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WiMAXはテレワークで使える?おすすめのプロバイダ・ルーターを紹介


在宅勤務やテレワークが増えている近年。自宅のネット回線を整えないといけない人も多いでしょう。
WiFiで有名なWiMAXはテレワークで使えるのか、速度は問題ないのか気になっていませんか。
そこでこの記事では、光回線と比較しながら、テレワークにWiMAXが問題なく使えるか解説します。
おすすめのプロバイダ・ルーターもランキング形式で紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
WiMAXはテレワークで使える?

WiMAXのルーターはテレワークで問題なく使えます。工事が不要で契約日当日から利用できるので、急なテレワークにも対応できるでしょう。
WiMAXと光回線の特徴を紹介するので、光回線にするか迷っている人は参考にしてください。
光回線と比較
WiMAXと光回線を比較しました。WiMAXはカシモWiMAX、光回線はフレッツ光を比較対象にしています。
WiMAX (カシモWiMAX) |
光回線 (フレッツ光) | |
---|---|---|
開通までの時間 | 最短当日 | 2週間〜1ヵ月 |
開通工事 | 不要 | 必要 |
持ち運び | ○ | × |
通信制限 | あり | なし |
月額料金 | 初月:1,408円(税込) 1ヵ月目以降:4,455円(税込) |
マンション:2,860円〜5,940円(税込) 戸建て:3,520円〜6,930円(税込) |
WiMAXと光回線の大きな違いは開通工事についてです。光回線は光ファイバーを自宅に引き込まないといけないので、立ち会いのもと工事が必要です。
工事日程の調整を行って業者が工事に来るので、契約してから開通するまでに2週間〜1ヵ月ほどかかります。WiMAXは工事不要で最短で契約日当日から使えるので、急いでいる人はWiMAXのルーターがおすすめです。
光回線は持ち運びができませんが、WiMAXのモバイルルーターは持ち運びできます。カフェで仕事するときにも便利でしょう。
WiMAXには月間の通信制限はありません。ただし、3日間で15GBの通信制限が設けられています。
光回線はデータ容量無制限なので、どれだけ使っても制限がかからず快適に利用できるのが特徴です。
月額料金はWiMAXのルーターのほうが比較的安く利用できます。
上記をまとめると、テレワークには月額料金が安く工事不要で即日利用開始できるWiMAXがおすすめです。
テレワークで使うWiMAXの選び方

テレワークで使うためのWiMAXの選び方・手順をまとめました。それぞれの選び方を詳しく解説します。
手順1.プランを選ぶ
WiMAXの中でもおすすめのプロバイダ「カシモ WiMAX」には2つのプランがあります。
- 5Gギガ放題プラス 3年ずーっと定額プラン
- 5Gギガ放題プラス 2年ずーっと定額プラン
プランの違いは契約期間で、3年契約か2年契約か選べます。3年契約か2年契約かで月額料金も異なります。
(税込) | カシモWiMAX 縛りなしプラン |
---|---|
月額料金 | 4,378円 |
端末代(36回) | 605円/月 |
端末分割払い サポート(36回) |
-605円/月 |
合計 | 4,378円 |
月額料金を抑えたい人は3年契約プランがおすすめです。3年間使う予定がない人は2年契約プランにしましょう。
手順2.プロバイダを選ぶ
WiMAXには様々なプロバイダがあります。どこを選ぶかによって月額料金はもちろん、初期費用やキャッシュバックも異なります。
プロバイダは、WiMAXを取り扱っている代理店と考えるとわかりやすいでしょう。どこのプロバイダでWiMAXを契約しても、性能・エリアなどは全く同じです。
そのため、少しでもお得に利用できるプロバイダを選びましょう。後ほど、テレワークにおすすめなWiMAXのプロバイダランキングを紹介しますので、そちらも参考にしてみてください。
手順3.機種を選ぶ
WiMAXではモバイルルーターとホームルーターの2種類の機種が販売されています。両者の違いは持ち運びができるかどうかで、モバイルルーターは持ち運びが可能です。
ホームルーターはコンセントに差し込んで利用するので、持ち運びできず登録住所以外での使用も禁止されています。
WiMAXで現在販売されている4機種を比較して、表にまとめたので選ぶ際の参考にしてください。
タイプ | 最大受信速度 | 同時接続台数 | 重さ | |
---|---|---|---|---|
Speed Wi-Fi 5G X11 | モバイルルーター | 2.7Gbps | 16台 | 174g |
Galaxy 5G Mobile Wi-Fi | モバイルルーター | 2.2Gbps | 10台 | 203g |
Speed Wi-Fi HOME 5G L12 | ホームルーター | 2.7Gbps | 40台 | 446g |
Speed Wi-Fi HOME 5G L11 | ホームルーター | 2.7Gbps | 30台 | 599g |
※こちらで紹介した数値は、あくまで理論値です。お住いの地域や接続環境によって変動しますのでご注意ください。
テレワークで使うWiMAXを選ぶ時の注意点

