは、モンハンワイルズだけが重いのか、他のゲームやサイトも同時に重いのかです。
| 状況 | 原因の可能性 |
|---|---|
| モンハンワイルズだけ重い、他は快適 | 端末設定、またはゲームサーバー側の問題 |
| 他のオンラインゲームも同時に重い | 回線の可能性が高い |
| 動画サイト(YouTubeなど)も止まる | 回線の帯域不足や混雑の可能性 |
モンハンワイルズだけが重い場合は、先述の端末設定を改めて確認してください。また、ゲームサーバー側で負荷が高まっている(アップデート直後、イベント開催時など)場合は、時間を置いてから再度試すと改善することもあります。
夜だけ・マルチだけなら回線の可能性
次のような傾向がある場合は、回線そのものに原因がある可能性が高まります。
夜20時〜23時に特に重くなる
この時間帯は多くの人がインターネットを使うため、集合住宅や地域によっては回線が混雑します。昼間や深夜は問題ないのに夜だけ重い場合、プロバイダや回線の混雑が影響している可能性があります。
マルチプレイ時だけ重い
モンハンワイルズのマルチプレイはP2P(プレイヤー同士の直接通信)型の要素があり、データの送受信が双方向で発生します。下り(ダウンロード)だけでなく上り(アップロード)の速度も重要になるため、上り速度が遅い回線では影響が出やすくなります。
ホームルーターやポケット型Wi-Fiをお使いの場合、光回線と比較して上り速度が遅い傾向があります。また、マンションでVDSL方式(電話線を使う配線方式)の光回線を利用している場合も、最大100Mbpsの制約があり改善が難しいケースがあります。
ただし、VDSL方式でも十分に遊べるケースもあるため、「遅い=必ず問題」とは限りません。まずは現状の回線で改善できることを試し、それでも改善しない場合に乗り換えを検討するのが現実的な進め方です。
原因が分からないとき
「端末なのかネットワークなのか切り分けられない」——そこが一番モヤモヤするところだと思います。
かしこいネット診断なら、住まいの種類や使い方から回線の問題かどうかを約3分で切り分けできます。回線を変えるかどうかは、診断結果を見てから判断しても遅くはありません。
まとめ
モンハンワイルズで「ラグい」と感じたとき、原因は大きく分けて2種類あります。
- フレームレート低下(端末の処理能力不足):画面がカクカクする、ソロでも重い
- ネットワーク遅延(回線の品質問題):他プレイヤーと位置がズレる、マルチだけ重い
まずは症状から原因を切り分け、プラットフォーム別の設定確認やルーター再起動、IPv6の有効化など、自分の環境でできる対処法を試してみてください。
回線を疑うタイミングは、「他のゲームでも同時に重い」「夜だけ・マルチだけ重い」といった傾向が見られるときです。対処法を試しても改善しない場合は、回線の乗り換えが選択肢に入ります。
通信エラーで切断される、エラーコードが表示されるといった症状の場合は「モンハンワイルズの通信エラーが頻発する原因と対処法」で別の対処法を解説していますので、あわせてご覧ください。