テレワークで使うWiMAXを選ぶ時の注意点は4つあります。
- 通信速度
- 通信制限
- セキュリティ
- 料金
それぞれの注意点を詳しく解説します。
1.通信速度
テレワークでWiMAXを使う場合、通信速度は重要なポイントでしょう。特にオンライン会議を頻繁に行う場合、速度が速く安定した通信が必要です。
公表されている最大受信速度はあくまでも理論値です。ベストエフォート式により、実際の速度は異なることを覚えておきましょう。通信時間帯やエリアによっても速度は異なるので、口コミを参考にする際にも注意が必要です。
2.通信制限
テレワークで1日中インターネットに繋ぎ、Zoomなど利用したオンライン会議も行うとなると、使い過ぎによって通信制限がかかってしまう心配があります。万が一通信制限がかかると、仕事に大きな影響を与えるでしょう。
WiMAXでは3日間で15GBの制限がかかるので、テレワークに支障がないのか気になるところです。15GBでどのくらい使えるのかまとめたので参考にしてください。
Zoomビデオ通話 | Skypeビデオ通話 | 記事閲覧 |
---|---|---|
約24時間 | 約4時間 | 約15万ページ |
Zoomビデオ通話はかなりデータ容量を使います。3日間で24時間使えると考えると、1日8時間使用できます。
テレワーク中に1日8時間ビデオ通話をするのはあまり考えにくいので、3日間で15GBの制限はほとんど問題ないでしょう。
3.セキュリティ
テレワークでインターネット回線を使う場合、セキュリティにも気をつける必要があります。
社外秘の情報を取り扱う場合や個人情報を取り扱う仕事であれば、特に情報漏洩に気を付けなければいけません。
WiMAXはWiFiの暗号化方式の中でも最も強力な「AES方式」を採用しています。心配な人はセキュリティ対策オプションも用意されているので、検討してみてください。
4.料金
料金を比較する際には、月額料金だけではなく初期費用や工事費用・解約違約金も確認しておきましょう。
契約事務手数料 | 工事費用 | 解約違約金 | |
---|---|---|---|
月額料金以外にかかる費用 | 3,300円(税込) | 0円 | 10,450円〜20,900円(税込)※ |
※契約期間・解約のタイミングによって異なる
WiMAXは工事が不要なので工事費用はかかりません。ただし、契約事務手数料が3,300円(税込)かかります。
契約期間の途中で解約する場合は、10,450円〜20,900円(税込)の解約違約金がかかる点も注意しましょう。
テレワークにおすすめなWiMAXのプラン
おすすめのプロバイダであるカシモWiMAXには2つのプランがあります。月額料金を抑えたい人は3年プランがおすすめです。
2年プランを3年間使った場合と比較すると、3年間トータルで6,000円ほど安く利用できます。長期間使えば使うほど、3年プランのほうがお得です。
テレワークにおすすめなWiMAXプロバイダランキング
テレワークでWiMAXを契約する際に、おすすめしたいプロバイダランキングを紹介します。
※こちらで紹介したランキングは、編集部が独自に調査したものです。
1位:カシモWiMAX

月額料金 | 端末代金 | キャッシュバック | |
---|---|---|---|
カシモWiMAX | 1,408円〜4,708円(税込) | 無料 | Amazonギフト5,000円分 |
WiMAXのプロバイダの中でもおすすめなのが、カシモWiMAXです。他のプロバイダに比べて、初月の月額料金が1,408円(税込)と非常に安いのが特徴です。
全ての機種の端末代金が無料で、必須加入オプションもありません。
※本記事で紹介したキャンペーン(またはキャッシュバック)の内容は予告なく変更される可能性があるため、必ず公式ページで確認するようにしてください。
2位:Broad WiMAX

月額料金 | 端末代金 | キャッシュバック | |
---|---|---|---|
Broad WiMAX | 2,090円〜4,708円(税込) | 21,780円(税込) | 乗り換え時最大19,000円キャッシュバック |
Broad WiMAXは他社回線からの乗り換え時に、最大19,000円キャッシュバックが受けられるのが特徴です。また2台同時申し込みで、5,000円キャッシュバックのキャンペーンも行っています。
カシモWiMAXとは異なり端末代金がかかるので、契約期間内に解約すると解約違約金+端末残債金がかかるので注意しましょう。
※本記事で紹介したキャンペーン(またはキャッシュバック)の内容は予告なく変更される可能性があるため、必ず公式ページで確認するようにしてください。
テレワークにおすすめなWiMAXルーターランキング

テレワークにおすすめなWiMAXのルーターランキングを紹介します。
※こちらで紹介した商品のランキングは、編集部が独自に調査したものです。
1位:Speed Wi-Fi HOME 5G L12
Speed Wi-Fi HOME 5G L12はWiMAXのホームルーターで、コンセントに挿すだけでインターネット通信ができます。
持ち運びができるモバイルルーターよりも、ホームルーターのほうが安定した通信ができるのがメリットです。同時接続は40台まで可能なので、家族が多い人にもおすすめのルーターです。
2位:Speed Wi-Fi 5G X11
Speed Wi-Fi 5G X11は、持ち運びができるモバイルルーターです。自宅だけではなく、カフェや外出先でも仕事がしたい人におすすめです。
大容量バッテリーを搭載しているのに、軽量なので気軽に持ち運びができます。
テレワークでWiMAXを利用する際のよくある質問
テレワークでWiMAXを利用する際によくある質問2つにお答えします。
WiMAXが遅い・繋がらない場合はどうすればよい?
WiMAXのルーターが遅い・繋がらない原因として考えられるのは3点です。
- ルーターの不具合が発生している
- エリア外にいる
- 速度制限がかかっている
ルーターの不具合が発生している場合は、ルーターの再起動やパソコンの再起動によって改善されることがあります。エリア外にいる場合は、何をしても繋がらないのでエリア内で使用しましょう。
万が一3日間で15GB以上使っていると速度制限がかかるので、その場合は制限が解除されるのを待つしかありません。
レンタルや短期契約はできる?
WiMAXはレンタルや短期契約は行っていません。2年契約か3年契約になるので注意しましょう。
テレワークのWiMAX利用まとめ

- WiMAXはテレワークで問題なく使える
- テレワークにおすすめのプロバイダはカシモWiMAX
- テレワークにおすすめのルーターはSpeed Wi-Fi HOME 5G L12
WiMAXは工事不要で契約日当日から使えるので、急なテレワークにもおすすめです。3日間で15GBの通信制限がありますが、Zoomでビデオ通話を行う場合でも問題なく利用できるので心配しなくてよいでしょう。
テレワークにおすすめのプロバイダは、月額料金の安いカシモWiMAXです。テレワークにWiMAXを契約しようと考えている人は、ぜひカシモWiMAXを利用してみてはいかがでしょうか。
公開日時 : 2022年02月02日

ガジェット大好きライターです。元携帯ショップ店員で、iphone・Androidスマホ・タブレット・PHS・WiFiルーターなど色々な端末を持っていた経験があります。
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